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女騎士と少年魔導師~憧れの女性(ひと)と旅に出たら~五話 (Pixiv Fanbox)

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「リュミエールさん、大丈夫ですか?」

「うん…………でも思ってたより強いね、ここの敵」

ゴモプレの地下迷宮を進む二人。

ソラフィスが呼び出した精霊の道案内もあって行き止まりとも回り道とも無縁だったが、強いられ続けた応戦に額は汗で濡れ、手足にも重みが嵌められた。

「……少し休みましょう」

長い一本道の中程、幅が少し広くなった所ですぐ後ろで聞こえていた足音が止まる。

リュミエールも小さく息をつき、壁の埃を手で払い背中を預けたまま腰を下ろした。

「ごめんね。あと、どの位?」

着衣越しの背中には体温を吸い取る冷たさ。

剣を振り回し続けた肩と肘には気怠い痛み……疲労の色は濃く、うつむき加減で目を瞑ると渦を巻いた思考が蕩け全身の力と意識が抜けていく。

握られた柄が汗ばんだ掌に滑り、地面へ落ちた金属が甲高く乾いた音を立てる。

近くの魔物に聞こえたかも知れない……目を見開き、焦りの中で左右に首を動かすが取り囲むは単調な静寂。

「やっと三分の一歩いたところなので、まだ………………気休めにしかなりませんが」

剣を拾い顔を上げたところで、耳の辺りに温かな光。

ソラフィスが治癒の魔法をかけてくれたようで手足の痛みと重みが徐々に引いていった。

「ありがと、ちょっと楽になったかも」

「無理はしないでくださいね、リュミエールさんに何かあったら、僕……」

松明に照らされたソラフィスの下り目、睫毛も長いそれと白くふっくらとした頬が精巧に作られた人形を連想させ、空いた手で滑らかな膨らみに指を歩かせた。

「あ、えっと……そろそろ行こっか、調子も良くなってきたし」

瞬きを繰り返す青瞳、見続ける内に下着の中でぬめりが膣口を伝い、悦を悟られまいと立ち上がり暗闇へ視線を移す。

「…………!!」

地面を蹴るブーツ、唐突に聞こえ始めたそれは次第に大きさを増し二人の十歩ほど手前で止まる。

魔物特有の臭気も息遣いも感じられない、橙炎を近づければ短く切られたうなじまでの銀髪を無造作に流し、自分の背丈ほどはあろう巨大な戦斧を負う日焼けした肌の少女が。

「まさか、ミノン……?」

「おいおい、あんな奴らと一緒にすんなよ。見てわかんねーかな、こんなの持ったミノンがどこにいるんだよ?」

少女が背を伸ばし革鎧に押し込めた巨大な乳房を強調する。

ソラフィスの視線が南国の果実を思わせる半球に向いたが、リュミエールが上着の裾を引っ張ると両目は壁へ逸れた。

「……あなたが、入口の扉を?」

「ああ、あの位ならどうってことないけどな………………金と飯と、そっちのガキをよこしな」

「なっ……ふざけないで! 一体どういうつもり!?」

「決まってんだろ、さっさと宝を見つけたいし腹も減った。そいつなんだろ、精霊に宝探しさせてたのは」

「財宝には興味ありません、食事も少しで良ければ分けます。僕たちは樹精石さえ見つければそれで構いませんから」

「…………やっぱりそうか、私もそいつを探してたんだ」

少女が一歩、二歩と砂利を踏み締めながら距離を詰める。

留め金を親指で弾き眼前へ突きつけた戦斧の刃先が炎に煌めき、銀の閃光が漆黒を引き裂く。

呼気を挟み、松明を置いたリュミエールも剣を抜く。

相手の切っ先だけが届く不利な間合い、後ろ手で薄い身体を軽く押すが、その腕を掴んだ彼が呪文を呟き始めた。

「待ってください、今………………そんな、まさか!?」

”どうしたの”と聞き返す前にソラフィスが歯を食い縛り相手を睨む。

唇の端を持ち上げた少女が見せるは赤く光る球体、魔法が封じられたとすぐに察しこれ以上間合いを詰められる前に先んじて彼女へ跳びかかり、革鎧に包まれた脇腹に狙いを定め真横に閃を繰り出す。

「ははっ、魔物はこんなことしないからね。こいつは楽に勝てそうだ」

「やってみないとわからないじゃない! ソラフィス君、後ろ下がってて」

遠ざかる靴底の間に、ひゅんっと虚空を切る音が。

纏わり付く饐えた冷気を振り解くように勢い良く地面を蹴り右肘を曲げたまま少女の懐へ踏み込むが、金属同士がぶつかり合う悲鳴の直後、銀刃は鉄製のシャフトに阻まれ柄を握る掌には指が緩むほどの痺れが押し迫る。

もう一撃……と腕を引き切っ先を大きな胸に向けた。

しかし繰り出された突きより早く固い爪先がリュミエールの腹部を捉え、駆け抜ける重量に富んだ衝撃に背中は屈み足も自然と後ずさった。

「う、ぐぅっ…………まだっ、このくらいで」

「……大人しく寝とけばいいのにな、そんなに死にたいかっ!」

装備に施された防護の魔法のおかげか熱と苦痛は次第に消え、大きく踏み出した歩で一気に間合いを詰める相手を前に体勢を戻して叩き下ろされた斧刃を剣で受け流し正面に捉えた顔を切りつける。

「っ……! やりやがったな!」

褐色の頬に走る一筋の赤、同じく血を思わせる赤瞳が吊り上がる。

咄嗟に身を戻した相手にはかすり傷しか与えられず、開かれた身体を閉じ前のめりに自重を乗せて斬り上げた刃で追撃を仕掛ける。

しかし細い片腕に操られる戦斧が空気を断ち切らんばかりに振り下ろされ、銀と銀は火花を散らしては衝突を積み重ねる。

熱を孕み舞い踊る赤燈が二人の空間に光を添える。

肩に狙いを定め斜めに斬撃を加えるが、相手はそれを真正面から斧刃で受け止め、人一人分はあろう武器の重量でリュミエールを押し返した。

「くっ……ああああっ!」

「とどめだ!!」

痛みを走らせる膝を曲げ、生温かい風の中で砂利を踏み潰しながら身体を右にスライドさせて側面に回り込む。

だが、刃を寝かされた戦斧が脇腹目掛けて銀色の線を走らせる。

咄嗟に一歩後ずさり耳に残る空を切る音と距離を保つが、槍頭さながらに鋭く磨かれた先端がリュミエールの胸元に迫る。

近づく銀色、構えた剣を尖りに合わせるがすり抜けたそれは胸当てにぶつかり背中を壁へ叩きつけた。

騒がしい高音と耳鳴り、そして全身を駆け巡る痛みと痺れ。

身を守る厚手の鉄板はめり込んだ切っ先のままに丸く凹んでいた、防護の紋様がなければ……着衣の奥に篭もる熱は寒気に書き換えられ、背中が震える。

「ちっ、ただの鎧じゃないようだね」

「…………すごい力……このままじゃ」

力では敵わず、魔法にも頼れない……悔しさに奥歯を強く噛む一方で、装備全てに施された紋様の隠された特性を思い出す。

秘められた魔力を一点に集中すれば重斬を受け止めつつ反撃ができると籠手に覆われた左手を固く握り、背を預けながら発動の呼び水となる詠唱を口の中で呟き始める。

「…………………………」

「リュミエールさん……」

最後の単語とともに息を吐く、瞬間左手が金色に輝き立ち上る焔が肌を舐めた。

相手も何かを察したか戦斧を両手で握り、上半身を捻らせてその反動で振り回すが銀に輝く攻撃の軌道は手の甲に呆気無く弾き飛ばされた。

「はああっ!!」

刃の欠けた斧が地面へ叩き付けられ背を反り返らせた少女がよろめく、顔を顰め両手を前につき出すが開いた身体は戻らず、その隙を縫って腹部へと切っ先を突き立てた。

「何っ!? っぐ……うううっ」

魔物とは違う、柔らかな肉に剣が沈む……初めての感触だったが、目眩じみた罪悪感が右肘を曲げさせる一方、全身の肌を汗ばませ粟立たせる高揚感に唇は自然と歪む。

目に入るは布服を、地面を汚す暗い赤。

致命傷には程遠いか膝を崩した少女は血を溢れさせた臍近くを押さえ、眉間に皺を寄せてリュミエールを見上げる。

「負けたよ、でもね…………っう、悪いけど」

動く前にとどめを……滴りに染まる剣を向けたまま、一歩また一歩と距離を詰める。

細い首筋に刃を当てたところで少女が手に持った何かを投げ、ソラフィスへとぶつけた。

「うあああああっ!」

白い光に包まれる二人、眩しさに目を瞑り俯いたが再び開いた先には静寂と松明の光が頼りない暗闇のみ。

正面にあるべき人影は、最初から何もなかったのように消え失せていた。

「ソラフィス君! そんな…………どう、して」

※※※

「っ……いててて、もっと優しくしろよぉ……」

「じっとしてください、傷が開きます」

眩白の後、ニルリアと名乗った女性とソラフィスは地下迷宮の最下層奥深くにある部屋まで移動していた。

危害を加えないという条件で引き締まった腹部に右手をかざし治癒と動封の魔力を注ぎ込むが、命に別条はない一方で傷は深く、彼女も痛そうに顔を顰め身を捩らせる。

「まさか、転珠まで持っていたなんて……油断していました」

「へへっ、そうだろ……ナトダールでいっぱい買ったからな」

掠れを含んだ自慢気な声と弱々しく唇の動きも小さい笑顔、焚き火に照らされるのは滑らかそうな肌とくりくりとした丸く大きな赤瞳、粗野な言葉遣いとしどけなく開かれた両脚とは対照的に、あどけなさと人の好さを感じさせる容姿だった。

「………………」

しかしそれ以上に、袖のない布服とレザーアーマーの中に詰め込まれ足元が見えないのでは……と考えてしまうほどに押し潰されながらも指二本分は高く張り詰めた、子供の頭よりも大きな乳房に視線を落としてしまう。

加えて、丸く緩やかに開かれた襟からは双山の上端が僅かに顔を覗かせて深い切れ込みをあからさまに。

「ん、どうした? まだ終わんないのか?」

乳房の丸みが織りなす曲線が真っ直ぐ走る谷間を二つに分けており、表面に覆い被さる布地との間に三角形の翳りが垣間見えた。

リュミエールと比べれば二回りも三回りも大きな乳房が薄く筋肉を備えつつも引き締まった細い身体の上に、取って付けたように乗っている……着衣に寄せられぎゅっと歪み閉じた柔らかそうな膨らみに、股間には熱が這い進み固さを増した亀頭がズボンの裏地を押し上げた。

「………………」

「おい、ソラフィス! 何ぼーっとしてんだよ」

「あ、その……すみません、ちょっと考え事を。大丈夫です、もう終わりましたから」

立ち上がったニルリアが石壁に預けた戦斧を手に取ろうと背を屈める、背中から腰と続くなめし革で作られた板が引っ張られることで黒い薄手のズボン越しにぴったりとお尻の形を浮かんでいた。

布を隔てて見える下着の線は、頂角も緩やかなもう一つの三角形。

動き回った故か幅の広そうな布は、細脚からぐぐっと丸く突き出たぷりぷりのお尻が動けば縁を捩らせて丸尻の膨らみを斜めの線で二つに分ける。

「っ……しばらく休んだほうがいいか」

動封の魔法が聞いているのか、シャフトに添えた指をすぐに離してその場に座り込んだニルリア。

小さく丸まった鎧越しの背中と開いた腋の先には巨大な膨らみ、掌の内には錯覚として粘り気さえ感じられる滑らかな皮膚に包まれてたぷたぷと揺れる乳房の感触が重たくこびり付き始めた。

「こんなところで人に会うとはな…………樹精石って何に使うんだ?」

「……少し、長くなりますが」

国王から受けた特命、そして樹帝の杖が持つ魔力をさらに増幅させるため樹精石を求めてゴモブレの地下迷宮を訪れたことを順番に説明するソラフィス。

しかし、紅玉の瞳に真っ直ぐ見つめられるだけで言葉は途切れ、上質なチョコレートクリームを思わせる谷間に意識が吸い込まれ、何度も目線を壁と天井に向け昂ぶりを霧散させる。

「なるほど、そのグイナトって奴が全部悪いのか?」

通りの良さそうな銀の髪を手櫛で梳るニルリア、興味の薄さを明かす溜め息を一つつき、傷口を軽く押さえながら焚き火に乾かした魔物の骨を一つ放り込んだ。

「そうかもしれません、タムグティエを中心に魔物が増えていると聞きました」

「そういうことなら、樹精石ってのはお前らにくれてやったほうがよさそうだな……」

「すみません、ただニルリアさんのことは陛下にも伝えておきますので」

「殺り合ったってのだけは内緒にしといてくれよ?」

ソラフィスが頷くと室内を沈黙が包む。

何か話さなければとも考えるが、両手で片方の膨らみを揉みくちゃにしても持て余すであろう大きな胸に、言葉は口内へ封じられ唾液と化して喉を伝う。

悟られまいと四角く掘られ石で固められた室内に目をやる。

道中とは異なり人の手を感じさせる部屋は迷宮を作る際に使われたのだろう、片隅には握りが朽ちた鶴嘴と円匙が捨てられ、別の角には薄汚れて穴だらけの布が積み上げられていた。

「…………なあ、一緒にいた女……リュミエールだったか、お前あいつのことずっと変な目で見てたよな」

「え、な……何言ってるんですか!? 僕は、そんな……」

笑みを浮かべたままニルリアが隣に座る、舞い上がる毛先がふわりと甘酸っぱい汗混じりの体臭を鼻先に届け、それを呼び水に戦いの光景を思い出す。

剣戟の度に短く薄手のスカートは捲れ、大きなお尻を包む白い下着が弾む肉に並行して食い込む様を思い浮かべることでペニスは勃起しつつあった。

「ああいう尻のでかいのが好きなのか? 変わってんな。まあ確かにいい女なんだろうけどさ」

立ち上る温もり……背中を屈めたままニルリアから離れるが、身体を引き寄せられると甘い匂いはより鮮明さを増し、近づいた胸の谷間に思わず目を閉じてしまった。

「ほら、こっち向けよ」

背中に回された両手、恐る恐る開かれた瞳の先には艷やかな桃色の唇。

そして鎖骨周辺が作り出す浅い窪みと、急激な上り坂……ソラフィスは呼吸も忘れ、首をわずかに傾けてなだらかなカーブから急降下を描く谷間に視線を落とした。

「ん~、どうした? そんなに見たいんだったら……」

刹那、圧力は背中を通り後頭部へ。

視界全てを埋め尽くす褐色の肌、咄嗟に顔を上げるが腕力に押し切られ鼻先が谷間にふにゅりと沈んだ。

次いで頬が潤いと温もりに満ちた絹肌と触れ合い、柔らかくひしめき合う球体を左右に割り広げる。

鼻で深く呼吸すれば、温度の高い香気が体奥へと注ぎ込まれる。

リュミエールがいるのに……と申し訳無さと情けなさを感じつつも、過剰な大きさと重量を誇るふかふかすべすべの乳房に顔を振り、僅かな動きに対してぷるっぷるっと何倍もの波打ちを返す肉弾に頬を、唇をさらに強く押し付けてしまった。

「っは、はあ……ぁ、ごめんなさい、んんっ……」

「しょうがねえな、ちょっとどいてろ……脱いでやるからさ」

旋毛近くを押す指の力が弱まり、柔らかく蕩けそうな褐色が遠ざかる。

外気に冷たさを感じる頬、名残惜しさ故か右手がふらりと半球の上り坂に近づくが、ニルリアがレザーアーマーの留め金を外し、その下で汗と体温にたっぷり蒸れたであろうシャツの裾に手を伸ばしたところで宙を泳ぐ指がぎこちなく止まった。

「………………」

空気を含みゆっくり地面に落ちる薄布、そして近づく足音……触れる寸前に置かれた巨大な乳房は、呼吸毎にふるり、ふるりと胴体を操らんばかりに揺れていた。

形も胸自体の重みで僅かに下がっているものの、規則性すら感じられる真円に近い張り出しと膝を枕にすれば顔が見えないと思われる圧倒的な乳山の標高が、ソラフィスの興奮を溢れる間際まで煽り続けた。

一方で、左右にそっぽを向いた乳首は皮膚とは異なり色素も薄くリュミエールと同じく子供じみており、薄桃色の乳輪も銀貨一枚と似たような大きさだった。

「お前みたいなの見てると、ついな………………好きにしていいんだぞ?」

「えっと、その……は、はいっ」

頭の内側をよぎるリュミエールの顔、駄目だ、絶対に駄目だ……と栗色の毛先が揺れるほどに大きく首を振ったが、目尻を下げたまま唇だけで笑みを作ったニルリアに手招きされると操り人形さながらに歩が進み、伸ばした両掌で乳房を揉みくちゃに。

「う、ううっ……」

離せ、と理性は命じる反面欲求はもちもちと吸い付き粘り気を感じさせる球に掌を沈ませた。

開かれた指間には手の形に合わせて肉の盛り上がりが生まれて、むにゅっむにゅっと深く脂肪の塊を揉み捏ねる度にその盛り上がりは膨らんでは凹んでを繰り返す。

「あいつはいいのか?」

「……ああっ……リュミエールさん、ごめんなさい、僕……」

口では謝罪しつつも、皮膚に纏わり付く心地よさにソラフィスは呆気無く屈し、顔を寄せたまま左右の手を不規則に動かし円球を歪ませていく。

十の蠢きに揉み拉げられた二つの山は、掌へずっしりと肉の詰まった重さとふんわりと指が際限なく沈む柔らかさを同居させ、粘っこく形を変えて両手に追い縋る。

「悪い奴だな……ったく、こんなんじゃ他の女にも手出ししてそうだな、っふ、ぁあ」

下輪郭に親指が埋もれる、光沢さえ見て取れる陶器めいた弧がむにゅううぅっと崩され新たに二つの三角が織りなされた。

揉みしだく力に比例して三角形の面積は大きさを増した。

他の四指も汗と熱を帯びて蕩け崩れた乳肉を裾野から揉み上げ、柔らかさが増すまで双山を揉み解していく。

頭をもたげる後ろめたさ……しかし紅を添えたニルリアの頬を見ていると掌の開閉は止まらず、しっとりと潤いを着込んだ半球は捏ね回され、その都度快感を肌奥に送り注ぐ。

「はあっ、あ……上手、んっ、じゃないか。なあ、こっちも……んふ、ぅ……舐めても、いいんだぞ?」

濃い小麦色の手甲が急激な落ち込みを明かす下り坂と脇腹の間に滑り入り、肉のドームを持ち上げた。

たぷたぷと重たく波打つ両胸が掌と平行に潰れることで乳頂までの標高が増し、顔と乳首との距離が縮まる。

「…………ん、っ……ふう……柔らかくて、あああっ」

躊躇を振り払うように、上半身ごと顔を右乳に近づけて色素の薄い乳首に唇を被せた。

口内に広がるは接触の境界線すら曖昧になるほどの柔らかな膨らみとは正反対の芯を感じさせる粘膜の尖り。

唇を窄めて軽く吸い立てれば、歯を噛み締めてソラフィスの服を掴むニルリア。

悦に浸っているとすぐに認識し、両手で肉弾を掬い上げながらちゅっ……ちゅうっと唾液に塗れた先端を挟んだ唇で摘み引っ張り、同時に伸ばした舌で根元から頂点へとささやかな皮膜を撫で刮げた。

「あ、ああっ……ん、赤ん坊みたいだな、はあ、ああう」

ニルリアが後頭部の髪を掻き分け、顎を頭頂に置く。

二方向からの心地よい重みと圧力に思考がぼやける中で、乳輪に唇を押し付けつつ腋近くに宛てがった掌で胸を揉み寄せて互いのさらなる密着を促した。

「ん、はふ、ぅっ……はああああんっ!」

ぎゅっ、と相手の肩が竦み抱き締める力が強まった。

合わせてソラフィスも乳首を甘く噛み、掌の内側で分厚く重量感たっぷりの肉をバウンドさせた。

肉が前後に揺れることで乳輪も乳房も口内へ入り込み、唾液を乗せた舌の上をぬちゅ、くちゅっと滑り回る。

さらに汗と混じり合い顎を伝い落ちるぬめりは揉み解す掌に伸ばされ、とろみを塗り付けられた皮膚は粘っこい水音をより鮮明に響かせる。

「う……あ、あううふ……っ、あああぁ、い、いいっ」

愉悦混じりの吐息が肌を、毛先を熱で逆撫でた。

熱は焔と化して肌を舐り、あの谷間にペニスを挟めばもっと気持ちいいだろうと立ち上がって汗で滑る両手の指でズボンを脱ぎ散らかした。

「…………もっと、気持ちよく……はあ、う」

「ん……? 贅沢だな……ふふっ、これでいいのか?」

リュミエールの顔が瞼の裏でちらつく、だが真下で楕円形に潰れむにゅりぐにゅりと竿を圧迫する乳房が全ての思考を霧散させ、ぬるりと生温かい強烈な快感と相まって背筋を震わせた。

「あとは、こうして…………いいぞ、もっと動いても」

ニルリアが両膝で立つと同時に、エラ裏が引き抜かれる錯覚と亀頭をねっとりと包む口内粘膜の感触が押し寄せる。

追い打ちで前後に往復しつつペニスを扱き抜く巨大な乳房、ぬちゅっ、ぐちゅっと鬩ぎ合う柔らかさとぬたつきに腰も自然と動き始める。

狭隘な輪を作る二枚の濡れ唇がカリ首を捲り、感覚が集まる竿と先端の境界線に潤滑油代わりの唾液を流し込み、ぬめりが竿に及ぶと乳房の往復運動も活発に。

「っぁ、ああっ、う、ううっ…………」

一方で、舌は鈴口を広げつつ亀頭の上に外向きの渦を描く。

表面に敷き詰められた淡いざらつきが先走りと唾液を伝わせる裏側をにじゅるっと舐め搾り、起伏に応じて形を変えることで圧着が一段階強まった。

「こうやって、ぐにゅぐにゅってやれば……んっ、む」

導きに従い、弾力と蕩けそうな柔らかさを同居させた乳房に両手を添えて脇腹から掬い抱えた。

汗雫に照り光る寄せられた肉がボリュームを増すことでペニスはサウナさながらに熱された谷間の底付近に沈み込み、むにゅっ、ぐちゅるっと体液を隔てて練り揉まれる。

「あ、ああっ、あ、あ……はあ……出ちゃう、ううっ」

「おっと、いくら何でも早すぎないか? もうちょっと我慢しろよ」

すべすべの滑らかな内壁にきつく挟み搾られ、睾丸がぐるりと回転する錯覚と一緒に下腹部がうねり始めて根元を始点に先端へと心地よい痺れを迫り上げる。

全身の毛穴が開き、背中をむず痒さが舐める感覚に胸を抱え揉む力とストロークのペースが倍加したものの、ニルリアの言葉が内腿に緊張を走らせて射精を留まらせる。

「大したもんだな、よし……んっ、ふう、ああう……溶けるまで舐めてやるからな、っ、ああぁ」

赤瞳の上目遣いにきらめく水膜、二度の瞬きを挟み口元がぎゅっと縮こまり首が傾くとぬめついた唇がカリ裏を擦り撫で、両胸の上下運動も活発に。

温められたゼリーを思わせる内頬にぬちゃにちゃと亀頭の側面が押し潰され、竿はむにゅっずにゅっと遠くに痛みさえ感じるほどに同じく二つの果実に押し潰された。

その上、顔は前後に、乳房は上下に動くことで亀頭と竿の周囲で粘膜と脂肪が各々窮屈にひしめき合い、律動に比例した強烈な振動が快感を送り注ぐ。

「あっ、ああ、んう……我慢、ああああっ!」

天井に、壁に四散する嬌声と蜜音。

十指にめり込みながらも楕円球に拉げられ人肌の湯同然に温められて頼りなさを感じるまでに蕩け解れた乳房が竿に纏わり付き、蒸気さえ発する肉トンネルの行き来を阻み続けた。

そして内頬も絶えず溢れる唾液と我慢汁で口の中を濯ぐ要領で窄まっては膨らみを繰り返し、先の尖った舌は鈴穴を広げ、唇は左右に揺れる首に従い摩擦と締め付けの心地よさを捲り抜いたエラの内部へ唾液伝いに流し入れる。

「んっ、やばいな……私も濡れてきたか……ん、ふうっ」

目元の紅も相乗し、蠱惑の光を湛える双眸が緩み媚態に満ちた笑顔を作る。

直後に水風船を思わせる乳房は、固く締められた脇に急き立てられて頂の高さと谷間の窮屈さを激化させ、汗の一滴も侵入を許さないとぎゅうぎゅうむちゅむちゅと鬩ぎ合う内壁は、縁に掌を添えていなければ挟まれたペニスが追い出されんばかりの密着を明かす。

「はあっ、ああう……ん、ふああっ、も、もうだめ……です」

「ぅ、ん……ここまで保てば十分か、ほら、さっさと出しちゃえよ」

そこに追い打ちで、ニルリアの上半身に円運動が重なりしっとりと潤滑に満ちた、ゼリー塗れの練絹を彷彿とさせる肉の果実がこぼれる寸前まで注がれた柔らかさと弾力をペニスにぶつけながら、吸い込んで押し出してを幾度と無く積み重ねた。

腰周りを緊張を走らせて吐精を堪えるソラフィスだったが、露骨な音を立て切っ先をしゃぶり回しながら乳房を寄せる動きに我慢は限界に達し、たわわに実る温められた水風船を揉みたくりながら腰を振り、糸を引きとろみも夥しい狭間でぬちゅ、むにゅぅっ、にゅちゅちゅっと渦を巻き続ける睾丸を包む袋が身じろぎに合わせ揺れるまで抽送を繰り出した。

「あ、あうっ、あ、ああああああっ!!」

そしてニルリアがペニスを含んだまま小さく唇端を持ち上げ、胸を揉み寄せる手の甲に自身の掌を添えてぐぐっと圧迫を深めると、雫に照り光りぬめる膨らみがエラ裏に入り込み滑らかな皮膚が敏感な粘膜を扱き上げる。

「はあっ、あ、うう、ぅ…………っ!」

声が弾け粘膜に包まれた亀頭が脈打つ、瞬間白いうねりが爆ぜて全身は脱力感に支配された。

どくっどくっと脈動が重なり、口の中を半固形状の白濁液で満たしていく。

「ん、んぐっ……ん、ふうっ、んんん」

鼻息を鳴らしつつ精液を喉奥へ送るニルリア。

膝は崩れ上体が傾き、咄嗟に掴んだ両肩を支えにどろりと巻き続けた白い渦が引き吸われる快感に耐え続けた。

「ん、ぷはあぁっ…………お前、出し過ぎなんだよ……口の中、っん……どろどろになっちまった」

溢れる精液に押され、ずるりと這い出た亀頭……白濁を裏筋に伝わせる屹立の角度に衰えは感じられない。

むしろ、開かれた唇の奥に張り巡らされた太く滴りを落とす糸に興奮を煽られ、目眩じみた気怠さの中で勾配はますます急に。

「…………ふう、まだできそうだな……次は私も気持ちよくさせてくれよ?」

ニルリアが立ち上がり、持っていた袋から水筒を取り出す。

ごくっごくっと喉を鳴らす音が無機質な石壁に響き渡った。

次いで布擦れの音……突き出され見せ付けられたお尻を覆う黒は、彼女がフィットしたズボンのウエスト部分に手をかけてずり下ろすにつれて太ももの褐色と、尻肉を包むシンプルな灰色へと変わる。

「………………」

心地よい疲労を感じ天井を仰いだソラフィス、しかし丸く張り詰めた下着の食い込む美尻が甘い汗の匂いを放ちつつ近づけば顔は見えない鎖で縛られる。

目を奪われている間にニルリアは背中越しにこちらを見下ろし、桃割れに布を集めたお尻を左右に振りながら顔間近まで寄せていた。

「脱がしてもいいんだぞ、ほら…………早くしろ」

顎を撫でる後ろ手に身を任せ、汗を吸い尽くしむわっと湿った熱気と生々しい花香を放つ下着の縁に親指と人差し指を引っ掛け先に潜む濃い小麦色の山を登らせる。

布地は多少捩れているものの、リュミエールとは違い尻たぶを窮屈に押し込めているわけでもなく、柔らかさがピークに達する頂点でぷにゅっと継ぎ目が沈む程度で、上りも下りもスムーズに進んだ。

「……っふ、あいつみたいに大きくないけどな……形には結構自信あるぞ?」

ニルリアが膝に手をつく、持ち上がったお尻が下輪郭に縋り付いていた布をするりと足首まで落とす。

程よい肉付きの谷間からは僅かに桃色の窄まりが覗き、仄暗い翳りを滑り落ちれば終着点には膣口の下端が……重なる肉層の狭間にはとろみを含んだ煌めきが垣間見えた。

「あ……やっぱり、生えてるんですね?」

「当たり前だろ? まああんまり濃くないけどな」

ブーツが細かな砂利を踏み、汗を含んだ銀色が翻る。

言葉の通り蜜を噴きこぼし、内腿に伝わせる暗褐色の土手は上端に淡く茂みが覆うだけ……秘裂も悦故か僅かに口を開き照りぬめる楚々とした内部の構造を明かしていた。

頭の裏にリュミエールの陰部が思い出される、ぴったり閉じた無毛の童女じみたそれと比べれば、放たれる媚香も相まって成熟が見て取れ、気づけばニルリアと向かい合って立ち、濡れた茂みで亀頭が擽られる位置まで下半身を近づけていた。

「入れるなよ、それでここを擦られると弱いんだ」

「えっと、こ、こうでしょうか……?」

閉じかけた太ももの間にペニスを捩じ入れる、両脚の肉は胸やお尻と比較すると固く締まっており、引っ掛かりを感じさせない表面には弾力が目立った。

さらに張り出した傘の裾野には熱を孕んだぬたつきが、法悦にぬめる膣口が溢れる寸前まで湛えた愛液をこぼし、ぐぢゅっ、にぢゃっと粘っこいストロークに潤滑を与える。

「ああうっ、ぬるぬるしてて、ぎゅううって……はあぁ」

見上げれば頬と鼻筋、唾液に濡れた唇に指先をなぞらせるニルリアが。

指を不規則に動かす掌は顎を滑り、背骨の窪みを歩く。

押される感覚に身を僅かに仰け反らせれば反動で竿表がぬるっと秘裂を掻き分けて、折り畳まれたとろみの層をゆっくり押し広げた。

濡れ肉のスリットとむちむちと圧迫も夥しい太もも、両方から送られる快感が抽送に力強さを与え、前後する腰に従い加速がぬじゅっ、ぢゅっとより露骨な音を反射させた。

「んああっ、はあ……ぁあ、っう、ん、ふう」

ニルリアが鼻から抜けるような声を発し、太ももがもじつく。

右、左と互いの肉が擦れ、熱くどろどろの押し合いへし合いに巻き込まれた竿は押し潰されて扱かれて痛みと疼きを下腹部に満遍なく染み広げる。

「っ……気持ちいいか? もっと、ぐちゅぐちゅってしてやるからな」

「あ、は、はい……ぃ、んっ、あああぁ」

一度の射精では到底満足に及ばなかったペニスは、挟み潰される快感にびくっびくっと脈動を再開させ、”もっと奥まで突き上げろ”と命じた。

両肩に重く実った乳房が押し付けられるのを感じながら、腰で縦長の楕円を描ききつく閉じる太ももを割り広げて膣口を浅く撹拌する。

「はあう、ふっ……触りたいだろ? こっちもな」

掴まれた掌はお尻と胸に各々導かれる、添えたに留まるはずの十指は自ずと蕩け解れた脂肪塊に埋もれ、深水のように蠢きを深く沈ませる。

しかし感触に酔い痴れる間もなくニルリアが腰を小刻みに震わせ、陰裂に溜められた蜜の迸りがぬぢゅ、ぴちゃっと弾けて皮膚を伝う。

旅慣れて内に筋肉を秘める弾力に満ちた脚、均整の取れた先細りの円筒を彷彿とさせるシルエットは男根の形と動きに応じてむにゅぐにゅと凹み、垂れるぬめりを膝近くまで薄く伸ばした。

「は、はあうっ、あ、ああ……気持ちいいか? うう、ぅ」

ニルリアが唇をわななかせつつも白い歯をこぼす、曲げた指で胸とお尻の膨らみを荒々しく掴み捏ね、同時に前後のストロークに上下を加えてくちゃっくちゃっとスリットを広げ亀頭に蜜貝のトロ紐を纏わり付かせた。

一つ往復が積み重なれば、”入れたい”と逆らい難い衝動が生まれて上下の動きが前後よりも活発に。

膣口には半分ほど切っ先が捩じ入れられ蜜音も濃さを増していく。

「はいっ……あ、はう、ああっ、ああ……」

喉を通り抜けた言葉は、波状に押し寄せる快感により口の中で喘ぎと変えられた。

挿入への欲求にぷるぷる弾む胸とお尻を鷲掴みにした状態で涎を垂らし亀頭を待ち受ける入口の重なりを何度も擦り上げるが、ニルリアはペニスの埋没を許さず、太ももを固く引き締めた。

「もう少しだけ、我慢しろ……うっああぁ」

尻谷を穿る中指は茂みの下で尖りを露呈させたクリトリスへ誘われた。

柔肉とは違い芯を含んだ小さな突起は、ソラフィスが人差し指の爪で弾き転がす度にぴくっぴくっとニルリアの全身に震えを走らせてうなじ辺りで切り揃えられた銀髪も毛先を乱しながらなびき始めた。

”私も気持ちよくしてくれ”と言わんばかりに、ニルリアは蜜を浴びてしこりを帯びた肉の粒を強く摘むよう手指を添え絡ませる。

グラインドのペースを維持しつつ指腹で扱き転がし、ぬちゅぬちゅっ、ぐちゃぐじゃっと二つの水音を一つに寄り添わせた。

「あ、あ、あっ! ああああ、あぅっ、はあ、ああっ!」

嬌声が弾け、眉間には緩やかに皺が刻まれた。

背中が屈み、手足が強張るとともに太ももの肉も窮屈に寄せられる。

焚き火に照らされた粘着質な真珠色の煌めきは潤滑油と化し、ぬめぬめのトンネルを潜り抜ける亀頭を助ける反面、執拗に追い縋るきめの細やかな肉は吸い付いて離れずに、圧力に比例して行き来に必要な力は増すばかり。

しかし不意に両脚が開かれ、摩擦と愉悦で人肌以上に温められた桃色の通路にペニスは根元まで一気に没入し、カリ首を撫でそよぐ突起とうねり蟲のぞよめきに思わず乳首とクリトリスをぎゅっと捻り圧した。

「あはあああぁっ! 入って……くるっ、大きいのが、ああああああっ!!」

扉の外に聞こえたであろう悲鳴じみた高音、顎は反りきり両腕はばたつく……ソラフィスが背後から抱き竦めていなければ、振り乱れる総身がペニスを引き抜いていただろう。

「あっ、あああぁっ……! もっと、んっ、奥に……入れ、あああん!」

汗に濡れたお尻が突き出され左右にくねる。

隔ての存在しない肌と肌は、剛直の先端がゼリーをまき散らした真綿で作られた無数の紐を思わせる襞間をくぐることでぱんっぱんっと露骨な音を立ててぶつかる。

リュミエールの圧迫感を伴う巨尻よりも筋肉の目立つ丸みが潰れ、ぬめりで滑り合う皮膚も心地よさをもたらすが、ソラフィスの意識はすぐにペニスを満遍なく取り囲む膣壁へ集められ、腰を掴んで挿入を深めた。

「ふっ、あああう……っ、あ、あああっ」

ずちゅ、ぐちゅちゅっと切っ先に掻き混ぜられる泥濘は粘膜同士が接触する度にぞよめきも著しく、粒だった起伏はそよぎながらも亀頭の裾野を舐め擽り、襞蟲は噛みつかんほどに前後するペニスに縋り付いていた。

多少経験があるのか、膣壁は狭隘さの内にもふんわりと包み込むような柔らかさを明かし、お尻の動きにやや遅れて渦を描き亀頭を奥へ導いた。

「はあっ、はあっ、あ、ああ……ぁ、勝手に、入っちゃう……」

「ん、うあっ、あ、ひ、いいっ、乱暴にしても、あああぁっ!!」

一糸纏わぬニルリアは顎を上げ、汗雫の伝う銀を振り乱しながら高く捧げたお尻をソラフィスの腰にぶつけつつ、震える後ろ手で肘を掴む。

直線と回転、二つの律動が波長を一致させることで突き上げられたペニスはうねる襞間に巻き込まれ、ストローク以上に襞と突起が交互に配置された最奥へと吸い寄せられた。

にゅるっ、ぎゅちゅ、ぐじゅっ……収縮と弛緩を行き交う筒の内側はエラ裏、カリ首とペニスの窪んだ部分に忍び入り、チョコレート色の肌を伝い落ちるまでに結合部から溢れきった愛液越しに握り包む。

もたれかかる媚肉を捲り返す要領で、ソラフィスは反動を付けてくぐらせた亀頭で一気に奥を突き捏ねる。

「あ、あっん、はあ、ああっ……お、お前、上手だなっ、やっぱり、んんっ!」

腰を抱えた両手は乳山の長い坂をじわじわと這い進む、固く凝る頂点に曲がった人差し指が引っ掛けられればニルリアの背中が跳ね暴れ、浮かぶ踵につられて膣内が上に。

狭い筒は中で締め付けられていたカリ裏を入り組んだ起伏で強く擦り立て、ソラフィスの腰から膝までの間に痺れ混じりの疼きを歩かせた。

「ううあっ、ふう、っあ、締め付けが、っぅ」

ぬめりを除き隙間なく圧着したペニスとざわめき蟲、吸い込まれる一方で行く手を阻むそれらはぬぢゃぁっと執拗に抽送の後を追い、下腹部が溶けんばかりのうねりと熱を生む。

両者が強烈な射精感をもたらし、たぷたぷ弾む乳房に十指の全てを沈めながら粘り肉の折り重なる膣口まで引き付けた亀頭を綻びかけたどろどろ蟲の巣に突き潜らせた。

「あ、あっ、あああん、んはあっ、今の、いいっ……おまんこ、あ、あああっ!」

「…………は、はいっ! ううっ、ぅ…………ん、はう」

ぬじゅぬじゅにゅるにゅるっと肉紐が絡み付くが割り広げた先の膣奥上部には、ぬめりを着込んだざらつきが敷き詰められた狭隘部。

呼吸に合わせて息づき蠢く部分がエラを刮げ回すと、ニルリアの体動は一層激しさを増して震える細い指先が太ももを抓る。

両足は忙しく歩を刻み、踏み締められた砂利の上には愛液の滴りがこぼれる。

愉悦の高まりを示すように、途切れた喘ぎと肌の震えも交差し声は憚りのないものと化す。

「んふっ、あ、ああ、ひゃ、うっ、もっと、おまんこ、ぐちゃぐちゃに……はああっ、あっ!」

撹拌に晒されたゼリーを彷彿とさせる溶け崩れた襞は、粘膜の境界線すら曖昧に感じさせるへばり付きを露呈させ、身じろぎ任せで変わる挿入の角度にやや遅れて右、左と摩擦が強まっていった。

ふんわりと柔らかく、ぐじゅぐじゅと蕩ける内側に思う存分練り揉まれたペニスは、切っ先から下腹部全体に震えと快感を送り込み精液の通り道を直に撫で擽る錯覚を竿全体に走らせた。

「っ、ニル……リア、さん、ううぁ、っ……はあ、あっ」

「んくうっ、ぅ、っ……まだ、いくなよ、っふうあ」

ごぽり、と限界寸前まで膨らんだ射精感は押し留める言葉をすり抜けて鈴口へ。

竿の前後運動に戯れかかる膣壁のぬめりは際限なく”出したい”を膨らませ、太ももの辺りへと染み広がるむず痒さ混じりのうねりに命じられるまま突き込みを激化させてとろみを吐き出しながら窮屈に縮こまる秘奥を捲り広げた。

「だから、んああぁっ、い、いくなって……わたしが、先、ああああっ」

さらに挿入を深めんと、汗にぬるりと光る乳房を下から掬い上げ付け根に指を潜らせるが波打つ巨大な肉は宛てがった掌を弾き飛ばし密着を阻む。

「ああ、ああっ、いい、っ、いいっ……ん、あああぁ…………」

ニルリアの右手が背中を歩き、振り向いた顔が寄せられる。

唇に重なるは温もりと唾液に覆われた瑞々しさ、そして前歯をくぐり抜け内頬を舐め回す舌……三ヶ所を通じて流し込まれる快感の電流に、足裏に皺が刻まれるまで指を曲げて射精を堪え続けたソラフィスのグラインドも限度無く乱暴に。

ぐちゅっ、ぐじゅぢゅるっと吸い付いて螺旋を描き、蠕動する襞蚯蚓。

ニルリアがお尻を突き出し大きく左右に振ったところでエラ裏がずにゅちゅっと押し撫でられ、脱力によろめく上体は反り返った背中へとぶつかった。

「はあ、ああっ、あ、ああああっ、で……ちゃう、うううっ!」

強い摩擦に包まれながら脈動するペニス、どくっどくっと精液は勢い良く撒き散らされ、桃色に白濁を、熱に熱を、ぬめりにどろつきを被せた。

「あ、ううぁ……あ、はああ、あああああ、ぁ………………」

頬を震わせ唇端から唾液の糸を伝わせるニルリア、大きな赤瞳は閉ざされ和らいだ眉間と目元には恍惚が浮かぶ。

反面身体は満足していないのか、萎えたペニスを引き抜けば手首を強く掴まれた。

「……おいっ、私がいくまでいくなって言っただろ?」

「ごめんなさい、すごく気持ちよかったから……」

「ったく、まだできるだろ、大きくしてやるからさ」

心地よい疲労感を覚え脱ぎ捨てたズボンの上に座るが、結合部に粘着質な白濁を滴らせたニルリアは軽く腰に手を当てたまま汗ばむ指でソラフィスの頭を撫で繰り回す。

思い出すはリュミエールへの罪悪感。

早く合流しなければ、と膝を立てるが柔らかく濡れた指の温もりが乳房の、膣内の心地を思い出させ手足は見えない鎖に縛られた。

「ソラフィス君! 樹精石ってこれ…………」

ゆっくりと開かれた扉に続いて、リュミエールの声が。

しかし茶色の瞳はあられもない二人の姿を見て吊り上がり、唇にも強張りが。

咄嗟に目を逸らすソラフィス、火に焚かれた骨が乾いた音を立てて割れた。

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