女騎士と少年魔導師~憧れの女性(ひと)と旅に出たら~プロローグ (Pixiv Fanbox)
Content
蒸し暑い昼下がり……軽く汗ばんで前髪の貼り付いた額を手の甲で拭いながら、ソラフィスは共同浴室へ続く板張りの脱衣所で身に付けていたホワイトグレーの上着を脱ぎ、筋肉に乏しい生白の肌を一人晒す。
「はあ……」
用意された籠に上着とズボン、そして下着を無造作に置けば鏡に映る自らの小さく幼い身体。
小さく華奢な上半身とと栗色の髪、不安そうな下り目に細い手足……一方で違和感を覚えさせる成長したペニス。
羞恥に軽く俯き、目の前の自分を視界から追い払う。
「ソラフィス様……」
「えっ!? ど、どうして?」
タオルを持ち、磨硝子をはめ込んだだけの扉に人差し指がかかったところで、足音と扉を開く音、加えて上質な管楽器を思わせる穏やかな声。
ソラフィスが振り向いた先には自分の世話を仕事とするメイドが。
細い背中に広がる黒髪をなびかせながら、頭の天辺、爪先へと目線を上下させては歯を見せずに薄く笑みを浮かべていた。
「よろしければお身体を……と思ったのですが。ソラフィス様もお疲れでしょうし」
子供とはいえ彼女の眼前には男根も露な異性の裸体。
しかし一歩、二歩と近づく静かだが大きな歩調には躊躇など微塵も存在しない。
咄嗟に股間をタオルで隠すが、白いエプロンを重ねた黒紺のメイド服が近づくにつれて花蜜じみた甘い香りがソラフィスの鼻を擽り、三日前に偶然見てしまった純白の質素な下着に包まれた彼女のむちむちと柔らかそうな巨尻を並行して思い出す。
「えっと、あの……でも」
紡ぐべき言葉は頭の遠く片隅へ、引き換えに瞼裏を占めるスカートの奥で脚を踏み出す度にたぷたぷと揺れては布地を三角形に捩れさせ、深い谷間がぎゅうぎゅうとせめぎ合うるお尻の光景。
日頃から王宮魔術師団の一員として自律と抑制を心がけるよう命じられている故に、”これでは団員失格”だと大きくかぶりを振って想像を追い出すが、自分より一回り大きなメイドが真正面に立っただけで両掌には柔らかくも重い吸い付かんばかりの濡れ練絹を感じさせる心地。
「どうかしましたか? ずいぶんぼんやりとなさっておりますが」
頭上に響く言葉が仮初の感触を霧散させ、ソラフィスは固く握り拳を作ったまま一歩だけ後ずさる。
反面、籠の位置を直そうと彼女が大きなお尻を突き出した瞬間スカート越しに浮かび上がる左右に幅の広がった丸みを目の当たりにし、股間に熱とざわつきを覚えて背を屈ませてしまう。
「あっ……」
「…………」
発した小さな声がメイドを振り向かせ、半分皮を被りながら天井を睨む亀頭と丸く大きな瞳の先がぶつかった。
「あら、これはいったいどういうことでしょうか?」
顔全体に広がる熱と掌に滲む汗。
穏やかさの中に低く通る声が詰問を感じさせ、身を翻し浴室へ続く扉を開けようとするが、後ろ手に柔らかく絡みつく指を感じて反り返る背筋のままに立ち止まってしまう。
「えっと、こ、これは……ごめんなさい」
「……おっしゃっている意味がよく……なぜ謝っているのでしょうか?」
「う、っ……だって、その」
小さく細い身体が引き寄せられる。
見上げた先には僅かに持ち上がる白い頬と水膜にきらめく双眸……ソラフィスが磨かれて艶を放つ床に戸惑いのまま視線を逃がすと、手の甲にメイドの温もりに満ちた掌が添えられて二、三度の瞬きを隔てて今度は指の一本一本にまで纏わり付くように柔らかいたっぷりの膨らみが伸し掛かった。
「ソラフィス様がそんなにいやらしい人だったなんて、見損ないました」
いつもの優しさとは違う言葉、肩が勝手に竦み目頭には湿っぽい熱が塗り付けられるが、突きつけられた咎にもかかわらず十指は厚手の紺布を挟んでも蕩けるまでに柔らかく、接触部分を全て飲み埋めるほど巨尻上で自らの意志とは無関係に蠢き続けていた。
「今もごめんなさいって言った後なのに触っていますよね? この前もスカートの中を……」
彼女の言葉に再び思い出される光景。
ふくらはぎまで隠す長いスカートが持ち上がり、白く肉感的な太股と下着の跡が薄く残る尻山の頂点が罪悪感とともに両手の動きを激化させるばかり。
小指と薬指は太股との付け根に滑り込んではぽよんぽよんとボールさながらに大きなお尻を弾ませ、中指と人差し指は最も分厚く肉の付いた部分を凹ませて際限無く指が沈む様を楽しんでしまう。
「こ,これは……その」
”やめなければ”、”でも自分のほうが立場は上”双反する二つの感情故か両手も一度はお尻から離れ自分の腰辺りまで戻るが、目元に薄く紅を刷いた顔が近づけば再び手に余るお尻を撫で回し、左右の膨らみに弧を描く下着のラインを摘み上げてしまう。
「きっと普段から女の人のお尻ばかりじろじろと見ているのでしょう? それでは嫌われてしまいますよ……ふふっ」
語尾には侮蔑に近い小さな笑み、しかしメイドは身を反転させてソラフィスに背を向けると目の前に豊満なお尻を差し出す。
執拗な指弄に嬲られたスカートは谷間の中心向かって皺を走らせており、大きな桃を思わせる二つの膨らみが前後左右に揺さぶられると不規則に描かれた模様はぷるっぷるっと弾む肉塊に合わせて消えていく。
加えてお尻が突き出され、幼いながらもサイズに富む屹立との距離が狭まることでメイドの柔らかいお尻に亀頭が擦られてしまい、下腹の辺りに震えと微かな痺れが走る、気づけば肉を掴み腰も往復運動を開始する。
「ああっ!」
「それに、こんなところを大きくして…………いけませんね、まだ仕事が残っているというのに」
小刻みに動いて波打つお尻に先端は弱々しくも圧迫を受け、生地の感触も相まって鈴口には我慢汁が。
お尻が回転しぎゅっぎゅっと押し潰されるだけで触れた部分には色濃い染みが作られる。
「……誰かに見られたらどうしましょうか?」
屈みかけた背中が伸び上がり、ソラフィスの首は廊下と脱衣所を繋ぐ扉に向けられる。
だが人の気配はないと安心すれば、鼻先を彼女のうなじに近づけたまま巨尻を揉み弄り、谷間に挟んだペニスを内壁への急激な落ち込みで扱き上げてしまう。
振り向く整った顔には、燭台へ備え付けられた輝石に光る熱の浮かんだ紅と冷笑……きっと怒られるだろうな、もしかしたら王宮魔術師団も追い出されてしまうかも、と理性が制止を命じる一方で、作りたての温かいプディングを思わせるふわふわとした布越しの柔らかさに逆らえず、何度もペニスを押し付ける。
尻のボリュームに引っ張られて消えたはずの皺は、突き上げる動きに応じて尻山の上り坂付近に幾重もの波を刻んでいた。
「あ、あっ……ぁ、ご、ごめんなさい、う、ううっ…………」
下腹部に感じるはどろどろのうねり、動くお尻に擦り潰されるだけで袋の内側では穏やかに渦が蠢く。
並行して疼きに近いむず痒さと迫り上がるような感覚がペニスの周囲を取り巻いた。
「……そう言われましても、おやめになるつもりなど無いのでしょう?」
ここで尻揺れが一気に加速する。
ぷるるっ、たぷんっと弾む肉が竿を尻谷の底へ導き、曲線を包み込む二枚の布が竿の側面を優しく包み、温もりと重さが手押しポンプさながらに快感を耐えず鈴口へ送り注ぐ。
「構いませんよ、お出しになっても。ただ……ソラフィス様がどういうお方か陛下やリュミエール様、他のメイドにも知らせなければなりませんね」
「え、あ……ううっ……そんな、ぁ」
「当然でしょう? 後をしつこく追い回して、下着を覗いて……お尻まで触るのですから」
言葉に連鎖して膨らむ想像、その果てに背中まで伸びる赤を帯びた金色の髪が心をよぎった。
それでも下半身にぶつかりぽよんぽよん弾む巨尻の心地よさに腰の動きを止めることはできず、”もうどうなってもいい”と言わんばかりにストロークの速度を徐々に早め、わずかに汗が立ち濃厚な香りが漂う髪に顔を預けた状態で、何度も滑らかに潤う皮膚に包まれた首筋へ口付けを繰り返す。
「はあ、ああ、ああぁ……! そ、そんなに動いちゃ……う、んんっ!!」
瞼裏に煌めく小さな白爆……瞬間、ペニスが引き抜かれるような強い脱力感と気怠さが全身を包み、憚りもなく少女じみた甲高い声を発してしまう。
「あらあら、もう出してしまったのですね。ふふふ……こんな悪い子がナバロゼにいたなんて……」
視線を落とした先には差し出された大きなお尻と逆三角形に捩れた下着の線、スカートを巻き込んだ谷間には白濁液がべっとりとこびり付いていた。
※※※
「夢…………?」
気づけばそこは自分の部屋。
高くなった陽光がカーテンの隙間から額を撫で、皺だらけのシーツに巻かれた部屋着の内側まで温感を忍ばせている。
現実感に満ちた夢のせいか、掌と股間には知らないはずの柔らかさと重みが纏わり付く。
「あ、ど、どうしよう……」
身を起こした瞬間、下着の奥に汗とは異なるぬめりに気づく。
そして鼻奥に届けられる生臭さ……爽やかな日差しとは対照的に、ソラフィスは背中を丸めて小さくため息をつき、床に落ちた読みかけの魔術書をサイドボードに置き直した。