文化祭 (Pixiv Fanbox)
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にわかに信じられない数字。
秋晴れの休日、午前
学校からの招待で、文化祭に出かける。この学校は支援者の寄付金によって運営されている学費のない名門一貫女子校。自主自立を理念とし、体育祭、文化祭などの運営が学生に任された自由な校風が特徴だ。ここ数年、高額寄付者に向けた催し物が行われるようになり、今年もそれがために足を運ぶ。
入り口から活気にあふれ、多くの人たちの笑顔が行き来している。
校内を見学しながら、目的の場所へ。
招待状によると4階が会場
4階に上がる階段手間が封鎖されてるのは招待状の通り。
「はい、はい。関係者ですよ」
すり抜けて上がる。
おっと………
教室入り口に段ボールで作られた門。やっつけもいいところだか、演出にも見える。なるべくいかがわしく見えるようにしたのか、若いなりに考えたほほえましい表現。
奥が暗く、見えない。
うめき声?男……
興味が足を動かし門をくぐらせる。
「整理券をお配りしています」
真っすぐに暗い奥を見ていたので、左側に人がいるとは思わず、とても驚いた。
「どうぞ…今、この番号ですと、午後の遅い時間になります」
「あの……」
「禁止事項もございます。サービス内容はお手元のQRコードからご確認ください。全ての事項にご了解いただき、フォーム記入、登録後、予約が完了します。この整理券だけではサービスを受けることは出来ません、よろしくお願いします。」
「は、い……」
有無を言わせない早口の説明に圧倒され、もう一度来た道を戻る。
何のサービスなんだ???
QRコードを読み込みアクセス。
”「ごっくん小路」は、支援者様のザーメンを選りすぐりの生徒たちがごっくんする性処理サービスです。”
1行目からあるまじき文字列。まてまて、俺は文化祭に来たんだよね?
今一度整理券を見る
128番目?は?ごっくん?
スマホ上の説明書きと数字を何度も見返す。何か間違ったのかもしれないので、QRコードを読み直したが、全く同じサイトにたどり着く。
じゃああの男たちのうめき声は…
”開始時間の10分前から前室にご入場いただけます。後室には支援者様専用の射精穴(生徒のお・く・ち❤)を準備しています。”
”制限時間は10分。時間内であれば何度でもお射精可能です。”
えっと………射精穴?
フッター部分に予約時間が常に表示されている。
”15時30分入場、15時40分から”
”前室では、脱衣、自慰が可能です。他の場所での脱衣・自慰は禁止されております。警備員による制止、警察への通報が行われます。ご注意ください”
文字列を追うごとに勃起が即されてしまい、外のベンチに腰掛けていたが、周りを見回すと同じ色の紙を持っている人たちがちらほら。風俗の待合室にいるような男たちが点々と腰掛けている。みなじりじりと何かを待っているような………
・おさわり厳禁です。ふれ合うのはお口と陰茎のみです。
・話しかけ厳禁です。射精穴を楽しむサービスです。会話は行っておりません。
・お口のオナホ扱い、厳禁です。射精感を高めるためにストロークは行いません。
・フェラチオの要求は絶対に行わないでください。
ずらずらと書かれている禁止事項。かなりの項目が目次で示され、具体的内容が結構なボリュームで書かれている。端的に言えば射精穴に射精はできるけどあとは何もないぞってことのようだ。
こんなうるさい風俗店はだれも行かないと思うレベル。ただ、ここは文化祭を行っている学校の中だ。
待つしかない。
フォーム入力、予約完了の返信メール。それでもまだ午前中……
まあ時間を潰すには丁度いい。ダンス部、吹奏楽、軽音部、映画部、茶道部、見るものはたくさんある。ただ、股間がだな。
「それでは8番に入場お願いします」
受付の子が指した方向が明るい。
薄い段ボールで区切られた部屋が12?
自分の整理券番号と部屋数で推測…
1時間2人、午前6人、午後6人、計12人だと12人×12部屋で144人、11人だと132人、いやいやそんなに?すでに10人をごっくん?数字はブラフか?
でも各部屋から人の気配、男のうめき声。居る、ほとんどの部屋に。全く誰とも出会わないシステムが構築されているが、存在が分かる。自分の番号、128、これを確実にをこなしている……精子が生徒に飲まれてる。100人以上…
聞こえる、吐息?吸う音?水音??射精?身もだえてる?男が??
動悸、勃起、体が暑い。少しひんやりするよう気温だがとても暑く感じる。
ここはもう全裸だ。
女子校の文化祭で全裸になる倒錯。今は仕切りで区切られているこの教室も普段は授業に使われてる。そこで全裸になり、オナニーをして、射精。しかも生徒に。勃起した陰茎を強く握る。固い、ものすごく固い。
予約サイトの文言
”「ごっくん小路」は、支援者様のザーメンを選りすぐりの生徒たちがごっくんする性処理サービスです。”
俺はこの学校の生徒にこれからザーメンを注ぐのだ。体が暑いのにゾクゾクする。
禁止事項は理解した。どう注ぐのか、細かい指示、全て読んだ。頭を巡るサイトの文字列。あり得ない内容に勃起が凄い。
後室に人の気配。もう10分たったのか?
前室と後室を分けている薄い扉がたわみ、少し開く。
「どうぞ……」
凄く小さな声、とても若い声だ。精子が上がってくる………
こ、これは…だ、だめだ、いきなり入れたら。出そう、出そうだけど、ま、まだっもう少し。あっ、息、息が……
陰茎が舌に触れると、すうっと息を飲み込むようにして、迎え入れてくれた。すぐ出ちゃうやつ…
信じられない。行為、快感、見えているもの。文化祭?
ザーメン飲まれて陰茎が溶ける。震えがすごい。まだ出る、出るっ
2度目の射精なのに全然勢いある、喉奥すごいいいい。
3回目はおまけ?サービス?お掃除?
舌が…まだ出てる…倒れそう、
だけど、
最後まで、全部出す、
全部飲んで…
足取りがおぼつかない帰り道、やっと正面玄関。
凄すぎる…この学校