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後輩寝取られ六話 (Pixiv Fanbox)

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「穂乃香さんだ、どうしたのかな……」

夜、机に向かって宿題をしていると穂乃香からメールが来た。

それと同時にせわしない足音が聞こえてきた。

「お兄ちゃんってさ、バスケ部の取材とかもしてるの?」

「ノックくらいしろよ、まったく」

「あれー、ノックしなといけないなんて、何かやましいことしてたりして」

「そんなわけないだろ………………大会が近いからな……どうしたんだ、急に?」

ノックもなく部屋のドアを開く七海、それを注意する魁人、いつもの光景だった。

毎回毎回ノックしないことを注意しているのだが、七海に反省の色はない。

「朝洲さんって知ってる? 私の友達……千恵ちゃんっていうんだけどさ、その子の知り合いで……今度の日曜日に遊ぼうって言われてて」

「ああ、一応な…………いいんじゃないのか、悪いやつじゃないのは俺も知ってるから」

「お兄ちゃんもデートしてくれば? 穂乃香さんだっけ」

すらりと伸びた背中を屈めて魁人の両肩に手を置く七海、瞬きをするたびに長い睫毛が揺れる。

穂乃香のような幼さの残る愛らしさよりも、端正な美しさが目立つ顔だった。

「それは、向こうも忙しいだろうし……機会があったら、かな」

「え~……もっと強気にいかなきゃ。ああいうタイプの女の人は案外モテるからね~。格好いい男の人に」

「……やめろ、穂乃香さんはそんな人じゃない」

年の近い妹の軽口に苛立って、顔をさらに近づけてくる七海を押し返した。

「ごめんごめん、でも、年上なんだから自信持って引っ張っていかないと、おっと電話だ……ふられたらわたしが慰めてあげるからねっ」

「誰がお前なんかに。おっと、こっちが先だな」

※※※

学校近くの公園を光る円盤が飛んでいた、この情報を元に魁人は穂乃香を連れて現場である公園まで取材に向かうことにした。

たまたま部活が休みだったからと理由で直久もついてきているが。

肌を刺すような熱気によるものか周囲に人影はなく、木陰に猫が一匹横たわっているだけだった。

雲一つない空は、日も傾きかけたにもかかわらず、一面に青を広げている。

穂乃香も額に手をかざし、汗の滴をこぼしながら天を仰いでいた。

「UFO、本当に出てくるんでしょうか……?」

「夜にならないと何とも……現れたら大スクープだな」

煙草の件で生徒指導に呼び出された次の日から、穂乃香の様子は目に見えておかしくなっていた。

妙に明るく振舞おうとしたり、それでいて一人で作業するときは下を向いたままため息をついて……目も合わせなくなったような気がする。

その代わりに、仕草や表情に色気が混じり始めた。

目を閉じて、太ももを摺り合わせたままでの軽い身じろぎ、背中を挟んで聞こえる艶と水気をたっぷりと練りこんだ声に思わず下腹部が熱くなってしまうことも一度や二度ではなかった。

その急な変化が気になり、理由を聞くのだが何も答えてくれない。

二人の関係からすれば隠し事などしてほしくないのだが、プライベートなところに深く踏み込むのはどうだろうかと、それ以上のことは聞けないでいた。

それ以上に気になるのは直久だった。

穂乃香がおかしくなったのと同時に、彼女への接近が頻繁になった。

今も、さっきまで自分が穂乃香の隣を歩いていたはずなのに、ほんの僅かな間に直久の隣に移動している。

「俺もカメラ持って来ました、って言っても携帯に付いてるやつですけど」

直久が携帯を魁人に見せる、手を前に出した瞬間、さりげなく穂乃香に近寄ったのを見逃さなかった。

肩が触れるか触れないかのぎりぎりの距離、恋人である自分でさえあそこまで近づいたことは滅多にない。

だが、穂乃香が近づく彼とは逆の方向に肩を引く、嫌がってくれたのが唯一の救いだった。

「……っ、直久君」

「いいだろ、ちょっとくらい」

また、二人が何かを話し始めた。

聞かないようにと意識するほどに顔を後ろに向けたくなった。

二人との距離はさらに離れており、ひそひそとした囁きの音しか耳に入ってこなかった。

「確か、こっちだよね」

「…………は、はい、聞いた話によると、噴水の……」

中心部に辿り着いたところで穂乃香が白い噴水を指差す。

中央に像が配置されたそれは、公園のシンボルというだけあってなかなかの大きさだった。

水しぶきが作り出す風が不快な熱を和らげてくれる、水がかからないように、少し離れた位置からデジカメで撮影を始める。

「ひゃあっ!」

アングルを変えようと、魁人が噴水の周りを時計回りに歩き出したところで、背後から悲鳴に近い声が聞こえてきた。

像の真正面にいる二人を見るが、穂乃香はスカートの裾を押さえており、直久は携帯を噴水に向けていた。

「……どうしたの?」

「ご、ごめんな……さい、ちょっと、転びそうになっちゃっただけですから」

「大丈夫?」

本当なのだろうか……彼女の立っている足元を見ても、石ころや段差などはなく、言い分はあまりに不自然だった。

直久に目を向ける、にやにやと魁人と穂乃香に目配せを送っていた。

やはり彼が何かしたのだろう……しかし、証拠もないのに疑うこともできなかった。

「だ、だいじょう……っあ、ん……!」

穂乃香の返事に小さく息をつき、もう一度噴水に目を向けたところで、さらに大きく甲高い声が飛んだ。

一拍も置かずに振り向く、太陽を背中にしているのでよくわからないが、丸みのある頬が赤く染まっているように見えた。

とっさに直久を見るが怪しい素振りは見て取れない。

気になることは気になったが、問いただしたとしても二人とも本当のことは話してくれないだろう。

その一方で、ここで目を離したらまた何か起こりそうな予感もあった。

「それなら、いいんだけどさ」

「ほ、本当に……何でもな、いっ……です、からぁ」

しっかりと問いただすべきなのだろうか、途切れがちな穂乃香の声を聞いていると、取材どころではなくなってくる。

撮影した画像をチェックしている間も、後から風に乗ってやってくる小さな声が魁人の意識を背中側に引っ張ってくる。

「…………安川先輩、もしかして、俺が何かしてるなんて思ってないですよね?」

「な、何を……」

「さっきからちらちら見てるから、いくら何でもそんなことしませんって」

直久が疑いをそらそうとしている間も、右手は穂乃香のスカートの中に突っ込まれ、純白の下着越しに大きなお尻を揉みくちゃにしていた。

汗を吸い込んでしっとりとしたお尻を手のひらで包み、軽く持ち上げては落とし、指二本分ほどの高さからバウンドを繰り返していた。

入り込んだ手によるスカートの不自然な盛り上がりは前からは見えないのか、魁人は怪訝そうに軽く眉をひそめながらも、噴水の方へと向き直ってしまう。

「もう、やめて……っ、気づかれちゃう、んああっ」

「ごめんごめん。でもさ、こんな大きなお尻見せられたら我慢できないって」

ぷるんぷるんと波打つお尻に指先が食い込む、叩き付けられたお尻は指を飲み込み側面にも重たさとボリュームを伝える、それに応じて指先からひしゃげた肉へと刺激が送り込まれ、スカートを押さえようとする手が止まってしまった。

生肌と指を挟んでいるはずの薄布など何の役にも立たない。

「穂乃香さん、本当に……」

「っ……大丈夫だって、言ってるじゃないですか……それより、早く取材を」

「わかった、そうするよ」

魁人の声が冷たく響く、怒らせてしまったのだろうか……内心で何度も謝りつつも、お尻から背筋へと伸びる刺激に、並べて繰り返した言葉も途切れてしまう。

本来なら、今すぐ直久の手を振り払って魁人に助けを求めるべきなのかもしれない。

ただ、頭をよぎるのは直久の脅迫だった、出かかった言葉を飲み込み、近づこうとした一歩を踏みとどまる。

「ひどいなぁ、穂乃香ちゃんは。せっかく助けてもらえるチャンスだったのに」

耳元を直久の吐息がくすぐる、噴水から別の場所へと向かう魁人の後ろ姿を追っていた視界は青で満たされた。

直久は穂乃香の葛藤を無視するように右手で右の尻山を揉みつつ、左手は閉じた内腿をこじ開けてくる。

刺激を受けるポイントが二つに増え、腰が砕けて足がよろめきそうになった。

息は荒くなり、額が受け止めきれなくなった汗の玉が睫毛をくぐり抜けて目の中に入ってくる。

「んっ、は、ううっ、先輩……」

しみる目をこすっている間に太ももは割り広げられ、指は汗がじっとりと滲む内側の肉を擦りながら土手へと進んでいく。

爪の先が掠めた瞬間、全身を火花が駆け巡り、膝から崩れ落ちそうになってしまった。

「ま、穂乃香ちゃんならわかってるだろうけどね」

直久のからかうような声が遠くで響いた。

姿勢を戻して、穂乃香は魁人の姿を目で追う。

地面から陽炎が立ち昇らんばかりの熱気の中、撮影をし、UFOの痕跡を探そうと噴水からその奥にあるベンチ近くを歩き回っていた。

助けてと言いたかったが、夢を語った魁人の姿が脳裏をよぎると、声は熱っぽい吐息に遮られてしまう。

「っう、あ、ああぁ……ずるいよ、こんなの」

「だったら、助けてって言えばいいだけだろ? そうなったら廃部だろうけどな、あいつ……推薦ほしがってるんだろ?」

くちゅり、と水っぽい音が響く、直久は指で秘裂をなぞり、下着を縦筋に押し込もうとしていた。

筋の裏側に潜む桃色の襞肉は早くも濡れており、潜り込んでは離れる往復運動は早くなる一方だった。

強くなる快楽がぞくりと背筋が震わせた、他の誰かがいるかもしれない外で、魁人のすぐ近くで快楽を貪ろうとしている自分が恥ずかしかった。

「は、あ、ああっ、んああぁぅ」

直久の指がゴムに引っかかり、下着が脱がされてしまう。

涼しい風がスカートの中を駆け抜けた、裾を引っ張ろうとする手をすり抜ける人差し指、風切り声が半分開いた口の中から飛び出しかけた。

「………………」

魁人が振り向く、視線がぶつかりそうになることで全身が燃え立つほどの熱に包まれた。

もし見つかったら……もう一度裾を乱暴に引っ張り、もぞもぞと上下する紺色の生地を押さえ付けた。

直久は見つかってもいいと思っているのかもしれない。

穂乃香の抵抗に構わず、濡れた肉裂に指をねじ込み、粘りのある水気に溢れた膣内の壁に線を、円を描く。

蠢く指が襞に引っかかるたびに痺れは激しくなり、肩が小刻みに跳ねてしまう。

「う、んっ、は、ううっ……だめ、見つかっちゃう……」

指弄は直接見えるものではなかったが、刺激の強弱が具体的な動きを教えてくれた。

ぬめりに満ちた肉の洞窟を覆う襞の一筋一筋を緩急をつけて弄り、呼吸に合わせて収縮する穴の中で、くちゅにちゅと愛液を絡ませながら指を泳がせる。

理性では否定できない快感の波が身体を飲み込み、無意識のうちに直久にお尻を突き出してしまう。

不意ににゅぷりと指が引き抜かれる。

戸惑いと安堵に表情が落ち着く中、直久はベンチのある木陰へと歩き出した。

「暑いですね、俺向こうで休んでます」

魁人が二人に顔を向ける、穂乃香は慌てて下着を上げて愛する男性のもとへと駆け寄った。

「……そうか、好きにしてくれ。穂乃香さんは……? 暑いんだったら無理しなくても」

「わ、私は……先輩のそばに」

指戯から解放された安心感から笑みがこぼれる、魁人の声にもいつにない温かみが感じられる。

自分から手をとったのはこれが初めてだった。

男性らしく手のひらも指も固く、大きかったが、温かく優しい触り心地だった。

もつれそうになる足を右に出してもう少しで寄り添えるところまで身を寄せる。

「穂乃香さん……」

「先輩、あ、あの……私、その……」

日差しの暑さとは違う心地よさに酔いながらも、胸を満たしていたのは罪悪感だった。

魁人のことが好きなのに、直久に初めてを奪われ、今も身体を弄られていた。

言い訳などできない裏切りそのものだった。

「…………」

その罰はすぐに訪れた。

震える携帯を取り出し、受信したメールを見ると、”鈍いんだね、穂乃香ちゃんって”と書かれていた、直久からだった。

「ごめんなさい、ちょっと……」

「え、ああ」

トイレのある方角にちらりと視線を向けて、魁人が察したのを見届けると、首を向けた方向に走りだす。

※※※

「ま、まだ何かするの?」

「当たり前だろ、あんなんで俺が満足するとでも?」

二人の身を隠せるほどの茂みの奥にやってきた穂乃香の柔らかい身体を大木に押し付ける。

そのまましゃがんで、下着をくるぶしまで引き下ろした。

目の前にはこの前と同じ、内腿までどろりと蜜をこぼした肉の入口が見える。

シロップを含んだマシュマロを思わせる土手を開いて桃色の裂け目を露にすると、内側に潜む花びらは朝露を浴びたようにぬらりときらめき、中心に見える小さな暗渠は、本人の息遣いに合わせて蠢きを繰り返していた。

「や、っ……顔、近づけないで!」

嫌がる穂乃香に構わず、鼻を押し当てて息を深く吸い込む。

かすかに生臭さを含んだ甘酸っぱい匂いが肺を満たす、穂乃香が腰をくねらせるたびに、馥郁とした芳香の奥に潜んだ湿気が肌を舐め回す。

挑発めいた彼女の行為に情欲をくすぐられ、直久は舌を出し、割れ口の上端から桃色のぬめりを吐き出す狭間に尖らせた先端を押し込む。

「ひゃ、あああんっ! だめ、舐め……ないで」

「どうして? こんなにいい匂いなのに」

穂乃香が身体を暴れさせる、もっとも直久にとっては好都合だった。

左右に腰がぶれるにつれて、何もしなくても舌は奥まで進み、舌の周りでぐねり返って締め付けては舐め回し、甘酸っぱい愛液を口内に伝わせる襞の柔らかさととろけんばかりのぬたつきを堪能することができた。

もちろんこれで終わらせるつもりはない、直久はぐちゅり、ちゅぷっと音が立つまでに舌の動きを加速させる。

ねっとりとしたへばりつきを見せ、とろみを纏う蜜肉の捩れを解し、襞と襞の段差に舌先を潜り込ませながら、手前から奥へと、狭隘部に向かう吸い込みのままに舌を秘奥に置いて締め付けを楽しむ……その間ずっとこぼれる淫ら液を喉を鳴らして飲み下し続けた。

穂乃香は直久の額に両手を当てて脚の間に潜り込んだ顔を押し戻そうとしてくる。

力ない抵抗には何の意味もなかったが。

「は、うっ、あん、うっ……だめ、や、あああ……」

「いやいや言う割には感じてるけど?」

顔を上げて、舌表にべっとりと乗っかった白く濁った愛蜜の塊を見せる。

穂乃香は撫で気味の肩を痙攣させながら直久を見下ろし、何度も首を振った。

「ほら、こっちも……」

あくまで愉悦に浸っていることを認めない彼女に、直久は舌を油を刷いたように濡れそぼった陰部の上へと滑らせ、包皮に実を半分ほど隠した尖りを舌で転がした。

肉の扉や固まりかけのゼラチン質を思わせる溶け崩れて汁を溢れさせる粘膜とは異なり、そこは固く舌を弾き返してきた。

「ひうっ! ん、う、ふうぅ…………」

跳ねた叫びは、葉を擦らせる突風にかき消される。

穂乃香は片手で口を押さえて、片手で何度も直久の頭を叩く。

可愛らしい抵抗に痛みを覚えるはずもなく、舌を小さな突起に巻きつけて、染み込んだ蜜をすすりながら突起を吸い上げる。

実が引っ張られることで肉のフードは逃げていき、舌の律動がダイレクトに穂乃香の汗ばんだ豊満な肉体へと送り込まれる。

「や、あだ……っ、先輩……ああうっ、はああん」

「あいつにも見て欲しいんだ、結構変態なんだね」

「違う、こんなの……いやなだけ、んふああっ!」

舌でクリトリスを捏ね回しつつ、どろりとした蜜を膝裏にまで垂れ溢れさせている陰部に指を迫らせる。

生温かい液体に包まれた桃色の襞蟲を掻き分けながら、第二関節まで躊躇なく指をくぐらせる。

きゅっ、にちゅるっと全方位からのせめぎ合いが指を奥へと誘う一方で行く手を阻む。

しかし、潤滑油と化した蜜が濡れ肉蟲と指の間の摩擦を和らげ、押し戻す力は次第に弱まった。

そのままクリトリスをちゅるっと唇で挟みつける、襞がぐねり、ぬたりと内向きの渦を描きながら指を締め付ける。

遠くから蝉の鳴き声が聞こえた、人の気配も足音もない静けさに包まれた空間……穂乃香の吐息の音と、愛液を撹拌する、生乾きの接着剤を剥がすような音が混じり、静謐を淫靡へと置き換える。

そこに、時折漏れる掠れた声が彩りを添えいていた。

「あふっ、ん、ううぅ……お願い、う、っ……先輩が……気づいちゃう」

「鈍いから平気だって」

水飴をたっぷり詰めた壺の中に指を突っ込んでいるような錯覚に襲われつつ、人差し指で円を描き、収縮に合わせて付け根まで指を差し込む。

にちゃりと粘り気の濃い音が耳の奥深くに染み渡る。

指を反転させると、腹の部分に小さな粟立ちを感じる、前後の抽送でそこを擦り上げれば、ぐにゅり、ぎちゅりと襞に噛み付かれた。

「はあっ……! そ、そこは……あああん!」

離れた口から喘ぎが漏れて、そしてまた口をふさぐ。

締め付けの増した穴の中を指で穿ち込み、奥の狭い部分をこじ開ける。

先に進むごとに襞が縮こまり、指を取り巻くぬめらかなぞよめきも強くなる。

刻まれた模様にそって立てた指を動かしていくと、穂乃香の腰と背中が大きく震える。

「ほら、いっちゃえよ……彼氏じゃない別の男の指でさ」

指の前後運動が深度を増しながら加速する。

魁人のことでも思い出したか、食い締めが一段階強くなった。

エクスタシーまで追い込もうと直久は小さな尖りに巻きつけた舌に力を込めつつ、人差し指に中指を加え、異物を追いだそうと直径を狭めた肉筒を掻き広げる。

同時に親指でふっくらとした肉厚の土手から内側に捩れた花びらを撫で上げる。

「はっ、んっ、ああぁ、なお、ひさ……君、だめぇ、また、いっちゃ……んううっ」

ぐじゅるっ、ぢゅるっと煮え滾る蜜を膣口から噴き上げながら、指の動きに追いすがって離れない襞、絡み付く肉を振りほどくように、曲げた指でぷにぷにとした肉の壁を軽く引っ掻く。

合わせてクリトリスに歯を立てる、穂乃香の首が限界近くまで反り上がり、白い喉が上下した。

「はあ、っ、あああん、ぁ……だめ、やだ、あ、ああああああーっ!」

憚りのない声の後、今までにない白く粘着質な液体が指を伝って手首を汚す。

細かな痙攣を続ける柔らかい腰を抱き寄せつつ指を抜く、せき止められていた愛液がどろりと糸を引き、直久の二指を引き止める。

きゅっと締め付け、指を縛り上げる襞に追いすがられている気分だった。

「はあっ、はあ……ぁっ」

※※※

ぐったりと大木の幹にもたれかかる穂乃香。

直久に強引に身体を起こされた後も、足はふらついたままだった。

絶頂の余韻が力を奪う、よろめいた先には直久の硬い胸板があった。

「あんな奴ほっといて、俺と付き合ってよ、いいだろ?」

いいはずがない、ないのだが……漣のように押し寄せる愉悦が直久への嫌悪感を薄れさせる。

このままでもいい、とさえ……慌てて首を振って、力を振り絞って起き上がる。

睨みつけていないと、本当にすべてを受け入れてしまいそうで恐ろしかった。

※※※

オレンジ色の光がすべてを包む中、魁人は撮影を続けていた。

「…………ごめんなさい、ちょっと、具合が悪くて」

「いいよ、こっちこそごめん。こんなに暑いのに連れ出しちゃって、今日は写真を撮るだけで終わりにするから」

姿を消した自分を怪しむでも咎めるでもなく、それどころか自分を気遣ってくれる……魁人の優しさに視界がわずかにぼやけた。

それに比べて自分は……さっきも流されるままに気持ちよくなり、彼を裏切ってしまった。

「本当に、ごめんなさい……」

相手に聞こえないように小さくつぶやいた、もし、すべてを知っても魁人は自分のことを許してくれるのだろうか……そんなことをぼんやりと考えながら。

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