女騎士と少年魔導師~憧れの女性(ひと)と旅に出たら~六話 (Pixiv Fanbox)
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「…………どういうつもり?」
彼が連れ去られた後、単独で探索を続けたリュミエール。
数多くの魔物を倒し、最深部で樹精石の欠片を手に入れこれで喜んでもらえると足取りも軽くソラフィスを探し続けていたが、予想だにしない光景を前に拳は痙攣し奥歯は軋む。
「えっと、これは……その……」
「ちっ、邪魔すんなよ。いいところだったのに」
唇を閉ざし俯いたソラフィス。
そうだ、きっとこの女が無理矢理……気づけば剣を抜き、褐色の首筋に銀の刃先を突きつけていた。
「あなた自分が何をしてるか、わかってるの!?」
「何って、こいつがやりたそうだったから…………」
「…………ごめんなさい、リュミエールさん……つい」
「いいの、謝らないで。悪いのはあの女だから、ひどいことされなかった?」
朽ちた布と採掘用の道具だけが置かれた殺風景な黒灰色には二人を囲むように燃え盛る赤橙が置かれ、剣に煌めきを添える。
頬に温かさを感じつつ一歩だけ足を踏み出し、自分とは比較にならない巨大な乳房を突き出すように胸を張る少女へと近づいた。
「ち、違うんです。その……ニルリアさんに襲われたとかじゃなくて、僕も…………本当にごめんなさい、最低ですよね」
「そんな…………嘘、だよね?」
「嘘じゃねーよ、私のおっぱいに顔くっつけて赤ん坊みたいにしゃぶってたし、いくときも気持ちよさそうにしてたぞ」
ニルリアが唇端を歪め、微かに頷いたソラフィスの肩に手を置き抱き寄せる。
距離の近さが行為に及ぶ場面を想像させ、リュミエールは剣を戻して二人を強引に引き剥がす。
「行きましょう、ソラフィス君。こんな人に構ってられない」
「やり足りないから外で待ってろ、見たいならそれでもいいけどな」
「っ……!! いい加減にしてっ!!」
脱ぎ捨てられた服を拾い、汗の残る小さな手を取って走り出した刹那、ソラフィスがよろめく。
引っ張られる力を怪訝に思い振り向けばニルリアが彼に抱きついていた。
「どうしてもって言うならお前も混じっていいぞ、どっちがいいか決めてもらうのも悪くないだろうし」
傲慢な言い分が握る掌に力を加える、一方でソラフィスなら自分を選んでくれると思いが頭をもたげ、立ち去るか話に乗るか……柄に手を乗せたまま薄汚れた床に視線を落とし、しばし考え込む。
「あなた、どこまで………………あああっ!」
近づきすぎたか、思案の隙を縫いニルリアが背負っていた大きな革袋の紐に指を掛けられ、反動で袋が彼女の元へ。
リュミエールが剣を抜く暇も無く中を開けられ、掌大の透緑に輝く鉱石を取り出されてしまった。
「こいつが樹精石か、やっぱり高く売れそうだな。心配すんな、話は聞いてる……終わったら返してやるからよ」
「ちょっと、返しなさい!」
ソラフィスも掲げられた樹精石に手を伸ばすが、力では勝てず呆気無く押し戻された。
剣を振ろうにも人質に取られたら……と躊躇が生まれ、踏み込みを押し留めた膝には強張りが。
「で、どうするんだ? お前に決めていいぞ…………いい物持ってんな、使わせてもらうか」
「……………………」
取り出した大きな布を床に敷き、座るニルリア。
見上げる瞳も長い睫毛も水膜に光り、近くの太い竿に小麦色の指先を絡ませて親指と人差し指でぎゅっと亀頭を摘み上げた。
「………………わかった、脱ぐから少し待って」
ソラフィスが距離を取ろうと背中を反らし後ずさりを重ねる、申し訳なさそうに逃げる目線に心は決まり、胸当て、籠手と一つずつ金具を外して白の着衣を露わに。
「どうした? 明るいと脱げないってやつか?」
「そんなことっ……な、ない」
だが上着のボタン、スカートのホックと進むにつれて指先は縺れ、呼吸の間隔も早まる。
大きなお尻にぴったりと貼り付き指の入る余地を与えない下着を力任せに引き下ろせば、後には何も残らない……ニルリアとは対照的な日焼け知らずの絹白、無毛の割れ目に二人の視線が集まり左手で隠した。
※※※
「何だよ、ケツはでかいくせに生えてないのか」
広げられた布の上に脚を閉じて座るリュミエール。
丸く実り豊かな巨尻は自重に押し潰されて幅を広めぎゅっと閉じ合わさっていた桃割れも僅かに開く。
媚もあからさまな光景、両目は細腰から角の丸い三角形を思わせる広がりに集中しつつも、生唾を飲む音で自分のせいで……と罪の意識を思い出し、乗り出しかけた上体を戻し、かぶりを振って目を閉じる。
「…………それで、何をすればいいの?」
「決まってるだろ? ソラフィスに好きにしてもらって、どっちがよかったか選んでもらうんだよ」
「えっと、まさか……?」
右腕には褐色、やや遅れて左腕には透白が絡み付く。
身を翻らせた二人は両手両膝を布越しの地に付けお尻を突き出す、背が屈むことでニルリアの尻肉は上下に引っ張られ肉付きが薄くなる代わりに丸みが強調される。
一方リュミエールは手に余る巨大な尻を差し出してもなお柔らかそうにぷるっぷるっと息遣いに合わせて波打ちを繰り返していた。
「触り、ますね」
圧巻にしばし瞬きさえ忘れたが、頷くままに二つのお尻に掌を近づけて滑らかな曲線に指を滑らせる。
見た目通り、右の黒尻には筋肉を感じさせる弾力に富んだ心地、左の白尻には指を甲まで埋もれさせる滑らかな柔らかさ……リュミエールへの罪悪感と行為への戸惑い故に最初こそ両手指の動きはぎこちなかったが、皮膚を通じて注がれる快感が背骨に擽ったさを走らせ肩を震わせる。
「っああぁ……もっと強く触ってもいいんだぞ」
「わ、私も、ひゃあんっ」
”もっと強く”……ソラフィスはニルリアに触れた右手に臍を伝わせ、釣鐘状に下がる乳房へと宛てがう。
五指は軽く置いただけにもかかわらずぬるま湯と紛うまでにふにゅりと沈み、熱を帯びてぷにゅぷにゅと柔らかい肉塊の中心へ向かう道程はひどく短かった。
さらに、チョコレート色の肌に玉と浮かぶ汗が指に滑りを添えて掌の内では柔肉を掴む度にむにゅっ、ぷるんっと形を崩しながら逃げ回る。
「ソラフィス君、あ、あぁあっ」
反対にリュミエールの乳房は重さに屈さず椀形を保ち、掌への伸し掛かりもふんわりと軽い。
乳輪に人差し指を引っ掛けて刮げ撫でれば、背中を流れる金色の髪が揺れて脇腹を伝い落ちた。
優劣など到底付けられない二つの膨らみ、ソラフィスは股間に熱と滾り、下腹部に射精衝動のうねりを感じつつ五本の指で肉弾をバウンドさせ叩き付けられる重みと潰れて纏わり付く感触を楽しむ。
「……どっちかなんて、選べません」
「もっとちゃんと触れって………………私のほうがいいだろ?」
「ん、っ……ソラフィス君、私のお尻……いつもみたいに、いっぱい」
おそるおそるの小声が二人を振り向かせる。
ニルリアは僅かに頬を上げ、リュミエールは茶瞳を潤ませ唇端から甘切なげな吐息を漏らす。
胸を揉みしだく左手を再びお尻へと移し、皮膚も薄く頼りない内壁を掻き分けて深い切れ込みに指を向かわせた。
「ああっ、ああう……っ、そ、そっちは……んああう」
冷たく乾いた外気に嬲られた絹肌、だが双山が擦れ合う谷間はむわっと汗蒸気を隠しており人差し指に湿気を押し着せる。
むにゅむにゅと柔らかさに押し潰された先端が向かうは分厚い肉に隠された窄まり、しかし手の甲に添えられた白が潜り込んだ侵入物を引き剥がす。
「何だよ、触らせてやんないのか? 随分とお高いんだな」
「っああぁ、でも……ん、ひううっ」
動きを止めた左手、一方右手は自らの重みで円錐状に垂れ下がる乳房を掴み揺さぶる。
リュミエールの横顔と髪の間に覗く耳には羞恥の赤、加えて小刻みな震えと普段と同じ明らかな拒絶を感じ、汗塗れの尻肉にぬちゅりと挟まれた指を縁まで戻す。
だが置かれた掌がゆっくりと巨尻へ這い、重々しい扉を割り開いた。
白を増した指頭の間に垣間見える桃色のささやかな窄まり……放射状に並ぶ皺は呼吸に合わせて捩れ、かつての固い引き締まりが錯覚として皮膚に塗り付けられた。
「……いい、よ……こっちも…………んっう」
転がる珠を思わせる声を接触が途切れさせる、指先で縮こまる皺穴を優しくつつきながら起伏を外から内、内から外と交互になぞり回し表面を解す。
リュミエールは口をぱくぱくと開いたまま巨尻を上下左右に振り立て、腰を高く捧げた。
「あああんっ、はあ、ううっ、あああああ……っ」
「……おいおい、そっちばっかりってのは勘弁してほしいな」
「は、はい……ごめんなさい」
手首を回転させ、柔軟ながら狭隘な環の先を穿り始めるとニルリアの掌が手の甲に覆い被さり、荒々しい揉み捏ねを促す。
片方には五指を飲み込まんばかりの重量に富んだ肉塊、他方には皮膚を舐っては噛み付く肛口の締め付け、性質の異なる気持ちよさが一つの波と化し、全身をぞよぞよ練り擽るうねりとともに熱く解れた肉ととろみを浴びた粘膜への没入は際限なく深まる。
「ん、ふう……っ、あんまり、深く……はあ、ああっ」
乳頂に楚々と佇む桃色の乳首を乳輪ごと引っ張り上げ、薄い粘り気を纏うざらつきへ圧をかけると、ささやかな突起が伸びるにつれて褐色の背中が反り返る。
目を閉じてだらしなく口を開くニルリア、最後に手を全て埋もれさせる巨大な乳房をむぎゅっと一揉みし、背中、腰、お尻と滑らせた指で後門をくじり立てる。
「っ、はああ、私も、か……? いいぞ、初めてってわけじゃないからな」
近づく美尻……谷底に隠れる捩れ穴はリュミエールよりも小さい反面桃色は濃く、皺と皺の間隔もやや広かった。
形の違うもう一つの花弁に立てた人差し指を差し出した。
輪くぐりの先に広がるふわふわのぬたつきに優しく包み込まれ、挿入の快感がじわりと亀頭に染み渡る。
「んふあああっ、あああっ! ソラ、フィス君……んんっ……どっちが、いい? あっ、あああああんっ!!」
喘ぎ含みの問いが、左手指の前後と返される収縮を思い出させる。
リュミエールが腰で円を描けばぬちゅっ、ぐちゅりっと水音が立ち指先はさらに奥へ。
ぎちぎちに締め付ける外側と、狭苦しい中にもとろみの目立つ縦襞を敷き詰めた内側……単純な運動であっても嬌声は回数に応じて激化し、蜜をしぶかせる粘膜の戯れかかりは夥しさを増すばかり。
「んんっ、そこまでだ。次はこっちを触ってくれ」
”このまま入れたい”と膨らむ衝動は翻る身体に押し留められた。
目の前には膝を立てて黒と白……ニルリアは顔を上げて外の肉扉がくつろげられるまで脚を開き、リュミエールは内腿に筋を浮かばせ隣と正面を交互に見つめつつもやがて目を瞑り顔を伏せた。
「は、はい…………もう、ぐちゃぐちゃに濡れてる」
薄白いとろみを雫とこぼす二人の秘裂、滴る蜜はどちらも熱を持ち指先に絡み付いた。
表面をなぞるに留まるソラフィスの指だったが、巧妙に張り巡らされた蜘蛛の巣さながらに糸を引く液体が膣内の蠕動を想像させ、思わず身を乗り出し顔を寄せた。
「んあふ……っ、お前も大きくなってるぞ……?」
「あぁっ、ああ……」
「ずるい、ひゃんっ、あっ、私も」
「っう、はあ、はあ、ああっ!」
重なり合った肉の中心に指をくぐらせた瞬間、屹立には練絹の心地。
上半身の感覚を直に揉み擽る気持ちよさに視線を落とせば二本の手が竿と亀頭をそれぞれぎゅっ、ぐちゅるっと我慢汁を撫で伸ばしながら包み込んでいた。
ニルリアの指は手首の回転に合わせ裏筋に圧をかけつつ袋と竿の境界線を始点に長いストロークでカリ裏までを扱き上げ、リュミエールの指はエラに引っ掛かりドアノブを捻る要領で垂れ落ちる先走りまで舐め刮げるように強く擦り立てる。
「ああっ、っ、ん……ソラフィス君、気持ちいいよぉ……」
「一人で、んっ、盛り上がんなよ……はあうっ」
渾然たる嬌声、体内で大きな螺旋を作る疼き混じりのうねりが途切れ我に返る。
止まっていた左右の指を奥へとくぐらせどろどろの粘液と媚肉を曲げたそれで割り広げた。
ぐじゅっ、ぬちゃっと混じる水音……片や筒上部にぬめりに満ちたざらつきを広げ残りの三方には襞と淡い突起が不規則に置かれた膣内、片やと指全てを取り囲み隙間なく蠢いて締め付ける細やかな襞の集まりと形状こそ異なるものの、粘着質にへばり付き縮こまる肉の絨毯と窮屈さの中に秘められた蕩けそうな柔らかさには共通点が見い出せた。
「あ、あ、あ、っ……はあ、んっ、ふ、ああぁ」
結合部を伝い落ちる愛液が敷かれた布へ染みを作り、生を感じさせない室内に甘香をまき散らす。
媚に満ちた馥郁が命じるままにソラフィスはずちゅりと抽送を深め、狭隘な筒奥の起伏を探って間に溜め込まれた蜜を掻き出す。
「っく、やっぱ……あ、ううっ、上手だな……ひ、ううぅっ」
皮膚の内部へ流し注がれる二種類の快感は背筋に光の束を走らせるが、ペニスを捏ね繰り回す十本の指がそれを半固形状の液体を撹拌するような力強い渦に変え、顔と距離の間は近づくばかり。
絶え間なく続くむず痒いうねりに顔を歪ませるソラフィス。
変化を快感の表れと見たか、ニルリアの指先がカリ裏を伝い進んで輪を作りエラを捲り返す。
リュミエールも亀頭の上半分を搾り捏ねたまま親指を鈴口へ這わせ、穴を押し広げて滲む我慢汁をくちゅくちゅと根元まで伝わせた。
喘ぎに顎を反らせては、”これでいいの?”と上目遣いと伏し目を交互に重ねるリュミエール。
不慣れさが与える程よい痛みが全身の肌を粟立て、荒く息をついたまま折り重なった濡れ肉が作る襞を軽く引っ掻きながらぬめりを支えに奥を穿つ。
「はあ、う、んんう……そっちは、あああああっ!」
左に弾ける甲高い声、身の捩れに少し遅れて内側がざわめき金色の髪がふわりと宙を舞う。
突き出された唇を舌でなぞり上げ、こじ開けた先に広がる桃色の空間でたっぷりと粘膜に乗った生温かい唾液を啜る。
「んっ、んぅ……ソラフィス、君……っ、んむっ……っ」
三つ目の、皿に注がれたミルクを舐める子犬を感じさせる水音が閉ざされた石造りの部屋に響く。
薄い甘味、桃彩を浮かばせる雪肌と吐息が織りなす煮詰めた花蜜を彷彿とさせる女体の香り……息苦しさも忘れ、つるつるぷにぷにの内頬を舐め回した。
舌と舌が接触を繰り返す度にリュミエールは強く亀頭を握り、汗と先走りを纏った掌でぐりゅぅっ、ぬちゅずちゅ……っと揉み転がす。
ニルリアが竿上にもたらす蛇じみたスムーズな指の動きと相まって興奮に際限なく油を注ぎ、粘り蜜を迸らせる襞間へのくじりもあからさまに。
「おいっ、っああぁ、ひ、一人で楽しむな…………ん、っ」
めり込む指腹が裏筋を一直線に擦り上げた。
精液の通り道をぬるりと駆け抜ける僅かな痺れに顔を右にやれば、もう一つの唇が、舌が近づき頬を啄み舐る。
二人の真ん中に割って入るニルリア、姿勢が変わることで筒の内側も螺旋を描きながら表情を変え、根元まで膣口をくぐる指の右側面をぬちゃりと粘っこく凹んだ突起が探り拭う。
「んっ、ふぅ…………っ、お前のも、全部飲ませろ」
舌を差し入れる暇もなく上下の歯をこじ開けられ、薄甘さに浸りきった柔らかなざらざらが歯茎を撫で抜けた。
両耳に届くは喉の鳴る音、ニルリアとの繋がりが一つ増えると昇り詰める湯気さながらの熱気がソラフィスの総身を取り巻き、額に大きな汗粒を置く。
加えて、リュミエールが形良い乳房を押し付けながら耳裏から首筋、鎖骨へと舌を進ませ、同時に捲り返した切っ先の裾野を捻り回す。
射精間近のペニスはびくびくっと脈を打ち手足を脱力させる一方で、畳まれてぐじゅぐじゅに縺れた膣肉を擦り撫でる指には鮮明な感覚が与えられ、不規則に配置された狭輪をくぐり開けながら、飛沫を湛えるビロードめいた粘膜に半円を押し付けてぬかるみを耕し続けた。
「っぁ、ああん……だめ、いっちゃう……はあ、ううっ」
「ああっ! そ、こは……くうう」
ニルリアの膣筒上部に並べられた小さな粒を軽く圧し潰す要領で撫で上げる、びくっと浅黒い肌が痙攣し腰が浮かぶ。
ごく薄い線が刻まれるに留まる筋肉に包まれた腹部が膨らんでは凹みを繰り返し、嬌声を含む吐息は深さを増した。
また、隙間がなくなる寸前まで肉路に詰め込まれた襞蚯蚓をぬぢゅりと蠢かせるリュミエールも、ソラフィスの指が泥を思わせる真珠色の蜜を浴びた蟲の巣を突き撫でるごとに巨尻をたぷんたぷん弾ませ、敷いた布に皺を広げていった。
「ぅっ……はうう……僕も、もう…………」
反撃と言わんばかりに白と黒がゼリーを塗した真綿を彷彿とさせる縄と化し、ペニス全体を満遍なく縛り搾る。
根元から先端へ、快感の迫り上がりをぬめりが追う一方で、二つの桃唇を交互に吸い立てる。
深い悦海に沈む女体……しとどに溢れる愛液故に、輪郭も曖昧な襞のあわいを穿つ侵入物が柔肌を意のままに操っていると実感すれば、よろめく直前まで乗り出された身につられて指はにゅるりととろみの上を歩いた。
「いい、ぞ……私の中で、出してくれ」
片手で袋を揉み解し、片手で竿を握り扱くニルリアが親指でカリ首を圧迫する。
リュミエールも対抗心からか、腰の前後に重ねて鈴口に宛てがった掌の中心でぐぐっ、ぐちゅる……ずちゅぐりゅっと屹立の頂点を押し潰す。
「んっ、はうっ! だ、め……私が……ふうっ、んむ……ぅ」
口吻をせがみ顔を寄せるリュミエール、些細な身動きであっても薄白い水飴で満たされた膣内は左右に螺旋を描いては指に縋り付き、媚態のみで構成された切なげな溜め息と一緒に手首を半回転させながら握り込んだ亀頭を捻り引っ張る。
「う、ああっ、あああぁ……で、出る……うううっ!」
ふっと総身の緊張が抜け、往復を積み重ねていた両手指が激しさを増し続ける蠢動に屈した。
次いで出口向かって駆け上がる精液の迸り、一呼吸を挟み白濁は二人の手の中にどくっどくっと吐き散らされた。
「ん、ああぁ…………ソラフィス君の、はあうっ、いい匂い……」
白と透明を混じらせたスライムが掌に粘糸を巡らせる毎に引っ張られる疼痛と下腹部で巻かれ続けた濃厚な渦は霧散し、両腕はだらりと布の上に落ちた。
「指でされただけでこんなに出すのか? こっちだとどうなるかな?」
息をつく間もなく、ニルリアが背中を向け、肘と膝をついたまま張り詰めたカーブを描くお尻を差し出す。
考えるより先に限界まで広げた掌で汗に照り光る柔らかい膨らみを左右に割り開き、谷底に佇む放射状に広がる皺穴へ視線を落とした。
「…………もう少しできるだろ、魔法使ってもいいからさ」
「は、はい、わかりました」
見上げた正面には、睫毛と唇を水膜に煌めかせてニルリアが小さく笑みを浮かべている。
開きかけた肛門に指先を押し込むと髪がなびくまで大きく頷いた。
狭隘なリングの先に広がる透き通った桃色の世界を指で探らせながら、体力を回復させる魔法を自身に向けた。
紡がれた詠唱が穏やかな緑色の光を生み、射精と同時に溶け落ちた渦を皮膚の内側に蘇らせる。
「ちょっと、私が先……」
「いいだろ? こっちは一回もいってないんだ。いつもいかされまくってるんだから、少し位我慢しろ」
「……そ、そんなこと………………」
リュミエールが脚を閉じて俯く、下がりきった紅染まりの目元は一度ソラフィスに向けられたが、すぐに脇へ逸れた。
緑光が宙に消えれば早くしろと言いたげに肘膝をついたまま後ずさりし、お尻で円を緩やかに描く。
「ああっ…………さっさと入れろ、触んなくてもいいからな?」
少し薄めの唇で三日月を作り挿入を促す。
魔法の効果でほぼ垂直にそそり立ち我慢汁を裏筋に伝わせるペニスを窄まった入口に押し付け、少しずつ腰を沈めた。
「あっ、あああああああああ!! すごいっ、さっきより……固い、んうああっ!」
膣口とは真逆の抵抗感が一つの輪となり、亀頭の裾野をぬめりがぎゅっと締め付ける。
抽送は阻まれ腰の前後も止まりかけるが、ニルリアが丁度よい大きさの美尻をソラフィスの律動に応じて振り立てることでぬりゅっ、ぐちゃっと粘膜同士が擦れて縦襞が敷き詰められた直腸付近まで亀頭が導かれた。
「あああんっ、いい、いいっ……どうだ? んっ……気持ちいいだろ?」
「は、はいっ……すごく」
隣には、リュミエールの視線が……太ももを擦り合わせ、僅かに口を開いたまま時折結合部を見つめるが、目が合った瞬間唇をわななかせて顔を逸らす。
彼女の仕草が腹部に小さな痛みを置いたが、根元近くの周りでぎゅちゅぐちゅ鬩ぎ合うぬめりがピストンを加速させて思考を吹き飛ばす。
「んはあっ、はあうっ、もっと、動いて…………乱暴に、はう、ふうぅ……」
全ての息を吐ききらんばかりの深い呼吸が脱力と窄まりの解れをもたらす、カリ裏に食い付いてぐにゅぐにゅと蠢き回る窪みの両側面に配置された括約筋は、一定のリズムで開いて閉じてを繰り返し柔らかな肛肉で先端をそよぎ回す。
さらに溢れる潤滑油が深いストロークを促し、切っ先は放射状のリング、襞と窪みで構成された短い粘り肉の筒、そして直腸へと進み抜いた。
「はあっ、はあっ、う、ううぅっ……あああ」
リュミエールの肛内と比べれば中に多少の余裕はあるものの、縦襞はやや長い上に細かく刻まれており互いの身体が動く度に粘膜の触れる角度が変わり、右、左と不規則に強い刺激が送られる。
反面、肉の傘に隙間なく纏わり付いた直腸部分は掌で軽く握る程度の収縮に留まり、つるつるの中にも浅く襞が施された筒は蜜を滴らせながら亀頭を扱き上げていく。
「っは、ぁ…………ん、ふああっ、もっと、っく」
温められたスライムを思わせる直腸への突き込みに返される蠕動、押して引いてを繰り返す腰には魔法の効果で倍加した快感が走り、ぞわり……と全身の毛穴が開くような擽ったさが皮膚を舐める。
ニルリアも同様に悦を感じ取ったか、ぬめりをぶち撒けた肉の洞窟を根元まで突き上げる度に顎を反らせ、しなやかな背筋で弓を作った。
露になる曲線に比例してペニスと腸内が角度を変えて深く擦れ合い、ぐじゅぅっ、にぢゅるっと結合部から迸る粘液に連れられた射精感を竿を通じて体内へと走らせた。
「い、今の……やっぱり、上手だな、っはあう、んんっ!」
高く捧げられた黒尻がソラフィスの華奢な下半身を突き飛ばす、襞を追い縋らせながら肛口まで抜け落ちる亀頭を前に出さんと右手で胸、左手でお尻を掴みニルリアの背中に覆い被さった。
片手には指を際限なく沈ませる、触れただけで容易に拉げる自分の顔よりも大きな脂肪の塊、片手には適度な弾力が掌を押し返すぷりぷりの肉弾……どちらも、滲む汗と上昇した体温に任せてシロップを浸したマシュマロさながらにつるつるぷるぷると弾み逃げ、沈む指に柔らかな振動を送り返す。
「あふっ、んんっ、あいつと……どっちがいい?」
「え、っぁ……そ、それは、んん、ぅ」
「…………………………」
「っふ、うう、冗談だよ、あっ、今の……すごくいい、っんう!」
リュミエールの視線が片頬に突き刺さる、身じろぎの果てに大波を作る布を握り締める一方で、行為に耽るソラフィスには下がった目尻……二度目の痛みが腸奥を穿つ律動を引き止め、ふにゅりと絹肉にめり込む指先を浮かばせた。
それでも筒状に剛直を取り巻く熱を帯びた桃色と、媚もあからさまな嬌声が前後の再開を内心に命じる。
後ろめたさを感じつつもソラフィスは先端が届く限界まで腰を突き出し、反動を付けてぐねつく肉の壁を掻き分け続けた。
「はあっ、あ、あああんっ、今度こそ、いけ、るぅ………あああっ!」
左腕で反り返る上体を支えたまま、右手を淡い茂みに添えてクリトリスを摘み転がすニルリア。
刺激は稲妻と変わり、入口は固く閉じ始め窪みがエラ裏に入り込む。
「あ、あっああ……ああ、んあああああっ、はあう、ああああああああっ!!」
褐色の肌が灰色の空間に踊る、絶頂が近いのか差し出されたお尻は乱暴に振り乱れ、腸壁の側面を亀頭が斜めに擦り上げた瞬間、ニルリアは一際大きな悲鳴を上げて全身を痙攣させる。
背中とほつれた横髪を挟んだ先に見えるは、天を仰ぎだらしなく口を開いたニルリアの顔……顎を伝う唾液の糸が汗と腸液に混じり、円形の染みを一つ一つ置いていく。
「はあぅっ、あ、あ…………ふう、っ……次はあいつに入れてやれよ」
ずるり、と潤滑油塗れの竿が抜き戻され亀頭には抱擁から噛み付きと順に訪れる。
射精を済ませていないペニスは湯気を放ちながらびくっびくっと小刻みに震えていた。
※※※
「リュミエールさん…………」
「……あ、えっと、でも……お尻の穴は」
形ばかりの拒絶、しかし拙いながらも指戯に嬲られた肛門は会陰部をこぼれた愛液をたっぷりと浴び、厚布を敷き潰した巨尻が左右に揺れればぐちゅっとささやかな音が立つ。
「自分で弄ってただろ? 結構濡れてるじゃねーか」
ニルリアの立てた指がお尻の谷間に入り込み、底に潜む穴を擽る。
皺を追うようになぞられると背中が跳ねて肩が竦んだ。
「ひゃんっ! もう………………い、いい……よ、して」
甲高く声が自らの悦を実感させる。
喉奥には生唾を飲む音、近づくソラフィスの微かな汗の匂いと体温を感じるだけで掻き混ぜ続けた窄まりの表面がぞくりと痺れる。
相手に背を向けお尻を高く上げると、巨大な膨らみを撫で抜ける掌が。
”早く入れて”と右手で分厚い肉の扉をくつろげる、接触を拒み続けた肛門を外気に、目線に晒され羞恥を覚えるもののニルリアへと対抗心からか震える指は蜜を纏い吸い付かんばかりに柔らかさを増したお尻にこびり付いたままだった。
「わかりました、入れます……っ」
熱を送り注ぐ少女じみたすべすべの掌がお尻を掴むと同時に、狭穴を突き抜けた異物感。
指とは比較にならない太さがかつての後ろ暗さを甦らせ腰を引いてしまうが、追い縋る亀頭は反動を付けて濡れ環の中に潜り込む。
お尻と腰がぶつかるとぷるっと肉が弾み、勢いに任せて肛門内部を亀頭がくぐり進む。
直後に奥深くを穿ち抜いた先端から熱と痺れ、そして深い愉悦が送り込まれすぐ隣で見られているにもかかわらず口を開ききって布端を強く握り締めてしまった。
「あああーっ、あ、あ、ああんっ、あああうっ!」
「………………」
近くに座り、息を大きくついて両腕を大きく伸ばすニルリアと視線がぶつかる。
僅かに逸れた和やかな目に嘲笑を感じ背中を丸めるが、間隔の狭まり始めたストロークが縮こまりを許さない。
両手両足は突っ張り、布の上で身体が跳ね暴れる。
叩き付けられる細い腰も突き飛ばすほどに尻肉は揺れ、燃え盛る羞恥心のままに眉間に皺が寄るまで固く目を閉じた。
「はあっ、ううっ……リュミエールさん……リュミエールさん……」
何度か抜け落ちそうになるペニスだったが、滴る汗雫を隔ててソラフィスが体重を乗せるように覆い被さり、くびれも露な腹部に手を回すことにより密着が深まり肛口から直腸まで丹念にぐじゅぐじゅと掻き混ぜられた。
「っう、ああん、はあ……っ、あああっ、あああああ!!」
自分で慰めたのはごく浅い入口のみ、手付かずの肛奥を長く太いペニスで穿られると下腹の辺りで蠢動を感じ両肘が崩れ落ちる。
本来は行為に使わない穴を刮げ回されているという認識がリュミエールの心に黒い炎を灯す反面、腹部を起点に身体の隅々まで行き渡る愉悦に”もっと……”と後ろ手でソラフィスの腕を掴んだ。
「あああうっ、気持ちいい、っ……ふああ、ああっ!」
触れる面積が広がれば心の距離がさらに近づく錯覚が訪れた、相手も気持ちは同じかお尻を指が食い込むまで揉みながら前後のペースを激化させる。
水飴のたっぷり詰まった壺を棒で突き捏ねるような、粘着質な水音がぐちゃっ、じゅぷっと石と石の間で響き、結合部から太ももへ熱い雫が伝う。
指一本でさえ抵抗を感じるほどに窮屈な肉リングには多少の痛みは残っていたが絶えず訪れる快感の大波が全ての苦を打ち消し、突き上げに従いばたばたと身を踊らせて汗や涎を吸い込んだ潤いを帯びた布にさらなる皺を加えた。
「ひ、ううっ、あ、あああ、ああっ! あ、ああああっ!」
くねるお尻がぎゅっと入口を窄め、穴の奥に蠢きを与える。
グラインドを繰り返すペニスとふんわりと包む腸壁の摩擦が強まり、顎を引いて唇を噛み締めるが背中を駆け上がる強い疼きに憚りのない嬌声が迸った。
蒸し暑さがどろつく額、頬、首筋に汗が落ちるが拭う余裕もなく、皮膚を舐め回す灼熱のうねりが肉体を絶頂向かって引き上げていく。
「っ、ううぅ、ああっ、ああ……ぁ、はあ」
「ソラフィス君、いいよ、もっとぐちゅぐちゅして…………っあああ!」
瞼裏には星々の明滅、涙に覆われた視界はぼやけ近くに置かれた何かは輪郭も曖昧に分裂を始めた。
次第に近づく絶頂、脈打ちを早めるペニスは秒刻みで内部の形を変える肛内を抉るように擦り立てて際限なく湧き出る腸液の海を泳ぎ続ける。
「あああああっ、あ、ああっ、だめ、ああっ、強く……はああ、あああぁ」
ずちゅっ、ぐちゅるっ、ぶちゅっ……夥しい破裂音が両耳に支配を及ばせ、際限なく膨れ上がる快感。
捩れる背中は髪に動きを与え、小刻みに痙攣する腰が汗を含んだ金色の毛束を縺れさせる。
あられもない姿で悦だけを貪る自分、積み上げられた想像は浮遊感と化し、地面に押し付けられた自重は全て失われた。
「あ、あっ、だめ……だめ、飛んじゃう……ああ、ああああっ、んあああああっ!」
「…………僕、も……ああっ、い、いく」
大きなお尻を揉み捏ねていたソラフィスの右手が、自らの右手に近づく。
絡み合う指と指、体温に連れられて彼の思いが皮膚を通じ送り込まれる。
求められている、との思いがさらに気持ちよさを加速させ、土踏まずに横皺が刻まれるまで足指を湾曲させたリュミエールは左手で布を、虚空を掻き毟りながら頬を震わせ、喘ぎとともに呼気を吐き切った。
「ああっ、ああ、あ、あ、だめ、ああっ、だめ……はああ、ああああっ!!」
掌を指が折れんばかりに握り、頤を反り返らせた。
お尻と腰が一つに溶け合うところまで密着を深めると奥をずりゅりと練り揉まれ、背中から頭へぞくりと震えが走る。
頭の中で快感が広がると全身は稲妻で打たれ、そのまま絶頂を迎えた。
ソラフィスも小さく呻くと、腸内には熱い迸り……桃色が白で汚される光景を思い浮かべ、幻と甦る精液のぬめりと臭いが悦を何十倍にも濃さを増しばたつく両脚で後ろを何度も蹴り上げてしまった。
「ふあ、ああぁ………………ソラフィス君……好き……ぃ」
※※※
「はあ、はあ…………」
窄まりの中心には小さな空洞が残り、粘液で薄められた白濁がぼたり、ぼたりと滴り落ちる。
霧散した欲求は性を扱き絞られる気持ちよさの代償に疲労をもたらしたが、魔法で体力を回復した副作用かペニスは上向きのままだった。
「お、まだやれそうだな」
「はい、あと一回位なら……」
精液を拭うのも、乱れ髪を整えるのも忘れ身を横たえたリュミエールが起き上がり、固さを保つ竿に顔を近づけた。
「えっと、じゃあ、最後はこっちの穴で」
「それは譲れないな、ケツの穴に一発もらっただろ?」
「もういいでしょ!? そもそも何であなたに……」
「…………樹精石だったか、確か」
「くっ……それは関係ないじゃない!」
疲労も忘れたか、言い争いが続く。
「あ、あの……両方のお尻で、挟んでもらえますか?」
目尻を吊り上げ、唇を大きく開け……と表情に怒りを残したまま振り返った二人。
左足が半歩後ずさるが、やがてリュミエールはニルリアの持っていた革袋に視線を移すと頬に淡く紅を塗ったまま褐色の腰を抱え、自らの背中に背中を向けさせる。
「ソラフィス君がそれでいいなら……私は」
「しょうがねえな。ま、さんざん気持ちよくしてもらったからな」
樹精石の入手が最優先と考えたか、リュミエールは呆気無く申し出を受け入れてくれた。
触れる寸前まで近づいた白と黒の双山に見入りつつ、盛り上がりが織りなす曲線の隙間……指一本分の太さに留まる空間にペニスを差し込むとむにゅりと歪む左右の肉から弾力と柔らかさ、そして圧迫が襲いかかる。
「っは、ああん……どう、かな…………?」
「何か変な感じだな。おい、あんまり近づくなよっ」
サウナさながらの熱い肉塊が互いに潰れ、擦れ、圧迫される中でペニスを練り揉む。
右にはぐにゅっ、むにゅるっと蕩けかけたマシュマロを思わせる分厚い白肉、左にはぷるっぷるっと沈み込もうとする竿を押し返す弾力と瑞々しさに富んだ黒肉が。
柔らかさではリュミエールの巨尻が圧倒している故、四つの膨らみが円を描き続ければ亀頭は次第に粘り気を帯びて触れた部分をぬちゅりと吸い付かせる透白の球体へと深く沈む。
「ソラフィス、君……わ、私の方がいい、よね?」
距離の詰められた女体から発せられる温もりと甘香……額の汗を拭いながらリュミエールを見上げるが、ニルリアがお尻を突き出し先端を谷間に導くとつられて視線も赤瞳へ向けられた。
小刻みに震える腰が尻谷に振動を送り挟まれた亀頭までぷるんぷるんと波打ちをぶつける。
揉みくちゃにされたペニスは、エラを、カリ首を捲り上げられた上、下半身の大小様々な回転に竿も半分ほど埋もれ、張り詰めが目立つ温かな肉の狭間でむぎゅむぎゅ擦り転がされた。
「そうか? お前のケツなんてでかいばっかじゃねーか」
鳶色がニルリアを睨み、怪力など到底想像できない華奢な手首を捻り上げる。
咄嗟にリュミエールの甲に掌を添えれば、全身のバランスが崩れ男性器に合わせて凹んだ大尻が体重ごと押し迫る。
「あ、ああっ……今の、すごく、うああっ」
表情の緩みと返される笑顔、深い切れ込みを作る最も柔らかくふるふると滑らかな尻山の頂点を圧迫するペニスは、双山を各々二つに分ける。
加えて潤滑油を塗された四つの丸肉は竿の右側面を全て飲み込み、亀頭も優しく粘着質に埋もれさせた。
「うっ、く…………」
「もういくのか? それならとどめを刺してやらないと」
「っ、ああ……だめ、私のお尻でいっぱい……っ」
唇の端に漏れる小さな呻き、迫る射精を察したか二人は一旦お尻を止めてソラフィスを見下ろす。
直後にリュミエールは巨尻を上下させ、一方でニルリアは左右の運動を繰り出す。
薄いぬめりを挟んで尻山に閉じ込められたペニスはぬちゅっ、むちゅ、ぐちゃっと柔らかさに揉み潰された。
引っ張られては押し戻される竿が快感の全てを受け止め、意志とは無関係に腰は前後の律動を開始する。
「っああ、ああ……っ、出ちゃい、ます…………ううっ!」
根元から先端へ扱き立てるお尻が、衝動もろとも内側に溜め込まれた精液を引っ張り、執拗に追い縋るすべすべぬちゃぬちゃの肌が鈴口近くまで迫り上がった気持ちよさを掻き出す。
「うっ、ん……いいよ、ぉ……出し、て、ああう」
「ふうっ、何言ってんだ、そんなデカケツ……出すんならこっちで出せよ……っ」
夥しいお尻の動き……瑞々しくも成熟した肉塊が波打てば、ぽよん、ぷるんっとペニスを叩き狭隘な肉のあわいが精液を搾り上げる。
内心では”早く出したい”と”もっと気持ちよく”が鬩ぎ合うが、リュミエールがソラフィスの後頭部を引き寄せ、頬に唾液で濡れたやや厚めの唇を被せるとぷるぷるの弾力が心地良い燻りに炎を灯し、蕩け肉を掻き撫でるストロークは距離と加速を倍増させた。
「あ、あっ、ああ、あああああっ!!」
身じろぎに揺れる二つの乳房を片手ずつで掴みながら、五回、六回と纏わり付く尻肉を振り解くように腰を振れば、精液の通り道にむず痒い痺れが走る。
勝手に上がる声とともに、お尻とペニスの間には熱い迸りが……一度の脈動が白濁の染みを一つ生み、気づけばぬちゅりと擦れる白と黒の曲線には粘っこくも太い糸が伝い落ちていた。
「はあっ、はあ……っ、」
ペニスが萎えた直後に、ソラフィスは布の上にへたり込んでしまった。
小さく息をついたところで、隣りに座ったリュミエールの掌が頬に添えられる。
地下迷宮の冷たく乾いた空気とは対照的な、ゆったりと総身を取り巻く眠気にも似た心地よさ……安らぎの中でそっと目を閉じると柔らかく温もりに満ちた枕が耳を、こめかみを撫で抜けた。