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【エロ文・リクエスト・渋成×fate】夏の渋成恐怖体験。 (Pixiv Fanbox)

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_(:3 」∠ )_〈セックスしないと出られない部屋をモチーフにホラーを掻き出しまして、ふとホラー風味ってこういうことじゃないな、と思い至り舵を切り直しました。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  年間通して気温が高い架空都市・渋成。  エロに自由で常にホットなその街にも冷え込むような日はある。  蒸し暑いはずなのにゾッと冷えるようなそんな日はある。  そんな日。  そんな夜。  ある渋成学園に通う男子生徒が3人集まって教室で話し込んでいた。  既に下校時刻。  夕暮れが作り出す影は濃い時間帯。  ある共通点のある彼らは誰からともなく喋り出した。 「一個下の……マシュ、ちゃんってわかる? 眼鏡かけて、おっぱい大きな、あの娘。あの娘にこの間部屋に誘われたんだ。一緒に映画でも見て、過ごしませんかって……」  ぽつりぽつりと語り出す。  夕暮れながら風は強く。  校庭に植えられた気が大きく葉音を立てた。 「それで、渋成、だし、少しドキドキしながら彼女の部屋に、いったんだ……。彼女は学園内の寮に住んでいてね……」 「もしかしたらエッチになるかも、なんて期待もそりゃ、あったよ渋成だし」  語る彼の言葉に2人は頷く。  「渋成だしね」と、「わかるわかる」と。  可愛い巨乳の後輩に部屋に招かれて、何も期待しない方が不健全だ。  しかもここは渋成だ。  何もない方がおかしい。 「僕は、飲み物とお菓子買って、朝の10時頃に教えられた寮の部屋に、いったんだ。休みの日だし、今日は映画を見まくろう! なんて、ね」  そこで言葉を区切った彼は少しだけ何かを思い出す様に目を閉じた。 「そこで、ドアを開けて……見てしまったんだよ」 「見たって……なに、を? 何を見たんだ?」  風が強く吹いた。  窓を風が叩いた。  木の影がまるでバケモノのように揺れる中で彼は口を開いた―――。 「少なくとも5人以上の、女の子の靴、そして全員マイクロビキニ姿でやってくるマシュちゃんと後輩女子たち…………」  ―――重く苦しい言葉に絶句。 「…………な、ぁ」 「…………5人以上……って……」  それを聞いた2人は震える。  その先は聞かなくても分かる、わかるが、語り手の男子は震える手でスマホを開き画像を見せて来た。  そこには―――。  『大量のザーメンコンドームをベッドの上に散らばらせ』  『7人の美少女に貪られるように、四つん這いでアナル舐めされつつフェラをされている』  『汗だく、意識混濁中の男子生徒の写真』  ―――が映し出されていた。 「…………」 「…………」 「…………」  重い沈黙の中で1人が口を開いた。 「映画……は? 観たの?」  その問いに、男子生徒は答える。  また風がごうごうと窓を叩く。 「いや……BGM代わりに流れてた気がする、だけ、だね……」  映画を見て過ごすなんて言葉。  それはただの虚構。  その虚構に飲み込まれた彼は、二日近くそこにとらわれることになったのだという。  ゆっくりと陽が落ちていく中で、次の男子が口を開いた。  空気は重く。  まるで粘り気があるようだった。 「大した話じゃない。大した話じゃないんだ」  そう繰り返す。  自分に言い聞かせるようにそう繰り返した。  前置きのように「短い話さ」を付け加えて言葉を吐き出していく。 「この前の僕の誕生日に、さ……部活の先輩のエレナ先輩に欲しいものを聞かれて、受け狙いで……肉便器、っていっちゃったんだ……」 「…………それって」 「ぁ…………」  彼の言葉に呼応するように風が木々を揺らす。  揺らし揺らす。 「うん、次の日から……エレナ先輩は僕の肉便器になったよ……オシッコも飲んでくれるし……家にもほとんど毎日、いる……」  絞り出すような声。  それに何も言えない男たち。  そして3人目が口を開こうとしたとき―――。  ”ガラっ!” 「いけませんね……こんな時間まで残っているなんて……最終下校時刻は過ぎましたよ?」  ―――教室のドアが開かれた。  そこにいたのは超美人なアルトリア(槍)先生。  彼女の言葉、そして雰囲気に押されて3人は教室から出ようとした。  したの、だが―――。 「いや校則違反を見逃してはならない……ここは反省文を書いて貰うべきだな♥」  ―――そう言いながらアルトリア先生の姉妹である、アルトリア・オルタ(槍)先生が現れた。  巨乳多めのこの街でも目を見張るデカパイをスーツに無理矢理押し込んだような2人が男子生徒に迫っていく。  更に、他にもまるで吸い寄せられるように美人教師がぞろぞろと教室に入ってくる。  誰も彼も異常なまでの美人♥  その美女教師たちは、怯えて震える男子たちを取り囲む。  声も出せない彼らは、そのままどこかに連れ去られて行った。  悲鳴も残さず連れ去られた。  精子の一滴すら残さぬだろう。  

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