Home Import Artists Posts

連載小説「女装強要妄想ノート」(24) (Pixiv Fanbox)

Content

4月第1週「?」   (4) 「は――はぁっ!? お、オナニーを、亜弓――お姉ちゃんの、前で……!?」 「うん。いいでしょ? 男子のオナニーっていうのがどういうものか、見てみたくって。学校ではマスターベーションって習ったけど、やっぱり実際に見てみないとね」 「お、お前な……!」 「お前じゃなくて、亜弓お姉ちゃん、でしょ? 真弓ちゃんはお姉ちゃんの言うことが聞けないのかなー? エッチなことしようとしてたって、ママにいいつけるわよ?」 「ううっ……!」  そう言われては従わざるを得ない。  真弓は観念して、再びスカートをめくりあげる。  勃起のシルエットに大きくせり出し、シミすら浮かんだそのショーツを、亜弓はのぞき込むように「妹」の前に座り込んだ。 「じゃ、実況と解説もよろしく!」 「じ、実況と解説までしなくちゃダメなの……!?」 「もちろん。妹の――ううん、お姉ちゃんの性教育の一環だと思いなさい」 「むしろ教育に悪いと思うんだけどなぁ……」  ぼやきつつも、真弓はショーツをずり下して、すでにいきり勃った男性器をあらわにする。 「うわっ、真弓ちゃんのチンコ、えっぐぅ……可愛い女子小学生みたいな外見してるのに、そこだけは男子って感じね」 「い、言わないでよぉ……!」  身長140センチと少女のような外見、本人の密かな趣味で伸ばした髪は二つ結びにされ、女子小学生の制服がこの上なく似合ってしまっている真弓。  しかしその股間から生えていたのは、まごうことなき16歳の少年の肉欲――彼自身の手首ほどもありそうなモノが、玉袋に引っかかっているショーツに支えられて、隆々と聳え立っていた。  赤黒い亀頭。反り返った雁首。裏筋には尿道がくっきりと浮かび、内臓色をした竿には無数の血管が赤青入り乱れる。玉袋さえもきゅっと引き締まって、あたかも欲望が解放される時を察して発射準備を整えているかのようだった。 「うっ、なんか匂う……」 「ご、ごめん。ちゃんと毎日、洗ってるんだけど……」 「ふーん。じゃあこれが、チンコの匂いってやつ? 臭いような、胸がつかえるような、変な匂い。まぁいいわ。とりあえず解説はじめてちょうだい。まず、どうすればそんなに大きくなるのか、ね」 「う……これは、その……」  改めて口頭説明するとなると恥ずかしく、 「その、お、おちんちんは、女性の裸とか、下着とか、そういうものを見たり、触ったりすると、エッチな気分になると、大きくなります――」 「ちょっと、一般論に逃げないで、ちゃんと真弓ちゃん自身の話をしてよ。亜弓ちゃんは、いったい何を見たり、触ったりすると、エッチな気分になって、おちんちんがおっきくなっちゃうのかな?」 「うううううっ……お、オレ――じゃなかった、あたし、は、女の子の服を、見たり、触ったり、着たりすると、昂奮して、勃起、しちゃいます……」  安易な逃げは許されず、真弓は自らの変態性癖を告白させられる。  とたんに亜弓の笑いがはじけて、 「あははっ、そっかそっかー、真弓ちゃんってば、女の子の服に昂奮して、チンコをおっきくしちゃうんだぁ! あたしのおさがりのセーラー服なんて、ぴったりね。ええと、そう言うのを『オカズ』っていうんだっけ?」 「う……は、はい。亜弓、お姉ちゃんの、おさがりの、下着や、セーラー服は、あ、あたしにとって、最高の、『オカズ』です……」 「くすくすっ、なるほどねー。じゃ、その大きくなったチンコを、どうするのかな?」 「そ、その、こうやって、握って――」  妹の前で、股間にそそり立つ肉棒を握る。手のひらに熱が伝わるのと同時、まるでベルの音を聞いたパブロフの犬がヨダレを垂らすかのように、ペニスは歓喜に震えながら先走りを漏らした。 「あ、あっ……ゆ、ゆっくりと、しごき、ます……!」  彼自身も辛抱たまらず、握った手のひらをゆっくりと上下させる。くちゅっ、くちゅっと淫らな音が響くと、 「へぇ……握って、こするんだ……」 それを見つめる亜弓の目も、熱っぽさを帯びていった。 「っていうかこれ、粘膜にもこすれてるけど、痛くないの?」 「う……ちょ、ちょっと痛いけど、ゆっくりと、なら……」  ローションを使えば痛みもなく、快感のみを味わうことができるのだが、さすがの真弓にもそんな知識はない。ただ自分の手のみ、潤滑剤すら先走りだ寄りという原始的なオナニーも、しかし亜弓にとってはじゅうぶん物珍しいようで、 「すごい……どんどん先っぽから、透明な――カウパー腺液、っていうんだっけ? おちんちんに垂れて、白い泡になって――あんなに大きかったのが、もっと大きくなって――」  ククッ、と喉の奥で笑う。その目はぎらぎらと輝き、少女ながらの好奇心と嗜虐心とに燃え上がっていた。 「さぁ、真弓ちゃん。あたしに見せて。オナニーのクライマックスを。そのおちんちんが、『シャセイ』するところを――」   (続く)

Comments

No comments found for this post.