【Pixivリクエスト】日野森志歩、セ●レ宣言 ~呼び出し編~ (Pixiv Fanbox)
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※これはprskの2次創作小説です。
※オホ声、キャラを執拗に貶める言葉責め、淫語要素を含みます。
午後にバンド練習を控えた、朝10時頃のこと。
「しぃちゃん、よかったらお仕事でいただいたお菓子……あら? 物音がしたと思ったのだけれど……」
志歩の姉――雫が首を傾げて室内を見回す。いつもであれば防音材を敷き詰めたデスク周りで作業をしているものだと思っていたが、目的の人物……志歩の姿はそこにはなかった。寂し気な表情から一転、ベッドに膨らみを見つけ目尻を緩ませる。
「お休み中だったのね。しぃちゃんの寝顔は見たいけど、この前勝手に入らないでって怒られちゃったし……しぃちゃん、おやすみなさい。電気消しておくね」
構いたくなる気持ちを必死におさえ、雫は部屋の照明を消す。そして布団の中の志歩を起こさないよう襖をゆっくり締めた。
「……もう、いった?」
足音が完全に聞こえなくなった頃、雫の思惑とは裏腹にベッドの中から部屋の主が這い出してきた。ぼさぼさに荒れ狂う髪を指でなんとか梳き、ため息をつく。いつもの距離感と同じ勢いで布団に潜り込まれるかと危ぶんだが、牽制し続けた甲斐あってようやく姉にも「妹を放っておいてあげよう」という選択肢ができたらしい。
さて、雫が気を遣って照明を消したのもあり室内は真っ暗だ。すぐに照明をつけようとして志歩は動きを止める。また戻ってきた姉が見つけでもしたら今度こそ「しぃちゃん、起きたのね~!」と飛びこんでくるのが容易に想像できた。照明をつけるのは避けた方がいいと判断した志歩はひとりでに頷く。幸い明るい時間帯なのもあり、外の光にうっすら照らされた室内であればベッドから転げ落ちるようなこともないだろう。
次に丸めた掛布団の下へ手をもぐりこませ、手探りで何かをまさぐる。何度か苛立ったようにかきまわしたのち、目的の感触をようやく掴む。布団と同じく布で作られたものでありながら、他人の目から隠す必要のあった物をとりだした。
――それは一組のランジェリーだった。女子校生が着用するには到底憚られるセクシーな装飾をほどこされている、いわゆるエロ下着である。
一見繊細なレースで装飾されているかのように見えるが、実際手に取って広げた者ならば言葉を失うであろうデザイン……真っ黒な総レースだ。志歩は指でつまみ上げながら、改めてエロ下着の状態を確認する。
まずはブラジャー。身体に宛がった瞬間まるで乳輪部分は見せるのが当たり前だろうといわんばかりに丸い穴が開き、本体を支えるのは首の後ろと背中にそれぞれひとつずつ蝶結びをつくる紐だけ。脱ぐまでもなく素肌は透け、丸出しの乳輪と乳首が常に顔を出している。こんなものを学校に着用していけば体育の着替えが終わるまでに痴女確定である。
ではショーツはというと、こちらも負けず劣らずの露出度だった。総レースは最早当たり前、サイドは頼りない紐で結ばれておりブラジャーと同じく学生らしからぬデザイン。伸縮性のない紐による結び目はかろうじて蝶結びの形を保っているが、着用して走りまわればあっけなく床に舞い落ちるだろう。
「なんでこんなの買っちゃったかな……」
学生である彼女が所持していることすらおかしいといえるエロ下着。しかしこんな下着が手元にある理由は「志歩自身が昨日購入したから」に他ならない。
ショッピングモール内の店舗ではなく、わざわざ奥まった通りにある人目を避けた専門店まで足を運んで購入した。もちろん志歩のような若い女性の姿はほぼなく、カップルというには年齢差が開きすぎた男女や逆におひとりさまを満喫していますといった表情の男性がちらほら。この場所に不似合いな志歩は帽子を目深にかぶって顔を隠し、会計を終えると同時に逃げるように店を後にしたのだった。
そんな記憶を巡らせつつ、志歩は手に持つエロ下着へ視線を向ける。薄暗い室内でもそのデザインの異質さはよく見えた。重さを感じない程布面積の少ないそれをいたずらに広げたかと思えば、足音が近づいてきていないか聞き耳を立てる。そんなことを二、三回繰り返したのち、ついに志歩は雑に丸めたままの掛け布団をのけた。そして普段部屋の隅においやっている姿身を引き寄せる。鏡面には薄暗い室内と見慣れた部屋着を着用した自分自身、その手に持ったエロ下着がうつっていた。
「……本当、変態みたいな下着……❤」
部屋着の上から身体に押し当てれば、下着のデザインがより際立つ。禍々しさすら感じさせる黒色は自室にも部屋着にもマッチせず、か細い紐同然にも関わらず存在感だけをひたすらに主張していた。異質なそれを投げ出す……ことなどせず、志歩はトレーナーを脱ぎ捨てた。かろうじて窓から淡く射す光の筋が彼女の背をなぞり、室内に肌のまばゆさを照らし出す。
躊躇いつつももともと着用していたブラジャーのホックを外せば肌寒さにピンッ❤と勃った乳首が現れる。彼女が腕を上下させる度、うっすら生えた産毛がわずかな光を反射していた。
家族のものと共に何度も洗われたブラジャーは軽く畳んで枕元に置き、かわりに昨日購入したばかりのエロ下着を手にとる。日常使いなど一切想定されていないためカップ部分は存在せず、薄く細い構造もあいまって向きを確かめる時間は無意味に過ぎていく。
首をひねりながらレースをひらひらと舞わせている間も、寒さに慣れてきたはずの乳首は未だに勃起していた。理由は勿論「私、普通の女子高生が着ないようなエロ下着をこれから着るんだ……❤」という興奮からだ。
ようやく背面に回すべき紐が掴めた指を後ろへまわし、同じようにもう一組の紐をうなじへ向かわせる。まったく伸縮性のない紐を結んでいる間も、下着を着用したときの一種の窮屈感は皆無だ。
紐を結び終えた志歩が胸を見下ろすと、普通であればカップにおさまるはずの乳輪がごく当たり前のように露出していた。レースの合間から間抜けに飛び出た乳首を隠すフリをしつつ、爪先で弾いてみる。
――ピンッ……❤
「お゛ぉッ……!❤」
ひとりきりの薄暗い室内に低い唸りが響く。慌てて口を抑えるも、続けて手のひらにはフッ!❤ フッ!❤と熱い呼吸が繰り返し当たっていた。呼吸が落ち着くのを待つことなど当然できなくて、指は再び無防備な乳首を刺激する。
――ピンッ❤
「う゛……ッ!❤❤ う~……❤ ふ~……ッ!❤❤❤」
――ピンッ❤
「うあ゛ぁ~~……ッ❤❤❤」
ベッドの上で投げ出していたはずの足がどんどん持ち上がり、太ももからつま先までぴ~んッ❤と伸びた。それは志歩の体内で高まる性感を示す動きでもあった。
総レースブラジャーから飛び出るがまま弾かれた乳首を、ついに震える指が摘まむ。痺れるような刺激に仰け反りそうになるも、必死に歯を食いしばり耐えた。これまで自分で加減していた力を完全に解き放ち、つまんでいた乳首を……思いっきりつぶした。
――ぎゅう~~ッ……!!❤❤❤
「お゛、お゛、お゛、お゛~~……ッ❤❤❤」
志歩は喉を傷めそうな程低く濁った声を抑えることは諦め、むしろ唇を思い切り伸ばしたあほ面をさらけ出す。数分前までピンッ❤ ピンッ❤と伸ばしていた足は完全にシーツのはるか上空を舞い、露出乳首潰しオナニーによって興奮したまんこからは十分な程のまん汁が分泌されている。その間、力任せな指は志歩の意思とは関係なくずっと乳首を嬲っていた。
時間にすれば数秒、志歩の感覚では数十分も経ったかといったところでようやく指が離れる。
力を込めすぎたことで爪は白ばみ、乳首の感覚もない。室温にまったく相応しくない程の汗が志歩の首筋を流れ落ちる。荒い呼吸とともに髪と肩が上下し、細めた目は壁の防音材の模様を見つめていた。
まだ日の射し込む明るい時間帯にも関わらず、志歩の脳内は「手加減なしチクニーやっべェ❤ エロ下着つけてバカオナニーエッグいッ❤」といった煩悩まみれだ。
(このまま"下"も……❤❤❤)
力任せチクニーで増長された性欲がおさえられることもなく、彼女はベッドから畳へ足を下ろす。緩いスウェットが性急な手によってずりおろされれば飾り気のないショーツと小さくも丸みのあるヒップラインが露わになった。
ショーツは普段の入浴時よりも乱雑に脱ぎ捨てられ、畳に淡い色どりを足す。総レースのエロ紐ショーツをつかめばまた前後や裏表の確認からやり直し。ブラジャーよりもさらに面積の小さなそれをこね回し、ようやく紐の向きを捕らえる。肌に触れる柔らかさを感じながら左右の紐を結べば、クリトリス、膣穴、肛門のメス弱点丸出し❤バカまん下半身❤の出来上がりだ。
まずは期待にヒクヒク❤震えるクリトリスをそっと指で撫でる。排泄にも使わない、ただ快感の為だけに存在するそこは肉独特の弾力を持っていた。普段先端を覆っている包皮はごく当たり前のように剥け、気持ちいいクリコキオナニーを待ち望んでいる。
乳首のバカアクメ絶頂で学んだのか、指は痺れつつも心地よい刺激をキープし続ける。時折まん肉を片手で広げる仕草は手慣れており、挿入を渇望しながら普段オナニーに励んでいるのが見てわかった。
「ふ~……ッ!❤❤❤ もう、ほじるッ❤ まんこほじって朝からオナる……ッ!!❤❤❤」
こめかみに青筋を浮かべた志歩が表情通りのドスの効いた声で呟き、己の指で膣穴の入り口にちょん……❤と触れた瞬間だった。
――~♪
「! ……カズキさん」
志歩がスマートフォンの画面にうつった名前を認識すると、一瞬で目が覚めるような感覚に包まれた。酒に酔った自分をラブホテルに連れ込み、刺激の強いアダルトビデオを鑑賞させ、この身体にどうしようもない程の快感を教え込んだ男。その挙句自分の思い通りにならないのならばもう用はないと背を向ける自分勝手な者だ。
しかし何よりも愚かなのは……彼に媚びへつらって生き恥同然❤ご都合セ●レ嘆願❤おまんこレビュー付き全裸土下座❤を録画されることを望んだ志歩自身である。ちなみにあの映像が彼の友人に鑑賞され、「この女終わってるな」と酒のツマミにされる瞬間を妄想して何回もオナニーに励んだ。
そんな彼、カズキが連絡を取ってくるのは実は初めてだ。釣った魚に餌をやらないタイプなのか、これまで志歩が何度セックスやオナ電のお誘い、エロ自撮りを送ったところで既読すらつけなかった彼が今更何の用だろうか。
怒りと喜びに震える手がスマートフォンへ伸びる。過剰に分泌されていたまん汁が指先にまとわりついていたのか、画面には粘っこい跡がついた。しかしそれよりも志歩は電話をかけてきた男のことしか頭になかった。文句のひとつでもいってやろうと意を決した志歩の耳にあの声が流れこむ。
『志歩ちゃん、久しぶりー』
「……何か用ですか」
一見そっけない言葉で返しつつも、志歩の頬はほんのり赤らんでいる。乳首グリ潰しアクメ❤の名残と呼ぶには表情が緩んでいるようだ。もしも犬のような耳やしっぽがついていれば、残像が見えるほど振りまくっていただろう。
『いやいや、用なんて決まってるでしょ。志歩ちゃんってばあのおまんこ土下座忘れたの? オレに呼ばれたらすぐセックスさせていただきま~す❤って宣言してたでしょ』
「あ、あれは……ああやって言わないとダメだったから……!」
『ダメって何? 全裸土下座でセ●レ希望してる時点で人生終わってるから今更まともぶんなよ。ちょうど暇だから大学帰りついでに一発パコろうかな~って感じなんだよね。これから来てくれる? 場所はとりあえずシブヤ駅前で』
ナンパしてきた当初とはうってかわって乱雑な扱いだ。もう自由に使える穴だとわかっている以上、ご機嫌取りをする必要もないのだろう。家族、そして幼馴染たちと十数年かけて培ってきた自分の存在をあからさまに邪険にされていい思いはしない……はずだった。
実際には、常識人ぶって眉をひそめつつも志歩の指はカズキの声をオカズにクリトリスをピン❤ピン❤弾きまくっている。
「ん゛ッ❤ クリピン、キクッ……❤ 今日はバンドの練習が……!」
『セックス断りながらオナってるとかギャグじゃん。じゃ、あと30分以内に来てねー』
「ちょっと、勝手に……」
最後まで一方的だった彼の声が切れ、画面は見慣れた壁紙に戻る。志歩はエロ下着を着用したままため息をつき、すぐに時計を確認した。そろそろ食卓で食事をとらなければ、元々予定しているバンド練習は間に合わなくなるだろう。勿論カズキからの身勝手な呼び出しになど応じている暇はない。志歩の舌打ちが一度だけ部屋にこだました。
「まったく……パコりにいくに決まってるでしょ。セ●レなんだから❤❤❤」
……その後、シブヤに駆け付けた志歩が見たのは通りすがりの女性に逆ナンされているカズキの姿だった。どれだけあしらっても絡まれ続け、そこにタイミングよく来てくれたといわんばかりの笑顔で志歩の元へ駆け寄ってくる。ようやく諦めて立ち去る女性と腰に手を回してくるカズキを横目で眺めつつ、彼女は思案していた。
(女性側から下心ありきで話しかけるとか……プライドないのかな。私の場合はあくまでカズキさんが声かけてきた側だし。まぁそのあといろいろあったけど……でも向こうが声かけてこなければ出会わなかったのは事実だから。っていうか通りすがる女の人、みんなカズキさんに見惚れすぎ……見る目ないのかな。女子校生である私にセックス再開強請らせた挙句、セ●レになりますって言わない女をヤリ捨てすることに躊躇いないクズのヤリチンだよ……?❤ 処女の私を膣慣らしピストンでまんこファーストにさせるぐらいセックスがうまくて、ゴムさえつければ恥ずかしい体位もちんぽ強請りもさせていいと思ってるようなヤリチン……❤❤❤ 散々人からの連絡無視してたくせに……自分がパコって気持ちよくドピュりたい時だけおまんこ呼びつける最低の男❤❤❤ ……って、あれ?)
恨み言とちんハメの記憶が入り混じった思考をする志歩を誘導するように、カズキが進行方向を変えた。人ごみに流れていかないよう志歩は慌てて彼の身体にしがみついた。彼は腰にまわした手で尻肉の感触を楽しみながらどんどん歩みを進める。
ようやくカズキが振り返ったのは、路地裏の突き当りまでやってきてからだった。暗く湿ったそこはさっきまでの街中からは想像できない程静かで、文字通り人もいない。二人だけの世界と呼ぶには薄汚いそこで彼は志歩の顎を指で掬った。
反射的に目を閉じたものの、なんのアクションもやってこない。おそるおそる目を開いた瞬間、カズキの手は志歩の胸元へ伸びた。そして迷いなくシャツ越しの乳首を掴む。
――ぎゅ~~……ッ!!❤❤❤
「ッうお゛ぉ……ッ?❤ な、なんで……ッ❤❤❤」
「な~んかぼーっとしてるのが気になってさ。やる気ないなら帰っていいよ?」
――シャツ越しでもビンビン勃起丸わかり乳首、コネコネ~~ッ❤❤❤
「あ、あんたが……ッ呼んだんでしょッ……❤❤❤ ッほ❤ 乳首コネッキクッ……❤ お゛ッおッやっべ乳首で……イッグッ!❤」
――クソ雑魚アクメで腰ヘコヘコ~ッ❤ 絶対女子校生がしちゃいけないような腰振りで無自覚ちん媚び❤ あの日がちイキアクメ知ってから毎晩まんズリコいてるどスケベ女に大変身❤❤❤ ひとりで枕とシーツをぐちょ濡れにしながらエロ汁まみれの腰振りしちゃうっ❤ 彼氏もできたことない一匹狼なのに路地裏で乳首雑にコネられてイクッ!❤❤❤
「乳首コネられて秒でイってるやつに発言権とかなくない? っつーか感触的にこれノーブラ?」
「ノーブラなわけないッ……変態扱いしないで❤❤❤ ちょっと乳首が出てるデザインなだけだからッ❤❤❤」
「乳首出るブラつけてる方が変態だろ。変態は変態らしい恰好したら?」
「……❤」
身長だけの問題ではなく、支配する側である存在にしか出せない威圧感が志歩に降りかかった。カズキからの威圧感を真正面から受けた志歩は一瞬たじろいだものの、すぐに口角を引き締める。
空の雲が移動したのか、薄暗かった路地裏に一筋の光が射し込む。その光をなぞるように志歩の指がベルトを外した。その流れでズボンをずり下げようとするも、屋外で衣服を脱ぐという行為への躊躇いが邪魔をする。手元にかかるシャツを何度払いのけても落ちてくるシャツがうっとうしいのか、ついにはたくし上げた裾を唇で挟んで持ち上げた。
ここまでやってようやく掴めた金具同士がぶつかりあい、二人の耳には届かない小さな音をこぼした。
「ふ~……ッ❤ ふ~……ッ❤」
次に、なんとか下げられたファスナーから素肌が覗く。縦長のへそは細く薄い腹に相応しい。白く滑らかな肌を晒すようにさらにズボンをずり下げて、ようやく腰骨近くで結んだ紐が現れる。
その存在に気付いた瞬間、ずっと見下ろして待つだけだったカズキの視線も奪われた。しかし、数多の女をセ●レ志願させてきたおちんぽ強者男性である彼が紐の意味を理解するのに時間はかからなかった。鼠径部から腰骨までの少女然とした緩やかなラインを這う黒い紐を無遠慮につまみながら問いかける。
「志歩ちゃん、これ引っ張っていい?」
「ダメにきまってるでしょ……!❤ 紐とけたら、ズボンの中とはいえまんこ露出する変態みたいじゃん……ッ❤❤❤」
「セ●レと通話しながらクリオナして、呼び出されたらほいほいやってきて、エロ下着で野外アクメして、変態以外の何物でもないけどね」
「……うるさいッ❤❤」
真っ赤な顔で睨まれても怖くないよ、とおどけるカズキの手をおしのけ、志歩は通りへ戻るため身なりを整えた。わずかに湿ったシャツの裾を雑に払いながら路地裏から抜ける足音はやけに大きく、むしゃくしゃしているのだと察しが付く。
しかし志歩の足がラブホテルへまっすぐ向かうのが滑稽で、カズキはにこにこ笑いながら彼女を追いかけるのだった。
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「シャワー浴びるけどどうする? 一緒に入る?」
てっきり部屋に足を踏み入れた瞬間セックスに持ち込んでもらえるとばかりに思っていた志歩は、予想外の申し出にカズキを見上げる。しかしその視線はジャケットを脱いだ彼の背中をちらちら盗み見するものに変わった。唇をもごもごさせながら自分もコートを脱ぎ、ついにこくり❤と頷く。
志歩が高鳴る胸をおさえながらついていけば、カズキは脱衣所に立ち優しい笑みを浮かべて待っていた。人二人が同時に行動するには少し狭いそのスペースでカズキは気にする素振りもなく服を脱ぎ始める。
――むわっ……❤
「ぅお゛っ……❤」
躊躇いなどなく下ろされたズボンとボクサーパンツの内側からガツンと香るむれたちんぽ臭に、志歩の鼻孔がピクピク蠢いた。もしもこの顔を宮女の教室で披露すれば、志歩の地位は一瞬で底辺に落ちるだろう。脱ぐ為にシャツのボタンをつまもうとした指も止まってしまう。視線はもちろんカズキの股間に釘付けだ。あれだけ思い返してオナニーのオカズにしたちんぽが与えられては無理もない。
「志歩ちゃんちんぽ見すぎー」
「うるさい……❤ ふ、普通見るでしょ、そんなでっかくて……くっせェちんぽ❤❤❤ オナニーなんて時間の無駄でバカバカしいと思ってたのに、これでおまんこほじられてから私毎晩思い出しオナニーするようになったし……❤ スマホでハメ乞い系AVとか探してもカズキさんみたいなセックス実践ちんぽと巡り合えるわけじゃないし、どれだけ私が悔しい思いでまんほじしてたと思ってんの?❤」
彼が姿勢を変えようと腰をくいッ❤と突き出す度、ちんぽもぶるんッ❤と揺れる。自分では一生感じることのできないだろう揺らぎを視線が追いまわしてしまう。前回挿入されたとはいえ実はまじまじと観察するのは初めてであり、今後のオナニーをよりクオリティの高いものにするべく必死なのだ。
ちんぽへの熱中を証明するように、シャツから脱ぎ始めたはずの志歩の手が己のベルトへ向かう。屋外で彼女なりにカズキへ媚びたときよりもスムーズな指先でズボンをおろし、今度は紐だけではなく大事な部分が丸出しなエロ下着の全貌が現れた。
そしてその手は当たり前のように露出されたまんこへ向かう。楽器を手入れする時よりも性急な動きでまん肉を捕らえると、しっかりそこを割り開く。前回の毛むくじゃらまんことは違い、貴方様のご指示の通りまん毛は剃りましたというアピールだ。ちんぽにはまんこで応えよ、という思想を持つ者にしかなしえない行動だろう。
もはや凝視もアピールも隠さない志歩を見下ろしながら、カズキはちんぽを掴む。勃起していないながらも重量感を感じさせる竿、ぷりっ❤とした亀頭を志歩に突きつける様はまるで銃口のよう。案の定それを受けて志歩はちょうどボタンを外し終えたシャツをはらりと落とし、さらにまん肉を剥く。一秒一秒が過ぎる度、まんこからは発情したメスの香りが濃くなっていく。
腰に携えたちんぽを向ける男と、まん肉を剥き出しにするガニ股中腰のエロ下着女。向かい合った二人の静寂は唐突に裂かれることとなる。
「よかったら舐める?」
言葉を口にしたのはオス……カズキの方だ。まんこを見せつけられても動じない彼は、むしろ見せるだけでなく直接ちんぽに奉仕する権利を授けると言う。弱者男性には到底真似できないちんぽ猛者っぷりだが、志歩の反応も『必死に頷く』というセ●レらしいものだった。
まん肉を剥いたガニ股の間抜けなポーズのままゆっくり腰を下ろし、目の前にぶら下がるちんぽを真正面から見つめる。直接脳を殴るような卑猥な香りに思わず食いつきたくなるがなんとか我慢したようだ。その反動か、まん肉をおさえていたはずの指が思いっきりクリトリスを弾きだしたのはカズキからも見えるが止めろという指示はない。
「シャワー入るんじゃなかったの……❤ ……ッふ~……❤ 匂い濃すぎ……❤ 直嗅ぎすっげ❤ やっべ……キク……❤」
「志歩ちゃんとヤったより後だったかな~? セ●レに『シャワー入ったらきれいになっちゃうからその前にしゃぶらせろ』って頼まれてさ。いやその発想がなかったっていうか、メス側の意見って貴重じゃん? せっかくだからその子と次会ったときシャワー前ちんぽしゃぶらせてあげたらもう大喜び。フェラだけで三発も絞られちゃって、その子も精液ののど越し味わいながら足パカパカさせてアクメしててさ~……その日はそれで終わりにしたんだけど、こんな喜んでくれるなら他の子にもやらせてあげた方がいいかなって思って」
ごく自然に他のセ●レの存在を話題に出された志歩の指が一瞬止まる。みるみる不機嫌そうに眉根が寄り、尖った唇からは怒りと性欲由来の熱い吐息が噴出され、ちんぽを撫でた。
(私からの連絡は全ッ部無視してたくせに、その間に他のセ●レ優先してちんぽしゃぶらせてたって……?❤❤❤ しかも話聞いた感じ、気ン持ちいいパコパコ❤セックスじゃなくてちんぽ舐めただけで終わりってことでしょ?❤ ありえないッ私なら絶対処女卒業したておまんこに何回でもピストンさせるのに……❤❤❤ 三発射精したっていったって所詮は口じゃん❤ まん汁ぬるんぬるんの膣ヒダぬぽコリまんこの方が絶対気持ちいいはずなのに、私のハメ乞い自撮りや精いっぱいのお誘いメッセージよりもバカしゃぶり口オナホの方が優先だったなんて……!❤❤❤)
「――そんなに口がいいっていうなら、しますけど?❤❤❤」
わずかに上ずりながらも、平静を装った志歩の声が尋ねる。
もちろん目の前のちんぽをオカズに指はまんこに向かっているし、なんならクリトリスどころか既にまん汁垂れ流し状態の膣穴をほじっていた。ガニ股のまましゃがんだことで伸縮性のない腰紐は食い込み、今にもブツン!と音を立ててちぎれてしまいそうだ。
「私は口よりおまんこの方が絶対気持ちいいと思うけど……まぁ、やらずに判断するのもよくないし」
仕方ないといいたげな口調とマッチしない、カズキの機嫌をうかがうような上目遣い。なけなしのプライドがそうさせるのはカズキも理解しているが、それを甘やかすことはない。彼の手が志歩の髪を梳き、上向かせる。
「じゃあしゃぶってもらっていい?」
「……ふん❤」
おしゃぶり許可が出された志歩は、わずかに乱れた髪を軽く耳にかけ改めてちんぽを見据えた。ガニ股でしゃがみこんでいるにも関わらずふらつかないのは若さ故か、それともちんぽを目の前にしたことによる興奮故か。ちなみに、既に垂れたまん汁は脱衣所のマットにシミを作っており、どんなに姿勢が良くともまんこを見れば性欲に素直な煩悩の持ち主であるのは丸わかりだ。
薄く形のいい唇をめいっぱい尖らせて亀頭へ接近すれば、ずっと嗅ぎ続けて慣れたと思ったチン臭がさらに濃厚になったことに気付く。そのことに内心驚愕しつつも表情には出さない。
なぜならば、今はちんぽしゃぶりで自分の方が優秀なセ●レであることを思い知らされせるチャンスタイムだからである。では抑え込んだ衝動はどこに行くかというと、その分膣をほじる指の動きが激しくなるだけ。
そんな志歩の唇が、ついに……
――ちゅっぽ……❤
目標としていたちんぽと接触を果たす。それはファーストキス以来の熱だった。志歩の唇に訪れる刺激は熱く、弾けるような感触。しかしそれは誰かの唇ではなく、処女まんこを食い荒らしセ●レにさせたちんぽ。
肉感のある亀頭と瑞々しい唇が触れ合っている間、二人は言葉を口にすることはなった。脱衣所には時折呼吸音だけが漏れる。狭いスペースでしゃがむことを強いられ、蹲踞フェラに耽る志歩のまつ毛がふるふる震えている。
視界にうつるのは勃起未満ながらも太ましく、強者の余裕を持つちんぽ。そして根元に程よい質量で茂る陰毛だった。穴っぽこをほじられる側である自分にはない威圧感の根底はここにあったのかと錯覚させる程の絶景。彼が支えたままの竿をゆっくり受け取り、ついに志歩の唇と指が礼儀正しくちんぽに付き従う。それは、ベースを持つよりも丁寧な手つきだった。
――ぢゅるっ……❤❤
(おちんぽしゃぶり許可、ありがとうございます❤)
――ちゅう~……っぱ❤ んっちゅ❤
(セ●レとして呼び出し、ありがとうございます❤❤)
――ぢゅっぱ❤ むっちゅん❤ ぷちゅ❤ ぢゅう~~……❤
(私をセ●レにしていただいて、ありがとうございます❤❤❤)
長く丁寧な吸い付きが心地よいのか、カズキは再び吐息を漏らす。数多のセ●レを無意識にライバル視する志歩にとってそれは合格のベルのように聞こえた。実際に彼のセ●レの顔を見たわけではないが、男を満足させる術を持っているからこそ現役女子校生である自分より優先されるのだろう。
そして、そんな女の中から今日は自分が選ばれた。選択自体は気まぐれにすぎないだろうが、このチャンス(久々の性欲発散セックスチャンスとしても、明日からの新鮮なオカズ補給チャンスとしても)を無駄にするわけにはいかない。
思わず腰にしがみつきたい欲を必死に抑えながら、志歩はゆっくりと唇を離す。前傾していた顔を一度しっかり持ち直し、唇に張り付くチン臭の名残を堪能する。思わず唇をぺろりと舐めると、わずかに付着していたしょっぱさが舌に絡みついた。これまでに口にした食べ物のどれよりも癖になる味わいだといわんばかりに志歩はまぶたを閉じて味わう。
時間にしてわずか数秒、しかししっかりとフェラの開幕をかみしめた志歩は二つの目でちんぽを見つめなおす。自分が最初にくわえた瞬間よりも確実に膨張したことに喜びを感じつつ、背筋を伸ばした。エロ下着でエロ蹲踞をしているとは思えない堂々っぷりだ。
「じゃあガッツリしゃぶりますね……❤ この舌で、亀頭から根元までたっくさんねろねろ舐めまわして、金玉から粘っこい精液のぼらせるつもりなんで……覚悟して❤」
頭上で待ち構えるカズキへ視線を向け、挑発するように舌をうねらせる。口内見ろっ❤ この舌で裏筋舐られて情けなく射精しろっ❤と言いたげな表情だ。しかし強気に構えていた志歩がどのような経緯でセ●レになったかを知っているカズキからすればこれもただの前振りでしかない。
「……あ~……んぅむ……❤❤❤」
可愛らしい吐息とともに志歩が先ほどよりも深くちんぽを咥えこむ。チンキスは主に征服感をかきたてるが、温かくぬめる口内によるフェラはちんぽへの性的刺激として圧倒的な満足感を感じさせた。
セ●レ多頭飼いであるカズキからすればよく見知った感覚ではあるが、ちんぽに訪れる快楽が多くて悪いことはない。柔い唇はどんどん根元を目指し、不慣れな感覚に時折苦しそうな表情を浮かべながらも前進する。彼の鼠径部へ近寄っていくうちになんだかくすぐったい感覚に気付き、その原因を探ると志歩の鼻息で乱れた陰毛の内の一本が飛び出して彼女の眉間を優しくつついていた。
「ん~ッふ……❤ っふ、ぅ~……❤❤❤」
男の股間に顔を埋めているのだと嫌でも実感させられ、志歩の呼吸はさらに早まる。そして酸素とともに鼻と口の両方からダイレクトちんぽスメルを取り込む。もちろん実際に嫌がるわけではなく、舌先は口内を我が物顔で縦断する竿をこれでもかと刺激していた。亀頭、カリ、裏筋……今日が終わっても私がこの舌でチンポを舐めまわしたのだという思い出が薄れないよう、余すことなく舐めまわす。竿を這う血管による段差すらも愛おしく感じていた。
――ぢゅる……❤❤ ぢゅるるる~~……❤❤
「んっふ……❤ ここの部分舐めるとちんぽ跳ねて、私のフェラで勃起してるのわかりまふよ……❤❤❤」
「あー上手上手、集中したいから喋んないでくれる?」
どんなに丁寧なフェラをしても、目の前の彼にとっては都合よく自分に媚びてくる女でしかない。誉めるような言葉を含めながらも欲求を隠しもしない彼の態度に志歩は目を細める。それはこれまで何度も浮かべた不満を示すものではなく、「もうっ❤ しょうがないんだから……❤❤❤」という一種の愛情であった。これを愛情と呼ぶにはカズキから志歩への態度に問題があるものの、志歩が満足しているのならば問題はないだろう。
――じゅ~……っぱ❤ ごっきゅ❤❤❤
見計らったように分泌されてきた先走りを逃してやるものかといわんばかりに吸い取り、真空状態の口内で嚥下を試みる。先走りは物体が移動できない程竿に密着していたはずの舌や粘膜の隙間を通って、わずかな塩味を残して食道へおりていった。味わい深いラーメンスープを思い起こす感覚に志歩は満足げに鼻を鳴らす。
「くわえたまま舐めるのもいいけど、そろそろ頭振って射精させてくれない? 志歩ちゃんってバンドやってるんでしょ? じゃあ普段やってる感じでヘドバンとかしてみてよー。現役女子校生バンドのベーシスト、日野森志歩……ヘドバンで種汁搾ってま~す❤なんてトークのネタにできるね❤ あ、そんなんしたらヤリモクのファンが楽屋来てメンバー全員でフェラ抜き終わるまで帰れなくなっちゃうか、はは」
小馬鹿にしたような口調で侮辱するカズキを見上げる志歩の目に……怒りはもうなかった。もちろん初めて会う者であれば「バカなこといわないで」と冷たく吐き捨てただろうが、今日の志歩は幼馴染たちとのバンド練習をさぼってセ●レとしての責務を果たしにきたバカまんこ。むしろ「ヤリモクのファンとか絶対無理……アンタ以外のちんぽで満足できるわけないでしょ❤」と言いたげに口内のちんぽを慈しむ。そして彼直々のご要望……ヘドバンフェラに勤しむことにした。
――ぐっぽ❤ ぐっぽッ❤ ぐっぽッ❤❤❤
「あ~……❤ 気持ちいい……❤❤❤」
頭上から降ってくる吐息は志歩のやる気に火をつける。この男を気持ちよく射精させて自分に夢中にさせたい。恋と呼ぶには爛れた欲望だったが、志歩のファーストキスも処女もすべてカズキに奪われたあと。彼女の身体を大切にする男と今後めぐり合っても、志歩自身がその男を選ぶ未来は永遠に来ない。
――ぐぽぐぽぐぽっ❤ ぢゅ~~……ぽ❤❤❤ ぢゅっぽんっ❤ ぢゅっぽんぢゅっぽんぢゅっぽんッ!❤❤❤
「うお、エグイエグイエグイ❤ 離せ❤❤ ……っと、あぶね❤ 志歩ちゃんなかなかやるね~。この吸い付きはちんぽ好きじゃないとできないわ」
「ふん……❤」
侮辱としか思えない言葉も今の志歩にとっては褒美だ。唾液でテカりつつ天井へ向く立派なフル勃起ちんぽをドヤ顔で眺めている。エロ下着という服装も相まってより誇らしげだ。
どうせフェラ初心者だからと油断してしまい、射精直前まで追い込まれたカズキは志歩を立ち上がらせる。突然お姫様のようなエスコートを受けた志歩はどぎまぎしながらその手を掴んだ。赤く染まった頬を茶化されにらみつけるも、それ以上に存在を主張するビンビン乳首を強く引っ張られ短く鳴くこととなった。
思わずせき込んでしまい、それが落ち着いたのは数秒後。にじんだ涙を拭いながら志歩がカズキを見ると、彼はフル勃起したちんぽと金玉を優しく揉みながら志歩の尻たぶに下半身をこすりつけようとしていた。
「ちょっと、シャワーは……」
「せっかく志歩ちゃんが愛情こめて育てたちんぽなんだから、このまま挿れてあげるよ。それともこの前みたいにセックス懇願❤お預けまんこアピール❤したい?」
「……はぁ。本当、私のこと都合イイハメ穴としか見てないんだから……❤」
言葉では呆れしつつも、志歩はそのまま尻たぶコキを受け入れた。ぶつぶつと小言をこぼすフリはするものの、洗面台に手をついて腰を突き出す。丁寧にもカズキの股間に高さを合わせた足ピンスタイルだ。おまんこ献上が身についているのを誉められ、志歩は黙って尻を左右に振った。
カズキは脱ぎ捨てた自分のズボンからコンドームの包みを取り出す。開封し中の本体を指でつまみ、そして瞬く間に亀頭へセットした。志歩が足ピンしてまんこを差し出したのではまだ足りていない高さまで腰を下げ、コンドーム越しの亀頭を膣穴へ宛がう。ありとあらゆるものが丸出しなエロ下着を剥ぐ必要はない。
そして、カズキはゆっくり腰を進める。膣ヒダは待ち望んだちんぽに吸い付くように迎え入れた。
――にゅる……❤
「お゛……ッ❤ 来る……❤❤❤ ちんぽ、来る……ッ❤」
「まんこ喜びすぎだろ。はい、ちんぽ没収~」
――ずるずるずる……❤
「ちんぽ抜くなッ……❤ せっかく亀頭がまんヒダ擦って、よわよわGスポットまで来て、正真正銘セックスアクメできるとこだったのに……ッ!❤」
――……にゅるにゅるにゅるにゅるッ!!❤ コツッ……❤❤❤
「ほッ!!?❤❤❤ ……おッほ❤❤ 急にヒダこそぐの、ひどすぎッ!!❤❤ ありえないッ、まんこの弱いとこ知ってるくせにこんなことするなんて、わざとでしょ……!❤❤」
「うん、わざと。志歩ちゃんのまんこ久々だけど、この前他のセ●レが喜んでくれたからやってみよっかなーって」
多少弄びつつも、カズキのちんぽは志歩の望んだ快感を与えてくれた。硬く長い竿、大きく張り出たカリ、慣れ故のこなれた甘いピストン……すべてがまるでまんこを味わうためだけに存在していた。
これがひとりよがりで女性側の快楽を台無しにするピストンであれば、彼がヤリチンとして過ごせる今はなかっただろう。しかし彼のちんぽは数えきれない経験と生まれもった才能により数多の女をセ●レに志願させるほどの快楽を与えている。志歩もそれに屈した、それだけの話だった。
だから気軽に他の女、しかもセックスによる交流を目的とした存在を話題に混ぜるし、セ●レとしては新人で未熟な志歩を焚きつける材料にする。そうすれば末端のセ●レ共は「自分の方がよりこのちんぽを楽しむ立場に相応しい」と勝手に争い、金なり性技なりの手段でカズキに尽くす。彼はそれを軽いノリで楽しみ、また気まぐれに女を呼び出すのだ。
(おまんこ、ヤッベ……ッ!❤❤❤ 毎日あんなにオナってたのに、久々ちんぽでパコられただけでまんこキクッ……❤❤ 雑に扱える穴だって思ってるの丸わかりのッ適当焦らし挿入……ッ!!❤❤❤ ちんぽが気持ちよければいいッぬっくぬくのまん穴でパコりたいだけのッ女慣れした男のセックスって……最高すぎる❤❤❤ どんなに真面目で性格よくてもッまん穴の気持ちいいとこ知らない男とか今後一生無理な身体にされたんだ、私……❤❤❤ まだ女子校生で、やりたいことも叶えたい夢もあるのに……自分で選んだ道に必要だってわかってるバンド練習さぼって、カズキさんとセックス……ッ!!❤❤❤)
「また考え事? 余裕だね」
――パッコパッコパッコパッコ❤❤❤
「おッ……❤❤❤ お、お、おぉ~ん……❤❤ すっげ……❤ Gスポ毎回擦るの、マンイキすぐ来…………おッやっべイッ……グ……ッ!❤❤❤」
初めてのセックスではあんなに抱いていた不安も、志歩の中ではもう役に立たない何かに成り下がっている。
いかに彼に媚びるか、それだけの為に今まさに彼女は間抜けな顔を眼前の鏡に惜しげもなく晒した。険しいしわを刻む眉間、必死に平静を装おうとするほど寄っていく瞳、情けなくサラサラの鼻水を垂らす鼻孔、酸素を取り込みたいのに呼吸を忘れてしまったかのようにパクパク開くだけの口……ギリギリ変顔と言い張れなくはないが、着用したままのエロ下着が最後の言い訳すらもさせてくれない。
ちんぽで現役女子校生まんこを味わっていたカズキも、ついに鏡にうつる志歩の顔に気付いた。抱く女がどんなアへ顔を晒そうが気にせずパコってきた彼だが、ここまで無様なものは初めて見たのか思わず吹き出してしまう。それを鏡越しの視界でとらえた志歩は、あまりの羞恥に洗面台についた手に力をこめる。
彼女だってしたくてこんな顔をしているわけではないのだ。ただ、セックスで人を支配する男に与えられる快楽がたまらないだけ。彼へ向かって突き出した尻に生える産毛一本一本までもが歓喜に震えてしまうのだから、アクメに達する彼女の表情が醜いのは仕方ないこと。
運が良かったのは、カズキが女の無様なアクメ顔で萎えるような男ではなかったことだ。そんなに崩れるのならばもう二度と戻らないと思ってしまうぐらいの快楽をさらに注ぎ込む。セ●レは雑に扱うが、その女が持つ『本性』を見たうえでセックスを続ける姿は一種の漢かもしれない。
――パコッ❤ パコッ❤ パコッ❤
「おっ❤ おっ❤ おッ❤ カズキさんッもっと強く突いてっ❤ おまんこオナニーじゃ足りなかった分ッ今日セックスでイクからッ❤❤❤ 気持ちいいセックスッ私のおまんこが忘れないように……」
――パコ……ッ❤ パコ……ッ❤
「……ちょっと!❤ ピストン弱まってるッ! こんな弱いピストンじゃふッか~いガチアクメできない……ッ! なんなのッ、前は私がちんぽ止めろって言ってもやめなかったくせに……ッ!!」
緩くねちっこいピストンがお気に召さないのか、志歩の怒号が飛ぶ。呼び出されるがままセ●レとしての期待をすべて叶えてもらえるものだと思っていた彼女の怒りは当然収まらなかった。鏡を真正面にとらえていた顔を背後へ向け、わざとらしく緩いピストンを繰り返すカズキを睨みつける。間抜けなアクメ顔よりはしっかりとしているが、怒る内容がゆるゆるセックスへの不満のため到底人にお見せできないものなのには変わりない。
そして、それがカズキの狙いでもあった。彼女が身をよじった瞬間に合わせ、まんヒダを掬い上げるように押し込んだ。
――どっ……ちゅんッッッ!!❤❤❤
「……おッ?❤❤❤」
これまで繰り返しついていた箇所をわずかに外れ、ちんぽがとある一点を押しつぶす。
そこは思い出しまんホジを繰り返した志歩が初セックスよりも後に作り出してしまった、新たな弱点だった。ここを突かれたら本当に終わると本能で察していた彼女は、今日のセックスで無意識に弱点に当たらないよう体勢を調整していたのだ。幸い弱点を刺激せずとも、志歩が絶頂に至るには十分なほどの快楽を与えられていた。既に興奮でぬめるまんこを激しいピストンで責められる、そんな単純でありながらも満足できるセックスを求めるのはなんら不思議なことではない。
しかし、その相手が志歩を快楽の世界に突き落としたカズキ張本人であるのが運の尽きだったようだ。気持ちよくパコるという才能に愛された彼が、弱点を隠す女の挙動に気が付かないはずがない。そして言葉で心配するのではなく、今ダイレクトにつながっている粘膜同士で確認するのが彼のやり方だった。
――ガクガクガク……ッ!!❤❤❤
弱点故に隠していた箇所を文字通りド突かれた志歩の背中は仰け反り、その滑らかな肌に汗を何筋も垂らす。意識が曖昧になる程の緊張が全身の筋肉をかけまわる間、脳は理解することを拒んだ。しかしどんなに耐え続けても身体が受けた絶頂は誤魔化せなかったのか、ついには志歩自身の表情が崩壊することとなる。
「うッお゛……ッ!!❤❤ やっべまんこ……そこッ❤❤ ッお゛ぉ゛~~ッほぉン……ッ❤❤❤ やっばいこんなの知らないッ!!❤❤」
ただでさえ酷使していたつま先立ちにはさらなる力がこもり、細くも肉感の残るふくらはぎがピクピク震えだした。全身は噴き出るような汗でテカり、首から上の肌がのぼせたかのように赤く染まる。洗面台をつかんでいた手は今にも崩れ落ちそうなほど痙攣していた。
「ッふ~❤ あっぶね、まんヒダが亀頭ぞりぞりなぞってきて出そうだったわ。じゃ、志歩ちゃんもエグいアクメできたっぽいし、そろそろしっかりパコらせてもらうね。さっきの気ン持ちいい~❤イクイク~❤ってなったの耐えられたんだから、ちゃんと射精終わるまで自分で立っててよ? ……よい、しょっと!❤ おらっ、まん奥開けろ~っ❤❤❤」
――バコバコバコバコバコバコバコッ!!!❤❤❤
言い終わるよりもはやく、カズキは弱点をド突いたままの場所でピストンを再開させる。おかしくなるのがわかっていたからこそ逃げさせていた弱点と、志歩自身が望んでいたはずの猛烈ピストンがまんこを襲った。茶化すような言葉とは裏腹な衝撃が繰り返されれば、それを受け止める側の絶頂も再びあっという間にやってくる。
「んッほッッ!!❤❤❤ ダメッ!!❤ おん゛ッ!!❤❤❤ これダメなヤツッ!!❤ カズキさんからの気まぐれちんぽしていただかないとこのまんこ満足しなくなるッ!❤ 人生終わるッ!!❤❤❤ まんこ弱いとこ突くなッ!!❤❤❤ バンドよりちんぽ選んじゃダメッ私のまんこッ!!❤❤❤ 」
「ちんぽ選べよ❤ 志歩ちゃんの人生なんてとっくにもうちんぽが生きがいになっちゃってんだから❤ ちんぽ好き好き~ん❤って股開くの気持ちいいんでしょ?❤ オレのセ●レもみ~んな最初はそうやって怖がってたけど、今じゃセ●レになってよかった~❤って言ってるよ❤ ……予定放ってセ●レ選んだくせに今更まともぶってんじゃねぇって❤❤❤ 普通の女の子だったら着られるはずないエロ下着着てほいほいいうこと聞いちゃうの可愛いね❤ まんこで物考えちゃうんだよね❤」
「……うぅ~……ッ❤❤ ふ、ぐう、うぅ~……❤❤❤」
「あはは、泣いてる~❤ ほら可愛い顔が台無しだよ❤❤ もっと笑って笑って❤❤❤」
――バコッ!!❤ バコッ!!❤ バコバコバコッ!!❤❤❤
「おッおッおッだっめまんこイグッ!❤❤❤ イグまんこイグイグイグッ!!❤❤❤ ……ッッお゛ォッ!!❤❤ イグ!!❤❤❤」
「……!❤ ッあ~……出るッ!❤」
最早手加減も尊厳もここにはない。ちんぽにコントロールされる人生を選んでしまった志歩のまんこが一足先に白旗……数回目のアクメ痙攣を示した。それに付随してちんぽへ訪れるのは強烈な締め付け。コンドームをつけていてもなお生々しい熱が伝わり、好き勝手まんこをほじり倒したちんぽも限界に達した。金玉から尿道を登り、凄まじい勢いで精液がコンドーム先端の精液溜めへ流れこむ。
――びゅーーーッ!!❤ どっびゅるるるるッ!❤❤❤ どぷどぷどぷどぷ……ッ❤ びゅるるっ❤ ぴゅっ…ぴゅッ……❤❤
「ッふ~……❤ 最後の一滴までコキ捨てて……❤❤❤ っとと、志歩ちゃんの足震えすぎでしょ」
「……ッ、お゛ッ……❤ おッほ……❤❤❤」
金玉までぴったり押し付けて射精の快感を味わいつくしたカズキが腰を引く。己の身体で覆っていた志歩を見下ろすと、ピストンによって飛び散った汗とまん汁にテカる彼女の下半身がそこにはあった。人間にそんな動きができるのかと感心したくなるほどの痙攣はなかなか止まらず、元々手をついていたはずの洗面台に完全に体重を任せギリギリで立っていた。めりこんだ腹部が呼吸の度に蠢き、彼女の必死さを訴えている。
そんな志歩を見下ろしているうちに、大満足な射精を終えたカズキの鼠径部もひどく濡れていることに気が付く。コンドームを外しながらタオルを探すが、このホテルはチェックイン時点でのリネン類は脱衣所ではなく部屋のかごに積まれていたことを思い出したようだ。他のラブホテルとごっちゃになってたなぁ、とぼやきながら志歩が脱ぎ捨てたシャツを拾い身体を拭った。糸を引くまん汁もまとめて拭い終えると自分のボクサーパンツや衣服を着用する。
「じゃ、オレ帰るから。志歩ちゃんはゆっくり休んでいきな」
まだ震えている志歩の肩へ二人の汗とまん汁をたっぷり吸ったシャツを羽織らせ、エロ下着の腰紐をつかんで思いっきり引き上げた。ただでさえ伸縮性のない紐は非情にも肉へ食い込む。その刺激によって脳は壊れなかったのが不思議なくらいの快楽を受け、志歩の身体を再び絶頂へ導いた。
尻を突き出したまま痙攣する足がバスマットに不規則な丘を作るが、カズキはそれをいとも簡単にまたいで避ける。そして射精直後と思えない足取りで脱衣所をあとにした。次に志歩が聞いたのは鉄の扉が閉まる重い音だった。
「ッ……あ……ッは❤ また、まんこ使ってもらえるの……楽しみ……❤❤❤」
――ブッピィ~……❤❤
「 ッオ゛ッ❤ チナラでイクッ……❤❤❤」
一方、脱衣所に響くのは間抜けなチナラとアクメ宣言。膣に伝わる振動は再びまんこを絶頂に誘導し、それに伴って志歩の上半身はさらに洗面台へもたれかかる。
彼女が自分の足でしっかり立ち上がるまで、まだ時間はかかりそうだ。
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無断欠席した挙句ちんぽに弱点を押し当てられ情けないアクメを晒してから数日後、レンタルスタジオにて久々のバンド練習が行われた。極力重たい空気にならないよう振舞う三人を前にし、志歩はまず頭を下げることを選んだ。
「この前、ごめん。詳しくは言えないんだけど……とりあえず謝らせてほしくて」
口ごもりながらも告げられた言葉に、三人は視線を絡ませる。普段誰よりも厳しくバンド練習に取り込む志歩の様子がおかしいことには気づいていたが、詳しくは語れないと本人から言われた以上掘り返す選択肢はとれなかった。
「すっごく心配したんだから! いっちゃんなんて一日に何回もスタジオの出入口行ってくる~ってうろうろしてたんだよ!」
「そ、それは気分転換というか……志歩のせいじゃないから気にしないで」
気を遣われていると察した志歩がより気まずそうにうつむく。しかしその視界に穂波が優しく手を差し伸べた。
「志歩ちゃん、そんな顔しないで? 怪我とか事故にあったんじゃないってわかってとっても安心したから。でも今度からは連絡とかだけ気にしてくれたら嬉しいな」
「うん……」
こういう時こそリーダーとして改善案を出せる彼女の手を取り、その言葉にしっかりと頷く。自分たちはただの幼馴染ではない、夢を目指す仲間なのだと改めて実感させられた。
志歩の強い瞳を見た三人はほっとしたように息をつき、場の空気を元の和気あいあいとしたものに戻す。持ち場に向かう三人を見ていつもの温かさが戻ってきた。
(これでいいんだ。なんだ、私ってちゃんと"戻れる"じゃん――……)
「……じゃあ私はその場で合わせていくから、皆の演奏聞かせて」
「しほちゃんってば強気~! いっちゃん、ほなちゃん、アタシらの特訓の成果見せちゃおーよ!」
「頭からしっかり詰めなおしたから、聴いたらきっと志歩も驚くよ」
「ふふ、それじゃあ早速始めようか♪ まずは――……」
四人は思い思いに声をあげ、前を見据えた。もちろん志歩もベースのストラップをつかみ堂々と張った胸にかける。
ベースの重みでトレーナーが密着したそこには――ビンビンに勃起した乳首の凸が浮かび上がっていた。