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イケメンとお金に目がくらんだ絵名ちゃんは媚び売りアクメの夢を見るか? (Pixiv Fanbox)

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※これはprskの2次創作小説です。 ※オホ声、キャラクターを執拗に罵倒する描写、淫語要素を含みます。 『それではえななんさん、本日はよろしくお願いします』 「はいっ♪ よろしくお願いしまぁす❤❤❤」 いつもよりワントーン高い絵名の声が軽やかに響く。いつも起きる時間より遥かに早くメイクを済ませた彼女の目的は、液晶画面にうつるイケメンだ。 彼の名前は坂田。オンラインに特化した会議アプリは高画質であり、彼の背後の窓にうつる青空と高層ビルの群れまでもが精細に見える。勿論絵名側も、己が一番かわいく見える角度に固定したカメラが満足いくレベルの姿をうつしだしていた。 一見接点のなさそうな二人だが、実際の出会いは約一日前。絵名が自撮りをアップしているアカウント宛に一件のDMが届いた。注目を集める「えななん」のアカウントで当社のグッズをPRしてほしいという、いわゆる案件依頼だ。 しかし、ひとつの問題があった。差出人は株式会社マン・ジ・ルビーナスという女性向けアダルトグッズを制作している企業であった。 絵名からすれば、顔面どころかリアルの知り合いにも存在が知られているこのアカウントでそんなものを紹介すれば文字通り赤っ恥だ。この女が案件を易々と受け入れるはずがなかった。嫌味を交えた断りの連絡を入れ、その晩はふん!と鼻を鳴らしながらベッドに潜り込んだのである。 翌日DMを再度確認すると、丁寧な謝罪文、そしてもしも今後気が向いた際は公式アカウント宛ではなくPR依頼業務を担当している営業の広報アカウントへ連絡をいれてほしいとつづられているではないか。 絵名は「何言ってんのコイツ。今後一生気なんて向くわけないんですけど? せっかくだし、私にこんな依頼してきた変態の顔でも拝んでやろっと」と悪態をつきながらDMの末尾に貼られた営業担当とやらのアカウントIDへジャンプした。 アイコンが会社のロゴを模したイラストであることに落胆したのもつかの間、目に入ったのはとある商品販促動画のサムネイル。そこでほほ笑むイケメンに心を奪われてしまったのだ。あまりのイケメンっぷりに絵名がスマートフォンを一度床に落としてしまうほどである。 そして、問題のイケメンこそが今目の前の液晶画面の中でほほ笑む者、坂田である。 ちなみにイケメンを見つけたあとの動きに迷いなどなかったのは言うまでもない。絵名は残像が見えるほどの指使いでどうしても案件を受けたくなったと伝え、ちゃっかりオンライン会議での打ち合わせをとりつけたのである。 『弊社は女性向けアダルトグッズをメインに販売、展開しております。ただ、ジャンルとしてはやはりまだ広く周知されておらず……。問題点であるそこを解決すべく弊社内で協議した結果、えななん様のような若い方にPRしていただくのがよいのではないかという結果になりました。こうしてお話する機会をいただけたこと、誠に感謝しております』 「あのぉ、私案件とかあんまり受けてないので最初間違えて断っちゃってぇ❤❤❤ でもでも、坂田さんは特別にOKしちゃいました❤」 絵名は、弟が聞けば顔を歪めて早足で立ち去るような甘ったるい声を出した。チークがいらなくなるほど火照った頬は、彼女がこの男に媚びるべく本能で振舞っていることがうかがえる。華奢さを強調するデザインがされたトップスのフリルをさりげな~く❤揺らしながら肩をすぼめる姿は、到底顔見知りには見せられないだろう。 そんな彼女に対し、坂田は少しの間待っていてほしいと告げた。言葉の通り一瞬の間をおいて坂田側の画面が何らかの帳簿を作成するソフトに切り替わる。イケメンを眺めていたかった絵名は残念そうだが、彼とやりとりをするため案件依頼を利用したのは自分だと思いなおす。小さく息をつきながら改めて画面を見た。 『画面、見えますでしょうか?』 「? はい、えーっとこれって……契約書ですか?」 『弊社からえななん様にお渡しする報酬額は、現時点の目安としては中央の総計欄をご覧ください。こちらの額が……』 「えっ!?」 素っ頓狂な声が話題を遮る。それはまぎれもなく絵名自身のものだった。 「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうま…」 勿論理由は報酬額とされる金額だ。液晶画面上で桁を数えようとし、そこで初めて自分の指が震えていたことに気が付く。何度も指を往復させようやく読み取れた数字は、想像よりはるかに大きい。一般的に学生がアルバイトに励んだとしても、ひと月で稼ぐのは到底難しいだろう。 その結果、爽やかイケメンとの相乗効果もあわさった絵名が浮かれてしてしまうのも仕方ない話ではあった。 (うそ、うそ……こんなにもらえるの……!? 一回投稿するだけで、こんなに!?) 「こ、こ、これってなんかその、手数料?とかで減って、実際私が受け取るのはもっと少ない額になる、みたいな……」 『いえ、ここに記載している金額は確実にお渡しします。えななん様に投稿いただいたものが好評であれば次回以降の依頼も考えておりますので』 「やります!! 案件やりますッ!!」 思わず大声を張り上げてから我に返るが、もう遅い。絵名が気まずさを誤魔化そうと咳払いをしている間に、画面に再度坂田が現れた。 『ありがとうございます、えななん様! それでは弊社の商品をお送りしますので、DMのリンクから飛んでいただき個人情報取り扱いに関する弊社規則への同意と……』 彼の言葉に無茶苦茶に頷きながら一瞬で住所入力を終え、絵名は高鳴る胸をなでつける。イケメンと関われて大金ももらえる。その事実が絵名の口角を上げるのはごく自然なことだっただろう。 ……ふわふわとした心地のままリモート会議を終えた絵名は、満面の笑みで過ごすこととなった。その上機嫌っぷりは弟である彰人を数日間警戒させる程だ。 そして彼の警戒も緩んできた頃、東雲家に絵名宛の包みが届く。さすが女性向けアダルトグッズを売りにしているだけあって、品名には『コスメ用品』と記載する気遣いっぷりだ。自室に飛び込んで開封すれば、坂田による紹介動画で見た例のブツがこれまた丁寧に梱包されていた。 丸っこい本体が振動することでクリトリスへ刺激を与える、いわゆるローター。色遣いは淡く、一見ただのマッサージアイテムやガジェットのようにも見える。貴女に極上の癒しを――……。そうプリントされた外箱は既に雑に投げられ、ベッド下に転がっていた。 「PRっていうけど、要はこれよかったで~すって宣伝しとけばいいんでしょ? 適当に写真撮っておくかぁ……」 絵名はピンクの布団カバーを手でなでつけ、そこに小さく丸いローターを放る。未使用品であることを自分に言い聞かせ、思い切ってローターを口元に寄せた。棒つきキャンディーに見立てるにしては大きすぎるが、淡い配色も相まって意外と抵抗感はない。すべすべとした手触りも心地いい。少しずつ緊張がほぐれてきた自分に驚きながらもシャッターを切り続けた。 そろそろ十分だろう、絵名は起き上がり写真を確認することにした。アルバムアプリを開き、写真の選別を始める。目線は外しているものがいいのか、光の加減はどうか。自分で思っていたより多い枚数を撮っていたことには気づかぬフリをし、SNSに投稿するものを4枚に絞る。 本題である文面を考えようとしたところで彼女はとある不安に思い至る。自撮りアカウントを見ている知り合いの顔が思い浮かんだのだ。顔を合わせた際に「案件依頼が来ちゃってさぁ~!」とおどけて誤魔化せるだろうか? あくまで白を切る場合、逃げ道を作れるよう可もなく不可もない本文でないと成り立たないだろうが……。 そんな無理のある答えで絵名が自分を納得させるのには理由があった。もちろんあのイケメン、坂田だ。オンライン会議以降、絵名は自撮りにいいねの通知が飛んでくるたび脳裏に彼の笑顔を浮かべてしまうのだ。女性向けアダルトグッズのPRを依頼してきたのも、もしかして自分の自撮りを見て興奮した経験があったのかもしれない。いわゆるオカズというものだ。あのイケメンが己の自撮りで興奮している状況を想像しながら、絵名は現時点で用意できた下書きを見直す。 ――ベッドで寝転びながらローターを口元に寄せた自撮り、光源を調整しまるでコスメのようにローターを写した写真、ローターを挟んだ膝のアップ、指を添えて己の身体の上を滑らせていくような写真……。 『株式会社マン・ジ・ルビーナス様より、女性向けグッズの体験をさせていただきました!  とにかく優しい使用感とデザインにびっくり。しっかりケアすることで明日も頑張れそう♪  みんなも是非試してみてね!』 好評ならば次回もあるという彼の言葉と、せっかく得たイケメンとの繋がり。それがこんなあっさりとした文面と布団カバーに転がしただけの写真で今後も続くのだろうか。 「……し、仕事として依頼されたんだから、ちゃんとやった方がいいもんね……?❤❤❤」 誰からの返事もない部屋で呟く。絵名はバクバクと高鳴る胸をおさえ、一度打ち込んだ文面をすべて削除してしまった。そして震える指でまた新たなものをうちこんでいく。羞恥心によって何度も動きが止まりそうになるが、絵名の手の届くところまで来たイケメンと大金がそれを許さない。気がつけば、一歩も動いていないはずの身体は汗にまみれていた。 「写真も撮り直さなきゃ……!❤❤❤」 汗ではりつく髪を何度も耳にかけ、ベッドに身を預ける。その勢いのまま指でつまんだアダルトグッズをレンズの前にかざした。 いかにして彼の興奮を煽るか、あの大金を得るか、もう絵名の頭の中にはそれしかなかった。絵名はかざしたローターに向かって思い切り舌を伸ばしながらカメラ目線を決める。重力に負けた唾液が垂れ、部屋の電灯を反射していた。すかさずシャッターを切ったのをきっかけとし、思いつく限り性欲をかき立てるようなポーズを次々とこなす。 これで十分かと撮影を切り上げるも、写真だけでは何か物足りない不安に襲われた。 「……オナニーしちゃおうかな?❤❤❤ そもそもPRするなら、ちゃんとその商品のこと知るべきだし❤❤」 絵名は既に濡れていたショーツを脱ぎ捨て、ベッドの上で下半身を丸出しにする。空気に触れることでわずかに肌が粟立ったが、まんこ周りは既にほかほかの状態だった。 「ローター使っちゃお❤ 私、坂田さんにエログッズ使ってそうってドスケベな目で見られてるのかなぁ……❤❤❤ 坂田さ~ん❤ 今まんズリこきますね❤❤❤ あ~ッ一緒にオナニーしたいッイケメンのちんぽ見たいっ❤」 坂田のちんぽを脳内で描きながら、限界まで股間を開く。手の中におさめていたローターを持ち直し、先端をクリトリスに向けた。ゆっくりと近づけるほど、鼓動は激しくなっていく。シリコン素材でできたはずのそれは、最早凶器にも見えた。 震える指で電源をオンにした瞬間、部屋にモーター音が鳴り響く。まだ触れていないはずのクリトリスが空気の振動を受け、さらに勃起する。最近手入れをさぼった陰毛からひょっこり顔を出すクリトリスは、痛々しい程赤く膨らんでいた。 ――くいっ❤ 次の瞬間、シーツの上でくねらせていた腰が無意識に浮く。それはもう少しだけ焦らそうとしていた絵名の意思を裏切る動きだった。 自分の身体を律する暇もなく、尖ったクリトリスの先端がローターに密着した。誤魔化しようのない刺激……絶頂に絵名は目を見開く。 「……お゛ッ❤」 一瞬だけ何が起きたかわからないといいたげな間が生じたが、すぐにその刺激は脊髄をのぼり脳を刺した。痺れるような感覚だけではない。限界まで張りつめた水がわずかな刺激であふれるのと同じように、彼女のクリトリスに張り巡らされた神経は崩壊したとさえ思えた。 同時に腰がとける甘さと足全体が引きつる緊張に下半身を支配され、シーツの上で思い切り足ピンアクメをキメる。腰を突き出すように浮かしてはまた沈み、まるで挿入を強請るように膣穴がぱくぱくと蠢いた。 もしもここに指を突き入れれば、ちんぽと勘違いした肉ヒダが子宮口まで引き込もうと収縮していただろう。撮影中に焦らした分に相応しいほどの絶頂を、絵名は全身で味わった。今の彼女を見れば、大抵の男が股間を膨らませるに違いない。 しかし、そんな彼女が求める男はただひとり。イケメンで爽やかな坂田の顔を思い描きながら息を整える。空いていた手でまん肉を剥いてクリトリスをより露出し、あふれた愛液を利き手でクリトリスに塗りたくる。存分に愛液をまぶし終えると、まるでちんぽのようにつまんでシコり始めた。一度イったばかりではあるが、最高のオカズがある絵名には関係ない。 「ふ~……❤ ふ~……❤ 坂田さん、私の自撮り見ながらオナニーしてくれるかな……❤ オカズにしやすいように……えななん可愛いッエロいッ精子出すぞ~ッ❤ってシコってくれるような写真撮らなきゃ……❤❤ おッめちゃくちゃにクリピンピンはじくのマジまんこにキクッ……!❤❤❤」 シコるだけでは飽き足らず、剥き出しのクリトリスを何度か爪で弾きだす始末だ。やがて絵名はぬめる片手でスマートフォンをベッド横のスタンドに乗せる。そして寝そべったまま録画を起動した。すっかりまくれたスカートから伸びた生足が画面にうつっている。横から写しているためまんこそのものは見えていないが、縮れた陰毛のシルエットが丸見えだ。 「お゛ッ~……❤ ローターでオナるッ……❤ えななん、ローターでクリオナアクメ晒しま~っす……❤」 ――ブ~~……❤ 「やっべやべやべ❤ すぐイクこれあっぶね……ッ!❤❤❤ ふーッ❤ このローターッサイズは小さいけど結構振動すごくってぇ❤ やっべまん汁垂れるッ……❤ お゛~ッキクキクキク❤❤❤」 油断するとすぐイキそうになるのを必死にコントロールし、ローターを空中に持ち上げる。その繰り返しだ。目を閉じて坂田の顔を脳裏に浮かべ、彼にいじられているシチュエーションを想像する。 『えななん様、私の想像通りやっぱりドスケベ女だったんですね』 「あん……っ❤ ちがうのぉ……❤」 『何が違うんですか? さっきイッたばっかりなのに、もうこんなに腰浮かせてローターにクリ直撃させにいってますよ』 頭の中の坂田が意地悪な笑みを浮かべ、クリトリスからローターを離した。絵名は腰を振りたくり刺激を求めるが、彼はその度逃げるようにローターを動かす。Sッ気のあるイケメン(もちろんこれは絵名の妄想だが)とのイチャつきはドーパミンを激しく分泌させ、喉の血管がバクバクと脈打つほどの興奮を与える。この後もう何回か焦らしてから全身で気持ちよくアクメするというのが絵名の側面オナニービデオ計画である。 しかしそれはあくまで彼女が脳内で作りあげたものであり、まんこ本体は焦らしよりも早急なアクメを欲していた。本人の意思を裏切り、またも腰が空中につきあがる。 「――あっっぶねッ!!❤❤❤」 先ほどとまったく同じ経緯での裏切り早食いアクメ……にはならなかった。すんでのところで腕を振り上げ、クリトリスへの刺激を免れたのだ。 絵名は二度も不意打ちアクメしてたまるかと必死に歯を食いしばり、震える腕の高度をキープしている。汗が垂れ、二の腕から脇へのラインを艶やかに照らし出した。 「まんこ欲張りすぎて腰浮く……ッ!❤ このッまん汁まみれまんこめッ❤❤ でもアクメ我慢そろそろ限界なのでッローターでクリをちょん❤ちょん❤ってしてオナニー終わりにしまずッ……!!❤❤❤」 そう宣言している間もガニ股になったり腰を浮かせたりと、絵名の下半身は大忙しだ。腕をゆっくりおろし、クリトリスに近づけていく。 そして…… ――ぐりぐりぐりぐりッ!!❤ 「……ゥお゛ッッ!!!❤❤❤ イグイグイグイグックリすっげッ!!❤❤❤」 まるで先ほどの宣言をあざ笑うかのように、力任せにローターを押し当てた。ちょん❤ちょん❤とは一体何だったのか。当の本人はぬめってすべるクリトリスに何度も何度も振動を直で当て、最終的にブリッジの姿勢でアクメを堪能した。ぷるぷると痙攣する太ももはじっとりと汗ばみ、赤みを増している。今この瞬間、全力でアクメするためだけに絵名の体内では血流が激しく駆け巡っていた。 数分間しっかりアクメの余韻に浸ったあと、思い出したかのようにスマートフォンへ手を伸ばす。録画を止める表情自体は気だるげだが、どことなく満足しているようにも見える。 「PR用の動画はできたし、次は本文だよね……❤ 」 そして絵名は本文を推敲し始めた。既に彼女の頭の中はイケメンのおかずになりたい❤ 私のエロ顔で射精しろっ❤❤❤という性欲丸出しの思考でいっぱいである。そんな実質すっからかんの脳みそから生み出される文章は到底まともなものであるわけがなかった。 しっかり三十分程をかけて目的のものをうちおえ、荒い呼吸を繰り返す彼女は震える指でついに投稿ボタンをタップした。数秒間まぶたを閉じたのち、目を開く。読み込み中の表示が消え、反映されたそれを目でなぞった。 ――先ほどの側面クリオナニー動画に加え、カメラに向かってショーツ丸見えのM字開脚、愛液でぬらぬらと光るローター、ちん媚びを目的とした顔面全晒しエロ蹲踞……。 『株式会社マン・ジ・ルビーナス様のドスケベオナニー用エロローター❤でまんズリこかせていただきました~!❤❤❤  やる前から期待でまん汁まみれだったけど、ローターの先っちょをビンビンクリトリスにあてただけで即イキしてやっべぇ声出た❤❤  マジでみんなも買ってエロローターでオナニーしよっ❤❤❤ 絶対しろっ❤❤❤  ってことでもっかいオナってきま~す笑 すでに期待まん汁やばい❤❤❤』 「やばい……ッ❤ こんなの絶対私変態だと思われる……❤❤❤ お、終わった、私の人生終わった……❤❤ あはっ……❤❤❤」 投稿そのものも下品だが、これまでのキメ顔自撮りと並ぶことでより無様さを増していた。その羞恥すらもイケメンのおかずになりたいという彼女の性欲を加速させる。その結果、またもやイケメンにいじくりまわされる妄想をしながらのオナニーに励みだした。 ――当然、一日で複数回目のアクメは絵名の身体に大量の幸福感と眠気をもたらす。彼女が跳ね起きた頃には定時制の授業は終わった時間であり、窓の外はすっかり暗くなっている。慌ててスマートフォンを見ると普段の自撮りよりひと際多い通知が表示されていた。 自撮りがバズったか?といつもの感覚で画面のロックを解除した瞬間、記憶がよみがえっていく。いいねの数は普段より多いが、通知に現れるアイコンはいつもと雰囲気が違う。いわゆる、可愛らしい女の子のちょいエロ画像に見境なくいいねをつけてまわるタイプの者たちだろう。 流れでDM欄も確認すると、予想通り軽薄なメッセージが続々と届いていた。一見えななんを誉めたてるような言葉に見えるが、その奥にはアダルトグッズのPRにとどまらずイグイグ吠えながら腰ヘコアクメする動画を投稿する女と一発パコりたいという欲望が透けて見える。もちろん絵名が求めているのはそんな有象無象の男どもではない。艶めく爪で画面をスクロールし、目的のアカウントを探す。その間にも新たないいねの通知が鳴り、自分の投稿が拡散され続けていることを実感した。 どこかで見落としたか、とこれまでスクロールした分を戻ろうとした瞬間、画面上部にメッセージアプリの通知が現れる。 『絵名、大丈夫?』 短いながらも気遣いを感じさせるそれは、友人である愛莉からのものだった。具体的な言葉にはされていないが、あの投稿を見たのは確かだろう。 絵名の中でわずかな迷いが生まれる。通知のポップアップを一度タップすれば友人とのメッセージルームが開けるだろう。気づかぬうちに垂れた冷や汗が唇を濡らす。塩辛くもあたたかなそれは、絵名の乾いた喉に染みるようだった。 返事をするべきか否か考えあぐねている彼女の視界にとあるアイコンがうつる。キメ顔をする男どものアイコンの群れから見つけたそれは、商品のPRを投稿してから約一時間後にDMを送信してきていた坂田だった。 『えななん様、いつも大変お世話になっております。  商品のPR投稿ありがとうございました!  現時点で弊社の想定よりかなり反響が大きく、上層部の者も大変喜んでおります。  今後ともお付き合いを続けさせていただきたく存じます。  えななん様がお手すきの際で構いませんので、次回案件についてぜひご相談させてください』 「…………❤」 彼からのDMを読み、絵名は自分の行動が報われたことを理解した。その瞬間口元はニヤつき、頭の中は相変わらず「イケメンも金もゲット❤」という短絡的な思考で埋まっていく。 ついには愛莉からのポップアップ通知を爪先で弾き飛ばし、DMの記入スペースへ文字をしたためはじめるのであった。 ##### とあるシティホテルの一室。狭い室内の一角にはスーツのジャケットとビジネスバッグが転がっていた。 向かい合うのは絵名と坂田の二人だ。前回とはうってかわって、直接対面しているのは絵名からの提案である。次回の商品PRに向けてより詳しい解説を聞きたいだの関係者監修の元で撮影の方向性を固めたいだのという、とってつけたようなお粗末な理由を並べたDMを送り、それに対しPRを依頼する側の坂田が断ることもなかった。 「私の投稿、好評みたいで嬉しいです❤❤ 坂田さんも読んでくれたんですよね?❤」 「はい、読ませていただきました」 部屋にはシングルベッドと一人掛けのソファが一台ずつ配置されているが、絵名は先に腰かけた坂田を真似てすぐ隣に座った。その後あからさまに胸を押し付ける距離感で迫っていく。しかし上目遣いを駆使した少女の全力アピールにも彼は動じない。そんな様子をすこし不満に思いながらも足を組みなおせば、40デニールのタイツが間接照明を浴びて薄く輝いていた。 「それではえななん様、次回投稿していただくPRに関してピックアップしたい商品がございます。弊社の新商品の……」 「あのぉ、PRのことももちろんお話するつもりなんですけど……坂田さんのことをもっと知りたいですっ❤」 「私のことですか?」 「はいっ❤」 間近で見るイケメンに頬を染めながら頷く。困ったような顔で坂田は何度か腕を組みなおした。 「私のことと言われましても、困りましたね。例えば……?」 「例えば私の投稿を見て、どう思ったか教えてほしいです❤ エ、エッチだな~とか、可愛い~とか……❤❤❤」 「……」 「もしかして坂田さん、エッチなグッズを扱うお仕事してるのに……女の子の扱い、得意じゃないんですか?」 「う~ん、どうかなぁ」 はぐらかすような答えも、最早絵名の耳には入らない。 しなだれるように体重をかけ、ゆっくりと坂田を押し倒していく。ベッドに沈んでいく彼を見下ろしながら絵名は舌なめずりをした。 「こんなかっこいいのに女の子に慣れてないなんて……可愛い❤」 妄想の中では勝手にドS男としてオカズにしていたが、女の味を知らない童貞というのもなかなか乙ではないか。むしろこんなイケメン社会人を自分好みに染め上げる機会など、今後望んで手に入れられるものではないだろう。 自分はそれなりに可愛いのもあって、交際経験がある。実際に最後まで身体を許したこともないが、目の前の純朴なイケメンをリードするぐらいならばイメトレ済。私は年上イケメンを、坂田さんは今をトキめく自撮り美少女えななんを味わえるのだからお互いwin-winではないだろうか。 ……そんなことを考えながら、絵名が坂田の胸板に指を這わせる。つつつ、と襟元までのぼりそのボタンをゆっくりと外した。細身だが男としてのしなやかな筋肉を備えた胸筋が露わになり、絵名は思わず唾を飲む。 ふと視界の端に動くものが目に入るが、それは坂田の手だった。その手は絵名の腰に触れ、脇腹をのぼり、耳をなぞる。あまりにも甘い触れ方に絵名の唇から「あ……❤」と吐息がこぼれた。輪郭を指で支えたまま引き寄せられ、至近距離で見つめあう。 キスだ……そう察し、彼女は目を閉じた。 「――お前さぁ、なんか勘違いしてない?」 「……えっ?」 優しいキスを期待していた絵名の耳に、冷たい声が刺さった。彼女が目を見開くと同時にそれが自分に向けられたものだと知る。 柔和な笑みを浮かべていたはずの彼はもういなかった。ベッドサイドから届くランプの光が逆光になっており、詳細な表情は見えない。しかし彼がもう笑っていないことを絵名は本能で理解してしまった。 小さく息を飲み硬直している間に絵名の頬はゴツゴツとした成人男性の手でおさえこまれる。それは先ほどまでの触れ方とは明らかに違う、力任せなものだった。 「あ、い、痛い……」 「ちょっといいねもらえるから勘違いしちゃった? ワタシ、美少女なのー、って? あのね、加工増し増し自撮りにつくいいねなんてほとんどがお前のことオナペットにしてやるぞっていう男の数なワケ。別に可愛くなくてもいいんだよ、シコれれば」 「ちが……」 「違うって何に対しての否定? 自分が美少女だなんて勘違いしてないもんってこと? あんな自撮りあげといて無理あると思うけど。よかったじゃん、オナニーの自撮りでみんなシコってくれてるよ」 体勢としてはマウントをとっている側でありながら、絵名の身体は恐怖で動けなくなっていた。何を答えても自分に勝ち目がないことを本能的に察知したのだ。彼の指を剥がそうと必死に震える手で払いのける。 しかし絵名の予想に反し、坂田の指はあっさりと離れた。小さくも荒い呼吸を繰り返したおかげか、ようやく動くようになった身体でベッドから転がり落ちる。カーペットの敷かれた床に打った尻を構う暇もなく絵名は後ずさった。しかしここはシティホテルの一室、すぐに彼女の背中はベッドサイドに鎮座する一人掛けのソファの足へ触れた。 「う、訴えてやる!!」 必死に虚勢をはった絵名の声は掠れている。突然の発言に坂田は一瞬動きを止めるも、楽しそうに顔を歪めながら起き上がった。その姿を見て絵名の喉が引きつったのもつかの間、彼はついに声を上げて笑いだす。 「はは……訴えてやると来たか」 「何笑ってんの!? あ、あんた私のことああいってたけど、そもそもあんたが私にPRの依頼をしてきたんでしょ!? 学生にアダルトグッズのPR頼むなんて頭おかしいんじゃないの!? そういうの、私が訴えればあんたなんて……」 「えななんのプロフィールに年齢なんて書いてあったかなぁ」 「……ッ!」 わざとらしく首を傾げた坂田に絵名が唇を噛んだ。怒りで身体が温まってきたのか、なんとか彼女は己の身体を奮い立たせようとする。一方、未だ逃げ出す程の気力はない少女を見下ろすように、坂田がベッドから降りた。足音はカーペットに吸い込まれ、先ほどまで彼の背が浴びていたランプの光は壁まで伸びる。そして絵名の顔を覗き込むようにしゃがんだ。 あんなにも恐怖を感じたにも関わらず、至近距離で改めて見るご尊顔に絵名は腹の奥が疼くような感覚を覚える。自分を見下すような表情が、クリオナ中に思い描いたオカズと被っってしまうのだ。薄暗い部屋に走る緊張感は自然とふたりの視線を絡ませる。 「お前さ、俺の顔目当てだろ」 「……ふん、ずいぶん自意識過剰じゃない」 「結構そういう女いるんだよ。最初はキレて断ってきたくせに、俺の顔が見られるアカウントを教えた瞬間手のひら返してPRさせてくださ~い❤って連絡してくるやつ。あわよくばつながろうとして二回目のPRを女の方から誘ってくるとこまで一緒。……こっちが指定してないオナニー動画で商品をPRする変態女は初めてだったけどな」 思惑も浅ましさも筒抜けだったことに、変態女と呼ばれた絵名は顔を赤らめた。何かを言い返そうと唇を戦慄かせては閉じる姿が動揺を物語っている。悔しそうに歪む顔を眺めたのち、坂田は彼女の背後へ手を伸ばした。 まるで抱きしめられるような構図に絵名は肩を跳ねさせるが、その手が背後のビジネスバッグを漁っていることに気付く。隙を見て突き飛ばしてやろうとした瞬間、彼女の顔面に何かが突きつけられた。 ――札束だ。 一度目のPRで絵名が陥落した報酬額をはるかに上回る額。札束を見つめる彼女の呼吸はあがり、瞳孔が開いていた。 「なによ、お金なんて……そんなんで私が言うことを聞くとでも……」 「金とセックス、お前はこれが欲しいんだよな? だからこうやって俺を呼び出したんだろ? うちの会社は都合のいいように案件を依頼して、お前はお望みのものをうけとる。これでお互い問題ない。こっちは商売が潤い、お前は懐とまんこが潤せるからな」 ぴたぴたと優しく札束ビンタで頬をうち、坂田は笑う。そんな彼の言葉を反芻した絵名が唾を飲んだ。小馬鹿にするような口調には一度目をつむるとして、彼は絵名の望むもの……金とセックスを与えるといった。そんな取引が絵名を強く惹き付けて仕方ない。皮肉にも、彼の底意地が悪そうな表情は絵名のオカズであるドS男にぴったりなのである。 見つめあうこと数秒間、先に言葉を紡いだのは絵名だった。 「……訴えるのはやめる。あと、今後もPRの依頼を受ければいいんでしょ」 「じゃあ態度で示してもらおうかな。悪いが俺は意地を張る女とセックスする趣味はないもんでね」 「わかったわよ……」 渋々受け入れるかのようなため息とともに絵名は坂田の肩を押しのける。あっさりと退いた彼は手を差し出し、絵名がベッドの上にのぼるのを手伝った。まるでお姫様をエスコートするかのような仕草に絵名の頬がわずかに緩む。それを隠すようにすぐ顔を伏せ、ベッドに横たわった。 そして急いた手つきで衣服を脱ぎだす。表情は不服そうなものを浮かべているが、するするとショーツを脱ぎ捨てる姿が性欲にまみれているのはまるわかりである。フリルのあしらわれたトップスを軽く畳み、ブラジャーに手をかけた。ホックを外しストラップをおろせば、なんとか寄せて作り上げた谷間が消え少し蒸れたおっぱいが自然な位置に戻る。 一糸まとわぬ姿になった彼女は坂田へ視線を送った。お前の望むようにしろと言いたげなそれを受け止め、坂田はほほ笑む。その意図を訝しみ眉を寄せた絵名を放置し、なんと彼は身を翻し部屋の扉を目指す。ついには呼びかけも虚しく彼は部屋をあとにした。 ひとり残された絵名が、ベッドの上で口をあんぐりと開けた。内心ウキウキで脱いだ結果、全裸で放置される羽目になるなど予想していなかったのだ。舌打ちを一度部屋に響かせたのち、絵名はごく当たり前のように自分のまんこへ指を伸ばす。 「は~……❤ むかつく、本当にむかつく……ッ❤❤❤」 良いムードでしっぽり気持ちよくなろうと思ったのに、純粋なイケメンを自分色に染め上げてみたかったのに、と悪態をつきながら始めたセルフ手マンに迷いはない。むしろ苛立ちを自分にぶつける膣ほじりがこんなに気持ちいいのかと絵名は目を細めた。見下され、金とセックスでいうことをきく弱メスだと煽られた瞬間から、これまでにない興奮を感じているのだ。激しい動悸に合わせておっぱいがわずかに振動し、鳩尾を汗の雫が滑り落ちた。 「今頃イケメンとパコってるはずだったのに……!!❤❤❤ あぁもうむかつくッお゛ッ❤ どうせどっかいったのも、戻ってきたらすぐ私にちんぽハメられるようまんこあっためとけってことでしょ……ッ!!❤❤❤ う゛ッんッん゛ッ……ほぉ゛~ッ❤ まん汁すっげぇ出る❤」 まんこのウォームアップとは名ばかりのセルフガチ手マン。まん汁をまとった指が激しくGスポを刺激するたび、絵名の喉から太い声が漏れる。何も遮るもののない全裸オナニーは過去最高の快感を分泌し、脳を染めていく。 ――ガチャ やがてまん汁が尻たぶを伝いシーツに染みをつけた頃、扉が開く音が聞こえた。このまま一生お預けかと考えながらの放置プレイにようやく訪れた終わり。絵名が目を輝かせるのも仕方ない話だろう。お前が焦らした分まんこをほぐしといてやったぞと言わんばかりに大股開きにし、V字開脚で坂田を待つ。 しかし、ベッド脇の壁に背を預けまんこを惜しげもなく晒す彼女の目の前に現れたのは、想像していた人物ではなかった。 「おお、ずいぶん大胆な子だねぇ」 イケおじとカテゴライズするには無理のある、ひとりの中年男性。想定外どころかまったく見知らぬ人物の登場に絵名は呆気にとられるが、男の視線が己のまんこをなぞっていることに気付き慌てて足を閉じた。そしてトップスやスカートをかきあつめ少しでも裸体を隠そうとする。不運にも男の付近に落としていたショーツへ手を伸ばすが、それより先に誰かに拾われてしまった。 ……坂田だ。遅れて入室してきたようだ。絵名は即座にその腕に縋りつき、中年男性を指さして声をあげた。 「ちょっと!! 誰よ、このおっさん!!」 「こらこら、失礼な口をきくなよ。こちらは弊社の上層部……いわゆるお偉いさんだ」 「そんなのどうでもいいから!! なんでここにいるかって聞いてんの!!」 「えななんさん、ボクがキミを買ったからだよ」 「……は?」 大声で喚く絵名を制したのは、中年男性の彼だった。困惑する彼女の横へ腰かけ、かき抱いた衣服では隠せなかった丸出しの尻を撫でる。それによる寒気が絵名の思考までもクリアにしていった。買ったという言葉に噛みつこうとしたが、ふと記憶の中で思い当たるものが浮かぶ。あの札束だ。そして坂田の発言も覚えている限りで遡る。彼はセックスを仄めかしたが、一度も自分がするとは言わなかった。 理解したくない。それが絵名が導き出した答えだった。 「いやぁ、坂田くんが担当になってからはいろんな若い女の子をたくさん味わえるようになって助かるなぁ。イケメンとお金目当てでのこのこやってきたのに、実際セックスするのはこんなオジサン相手だと知って絶望する女の子とパコるのが一番燃えるからね」 「任せてください。今日のはオナニー動画をPRと称して投稿するようなやつですから相当な好き物ですよ」 絵名は、楽しそうに笑う男たちをどこか遠くの国の出来事のように眺める。思考が混同する中、彼女の感情が反映されたであろう汗が垂れ唇の隙間に滑り込んだ。その塩辛さに例のPRを投稿した日のことを思い出す。 友人である愛莉から届いた心配のメッセージ。あの時ポップアップを一度タップして彼女に相談していれば、こんなことにはならなかったのだろうか。 中年男性は絵名の尻の柔らかさを堪能し終えると、ごく自然な手つきで膣穴をなぞった。じっくり時間をかけてセルフ手マンした甲斐あってかそこは未だぬめりを示している。それがお気に召したのか、中年男性は性急に己のスラックスのチャックを下げ、下着からちんぽをまろびだした。年齢に見合わない勃起の角度は、坂田が釣った若い女を喰い散らかしているおかげか。 思わず絵名の視線も釘付けになってしまったちんぽに手慣れた動きでコンドームが装着される。おさわりや手コキなどではなく、挿入してお前のまんヒダでちんぽをたっぷりコいてから射精するぞと告げているのだろう。 あれよあれよという間に四つん這いにされた絵名は坂田へ視線を向けた。助けてほしいと暗に訴えているのだ。彼女をあざ笑ったのも嵌めたのも彼自身であることはわかっているが、そうせざるにいられないのだろう。 ついにちんぽが膣穴の入り口を擦り、侵入を予告する。そんな絵名に向けて坂田は笑顔を向けた。 「それじゃあえななん様。お望みのセックス、楽しんでくださいね」 ――にゅるにゅるにゅる゛~~っ❤ 「ん゛お゛ぉ゛~~うぅ……ッ!!❤❤❤」 「うむ、いい声だ❤ かわいこぶった女がちんぽをねじこまれて出す汚い声、金玉にキク……❤❤❤」 背後から中年男性の吐息を浴びつつ、唯一期待通りの快感を得られたまんこだけが歓喜にうねった。ヒダのひとつひとつが侵入者に密着し、その硬さに蹂躙されていく。まんこを喰い慣れたそれは無遠慮に膣内を踏み荒らした。 本来粘膜同士をこすり付けるだけの動きは、互いに性的興奮を貪る為のピストンへ変化していく。絵名は自分がセックスするはずだった坂田へ縋るよう手を伸ばすが、彼は鼻で笑いソファへ腰かけた。それだけでは飽き足らず、先ほど絵名にちらつかせたあの札束を取り出す。 「えななん様、お金もらえるんだからそのぶんお仕事してくださいね。そうだなぁ……じゃあ射精までに貴女が思う限りのエロいセリフを言ってみてください。目標は百回。足りなかった分はお給料から一万円ずつ抜いちゃいますから」 「!!」 「やれやれ、坂田くんはイジワルだねぇ。……っと、まんこ締まった❤ なんだ、えななんさんもノリノリじゃないか❤」 紙幣を爪先で弾きながら出された『お仕事』に絵名は焦った。屈辱を味わったうえで報酬を減らされるなどたまったものじゃない。彼女の選べる行動は最早ひとつ。股間をおしつけて膣肉の熱を楽しむ中年男性は、汚い声が好きだと言っていた。既にグロスの落ちかけた唇を尖らせ、絵名は喉を震わせる。 「お゛ッ❤ っほぉ~……❤❤❤ お、おじさまのちんぽにドチュられてまんこイク~ん……❤ おうッそこキク❤❤ すぐ股開いちゃうえななんのおまんまん、ちんぽのデコボコでイクイクするぅ……❤ ッほ!❤ ガチピスすっげ!❤❤ 金玉揺れてまん肉ビッタンビッタン叩くのエロすぎッ!!❤❤❤」 「いいねぇ!❤ 馬鹿みたいなセックス実況もうまいじゃないか! せっかくだから坂田君に録画してもらいなさい」 中年男性が絵名の肩を掴み膝立ちにさせる。その間も挿入は器用に継続し、小刻みなピストンで絵名のおっぱいをたぷ❤たぷ❤と揺らしていた。顔だけではなく身体の前面を惜しげなく晒す姿勢になった絵名は、すかさずスマートフォンを構える坂田を睨む。 「はーい、えななん様、目線くださ~い」 ……もちろん彼がそれに臆することもない。なんとか『お仕事』に耐え、一言いってやらないと気が済まないとばかりに息を吸い込む。 「あんた、いい加減に……」 「さっきは百回喘げという話だったが、もしも百回を越えたら今度はその数をボーナスとして上乗せしよう!」 それと同時に、背後で中年男性が名案を思い付いたといわんばかりの声をあげた。提案された内容を後頭部で浴びた絵名はほぼ反射的に体勢を変える。されるがまま膝立ちになっていた姿勢から、膝を思い切り割るエロ蹲踞に変更したのだ。しかしちんぽが抜けてしまうことを危惧したのか、中腰になり微調整する気遣い……いや、まんこ遣いっぷり。結合部をもっと見てくださいと言わんばかりの中腰では飽き足らず、ベッドのスプリングと膝のバネを組み合わせたピストン運動を披露する。腕は後頭部で組み、尻肉の揺れを見せつけるような無駄な腰のひねりも忘れない。 「ほッ!❤ ほッ!❤ ほッ!❤ ボーナスくださいっ❤ えななんがエロまんこ自動ピストンでシコっておちんぽ勃起キープしますので、おじさまはそのままおちんぽおッ勃たせていただくだけで構いません❤❤❤ おまんこ気持ちいいですかっ?❤ 自撮りばっかりあげてるけどえななんはおまんこにも自信あります♪❤ 締まってぬるぬるっ❤ まんヒダうねうねっ❤ まん汁どばどばっ❤ 今度、子宮口まで丸見えのお股全開自撮りアップします♪❤❤❤」 「調子出てきたねぇ❤ うぉッえななんまんこの肉ヒダ、カリを擦って射精煽ってくる❤ まだ約束の百回まで言ってないみたいだけど、そんなにおじさんに射精させたいのかい?❤❤❤」 「あぁ~んダメぇ❤❤❤ お金っお金もらえなくなっちゃうのぉ❤❤ えななんまんこ、おちんぽ喜ばせちゃだ~めっ❤ …………マジでちんぽ硬ってェッ……❤❤❤ おじさまのちんぽこ、こんな硬くてカリ高ちんぽでパコられたらマジでまんこイクに決まってんだろ……!!❤❤❤ っほぉ~ッ!!❤ すっげ❤ まんこヒクついてゴムちんチュパるのやめらんね……ッ!!❤❤❤ セックスして金もらうため来たのに、ゴム射させないようエロマンアピールするとか話違ぇんだよッ❤」 眉尻を吊り上げ、悪態をつきながらの自動ピストン。汗をまきちらし脇を晒す姿はまるで筋トレに励んでいるようだが、彼女の脳内はお金のことで、まんこはちんぽでいっぱいだ。 あまりの必死っぷりに坂田は笑いをこらえようと肩を震わせる。しかし録画の手振れはなかなか収まらなさそうだ。絵名がちんぽの熱やらまんこ内にかかるちん圧の詳細を語り終え、ようやく録画は完了となった。 もちろん絵名の目的は百回以上エロいセリフを発することによるボーナスであり、録画が終了したからといってセックス実況をやめるわけがない。やがてちんぽの気持ちよさやまんこ絶頂宣言を繰り返すことに限界を感じたのか、絵名は積極的に自ら体位を変えるようになった。例えば―― 「まんぐり返しで上からちんぽピストンくださいっ❤ ほっ❤ おっほやべやべッおじさま、えななんの顔の方にケツむけてるからッピストンの度に金玉降ってくるッ❤❤❤ やんやんッ❤ おじさまのおきんたまッえななんのクリトリスにパンパン当てないで❤❤❤ 玉毛あたってクリくすぐってェッ❤❤❤」 まずはベッドの上で太ももを抱えたセルフまんぐり返し。まるで獣同士ががむしゃらに絡み合うような、互いの肛門を見せつけあう向きで挿入が披露された。 「おじさまっ❤ おじさまッ❤ えななんのお尻もちもちですよ~❤ お尻ガッツリ掴んできもちよ~くピストン希望です❤❤❤ あんッお尻開いてえななんアナル見ないでっ❤ おいマジでアナル見すぎだろッ!! あッアナルの周りカリカリやべッ!!❤❤❤ ケツ穴ヒクつくッやべやべ屁こくッ!!❤❤❤」 ――ぶッ!! ぶっぽぽッ!! 立ちバックで興奮を煽ろうとしたのもつかの間、無防備に尻を差し出す体勢故にアナルまでも晒すこととなる。放屁の瞬間、坂田はえななんのキメ顔自撮りをスマートフォンに表示し、それを絵名の頭上越しに中年男性へ見せる。遊び感覚で刺激された肛門は何度も膨らみ、キメ顔の下で熟成された屁を放った。 「痴女マンえななん、騎乗位でおじさまのちんぽ食べちゃうぞ~❤ うぉすっげちんぽあっつ……❤❤ 亀頭膨らんで射精寸前なのにピストン弱めないの、セックス好きすぎだろ……❤❤❤ 出せっ❤ 出すなっ❤ 出せっ❤ 出すなっ❤ あっは❤ おじさまってまんこほじり超うめぇのに、女の子に射精コントロールされてちんぽビクついちゃうんですかぁ?❤❤❤ おい❤ 出せっ❤ 出すなっ❤ 出せっ❤ 出すなっ❤ 出せっ❤ 出すなっ!!❤❤❤ まんこほじりしてろッ!❤ お前はビキビキフル勃起ちんぽでまんこほじってりゃいいんだよ!!❤❤❤ オーッすっげッまんヒダめくれるッ!!❤ オスの本能挑発してガチギレピストンまんこに食らうのマジエロすぎてヒダ抉れるッ!!❤❤❤」 そしてがっつり四股を踏むように中年男性に跨る、ガニ股騎乗位。耳元に唇を寄せ、熱い吐息交じりに射精を煽る痴女マンムーブにちんぽが打ち震えるのも致し方無し。射精を彷彿させる単語を連呼した影響か、絶対にまんこをほじり倒してやると言わんばかりのピストンが部屋に鳴り響いた。 ……最早『お仕事』以上のボーナスが目的となった絵名は、若い女をハメるのが趣味であるエロ中年にエグい腰振りで食らいついていた。限界を訴える足腰は既にリミッターを失い、ベッドに手をついたガニ股立ちバックを続行する為だけに機能していた。あまりにも退屈な坂田が二回目のあくびをした頃、ついに中年男性が射精欲を加速させるための荒い呼吸を繰り返す。 「えななんさんッ❤ よく頑張ってくれたねッもう限界な私のちんぽから種汁出すッ!!❤ コンドーム越しに精子泳ぐの感じるんだぞッ!!❤❤❤ ふんッふんッ!!❤❤❤」 ――バコバコバコバコッッ!!❤❤ ぶぽぶぽぶぽッ!!❤❤❤ 「うぉッ!!❤❤❤ ボーナス確定射精どっぴゅん用ピストンエッグいッ!❤ ほッ❤ ほッ❤ アナルパカパカサービスします♪❤❤❤ えななん特製まんこ汁で爆速ピストンやっべッ!!❤ これまでのまんシコアクメなんかと違うガチアクメ来るッ!!❤❤❤ おじさまちんぽガチピストンやばいやっべやっべやっべ!!❤❤❤」 雄叫びと称されるような絵名の声が、喉から力任せに飛び出した。ピストンを受け止める尻肉がブルン!!ブルン!!と暴れる様は力強い。中年男性の手がその肉を力任せにわしづかむ。 「えななんッキメ顔しろッ!!❤ キミみたいな子は坂田くんみたいなイケメン好きだろ!!❤❤ 坂田くんに向けてとびきり可愛い顔しながら私の射精ピストンを受けろッ!!❤❤❤」 「あ゛ッあ゛ッイケメン好きッ!❤❤❤ イケメン見ながらセックス終わるッ!!❤ 私ッイケメンとセックスしたくて来たのにッお金ほしくておまんこほじりされてッ!❤ イケメン見ながら射精ピストンされちゃうッ!❤❤ ふーッ!❤ ふッ!❤ キメ顔見てッ!❤❤❤ ほぉッ!❤ まんこピストンすっげすっげすっげキメ顔したいのにまんこアクメでブスになるッッ!!❤❤❤」 坂田に顔を突き合わせるも、絵名の表情はすぐにとろけていった。バスバスとまん奥を何度も突かれるせいでどんどん鼻の下は伸び、キメ顔の為に潤ませた瞳は寄り目になる。 整ったキメ顔に戻るのを待つことなく、羞恥、快感、限界のすべてがあわさった彼女に坂田は優しく囁いた。 「えななんのブスアクメ顔、可愛いね❤」 「……あ゛ッ❤」 ブスアクメ顔を可愛いと誉められ、脳が理解を拒む。拒まれた結果、その熱は全身を駆け巡った。 そしてすべての器官から追い出された快感が行きつく先は、ちんぽでほじられ中のまんこだった。 ――ぎッち……ッ!!❤❤❤ 「うおッえななんまんこ締まるッ!❤❤❤ 出るッ!!❤❤❤」 ――びゅるるるるッ!!❤❤❤ びちちッ!❤ びゅびゅびゅッ!!❤❤❤ みゅるるるッ!❤ 「…………うお゛ッイッッッグ……ぅ……❤❤❤」 互いに腰をおしつけあい、二人は喉を晒し射精の快感に震える。ごぽつく金玉が二、三度収縮し最後まで精液を絞り出していた。全身で気持ちいいセックスをしたとアピールしながら、絵名はようやく呼吸を再開する。しかしそれを気にかけてもらえるわけもなく、ずるん、とちんぽを抜かれた感覚に彼女は足を震わせた。 「んほ……ッ❤ おぉん……ッ❤❤❤ あッ?❤ やっべ出るッ❤」 ――ジョーーッ!! 既に限界を訴えていた全身をうつぶせでベッドに沈め、自制のきかなくなったまんこから鋭い潮を噴き出す。あまりの水量にシーツはあっというまに濡れそぼり、吸収できなくなった分がぼたぼたとカーペットへ垂れていった。 限界まで高めてからの射精だったものの、中年男性は既に自分の衣服を身にまとっていた。そして坂田の手元にでたらめな枚数の紙幣を追加で握らせ、上機嫌な表情で扉へ向かう。しかし何かを思い出したのか急いで絵名の元へ足早に戻る。 「えななんさん、また次回のPRも期待してるよっ」 そう声をかけ、丸出しになっている絵名の肛門をカリカリッ❤と刺激した。不意打ちのちょっかいに絵名は声をあげる暇もなく潮を再び噴射する。中年男性の退室を見送った坂田は全裸の絵名へ紙幣を渡すべくその手を取った。 「坂田……さん……」 彼女は掠れた声を必死に発しながら起き上がろうとするが、アクメに体力を使いすぎた影響で叶わないようだ。面倒くさそうな表情を隠すこともせず、役目は終えたといわんばかりに坂田が立ち上がる。彼の動きによって生じた風圧が紙幣を散らした。ひらりと一枚の紙幣がカーペットにたどりつくと同時に、坂田は絵名が自分を視界にしっかりと捉えていたことに気付く。 「また一緒に『お仕事』、させてくださいね……❤」 懲りるどころか次回を強請るような言葉に、坂田は面喰らった。そしてすぐに絵名は追い潮を噴き眠りに落ちる。 数週間後、株式会社マン・ジ・ルビーナスの公式アンバサダーとしてえななんは自己紹介動画をアップロードしていた。やけに羽振りと肌ツヤがよくなった彼女には新たなファンが生まれ、フォロワーを爆発的に増やしているらしい。最早形骸化した過激なエロ自撮りは一種のトレンドなり、株式会社マン・ジ・ルビーナスの商品の知名度と売り上げは右肩上がりになったという。

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