学園独り占め、女子は全員俺のもの二話 (Pixiv Fanbox)
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翔真にどろどろの液体をかけられ使われていない教室に連れ込まれたのは三日前、少しずつ思い出される弄られた胸やお尻に広がった湿っぽい熱。
開いては閉じる十本の指が膨らみをめり込ませ、弾ませ……鮮やかに浮かぶ映像が進むべき足に枷を嵌め、差し込む太陽の光を浴びながら右隣を歩く翔真を振り向かせる。
「どうしたの?」
「な、何でもありません……ううっ」
液体を浴びる前も何度か身体には触れられていた。
しかし以前とは異なりブレザー越しの素肌は彼を見る度にぞわりと震えを走らせ、下着の奥では無毛の秘所がきゅうっと切なげに蠢き内もも全体に淡い気持ちよさを広げつつあった。
「…………あの、どこへ行くんですか?」
「ちょっとね、あいつに話があって」
汗臭さが壁に床に染み付いた部活棟の奥へ向かう彼の背中に、蒼に何か用があるんだと察する。
下着を脱がされる寸前で助けてもらったものの、心の奥底には”もっとしてほしかったのに”と小さな芽吹き……帰宅後もベッドの上で弄られた胸やお尻を自分で触り直し、敏感な部分を指が掠める度に背中をくねらせては枕の端を固く握り締めながら声を跳ね上げてしまった。
「あおいちゃんの、ことですか? でも、どうして私も……」
疑問の言葉は立ち止まる翔真に遮られた。
錆を少し浮かばせた鉄扉に嵌められたガラスから視線を送れば、中では窓もカーテンも閉め切って練習に励む女子部員たちが……家も近い蒼や彼女を慕う瑠々香、唯奈とは学年関係なく仲良くしていたが、大部分を占める見知らぬ顔に「見つかっちゃいますよ?」
と小さく囁き翔真の制服を軽く引っ張るが、袖を掴まれても構わずに彼はドアノブをゆっくりと捻り始める。
「大丈夫だって…………でも、俺一人で行くと殴られるかもしれないから、その時は止めてほしいな」
「ええっ? 殴られるって……やっぱり、だめですって」
がちゃっ、と金属質な音が聞こえると、生温かく湿った風と一緒に視界が大きく開けた。
思い直してもらおうと伸ばした右手を擦り抜けた背中は少しずつ遠ざかり、嫌そうに侵入者を睨み付ける部員達を掻い潜ると、黄色のヘアピンを付けた女子のお尻を右手でぎゅっと強く揉み、左手では近くにいたタオルで汗を拭う女子のお尻を付け根から腰向かって撫で回し始めた。
お尻に触れて大丈夫とは思えない、蒼もすぐに止めるはず……と周囲を見渡すが、三人とも外にいるのか日に焼けた肌も、自分より一回り以上大きな身体も見つけることはできなかった。
「あっ、この前はごめんね?」
「ひああっ」、「やだっ、やめて!」と悲鳴と足音が響く中で、空手衣の上着を開けさせては下衣の紐を解きと翔真の両手が忙しく動き回る。
目を疑う光景に瞬きも忘れ、お尻や胸へと埋もれる掌をぼんやり見つめていた双葉だったが、膨らみをつつっと撫で上げられる錯覚にはっと息を呑み、学校指定のソックス越しに冷たさを送る床を蹴って徐々に暴かれる肌色へと駆け寄った。
「…………!! 先輩、な……何で……」
”何故こんなことをするのか”、”何故みんな逃げようとしないのか”……重なる不可解が伸ばすべき肘を強張らせた。
さらに片手の指を黄緑の水玉を散りばめた下着のクロッチ部分から内側へ潜らせ、同時にしゃがんで薄ピンク色の下着に包まれたお尻に顔を埋め大きく息を吸う翔真を前に、触れられる女子が自分へと置き換って額に、頬に汗粒を伝わせる。
「本当は双葉ちゃんだけにこういうことしたいんだけど、どうしても事情があって。まあ、蒼が来るまでだから」
「事情……?」
探り回る固く長い指が制服の中に擽ったさを歩かせ、「ひゃううっ」、「やああん」
と飛び交う嫌悪の声に次いでくちゅっと下着の奥に潤いが広がる。
そして”事情”が何かを考える理性を吹き飛ばし、後には背中の捩れと噛み締めた唇の薄い痛み、下腹を渦状に蕩ける疼痛だけを残した。
「君もお尻大きいね、触ってるだけでこんなになっちゃったよ」
鍵のかかっていない扉から逃げられるにもかかわらず、女子部員は声を上げてお尻を庇うに留まるささやかな抵抗を見せるのみ。
一方で翔真はそれに乗じ、唇端を歪ませて目を見開いたまま道場内を歩き回り、白、薄黄色、白とオレンジのストライプ、薄紫、白地にさくらんぼ柄と色とりどりの下着を暴き立てていく。
続けて上衣を剥ぎ取り、半袖のシャツをたくし上げ……同意を得ない行為が続く中、最初にお尻を触られた黄色ヘアピンの女子がグレーの下着を脱がされむちむちの白いお尻を丸出しにさせられてしまった。
「あ、あの……でも、先生とか来たら」
「来ないって、フィンも…………あ、何でもないよ。
そうそう、君のケツ穴が忘れられなくて、確か隣のクラスの……」
鉄扉と翔真へ交互に視線を送りながら、震える右足をもう一歩だけ前にやる双葉。
しかし「みんなもこっち来てよ」
と信じ難い申し出が聞こえれば、下着越しの膨らみを両手で隠しつつも肌色も露わな全部員が彼を取り囲んだ。
熱を含む柑橘系の濃い匂いに覚えるのは、どこか心地よい目眩と膝の崩れ……その場にへたり込みそうな身体を伸ばした背筋で食い止めるものの、脳裏を掠めた”双葉ちゃんだけにこういうことしたい”という言葉が、
「こんなひどいこと……や、やっぱりだめだと思います。だって、無理矢理……っ」
と発した説得を遮って唇をつぐませた。
「……わかってるよ。でも、必要なことだから」
お尻の谷間に顔を擦り付けると同時にぴちゃっ、ぬちゃっと奥の窄まりを舐め回す粘着質な音が耳に届く、瞼裏に映る、四つん這いにさせられ窄まりの周辺を穿りなぞられる自分の姿……鼻翼を膨らませる荒い呼吸に伴い、尖った舌は固く閉じた穴を割りくつろげる一方で、唾液を乗せたざらつきは会陰部を這い伝って膣口を抉じ開けて、と想像が重なり、反射的に内ももをきゅっと締めてしまった。
「っ………………みんな、触って……ほしいのかな。でも、そんなことって」
我に返ったところで口元を右手で隠し一人一人の表情を目で追う。
頬を赤く染め、白い歯をこぼし、胸やお尻、陰部や太ももに伸びる掌を払い除けては毟り抓る姿に羞恥と屈辱は見て取れるが、中には触れられると「ああうっ」と小さく呻きを漏らし顎を軽く吊り上げる姿も。
特に頬でお尻を凹まされたまま窄まりを舐め穿られた女子は、顔の動きに合わせて腰を前後左右に揺り動かし、眉を顰めながらも唇端から唾液を垂らして愉悦を明かし始めていた。
「だいぶ解れてきたな、今度こそ……だめだって、そんなに動いたら、ううっ」
身を起こす翔真、続けて強引にしゃがませた三人の女子のアナルを交互に弄りながらズボンのジッパーを下げ、天井を睨み上げんばかりにそそり立ち切っ先に透明な玉を滲ませたペニスを全員に見せ付ける。
生まれて初めて見た男性器は視線を浴びる度にびくっびくっと震え、双葉の心に”もっと見せて”と淫らな種を植える。
「蒼だってすぐに入ったからな……多分、すぐ慣れると思うよ」
ごくり、と飲み込んだ生唾の音が喉に響く。
他の女子も思いは同じか、周りには握り締められたタオル、軋む床、ペースの早い息遣い、追い打ちでくちゅっと濡れた何かをこね回す音……カーテンの僅かな隙間から注ぐ爽やかな陽光とは対照的な、立ち上る甘酸っぱい熱と湿気に双葉は身を乗り出し翔真との距離を縮める。
「お前たち、何やってるんだ!!」
しかし、唐突に怒りを含む声が響くとお尻を高く捧げた女子と翔真の間に蒼が割って入り、二人を引き剥がした。
これで終わると胸に手を当てたまま俯いて深く息を吐くが、思い出される男性器のそそり立ちが秘裂の入口を粘っこく温かな愛液で濡らし、その奥に潜む男を知らない内側はぞくっ、じゅるっと舌舐めずりでも始めるような蠢きを見せていた。
「ちっ、またかよ……もう少しだったのに」
「あれだけのことをしておいて、部員には手を出すなと言ったはずだ!」
着衣を直し壁際まで後ずさる空手部員。
集団への一瞥を挟み、蒼は翔真の襟を掴んで無理矢理立ち上がらせるものの、端を吊り上がらせた双眸が潤みを帯びた瞬間、真正面を睨み抜いていた彼女の顔が窓側へとそれ、Yシャツを皺になるまで握った右手にも弛みが生まれた。
「い、いや、その……実はお前に用があって。練習が終わったら北校舎三階の空き教室まで来てくれ、来てくれるんだったらもう絶対にここには来ないからさ」
「………………本当だな? くっ……いいだろう」
蒼は翔真を殴るでもなく部員に自主練の継続を伝え、開いたままの扉へ足早に向かう。
急な心変わりを前に双葉は遠ざかる背中をじっと見つめることしかできなかった。
「助かった…………じゃあ、俺達も行こうか」
ズボンの右ポケットを不自然に膨らませ、薄布の端を飛び出させた翔真に腕を強く掴まれると、大きな歩幅で道場の出口、部活棟の出口、二人の足音を除き静寂に包まれた北校舎と歩くよう促された。
生徒会室に戻るのだろうか、でも……とブレザーの袖を皺になるまで握る左手を見ながら思考を渦巻かせる中、彼の足が急に止まり同時に腰へと手が回された。
「…………あ、あの、行くって、今度はどこにですか?」
「北校舎三階の空き教室、蒼もしばらくしたら来るだろうし……それまでは双葉ちゃんといろいろしたくて」
気づけば眼前には、傾きかけた日差しが作る長い影を映した白い扉……以前連れ込まれたことを思い出し、咄嗟に首を振って俯くも瞬き一回の間に視界は暗い灰色に塗り潰されてしまった。
「だ、だめです……よ、私、もう帰らないと」
「すぐ終わるから」
背中を押され、上体をよろめかせながら一歩、二歩と教室の中へ。
姿勢を戻そうと薄く埃を被った机に手をつき、脇を、腰を擦り抜けて胸やお尻に触れる翔真の手を身を捩らせて振り解くが、力では敵わずブレザーのボタンは一つずつ外されてしまう。
上着を床に投げ捨てられたところで、今度は短めのスカートに手が伸びる。
捲り上げる動きが紺色を淡いピンクへと置き換え、頬と額にかあっと熱を感じながら両手をばたつかせて彼の腕を追い払うが、左掌で両手首を纏めて掴まれてしまい高まる羞恥に目を瞑って俯いてしまった。
「あ、あっ……先輩、だめ……ううっ、人が……」
布一枚を通じて伝わるは開かれた五指が尻肉を優しく凹ませ、右回り、左回りと円を描く様子……続けてブラウスのボタンも外され、揃いのブラが丸見えに。
次第に暴かれる肌が後ろ暗さと恥ずかしさを際限なく膨らませる一方で、道場での行為が思い出されて”私も気持ちよくなりたい”と受け入れ難い欲求が頭をもたげ始めた。
もっとも、不意打ちの衝動は”だめなのに”と理性に洗い流され、双葉は手首を掴んだ指を引き剥がして背中を軽く逸らしながら触れる掌との距離を稼ぐ。
「もう遅いからな、さすがに誰も来ないだろ…………心配しなくても」
「でも……やっぱり、こういうのは……私、っく、ああぁ、触っていいなんて」
肩越しには小さく笑みを浮かべる翔真。
早くここを逃げよう、と右足を一歩前に踏み出すものの、左足には見えない枷が。
加えて胸を下輪郭から掬い上げられ、たぷたぷとバウンドさせると同時にお尻を指がめり込むまで強く揉みしだかれる内に、剥き出しの肌にぞわりと擽ったさが駆け抜け結んだはずの唇が自ずと綻んでしまった。
「んんああっ……だめ、だめ……っ」
横髪を束ねたリボンの近くに彼の鼻先が擦り付けられた、息を深く吸う仕草が火照った頬に涼しさを刷き、寄せられた顔がそれを体温で塗り潰す。
”翔真が近くにいる”、”髪の匂いを嗅がれてる”という実感が皮膚の内側を走り回る疼きを何倍にも膨らませ、いつの間にか机の角を両手で握ったまま大きめのお尻を軽く突き出していた。
「双葉ちゃんも、そんなに嫌がってるようには見えないけどな」
勝手に触られ、素肌を晒され……嬉しいはずがなく、手足の指は爪が刺さるまで固く握り込まれた。
反面、相手の視線と息遣いを間近で感じる内に鼓動は高鳴り、ちらちらと後ろを振り返ってしまう。
続けて道場内で向けられた言葉を思い出す、”自分にだけこういうことをしたい”がもし真実なら……淫らな妄想に「いやっ」と開きかけた口がわななき、肌は粟立ち、最後には膝が崩れだした。
「少しずつ柔らかくなってきてるな」
「え、そ……そうなんですか、っああん」
机に肘をついたところでお尻が突き出され、翔真の下腹部と密着を深める。
薄布の奥で汗ばみ蒸れた谷間には押し付けられた太い棒、ペニスと察し慌てて腰を引くがお尻を揉みくちゃにしていた左手が前に回ると上半身を引き寄せられ、体温と筋肉の固さがよりはっきりと伝われば双葉の両肩をびくっと竦ませる。
身を強張らせた隙を縫って、大きな両掌が乳房を穏やかに包み込む。
息遣いに応じて、むにゅっむにゅっと揉み解される中でブラのホックも外され、カーテンに遮られ冷えた空気が敏感な桃色を舐め上げた。
「色も白くて……蒼とは全然違うな」
蒼との関係を連想させる言葉も、長い指が乳輪を掠めた瞬間に全て吹き飛ばされて後に残るは「あああうっ」とくぐもった喘ぎのみ。
擽ったさと痺れが入り混じる愉悦は乳首を軽く摘み扱かれ、その周囲を淡い起伏に沿って刮げ回されるだけで天井を仰いでしまうばかりに強まり、瞼裏に白い点滅を走らせる。
「ああっ、う……っ、恥ずかしい、です……どうして、こんな、あああっ……!」
垂れる汗が机上に円い染みを落とす。
生ぬるい空気に包まれた身体が織りなす目眩に頭をふらつかせながらも、何度も首を振りもうやめてくれと伝えるが、真後ろの翔真は懇願も意に介さず右手を下腹部まで滑らせ、クロッチ越しの土手を軽くつついて割れ目をゆっくりとなぞり上げ始めた。
「ひいっ……! そ、そんなところ……ぅ、っ」
薄布を隔てて指と熱を帯びて汗ばんだ陰部が触れた途端、顎と肩がびくっと跳ねるほどの強い痺れが全身を包み込んだ。
閉じたスリットを浅く押し広げる指の上下運動に痛みにも似た刺激は限度を超えて膨らみ続け、開いた唇には外に聞こえんばかりの嬌声が貼り付けられた。
「あ、あっあ、そこは、んああっ……だめ、翔真さん」
「ぶっかけたおかげだな……感じやすくなってる」
机と自分より一回り大きな身体に挟まれて戸惑う中、何とか逃げようと右手で距離を詰める胸板を、ぐぐっと突き出したお尻で下半身を押し返すが、その度に勃起したペニスをお尻の谷間で深く埋もれさせてしまい、伝わる脈動と熱いぬめりに涙の滲む両目を浅く閉じたまま腰を引いて直立の姿勢に戻った。
「そんなこと、っあ……ないです、だって、あ、あ……ぁあ」
汗熱を漂わせる羞恥に思わず首を大きく振るが、翔真は左手で乳首を転がしながらボリュームのある乳房を脇から揉み寄せ、同時に下着のウエスト部分を摘み上げて湿度の高い部分へ右手指を滑り入れていく。
「……っ!! ああああっ、だめ……っ!」
双葉の悲鳴も虚しく、指先は虫さながらに這い回って桃色の重なりを隠すふっくらと僅かに盛り上がった土手を触れるか触れないかの力加減で淡く引っ掻き始めた。
瞬間、訪れたのは粘膜表面に湛えられた愛液が裏地へとじんわり染み渡る温かさと、潤滑油を助けににゅぷるっと狭い穴の中にくぐり入る異物の圧迫感……脳裏をよぎる喪失感が未知の体験に恐怖を植え付け、小刻みに震える両腕で自分の身体を抱き締め掌が埋もれるまで揉み拉げられた乳房を庇う。
一方で、”もっと触ってほしい”と快感を求める欲求が腰を横8の字にくねらせ、人差し指を濡れて縮こまった襞間へ導いてしまう。
してほしいけどしてほしくない、くちゅ、くちゅっと粘っこくざわめく水音の中でもたらされた葛藤は双葉の視線を薄暗く浮かぶ天井と机、そして扉と順番に運ばせた。
「ああんっ、あぁ……だめ、ですよ、はあ、ぁ……怖い……っ」
ここで扉が開き、制服姿の蒼が姿を見せる。
これで終わると肩を落とし唾液に濡れた唇で溜息をつくものの、蜜を張り巡らせた腟内は沈ませた指への甘噛みを繰り返し、愛撫を知らない奥は接触をせがむようにぞよぞよと疼きを下腹全体に広げていく。
「翔真…………どうも懲りていないようだな」
「あ、あおいちゃん…………」
ショートカットを振り乱し、鋭い眼光を二人に向ける蒼。
だが翔真は明らかな怒りも意に介さず、くの字からCの字に曲がった指で腟内の襞を一本ずつ引っ掻き、迫る快感電流の度に双葉は背筋を反り返らせて火照った額に汗を滴らせながら口をぱくぱくと開くばかりだった。
「遅かったな、こっち来てくれる?」
「双葉から離れろ、話はそれからだ」
「……悪いけどそれはできない。でも二人一緒ならすぐに終わるかもな」
拳の届く間合い、その気になれば二人を引き剥がすことも簡単だろう。
にもかかわらず胸を揉み、下着の中に手を突っ込んで愛液塗れの秘裂を掃き上げる翔真を蒼はただ見つめるばかり。
他の部員と同じように何らかの理由で彼を拒否することができないのか……思考が積み重なっていくものの、爪の先がクリトリスに触れれば「あああっ!」と鋭い声が飛んで背筋から脳天まで眩しい光が一気に駆け上がった。
「なっ……それなら私だけで!」
「まあ、俺はそれでも構わないけどね」
言葉とともに襞が手前向かって薙ぎ伏せられた、もっと奥まで触られたらもっと気持ちよくなれる、でもこういうことは恋人になってから、でも翔真だったら、葛藤が渦を作り頭の中を理性を惑わせる。
やがて、内ももを垂れ落ちる温かな液体が灰色を纏う床にぽたりと落ちた瞬間に”気持ちよかったんだ”と確信し、歩を踏み出した彼の右腕を掴んでしまった。
「あおいちゃん、私は……大丈夫だから、だから……」
「双葉、どうして…………くっ、わかった。だがすぐに終わらせろ、いいな?」
蒼が隣に立ち、背の高さに相応しいむちむちの大きなお尻を突き出す。
右手で蒼のスカートを捲った翔真は二人の後ろに立ち、黒地に小悪魔と無数の白いドットがプリントされた下着越しにお尻を荒々しく揉み、並行して左手で双葉の会陰部を掠め撫でてスリットの下端辺りに楕円を描く。
「お前だけは、絶対に許さないからな……!」
意図とは無関係な、だが自発的なおねだりを経て、未経験故の恐怖は愉悦を求める思いへと塗り替えられていった。
少し盛り上がった土手の先で蜜を湛えた粘膜の入口をくちゅっ、くちゅっと穿り回されると、唇に、指先に細やかな痙攣が生まれて剥き出しのお尻を抽送に応じて前後させてしまう。
合わせて没入を果たした異物に膣壁はきゅううっと収縮を返し、ぬたついた襞の集まりが潤滑油とともに指先を穴の手前まで押し戻す。
両目を瞑れば、指がねっとりと糸を引く桃色の穴を掻き回す様が想像として浮かび上がり、”気持ちよくさせられている”という実感も相まって、蒼の歯を食い縛った横顔と翔真の血走った目を交互に見つめながら上履きの中で足指を限界まで強く握った。
「んんああっ、あ……っ、また、さっきみたいに……」
圧迫に甦る理性が背中をぞくりと震わせる。
そしてあさましく悦を貪る自分への罰か、”恥ずかしいと思わないのか”、”誰かに見られたらどうするんだ”と軽蔑の声が心に響き、太ももをぎゅっと閉じつつ内頬へ奥歯を食い込ませた。
もっとも痛みに痛みを被せても、とろとろの愛液を溢れさせて蠢く襞を指腹で凹凸に沿って揉みくつろげられると並行して、大波さながらに押し寄せる気持ちよさが”見つかるわけない”と顎の力を弛ませ、机と顔の距離も自ずと近づいていった。
「ううっ、なぜだ……なぜ、力が……ぐ、っ」
くちゅ、くちゅと回転を重ねる手首に任せて起伏を撫で抜ける指から意識を逸らそうと右を向いた先では、癖を混ぜた金色の髪をさらりとなびかせては、「違う」、「だめだ」と呟き続ける蒼の姿が……時折拳を、踵を翔真目がけてぶつけるものの、引き締まりと柔らかさを両立させた肉塊へ開ききってめり込んだ五本の指が下着を丸めて脱がし、日に焼けた肌に直接触れれば肩を竦ませて吊り上がった双眸を切なげに顰めた。
「結構待ったけど、何かしてたのか」
「……着替えてた、だけだっ。やめろ、脱がすなぁ……!」
ぴったり貼り付いていた最後の一枚を踝近くまで追いやる翔真の右手は、丸く大きな膨らみを付け根から掬い上げ、握っては開いての繰り返しで掌の殆どを埋もれさせていく。
汗を伝わせる蒸れた膨らみが拉げられる様にしばし見とれていたが、這い回る人差し指が狭く入り組んだ襞の奥を刮げ穿ると、咄嗟の衝撃に姿勢は爪先立ちへと変わった。
「あ、あっ……だめ、せん、ぱい、そっち、ああっん」
第二関節まで埋もれて少し曲がった指の先が当たる腟内のある一点、その部分にぐちゅっと大小様々な渦を描かれればびくっと全身が飛び上がり、足の先から頭頂部までを逆撫でられるような震えと痺れが広がった。
続けて「はあ、ああぁ」と息が抜け、緊張の反動で上体が机に覆い被さってしまった。
「お前のケツ穴触ってやるよ……シャワー浴びてきてくれたのか、なんか悪いな」
「バカっ、双葉がいるんだ……汗臭いままで、っぐ、む……ぅ」
蜜溜まりで泳ぎながら敷き詰められた凹凸を掠め擦る蠢きはそのまま、翔真は蒼の真後ろにしゃがみ左手で重そうなお尻を割り開く。
「ひうっ!」と風を切る高い悲鳴が水音と吐息に割って入り、「見るな」、「いい加減にしろ」と抵抗の声と後頭部を掻き毟る動きへと繋がった。
反撃に苦痛の呻きを漏らす翔真、それでも身動ぎに応じてたぷたぷ波打つ大きなお尻から顔は離さず、鼻先を深い谷間の縁に押し付けつつお尻の奥に突き立てた右の中指で何かを穿り始めた。
「むう、う……っ、こんなところ見られたら、お前もただでは……うっあ」
もし誰かが来たらどうすれば……曲がって伸びる指先のストロークが織りなす罪悪感と羞恥の中で、再び疑問がちらついた。
直後に”やっぱり、逃げないと”と身を起こすものの、ここで何故か眼前にもやがかかり思考がぼんやりと薄れていき、最後には何を考えていたかも思い出せず、代償としての耐え難い快感に涙と汗で無数の円い染みを置いた机を引っ掻くばかりだった。
「平気だって、いろいろあってね。おっと、弱いのはこっちだっけ……?」
「……!! っ、あぁ……んぅあ、あ、あ……っ」
追い打ちで姿勢が変わったことにより、愛液を内ももへと垂れこぼす膣口を割り広げた指がより狭い深みへと沈んで、ぬちゅぅ、ぐじゅっと泥濘を踏むような音を連れて薄いとろみの中を溺れもがく。
進んではぬるぬるにぬめる狭隘部を少しずつ掻き分けて、戻っては間に愛液を溜めた襞の縺れを追い縋らせ……と、瞼裏にはっきり浮かぶ指先の抽送が一度は頭をもたげた理性を完全に霧散させ、突っ伏した双葉を机の脚が浮かぶまでのたうち回らせた。
「…………双葉ちゃん、キスしてくれる?」
余韻で肌を粟立たせる、熱を含んだ快感電流が脳内を、手足の先を、そして下腹を駆け進み、双葉の視界を涙で滲ませた。
鬩ぎ合う粘膜と皮膚を起点に絶えず送り注がれる気持ちよさに頭をがくんがくんと揺さぶらせながら酔いしれていると、不意に顎を持ち上げられ後ろを振り向かされた。
「キ、キス……っ、でも、それは……あ、あぅっ」
「双葉! やめるんだ……そんな奴と、っ、くう、う、あぁ……!」
近づく翔真の顔、開ききって端に涎の糸をこぼす唇は引き攣りを浮かばせる。
初めてなのに、本当にいいのだろうか……蒼の声も相まって顔を逸らして首を振るも、ぐぢゅるぅっと襞が織りなす蕩け肉の溝を手首の半回転によって練りなぞられれば、背筋を震えが駆け上がり”もっと、気持ちよくなれるなら”と、愉悦を貪る愚かで淫らな内心への警告を振り切るように自分からも顔を近づけた。
「ん、ああ、あっ……初めて、だけど……んんんぅ……」
指の行き来にじゅぷっ、ぐちゅっと腟内を撹拌されるに並行して唇に熱と痺れが訪れ、口内に広がる電気信号が肩をしゃくらせて腰を泳がせる。
啄まれる唇と絡め取られる舌先、最初こそ”やめて”と肩越しに距離を詰めた上半身を押し返すものの、舌のざらつき同士が擦れ合い、内頬を刮げ回されるにつれて擽ったさ混じりの気持ちよさが桃色の粘膜に満遍なく広がり、気づけば鼻翼を膨らませながら自らの舌で翔真の歯列を舐り回していた。
「双葉、どうして…………っ、お前が皆を変に……ああ、うう……っ」
加えて、唇を離し「このままいっていいよ」と呟いた翔真が、根元まで沈ませた人差し指で泥濘めいた襞へ前後の往復をぶつければ、雁字搦めに指を縛り揉む襞の群れがもたらす快感と、上顎を、歯茎を触れるか触れないかの強さで掠め擽られる快感が一つに重なり、失われる理性とともに手足をばたつかせてしまった。
「…………そんなこと言うなって、尻の穴も触ってやるから」
「誰がそんなことを……んはああっ!」
ここで顎を限界まで反り返らせた蒼が甲高く嬌声を飛ばす。
言葉や仕草に拒否を滲ませていたにもかかわらず、翔真の右手が右に左に九十度の回転を繰り返すごとに、浅く皺を刻んだ面輪は染まる赤に伴い弛みを明かし、胸板を押し戻す後ろ手の指も宙をふらりと泳ぎ始める。
「ぅ、くっ、触るなら、私だけで……双葉は、んう、ぐ……うっ」
首を右に向けても何をされているのかは見えない反面、汗の滲んだ分厚いお尻の谷間でもぞもぞ動く手指が頭の中に一つの想像を貼り付けた。
異物を拒もうと締まった窄まりを無理に抉じ開けられ、触れられるべきではない内側をくちゅくちゅと穿り回され……やがて浮かんだ蒼の姿が自分と重なったところでお尻の穴にむずつきが広がるが、クリトリスを摘まれた瞬間に全ての錯覚が吹き飛び、背筋が大きく反り返った。
「うう、うっあ……ぁあ……? あ、あああああっ!!」
一回、二回と不規則なタイミングで芯を孕んだぬるぬるの小さな突起が指腹で押し潰され、その度に、びくっびくっと全身が痙攣に曝されて足の指を固く握ったまま踵を持ち上げてしまう。
剥き出しの肌を舐めるのは、掻き毟りたくなるような疼きと身体を宙に浮かばせる脱力感……息をつく暇もなく湧き起こった恐怖と後ろ暗さに俯いて舌をほつれた横髪ごと噛みながらも、震える身体はもっともっとと言わんばかりに翔真へと重みを預けてしまった。
「こっちの方が感じやすいかな……? いきたかったら、いつでもいいからな」
「いくって…………でも……んっあああ、はああ、あ……頭の、中が、ああう、あああんっ!」
”いく”、この言葉が知識に留まっていた絶頂を意識させ、右足が机の脚を蹴飛ばしながら前に進み彼との距離を稼ぐ。
裸を暴き立てられた恥ずかしさ、同意なく身体中を弄り回されたのに気持ちよさを求める浅ましさ、最後に生まれて初めての刺激に思考の全てを奪われる恐ろしさが双葉に逃げる最後の機会を与えるが、左右へのぶれを含んだ浅く深くのストロークでぞよめく襞を穿ち上げられれば、視界が眩い白で包まれ背筋を光の束が一気に駆け抜けた。
「あ、あああああああっ! だめっ、だめ……ぇ、先輩、んんっ、ああ、あああああ…………っ!!」
廊下に聞こえんばかりの鋭い喘ぎ声と一緒に上半身が弓なりに反り返った。
冷えた肌がお湯でじわりと温められていくような、全身を大きな舌で擽ったく舐め回されるような、足の痺れが少しずつ抜けていくような……形容し難い愉悦に双葉は本能の唆すまま後ろ手で翔真の身体を抱き寄せ、彼の唇を啄み舐めた。
「ああ……ぁ、あ……っ…………」
次いで掠れた声を出し、熱っぽく濡れた表面の起伏を突き出した舌で拭い撫で、Yシャツ越しの背中に爪を食い込ませる。
抱いていた恐怖と後ろめたさは既に消え、蜜も夥しい膣口から指を引き抜かれた双葉は絶頂の余韻に浸りながら床へと崩れ落ちた。
「双葉! っう、大丈夫か!?」
微かな発酵を伴う甘い匂いと埃を帯びた空気の中で蒼に抱き上げられた。
一回り大きな身体の温もりと「心配するな」と優しく響いた声に、双葉はぷるんっと弾力を湛えた形良い乳房に頬を預けて深く息をついた。
一方で二人へにじり寄る翔真の、血走った目と膨らんだ股間が両瞳を見開かせ、ごくりと生唾を飲み込ませる……これ以上はだめ、と理性が囁きかけるものの、今もとろとろの蜜を噴きこぼす秘裂がぐねりと蠢けば震える左腕を彼に伸ばしてしまう。
「もう十分だと思うが……これ以上双葉に触れてみろ、今度はっ……!」
「落ち着けって、双葉ちゃんが嫌ならやらないからさ……ま、その時は蒼のケツ穴でも」
左肘を曲げて引っ込め、代わりに掴んだ机を助けに立ち上がる。
勝手に閉じる内ももと熱をじわじわ染み広げる下腹の切なげな心地良さ、”今度こそ、本当にこれで終わる”とだらしなく開いた唇を濡らす唾液を、眼前の光景を無数に分裂させる両目を手の甲で拭い、微かな風にさえも痛みにも似たむず痒さを走らせる身体を出口へと向かわせた。
「…………構わん、勝手にしろ」
外と内を隔てる白いドアまで一歩、また一歩と進む。
しかし指で思うままに掻き混ぜられた腟内は、身じろぎに応じてくちゅくちゅと粘着質な音を立てては膝裏にまで温かな愛液を垂れ落としていき、比例して膨らむ愉悦が膣奥をきゅっと縮こまらせた。
咄嗟に「ああぁっ」と声を漏らしスカートの中に手を潜らせる双葉、その背後には視線……先を辿れば、左右に大きく振り乱されて肉が波打つ褐色尻に顔を埋もれさせては、ぴちゃぴちゃと谷間の先を舐め穿る翔真の姿が。
「どうしたの?」
「えっと、あの……あ、あおいちゃんも」
「わ、私のことはっ、んふああっ、気にするなぁ。早く、んうううあっ」
ここで逃げればもう触られることはない、反面蒼を見捨ててこの場を去ることに申し訳無さも抱きつつあった。
ドアと二人へ交互に視線を送りながら結論を一つに束ね始めるも、薙ぎ伏せられた襞が織りなす疼痛が妨げる……どうすればいいかはわかっていると言わんばかりに握られた爪先を行くべき場所に向けるが、ぬちゅっと届いたささやかなノイズが腰と背中に捻りを与え、肛門と舌の接触を垣間見るよう促した。
「俺は双葉ちゃんと最後までしたいな、ずっと前からそう思ってたし」
「…………そ、そんなぁ、でも、翔真さん、っあ、あぁ」
顔を顰め、唇を噛み締め、それでも蒼は首を振る。
鮮明に焼き付けられた股間の膨らみが、指以上に太いペニスでぬるぬるの穴を広げられれば気持ちいいんだろう、と妄想を加速させる。
対照的に快楽を求める淫らなもう一人の自分が許せず、右手で左手の甲を何度も引っ掻くものの、刻まれた熱もぞわりと背中を震わせ、腰を泳がせるに留まった。
「それに、二人ならすぐに終わるかも……蒼も、何か用があるみたいだから」
凛と吊り上がった彼女の双眸は「はあう、ああっ」と聞こえた嬌声とともに下がり始め、曲がって伸びる膝に続けて大きなお尻は纏わり付く汗粒を飛び散らせながら波打ち、「そんなに動くなよ」とくぐもった呻きを上げる埋もれた顔を押し叩く。
「…………っ………………」
胸の高鳴り、掻き混ぜられた泥濘の間に響く靴底の音、上ずった息遣い、ひどく遠くに聞こえる誰かの話し声……果てには全てを打ち消す心のざわめき、蠢動の間に塗り付けられた”最後までしたい”、”もうどうなってもいい”がスカートをたくし上げさせ、蜜をとろつかせた秘部を露呈させた。
「………………わかり、ました……私も、してください」
「んうああっ、双葉! だめだ、こいつはどこかおかしい、お前まで、きっと……くああ、あぁ!」
机に手をついて背を屈ませた蒼の右隣に立ち、彼女の汗ばんだ掌を握る。
翔真の右手がお尻に宛てがわれると、右の横髪を束ねる水色のリボンに指をかけ、ぎゅっと握り締めてしまった。
「入れるよ、力抜いて……」
「は、はいっ…………ひああ、ああっ!!」
太い何かが膣口を抉じ開け、異物へとしがみつく一筋一筋の襞を掻き分けてミリ単位で進む。
痺れを連れて訪れた鈍い痛みに顔を顰め、蒼の二の腕を掴んで耐える双葉。
自然とかぶりを振って拒絶を明かすものの、翔真は右手でお尻を掴み寄せたまま下腹部同士の密着を深め、穴の直径を上回る太さの亀頭をずるっ、ずちゅっと奥へ吸い潜らせていった。
「…………っ! あぁ、んっ……痛い、抜いて……っう、ああう」
顎を見えない糸で吊り上げられ、視界の中心にはぼやけた天井が。
直前のおねだりを後悔するように机の角をきつく握り締め靴底で脛を押し戻してしまうが、抵抗も意に介さない翔真はお尻に指を食い込ませながらぬめぬめの肉環を先端でくつろげ広げ、理由もわからないまま瞼裏に泥濘んだ桃色と前後を重ねるペニスが想像として浮かび上がった。
狭隘な部分には痛みを加速させる摩擦、内側に敷き詰められた凹凸は立て続けのストロークに薙ぎ伏せられ、捲り剥がされ、そして捏ね回されていく……起伏に応じて痛みと気持ちよさを混ぜた刺激にも強弱が付き始め、突き出た部分と亀頭の最も広がった部分が強くぶつかると、びくっと肩が大きく震え背筋を通って全身にむず痒さと余韻を浸透させた。
「さすがに初めてだと、ううっ……!」
「あ、ああっ……だめ、です、んはあ、あああっ、そんなに、動かないで……っう」
「く……っぅ、やめ、ろ……そ、そこは……っ、んぐ、ううっ!」
一定間隔で迫る痙攣に机の脚を蹴飛ばし、蒼の左腕を引っ掻いてしまえば、「ひうっ!」と甲高く飛んだ彼女の悲鳴。
おそるおそる向けた視線の先で、翔真は左手首の半回転を助けに立てた人差し指をぐちゅぐちゅずちゅっと穴の中を穿り返していた。
「…………そろそろ、こいつでも入れてみるか」
粘音とともにぬぷんっと引き抜かれた指を滴る透明な液体、そして取り出されたペニスと同じ色形の棒……一体何を、と双葉は唇を震わせながら様子を見守るが、腟内上部をずるりっと強く舐り擦られたところで思考が霧散し、走る電気信号に汗と唾液塗れの机へと再度もたれかかってしまった。
「やっぱり、あいつの言った通りだな、ケツ穴の感触も……これじゃ、すぐに出しちまうかも」
「うっ、く……そんな、もの…………あ、あ、ああああああっ!」
不可解な言葉と振動音に続けて蒼が背中を弓なりに反り返らせ、双葉と同じく手足を跳ね暴れさせ始めた。
一方で腟内は肩を落として大きく息を吐くごとに強張りが解け、にゅるっ、ぐちゅぷっと鬩ぎ合う粘膜も次第に弛み、ペニスをより奥へと導く。
没入を促された翔真も腰の動きを早め、ストロークに円運動を混じえながら狭まった濡れ襞のあわいを穿ち上げた。
そして内側の収縮は亀頭のエラを捲り剥がして裏側を丹念に練り転がしていく、追い打ちで不規則に配置された肉のリングが呼吸に従って開いて閉じてを続け、三分の二まで挿入を果たした男性器をとろとろの蜜を隔ててきゅうっと締め付ける。
「あああ、あああっ……!! だ、だめ……です、あ、ああっ……何でっ、痛い、のに……」
「んはああぅ、っ、ほじる……な、ああぁっ、こんな、んううあ、くう……っ、こんな奴に……!!」
未経験にもかかわらず荒々しい律動に愉悦を見出す双葉、自らの淫らさが全身の毛穴が開くような熱をもたらすが、隣に聞こえる蒼の憚りを感じさせない嬌声に”自分も気持ちよくなっていいんだ”と、抱いた申し訳無さも恥ずかしさも少しずつ薄れていく。
「ううっ、双葉ちゃん……すごい、絡み付いてくる、っ、う……蒼の、ケツ穴も……っう」
擬似的なペニスは大きな褐色のお尻に突き立てられ、細やかな振動の中で行き来を始めていた。
双葉も快楽を貪らんばかりに腰を振り回し、疼痒を滴らせて蠢く襞で亀頭を揉みくちゃに。
さらに遠くへと消えた痛みに乗じて、たゆんたゆん揺れる乳房を掴んだ手の甲に掌を被せつつ、振り返って翔真の唇を躊躇い半分に啄んだ。
「ん、んんっ……翔真さん、っふ、ん…………」
体温に柔らかく蕩けきった豊かな胸をむにゅ、ぐにゅっと揉み解す手と、口内をなぞり掠める舌先の動きが激しくなる内に、奥まで埋もれたペニスがびくっびくっと脈を打ち始める。
射精を仄めかす震えに下腹部を引く双葉だったが、痺れた粘膜伝いに注がれる気持ちよさが視界を白く染め、手足がすうっと落ちていくような感覚を与えると、”このまま出してほしい”と蒼の腕を掴んでいた左手を翔真の背中へ回し、掻き毟ると並行して抱き寄せた。
「う、くううっ、中に、出しても、っ、いいよね……?」
「えっ、でも、それは……んあああっ、はあうっ、い……いいです、中に、っうあああ、あああっ、またっ、さっきみたいに……」
肌と肌がぶつかる乾いた音が高さを増すにつれて、心地よいうねりが頭の中にまで広がり、絶頂にも似た心地が”もう一回いきたい”と脇腹を捩らせながら右手で押さえた下腹を軽く凹ませる。
深まる密着に比例して往復する亀頭と襞の擦れ合いが鮮明に伝わり、膣壁を起点に粘度の高い快感の塊がぞわぞわぞわっと駆け上がっていく。
「う、っ…………!!」
翔真が呻きを漏らした途端に中を熱い液体が満たし同時に絶頂を迎える、やがて淡い痺れは気の遠くなるような立ちくらみへと変わり、動きさえ妨げる手足の重みも際限無く膨らんだ。
「あ、ああ……ぁ、っ、ああああああああああっ!!」
脳裏をよぎるは、子供ができてしまうのではないかという後ろ暗い恐怖……もっともそれも、二回三回と叩き付けられる礫に、気持ちよさを求める牝の本能へと置き換えられ、双葉は唇を被せて舌に啜り付いたまま渦巻いては神経を直に擽る余韻に浸り続けた。