地下闘技場 春麗 プロローグ (Pixiv Fanbox)
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地下にこんな場所が…
大きな闘技場、確かにここなら犯罪者も堂々と人を殺められるってわけね。
もうこんな戦いの場に身を置くことは無いと思っていたけど、
知ってしまったからには放って置けないわ。
これだけの施設を作り、人を集め、運営する…、相当大きな組織が絡んでいそうね。
嫌な予感がするわ。
内情を探る為とはいえ、単身で出場するべきではなかったかしら…。
いえ、誰かに協力を仰いでも危険な目に遭わすだけかも知れない。
ふぅぅ…。大丈夫。もし戦いになっても私にはクンフーがある…。
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…医務室、ここね。
肉体強化剤は禁止で他は OK…。
変なルールね。
ここは無法地帯に思えるけど、このルールだけは徹底しているみたい…。
犯罪者を含め参加者全員にルールを強いる事が出来るという事は、やっぱり裏で大きな力が…。
まずはここの医師にいろいろと聞いて、探りを入れてみようかしら。
コンコン
医師「はい、どうぞー」
春麗「失礼します。エントリーNo.016522、春麗です」
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プロローグはここまでです。
アテナ続編と並行して描いております。
しばらくお待ちくださいませー。