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学園独り占め、女子は全員俺のもの五話 (Pixiv Fanbox)

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「沢池さん、でしたっけ……ちょっといいかしら?」

「あ、あの…………どちら様、でしょうか」

背後から届く声が昇降口に向かう歩を止める、視線を向けた先には見覚えのある顔……もっとも名前までは把握しておらず、双葉は小さく首を傾げてしまった。

「ごめんなさい、私は角堂悠加里……瀬尾翔真と同じクラスなんだけど」

「……先輩と、ですか? でも、どうして」

「あいつを退学させようと思って、いくら何でもやりすぎよ……! この前だって」

荒さを増す悠加里の語気に、後ずさった先の掲示板に背中を預けてしまいながらも続きに耳を傾けた。

彼女によると翔真は何人もの女子生徒と関係を持っているようで、周りが何も言えないのをいいことに性行為を平然と積み重ねているとのことだった。

「あなたも相当ひどい目に遭ってるんじゃない? もしよかったら、一緒に証言をお願いしたいんだけど……」

翔真に抱かれたのは一度や二度ではない、肌を重ね合う度に”こんなことをしていいのだろうか?”と後ろ暗い羞恥が膨らみ続け、双葉の内心に鉛を一つ置いた。

反面、鎖骨を、手首を、下腹を撫で抜ける指が錯覚として甦れば上履きの中で足指がむずむずと動き始め。

ブラウスの内側には熱が染み広がる。

翔真の指使いはやがて胸やお尻、太ももへと這い進み、くちゅりと蜜音を奏で秘裂を割り開く。

頭の中に響く粘着質なノイズが、視界から悠加里の姿を、上下左右を囲む白い壁や天井を消し去り、膨らみきった愉悦が双葉の身体を宙に浮かばせた。

「女子空手部の部員や生徒会の役員からも話は聞いたんだけど……何が寛大な処置、よ! ねえ、あなたさえ協力してくれたなら……」

「ふうっ……」と鼻から抜ける溜め息を付いたところで両手首を掴まれ、我に返った。

確かに翔真の行為は許すべきものではない、しかし刻み付けられた愉悦が顔を俯かせ、悠加里が「どうしたの?」と怪訝を含む声を上げたのも構わず自分の身体を両腕できつく抱き締めてしまった。

「あれっ、双葉ちゃん……こんなところで何してんの?」

「……先輩、えっと…………あの」

肩を叩かれ、びくっと背中が震える。

右隣には翔真の姿……笑顔を向けられれば、額と頬には汗ばみへと繋がる熱が広がった。

この後も、どこかで……と思考が渦巻く度に下着の奥ではスリットがぬちゅっと擦れ、生温かい滴りがクロッチ部分を蒸し暑い疼きで包み込んだ。

「瀬尾……今日であんたの顔を見るのも…………ひゃあんっ!」

だが、翔真は双葉の眼前を通り過ぎると、悠加里の肩を掴み彼女の背中を掲示板へと押し付けた。

声が飛び出しかけた口を両手で覆い隠す中、日に焼けた大きな掌は睨みに続く嫌悪も意に介さず動き、膝丈のスカートを捲り上げてはブレザーのボタンを順に外していく。

「ちょっと、やめなさいよっ! いや、ああっ……く、ううっ、絶対、許さないから」

「双葉ちゃんなら何も言わないから大丈夫だって、ね?」

二人が同じタイミングで双葉を見つめる、促される同意と拒絶に視線は自然と曇り空が広がる窓へと逸れてしまう。

止めるべきなのだろう、しかし翔真の指先が唇に引っかかった瞬間、悠加里の眉と顎が小さく上がり鼻からは抜けるような息が漏れた。

「沢池さん、っ……見てないで少しは助けなさいよっ! んふああっ……だめ、それは…………ああん♥」

一歩を踏み出し二人との距離を縮めるが、左足には見えない枷が嵌められた。

最初こそ背中を捩らせては足を強く踏んでとあからさまに抵抗を示していた悠加里だったが、翔真の唇が被せられた途端に胸板を押し返す両腕が脇腹、腰と滑ってふらりと宙を彷徨い始めた。

ちゅっ、ちゅっとミルクを舐める子犬を連想させる音を聞いている内に右手指は自然と髪を束ねた水色のリボンへ。

固く握る痛みが”どうして断らなかったの”と理性に勢いを与える一方で、”私もキスしたい”と欲求が瞬きを含む目配せを作り、唾液に蕩けた抉じ開けられて口内を掻き混ぜられる彼女の様子をじっと見つめてしまった。

「いいよ、気にしなくても。とりあえず……ここじゃ目立つからな、双葉ちゃんも来てくれるよね?」

「は、はいっ、でも、あの……」

静まり返った夕暮れ近くの廊下に響く三つの足音。

時折「んっ、んうぅ♥」と聞こえる悠加里の声……最初の会話とはかけ離れた媚態が双葉の歩調を乱れさせ、熱っぽく上気した頬に汗雫を伝わせた。

「瀬尾、んふああぁ♥ いい加減に……ひゃう、ううん……んむ、ん♥」

眼前にはお尻に手を回され、むにゅむにゅっと揉まれながら、顔を上げて口吻を受け入れる悠加里が。

”見ない方がいい”と頭の中で響く声に従い、一旦は俯いて廊下に残る足跡に視線を向けながら首を振るものの、ちゅっ、ぴちゃっと弾ける粘着質な音に顎は自然と持ち上げられ、上目遣いを注いでしまう。

「んうう、ふああぁ♥ だめっ、なのに、ううぅ♥ あ、ああっ……そこ、はあ……っ♥」

「双葉ちゃんは……気が向かないなら帰ってもいいけど」

「………………」

翔真が悠加里の肩を抱き、使われていない教室の扉を開ける。

レールが転がる音に続くのは灰色を薄く被った空間……澱みと湿っぽさの中で双葉は小さく頷き、背中に降り注ぐ光へとちらちら視線を向けながらも二つの後頭部を追った。

「あううぅ♥ また、っ、人前でこんな……んっ、ちゅっ♥ 何考えてんのよ、んんふうっ」

「よく言うよ、角堂だってその気になってるくせに」

翔真の言葉通り、唇と唇が重なり、舌と舌が絡み合う度に、ぴちゃっ、くちゅっと唾液の混ざる音と切なげな吐息が大きさを増していく。

一方で悠加里は口でこそ反発を明かすものの、右手がブレザーをくぐり、左手がスカートを捲っても僅かに背中を捩らせるのみ……自分が触られた時と同様に、きっと気持ちいいのだろう。

「んっ……だめ、見ちゃ…………また、おかしくなっちゃう」

眼前に広がる光景、むっちりと肉付きの良い太ももを閉ざし背筋を軽く屈ませた。

直後に訪れた、肌を舐め回すむず痒さと火照りが強まるにつれて壁と後頭部の距離が近づき、下腹で渦を巻く快感故か反射的にごくりと喉を鳴らしてしまった。

「あんっ、瀬尾……ふざけないで、っ……♥ 気持ちよくなんて、っああっ、そこ、舐めちゃ、んはああ♥」

悠加里の膝ががくがくと震え始める、ウサギのバックプリントを貼り付けた白地に包まれた控えめなお尻に左手指をめり込ませた翔真は、並行して右手でブラウスのボタンを外し、息つく間も与えずブラのフロントホックを外す。

外気に晒された薄桃色の先端は早くもぷっくりと膨らんでおり、乳輪にも薄い盛り上がりが……瞬きさえ忘れた双葉の目線は、蠢き沈んでは乳首と尻谷を掠める十本の指と、唾液に濡れきらめくやや厚めの唇へと注がれていった。

「今日も可愛いの履いてるんだな……もっとエロい方が好きなんだけど」

「っ、そんなの……どうでもいい、んっ、んああ♥ じゃないっ、あ、あっ、今の……だめぇ♥」

言葉と言葉に割って入る粘調に富んだ水音にぐじゅっ、にちゃっと泡が混じれば、見えない指が双葉の身体を弄る。

着衣を擦り抜け、乳房を揉み捏ね、尻肉を割り開いて、愛液を湛えた桃色のスリットをなぞり抜け……鮮明な想像が内ももに熱い何かを伝わせた。

”濡れているんだ”という自覚が、私も触ってほしいと足を前に踏み出させたが、脳裏をよぎるは後ろ暗い羞恥が織りなす戒め。

人が来たらどうするんだ、付き合ってるわけじゃないはずだと響く声に、いつの間にか伸ばしかけていた右腕を引っ込めてしまう。

「んっ……せ、先輩…………っぁ」

「……いいの? この前はもうやめてくださいって言ってたけど」

「え、それは…………でもっ……えっと」

返事に詰まる自分に惨めさを抱き、埃と足跡を被った床へ視線を逸らす。

その間も悠加里は「ああっ、ううぅ……っ」と甲高い嬌声を弾かせながら翔真と口吻を重ね続けていた。

「もうちょっと待っててね、先に角堂をいかせてから……」

湿っぽい埃臭さの中で微かに届けられた布ずれの音、そして「ひゃああっ」と困惑と愉悦を含む悲鳴。

下着を脱がされたのか膣口の撹拌はさらに強まり、双葉の両耳へとこびり付く。

時間が経つにつれて後ろめたさは彼方へ消え失せ、内ももを擦り合わせつつ”私もしてほしい”と言わんばかりに一歩、また一歩と二人へにじり寄ってしまった。

「………………」

「あっぅ、あああん♥ やだ、ぁ♥ こんな奴に、んっ♥ ちゅっ、ぅ……気持ちよく、ひううっ♥」

唇の綻びにも気づかないまま、上半身で熱っぽい息と喘ぎを追う。

薄布の裏地は重みを感じるまでに愛液の滴りを含み、腰をもじつかせるだけでくちゅっ、ぬちゅっと蜜が膝裏やふくらはぎへと染み広がっていく。

翔真の指遣いを、ペニスを求める本能が意志とは無関係に双葉の右掌をスカートの中へ潜らせる、しかし注がれる翔真の視線に肩を跳ね上げ、クロッチ近くを掠めた人差し指と中指で脇腹を強く抓り上げた。

「見てるだけで、気持ちよくなっちゃった?」

「……っ! そ、そんなことは、ない…………です」

「だめぇっ♥ そこは、んん、ちゅぅっ、沢池さんが、あ、ああっ、ああああああっ♥♥」

鋭い痛みを助けにかぶりを振って拒絶を明かす反面、天井を仰ぎ全身を強く震わせる悠加里の姿を見続ける内に胸の高鳴りは頂点に達し、額には汗が敷き詰められた。

そして制服を脱ぎ捨てたい衝動を”暑いだけだから”と言い訳で誤魔化しながら、ブレザーのボタンを外し、ブラウスの一番上をはだけさせた。

「やっぱり、私も…………でも」

「あ、あっ、奥まで、っう♥ んんっ♥ だめ、本当に、いっちゃうから……ぁ♥」

か細く伸びた嬌声が引き抜かれた指に途切れる。

唇端から唾液の糸を散らす淫らがましい姿が涙でぼやけた視界の中心に捉えられ、”自分もああなりたい”と塗り潰された思考が下腹へきゅううっと切なさを走らせた。

宙を彷徨う指も、にじり寄りも躊躇わない両足も、頬を伝う熱い雫も双葉の心に羞恥を芽吹かせるものの、悦を求める貪欲さが翔真の右腕を強く掴ませれば悠加里の乳房を掬い上げていた掌を自らの膨らみへと導いた。

「角堂……ほら、この前みたいに」

「ひゃうっ、だから、そこはっ……♥ やあ、あぁ♥ 好きぃ♥ あ、あなたのことが、っああ♥ あ、あ、あああああっ!!」

直接的な言葉を前に両目を固く瞑り「そんな……」と呟く双葉。

同時に向こうは絶頂を迎えたか、唇を大きく開き顎を反り返らせたまま憚りもなく悲鳴を飛ばす。

揺れてはなびく汗を含んだ黒髪、痙攣を走らせる手足、こぼれ散る唾液の糸、太ももを垂れ落ちる幾筋ものせせらぎ、ぴんっと立った乳首……固そうな雰囲気とは対照的な牝の姿を、カップの内側に入り込み豊かな膨らみを揉まれる擽ったい痺れを感じながら、双葉はただ見続けていた。

「ちょっと待たせすぎちゃったかな……?」

「い、いえ……そんなことは、ひああうっ!」

互いの舌先を頼りなく繋いだ唾液の糸を途切れさせた翔真が、無造作に並べられた机に腰を預けようとした悠加里の手を取ったまま、ゆっくりと距離を詰めてくる。

自分も同じ事をされると考えれば、上半身は縮こまり太ももは隙間なく閉ざされた。

全身を駆け巡る恥じらいに踵を返すが、目の前には灰色がかった白……肩越しに聞こえる「大丈夫だって」の声に顎を震わせ頷きを返す。

鉛さながらに重みを伸し掛からせた内心は、”今なら引き返せる”、”他の女性に手を出すような人は許せない”と警告を下すが、瞼裏に浮かぶ悠加里の媚態と、自分が翔真に対して恋愛感情に近い何かを抱いていることに気付いてしまい、目を閉じたまま唾液を何度も被せられた唇を差し出した。

「ん、ん……っ、先輩…………」

ぼんやりと二人を見つめる悠加里を視界の端に、次第に近づく翔真の後頭部に右手を回し、背中の窪み辺りに左手の指先を引っ掛けて密着を深めた。

その数秒後に粘膜同士が触れ合い、侵入を果たす舌が歯列を抉じ開けて内頬、歯茎を羽箒で擽るような強さで舐め上げた。

「はあ、あっ……ん、ふ、ううあ……すごくっ、恥ずかしい、のに」

続けざまに、左手が内向きと外向きを交互に繰り出しカップからぷるんっとこぼれた乳房を捏ね回し、右手が白い下着の縁を摘み上げて熱と湿り気をたっぷり蓄えた下腹をなぞり抜ける。

皮膚を通じて注がれる温もりが少し熱めのお湯を連想させ、両腕を粟立たせる緊張を解す一方で着衣を濡らす汗と愛液、荒さを増す吐息が嫌悪をもたらし、乳山にむにゅんっと埋もれる左の甲を強く引っ掻いてしまった。

「っあ、あぁ……だめ、です、触らないで……っ」

「……急にどうしたの? でも、今さらやめるわけにはいかないから……双葉ちゃんだって、気持ちよくなりたいでしょ?」

忙しない心の移ろいに困惑と申し訳無さを覚えつつも、溜まった唾液を刮げ掬う舌の蠢きを鼻翼を膨らませて受け入れる。

ちゅっ、くちゅっと悠加里に比べれば遠慮がちな撹拌音だったが、尖らせた先端が上顎の歯茎と歯の境界線近くまで及ぶと、夥しい疼痒がぞわっと口いっぱいに広がり撫で探っていた背中を反射的に掻き毟る。

「くっ、う…………!」

痛みに呻きを漏らす翔真、慌てて手を離し固く握り拳を作ると、平べったく潰れるまで乳房を押し付け芯を孕んだ桃色の小さな突起を彼の胸板で擦り上げた。

行為への罪悪感、悠加里への優越感、接触を躊躇しない翔真への嫌悪と依存、そして愉悦を求める気持ち……脳内で渦を巻く様々な感情が、双葉の背中を撓ませては反り返らせ、舌を絡ませては後頭部を掻き毟ってと仕草を表出させた。

「んっぅ、はああ……っ、もっと、してほしいです……けどっ、あ、あああんっ」

「けど……? ま、俺はどっちでも構わないけどね」

熱い唾液を啜る中でスカートのホックが外され、合わせて下着も脱がされる。

薄白い蜜がべったりこびり付いて照り光る割れ目を暴き立てられ、唇を話すと同時に俯いて膝を引き締める双葉。

もっとも、頼りない架け橋の真ん中に雫玉が生まれ唾液の糸がぷつりと切れる頃には、肉感的な両脚を割り開かれ、粘っこい桃色を湛えたスリットを直に摘み撫でられてしまったが。

「ひいっ、ああああああっ! 先輩……っ、う、だめ……びりびりって」

無毛の秘所にぬぷり、と指が沈む。

微かな痛みを伴う異物感と熱っぽく肌を舐め回す痺れが広がり、追い打ちで切なく縮こまる子宮……一つ一つの感覚が溶け合って心地良い渦が下腹に作られると、腰が勝手に迫り出しより深い挿入を促し始めた。

「もう濡れてる、この前より早いような……」

「やあっ、あはあぁ……そんな、ことは、ああうっ」

翔真の言葉通り、擦れ合う粘膜と皮膚は早速くちゅっ、ぬちゅっと頭の中に愉悦の証を響かせた。

それが大きさを増すにつれてどろどろのうねりは全身へと広がり、悠加里に見られている実感も相まって双葉の背筋を泳がせ唇をわななかせる。

さらに、”触ってほしい”と”触ってほしくない”の葛藤が生まれ、もたげる後ろ暗さに伸し掛かる翔真の身体を両腕で押し返してしまった反面、再びの口吻をせがむように肩に頬を預けて彼の顎を見上げた。

「これなら奥まで…………角堂もこっち来いよ、一緒に触ってやるからさ」

間隔の乱れた靴底の音が漂う甘ったるい匂い、そして湿っぽさとともに近づく。

左には俯き加減のままごくりと喉を鳴らす悠加里が……引き攣る頬と吊り上がった両目には嫌悪を感じさせるものの、細やかに震える唇端を伝う唾液の跡が悦の深さを窺わせ、”早く自分もああなりたい”と傾く心に従い拳を緩めて震える指で翔真の腰を抱き寄せた。

「だ、誰がそんなこと、んはあうっ、あああんっ♥ だからっ、それは……んふああ♥」

「っあ、うう……だめっ、先輩……ぅ、ああ」

悠加里の口内を擽り回す中で、没入を果たした人差し指がぞよめいてもたれかかる襞の集まりを押し広げれば、咄嗟に太ももを閉じて手首を挟んだ。

ふわふわの肉圧故か、指先もゼリー状の花弁が層を作る膣口へ一度は追いやられたが、汗を助けにどろどろの熱泥濘を耕された瞬間「んはあっ」と吐息を翔真の首筋へとぶつけてしまう。

心を占めるは快感を求める衝動……くちゃっ、くちゅっと襞の合間をくつろげられては摘み擦られる内に、膣壁のあわいを満たす愛液は結合部から噴きこぼれ、縁もも、膝裏と伝い落ちて体温に蒸れたソックスへと染み込み始めた。

「気持ちいい?」

返事代わりに頷いたところで、顔に熱気が近づく。

右手で双葉のスリットを掻き混ぜ、左手で時折甲高く声を飛ばす悠加里のクリトリスを転がし、唇で双葉のそれを啄んではなぞり回し、それぞれの感度を引き出す翔真……しかし舌弄を逃した悠加里は、眉間に浅く皺を寄せるも唇を尖らせ不満そうに閉め切られたカーテンへと視線を逸らす。

「双葉ちゃんも触ってあげてよ、もっと気持ちよくなりたいんだってさ?」

「え、それって……」

「瀬尾、ふざけないでっ…………んうああっ、沢池さんだって、そんなの」

いいのだろうか、触れられるに留まるなら言い訳も可能だろう。

右隣の竦んだ肩へと伸ばしかけた掌を握って首を振る、反面色も白く柔らかそうな肌に触れてみたいと双葉は生唾を飲み込んだ。

葛藤が積み重なるごとに曲がっては伸びる肘、そして背中を反り返らせて距離を稼ぐ悠加里。

「沢池さん、やめてっ……いや、ああっ、ああ……!」

「ご、ごめんなさい。でも……っ」

鼻をふわりと擽る柔軟剤の残り香に誘われ、広げた掌で包み込めそうな乳房を優しく揉み解す。

翔真の身体とは対照的な、今にも儚く蕩けてしまいそうなすべすべの柔らかさが皮膚を通じて心地よい温もりを送り注ぎ、強まる下腹部の疼きに五指は膨らみに沈み、上履きの中では足指がもじつく。

「あっ、そんな……やめ、っああ……優しく、されると、んはあうっ」

「ん、ひゃあうぅ、角堂さん……んっ」

行為を躊躇わせる理性の声を振り払うように、彼女の唇へ吸い付いた。

見開かれる黒瞳、引き攣る頬……”こんなことをして恥ずかしくないのかと”淫らがましさを戒める内なる声が響くものの、粘膜伝いに染み渡るむず痒い痺れが唇を離すことを許さず、双葉は蛇さながらに蠢くぷにぷにの舌を捕まえる。

「はあぁっ♥ ん、っ、んふぅ♥ はあ、ん……♥」

だが、呼吸を挟む間もなく翔真の人差し指が渦を描きながら深みを穿てば、ぬちゅっと弾ける水音に伴い腰がくねり始めた。

襞群ぞよめく膣壁を擦り扱かれ、拭い揉まれ……強まる刺激に比例して背筋を光の束が駆け抜け、瞼裏に白い明滅を撒き散らす。

近づく絶頂を感じた双葉は、左手を翔真の背中に押し付けつつ右手を悠加里のしなやかな太もも向かって撫で下ろし、柔らかさと固さをそれぞれ感じつつささやかな佇まいの唇を貪り上顎から喉奥まで満遍なくなぞり弄った。

「ああうっ……♥ 沢池、さんっ……あなたまで、んはうぅ♥」

「っやあ、ああ……っ、あっ、だめっ、先輩……そ、それ以上」

「そろそろかな、でも、もうちょっとだけ」

混じり合う愛液と先走りの咽返るような媚香が体奥の隅々まで浸透するに並行して、痺れ含みの余韻をもたらす快感電流が皮膚の内側を駆け巡り、双葉はそよぐ空気にさえ愉悦を見出しつつ悠加里の上顎に幾重も渦を描いた。

加えて、二人一緒にこのままいってしまいたい……と置き換えられた思考は、スカートの中に潜り込ませた指に蜜をしとどに吐き散らかした陰部の撹拌を促す。

「せん、ぱいっ……んふう、っ、いっちゃい、ます……っああ!」

だが、双葉が「もっと……」と言いかけた瞬間、固い指先が捩れて縺れた蕩け襞を凹凸に沿って薙ぎ伏せながら膣口へと退き始めた。

ぬぷっ、くちゅっと蜜音を纏わらせる中で快感も弱まり、唇と唇も力なく離れてしまった。

内を占めるは落胆と淫らな自分への羞恥……膝を曲げて腰を落とした翔真と、ぼんやり天井を見つめて息を荒げる悠加里へ交互に目配せを向けながら、双葉は唇を噛んで背筋を屈ませた。

「どうして……っ、先輩……!」

「いや、ちょっと舐めてみたくなったから…………もっとして欲しかった?」

「……っ! え、えっと、そういうわけじゃ、ないんですけど、んああっ」

跪いた彼が押さえたスカートの裾を摘み、白い無地の下着を脱がす中で愛撫への渇望が膨らむ。

”もっと気持ちよくなりたい”、”早くいきたい”と唆す恥知らずな心の声に従い、脚を軽く開き無毛の秘所を曝け出した状態で、薄く唇を持ち上げてしまった。

悠加里もそれは同じなのか「だめに、決まってるでしょ、やだっ、離せっ」と強い言葉を並べ立てるも腰のくねりは次第に弱まり、犬や猫のプリントが散りばめられた幼い下着を晒す頃には、涙を頬に伝わせるまで熱っぽく潤んだ瞳で翔真を見下ろしていた。

「でも、双葉ちゃんも角堂もすごい濡れてる……」

「そんなこと、っ……ないです、やっ、ああっ! 舐めちゃ、だめです、っう」

軟体動物めいた何かが露を滴らせた花弁の重なりをくつろげ広げただけで、上ずり声が途切れる。

指とは比較にならない柔らかさを秘めたざらつきが蜜を助けに、じゅるっ、にゅぷっと襞を舐り穿るとわななく唇には悲鳴……起伏に滲む愛液を刮げ上げられた双葉は、肌を粟立たせて翔真の後頭部を意志とは無関係に抱き寄せてしまう。

「だから、やめなさいって……ひゃ、ああっ……」

右隣に脚を開いて立つ悠加里、彼女の割れ目に指が沈む。

重なり合う水音に興奮を煽られた双葉は、後ろめたさを抱きつつも照り光る少し厚めの唇を上と下順番に自分のそれで挟み付け、唾液を啜ると同時に尖らせた舌先で表面のごく浅い突起をミリ単位でゆっくり舐め回していく。

「あ、あの……角堂さん、っ……私も、んはう、ああっ……!」

「ひゃあうっ、あなた、また……だめ、んっ、それ、ああああっ♥」

翔真に加担して同姓の身体を責める……普段なら到底認められない行為に、双葉は背中をぞくりと震わせて強張る太ももに爪を立てた。

しかし最初こそ痛みが理性を甦らせたものの、粘っこい愛液に溺れた異物の抽送を通じて満たされる思いが罪悪感を薄れさせ、瑞々しく弾力に満ちた粘膜の仄甘さに舌を上顎、下顎、奥歯近くの歯茎と満遍なく這い回らせた。

「あっ、んはああう……っ、やあ、ぁ……奥まで、入って、ひうああああっ」

翔真の舌先は、萎んでは膨らみ、丸まっては広がりを繰り返し、粘液を吐き散らしながらぞよめく膣壁を掻き分けて膣奥へと進む。

感じ入る自身を認められない双葉は咄嗟に両目を固く瞑るものの、ずちゅっ、ぐぷっ、くちゅっと耳に届けられる音が逃避を許さず、なびく毛先の擽ったさにも構わずかぶりを振りながら「気持ちいいっ」と呟かされてしまった。

「あ、あっ、んはあうっ、ああ…………んっ、だめ、だめです、あああっ」

「でも、さっき気持ちいいって言ってなかったっけ?」

「…………それ、は……っあ、ああぅ……」

本心を見抜かれ、疼痛を連れたうねりが下腹を渦巻く。

蕩け解れて吸い付かんばかりに指をくちゅくちゅと練り揉む膣壁も相まって、言外のおねだりを実感した双葉は羞恥に頬を、額を火照らせて内ももを引き締めた。

もっとも、ブラウスの袖をきつく握り締めて、眉間に皺を刻ませながら「んんっ、ふうぅ」と声を押し殺す悠加里を視界の端に捉えると、”二人で気持ちよくなりたい”と左手指で小さな薄桃色の乳輪を摘み転がし、右手で程よい大きさのお尻を付け根から腰向かって撫で上げる。

「ああっ、う……んふっ、うぅ♥ ぅ、あ、あ……っ、瀬尾、全部あなたの……ひゃ、んんっ♥」

「あ、あの……で、でも……すごく、っあ、気持ちいい、あ、ああぅ……先輩、あ、っうん」

恋仲でもない相手と性交に耽る……翔真に初めてを捧げる前であれば想像さえ許さなかっただろう、しかし翔真の舌にとろとろの滴りを溢れさせた穴の奥を穿り抜かれ、悠加里の身体を弄っている内に消える諫めの声に続けて、鉛のように伸し掛かる躊躇いが溶け落ちていく。

後に残るは濃悦を求める貪欲さのみ、腰を迫り出して舌が沈む角度を変えては、蜜の溜まった部分を掃きそよいでほしいと言わんばかりに横に8の字を描いた。

「…………っ!! やあ、あ……ああああっ!!」

「やっぱり、弱いのはここか」

激しい嬌声に”外まで聞こえませんように”と思わず唇を塞ぎ、顔を俯かせた。

涙で薄くぼやけた視界の先には驚きで頬を引き攣らせつつも唇端を歪ませる翔真が。

膣内の上部と舌先に敷かれた互いのざらつきがにゅちゅっ、ぐぷっとせせらぎさえ作り始めた潤滑油を挟んで摩擦を繰り出せば、全身を強い力で吹き飛ばされるような錯覚に襲われ、限界まで反り返った背中が両膝をよろめかせる。

「あっ、ああ、ぁ……今の、んはあっ、何で、ああっ……っう」

汗と涙が混じった熱雫が顎を撫で、薄く埃を纏った床としゃがみ込んだ翔真の頭上へ落ちる。

同時に崩れた姿勢を右手で支えられ、眉間の辺りに弛みを感じつつ大きく息をついてお尻に宛てがわれた掌へ体重を預けた。

「はあっ、う……もう一回、くちゅくちゅって、今の、ところ……んはああぁ!!」

「もう少し奥の方は、どうかな……?」

「えっ、だめっ! ひゃあうっ、あん、あああっ、ああぁ」

「っう、う……ちょっと。沢池さんばっかり、あ、うっ……」

蛞蝓さながらに段差の上を這いずり回る翔真の舌。

擦られ続けた膣壁はにゅるっぐちゅぷっと蠢きもあからさまに、異物を押し返しては触れられていない狭隘部へと先端を招き寄せる。

合わせて双葉も下腹部全体を彼の顔に押し付けながら太ももで側頭部を挟み、深みへの没入をせがんだ。

「いいのか? お前……俺のこと嫌いなんだろ? 双葉ちゃんと違って」

「………………いい、わよ、瀬尾のことは嫌い、だけど……だって、んああ♥ こんなに気持ちいいんだから」

偽りなき悠加里の告白、だがそれ以上に背筋に光の束を走らせたのは翔真の言葉……こんな恥ずかしいことを無理矢理してくる人なんてと思う反面、好きでなければ受け入れたりしないはずともう一つの思考が溶け合うことで両の内ももがぎゅっと閉ざされ、前後にくねる腰を重ねて襞の奥まりを優しく引っ掻いてもらう。

「っ、あああ……先輩、だ……めっ、はああんっ、いく、いっちゃいます……! だから……角堂さんも、んふうっ、一緒に……」

咄嗟に出た言葉に肩と首を竦めるが、気づけば右手指は身じろぎに応じてふるふる揺れる控えめな乳房を掬い上げ、盛り上がった乳輪を刮げ回していた。

隣には被せた掌で指弄を制しつつも、目尻を下げて双葉の頬に温かな唇を寄せる悠加里が。

「ああ、うっ……んふっ……そんな、でも……二人にされると、だめっ、おかしく、ああ、あああああっ!!」

一足早く絶頂を迎えたのか、舌を絡め取られ、憚りのない音の中で唾液を啜られた瞬間に悲鳴が飛ぶ。

続けて呼吸を挟む間もなく、翔真の細まった舌先がにゅるっと襞のあわいを割り開き、双葉の体内へ快感に満ちた痺れを撒き散らす。

そしてびくっと上半身が震え、後頭部を掴んだ両手を支えに力が抜けた総身の全体重を翔真に乗せたまま天井を仰ぎ、腰を泳がせた。

「だ、め………ん、んんんっ、ああ…………っ!」

眩白に染め上げられた眼前、肌を逆撫でる快感電流、迸って結合部を火傷せんばかりの熱で満たす愛液……自らの絶頂を自覚した頃には、夜の底へと沈むような落下感故に自由の効かない身体で彼を床に押し倒していた。

「ごめん……なさい、でも、全然力が入らなくて」

「いいよ、気にしなくても。それより……」

我に返り、強く打ち付けたであろう後頭部をさすりながら身を起こし、翔真に手を差し伸べる。

絡み合う指と指……逞しさを感じさせる長いそれが、一度は引いた愉悦の波を再び双葉の足元へと寄せ、高鳴る鼓動のまま翔真に抱き付いてしまった。

「……はい、最後まで、してください」

普段の自分なら到底口にしない淫らなおねだり、だが火照った身体を歩く疼きに羞恥を霧散し、「お願いですからっ」と次の句を紡ぐと、斜めにずれた机に両手をついてお尻を後ろに突き出した。

「双葉ちゃん………………角堂はどうする?」

翔真の顔が、引き結ばれて強張った悠加里の唇へと向けられた。

彼女も思いは同じか、ダンボールが積み上げられた教室の隅にちらちらと目線を逸らしつつも最後には小さく頷き、右隣に置かれた机の角を掴んで背中を屈ませる。

「じゃあ、最初は双葉ちゃんから」

真後ろに立った翔真が双葉のお尻に右手指を埋もれさせながら、切っ先を膣口に添えた。

くちゅっと蜜音を立てて重なる粘膜を起点に送り注がれるは、指や舌とは比較にならない期待含みの愉悦……自分の豹変ぶりに困惑して横髪に巻かれた水色のリボンを弄るも、ペニスを求める欲求は大きめの白いお尻をより高く捧げさせた。

「…………うっ、ああ……!」

つつっと人差し指がお尻の膨らみをなぞり上げる擽ったさとほぼ同じタイミングで、太く張り出した亀頭が蠢く媚肉の層を一枚ずつ剥がし広げ痛みにも似た気持ちよさが膣内を満たす。

脈打つ先端は、ゼリー状の花弁が重なる割れ口をくぐり抜け、指で幾度と無く弄られ続けて蕩け解れた襞の群れを突き上げ、ぞよめき追い縋る粘膜を振り払いながら子宮口目がけて進んでいく。

「ああっ、あ……うっ、先輩、っ……! っう、ああ、ああ…………っ」

綻んだ唇から飛び出すは喘ぎばかり、言葉を発する余裕もなく双葉は与えられる快感に踵と顎を持ち上げ、背中を弓なりに反り返らせながらお尻で円を描き続ける。

一回、また一回と縺れた起伏を薙ぎ伏せるストロークが繰り返されるにつれて、ぐちゅっ、ぐぽっ、ぬぷっとはしたない音が静寂を打ち消し、亀頭をぎゅうっと握り潰し広がった部分を捲り揉むように蠢動は窮屈さを増した。

「くっ……一番奥まで、挿れてあげるからね。でも先に角堂にもしてやらないとな」

「あ、ううっ、そ、う……ですよね、ん、ふああぁっ」

「…………わ、私は別に、その……っ、沢池さん、変なこと……は、あああっ」

隙間なく敷き詰められた襞と粒立ちを、泥濘んだ膣奥から幾層も寄り添い合うとろみを湛えた薄切りの皮膜へと逆撫でたペニスが、振り向き様の中心に湯気とともに姿を現す。

名残惜しいのか、蜜を纏いびくっびくっと震えるそれを見ている内に”もっと気持ちよくなってほしい”と奉仕の情が頭をもたげる反面、心をざわめかせる後ろ暗い疼痛が膨らむと左手で無毛の秘所を覆い隠してしまう。

「や、ぁ……っ、キス…………されると、っ、ああっ、ん、ちゅっ……♥」

生まれて消えてを繰り返す葛藤に浸る双葉をよそに、翔真が悠加里の肉付きも控えめな腰を掴んで覆い被さる。

耳に届くのは甲高い嬌声と、ずちゅっ、ずぶっと固体じみた何かを掻き混ぜると紛う二つの粘着質な音……それを聞きながらはあっ、と息をついた瞬間に、双葉の体内を甘切ない電流が駆け抜けた。

「っ……角堂さん、何度も、っ……すみません」

「もうっ……あなた一体、んああっ、瀬尾、っうん♥ ああぁ♥ 責任、取りなさいよぉ」

引いてしまった”触れられている”実感を取り戻すため、悠加里の脇腹、腰、太ももとゆっくり弄り回す。

掌にこびり付くは、汗と桃彩をしとどに含んだ温もりと滑らかさ。

自分と比べれば膨らみこそ控えめなものの、クリームを思わせるきめの細かさが指の這い回りを加速させ、臍近くに幾つか円を置いた後乳房を優しく包み込んだ。

「ああっ、う……ぅ♥ わかった、わよ……あなたとも、んっ♥ ちゅうぅ♥ 絶対、おかしいわ、二人ともっ」

「そ、そうかもしれません……私も、どうしたら………っはあああっ!」

小指程度の大きさを明かす、ぷっくり立ち上がった乳首を摘み上げたところで再び膣内を押し広げられる気持ちいい痺れが。

背中に筋肉の固さと火傷せんばかりの火照りを感じ、翔真と一つに溶け合いたい……と机の脚が浮かぶのも構わず、高く捧げたむちむちのお尻を擦り付け上下に揺り動かした。

「くっ……双葉ちゃん、すごい、締め付けてくる……気持ちいいよ」

「あっ、ああ…………んっ、私、も……気持ちいいです、っああ、ああああんっ!」

汗と涎、涙が伝う顎が見えない糸で吊り上げられ、涙越しの薄暗い天井が近づく。

一方で潤滑油に満たされた膣壁のあわいに亀頭を叩き付ける翔真、肉紐さながらに竿を縛り揉む襞群も夥しい蜜がぬるんっ、ぐちゅぷっと摩擦を和らげれば先端はより狭く、より起伏が入り組んだ膣奥を掻き分け、交互に迫る浮遊感と落下感に両膝ががくがくと震え始めた。

「ひう、っあ、でも……何だか、んうふっ、あ、あっ、ああ、んうああっ……!」

追い打ちで、ストロークのペースに緩急が加わる。

ぱんっぱんっと乾いた音に伴い波打つ尻肉が平らに凹むまでの激しい突き上げは、唐突に襞の一本一本を丹念に引っ掻く緩やかな律動と化した。

さらに、子宮口手前の狭隘部をくぐり揉んだかと思えば、膣口へと退いたペニスが愛液を噴きこぼす肉花弁の合わせ目を掠め撫でて……と思考を巡らせる暇もなく変わる抽送が織りなす、神経を直に擽り揉むような快感が双葉の頬を持ち上げ、呂律の回らない口に「もっと、もっと」と呟かせる。

「ふああっ、あっ、ああぅ………………んっ」

「……んむっ!? ん、はあう♥ また、だめよ、んんんああっ♥ ほんと、に、おかしく……♥」

皮膚の内側で際限無く膨らむ劣情、”してほしい”は”してあげたい”に少しずつ変わり始めた。

双葉は数本含んだ毛先を手の甲で拭いながら、口をぱくぱくと開いて軽く出した舌から唾液の糸を伝わせる悠加里に例え難い愛おしさを覚え、汗ばんだ肌を逆撫でる愉悦の中で何度目かの口吻を施した。

「…………双葉ちゃんも、お前のことが好きだってさ」

「っあ、うう♥ ん、ちゅっ♥ そんな、ぁ……っ」

広げた舌で悠加里のそれを包み、絶えず染み出す仄甘い温もりを喉奥へと注ぎながら、爪頭が白くなるまで机の角を強く掴み、伸し掛かる翔真の重みに耐えた。

入り組んだ襞がにゅるにゅる鬩ぎ合う泥濘の奥を突き上げられるごとに瞼裏が白く塗り潰され、ぞわっぞわっと手足や背筋を擽ったさが駆け上がる。

むず痒さのままに双葉は腰を泳がせ、膝と背筋を突っ張らせて前傾姿勢を保つものの、切っ先がぐにゅるっと行き止まりにぶつかれば、「ふひゃああんっ」と妙な声を飛ばし啜り付いていた唇を離してしまう。

「あっ、ああああぁっ! せん、ぱいっ……それ、っああ、あああああんっ」

多少の経験故に抱いていた余裕も子宮口への遠慮がちなノックに吹き飛ばされ、彼に抱き竦められたまま後ろ手で脇腹を何度も叩く。

靴底でも脛を蹴り上げ、身体は丸く盛り上がった粘膜をこつんこつんと叩かれるだけで跳ね暴れ、覆い被さった翔真の上体を押し返していく。

「いてて、っ……双葉ちゃん、ちょっと落ち着いて……」

「あ、ああんうっ、でもっ、気持ちよくて、っ、ぅ……あ、んっ…………」

ここで、再びペニスが引き抜かれ悠加里の小振りなお尻の間にぬるぬるの亀頭が沈む。「んふっ、あああぁ」と右隣に喘ぎが飛べば、二の腕を、肘をブラウス越しに掻き毟られた痛みが広がり、涙潤む両目を見開いたまま天井を仰いだ。

「角堂にも、奥まで入れてやらないとな……っ、う、少し力抜けって」

「はあ、ああっ、しょうがないじゃない、っん、瀬尾が、ああ、はああんっ!」

深く、浅く、深くと繰り出されたストロークがにゅぷっ、ぐちゅっと粘っこい撹拌を経て最奥を穿ったのか、腰の動きが止まった途端悠加里の仰け反っていた上体が机へと崩れ伏した。

並行して破裂寸前の風船さながらに膨らんだ哀切さに唆された双葉は、抽送に耕されてとろとろの蜜をたっぷり湛えた膣壁を人差し指と中指で掻き回し、消え行く愉悦の名残をくねるお尻とともに引き止めた。

「……あふ、うう、っあ……せん、ぱい……んんっ」

ねだる声が届いたか、綻んだ花弁のあわいを沈んだ切っ先が捲り剥がす。

にゅるっ、ぐぷっ、ずちゅっと突き込みを重ねる固竿は容易に奥まで辿り着き、どろどろにしぶきを刷いた狭穴が作る夥しい密着の中で、びくっびくっと脈打ちを始めた。

「双葉ちゃん、そろそろ……っく、出しても……」

「出すって、えっと、だ、だめですよ…………そんな、んはあああぅっ、でもっ、あ、あ、あああ……っ、そこは、いっちゃう、あ、ああんっ!!」

リング状の収縮を抉じ開けた亀頭が再び子宮口を叩き揉むと、粘膜同士が寄り添う度にきゅうううっと下腹の辺りが切なく疼き、背筋を震えが駆け上がる。

痙攣に伴い近づく絶頂が、お尻を高く突き出させると同時に顎を痛みを感じる寸前まで反り返らせ、薄暗い天井を視界の中心に導いた。

手足を跳ね暴れさせる快感電流に、双葉は早くいきたいと言わんばかりに汗を伝わせ白く光るお尻を激しく振り回し、汗で湿った黒髪をなびかせながらざわめく襞に滴るとろみを潤滑油として、丸く盛り上がった膣底を凹ませるようにお尻と腰の密着を深めた。

「あっ、く…………うっ、う、ううううっ!」

気持ちよさは痛みへと変わるものの、膣内を満たす熱い迸りが満たされた思いをもたげさせ、戻すべき腰もそのままに後ろ手で翔真の身体を引き寄せてしまった。

直後に訪れた絶頂が眼前を白く染め上げ、掴んだ脇腹を掻き毟る……もうどうなってもいい、と理性の全てを吹き飛ばしながら。

「あ、あ……ぁっ、ああ………………」

射精が終わると、そよぐ風でさえも快感を見出してしまう敏感な身体は机に委ねる間もなく床へと崩れ落ちてしまった。

腕も足も脱力を含む快感に動かない双葉に届くは、甲高い悠加里の嬌声と水音……もう一回してほしいなと淫らな思いを膨らませつつ、眠気じみた安らぎに包まれたままそっと目を閉じた。

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