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大学対抗女子プロレス選手権 (Pixiv Fanbox)

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20xx年 何かもがハイテク化が進む一方、昭和レトロも人気を集め様々な影響を与えた・・・・

女子プロレスもそうだった。昭和の女子プロレス・・・・シンプルなリングコスチュームに身を包み女同士がリングで必死に戦う姿をyoutube等で見た若い子に影響を与え空前の第2に女子プロレスブームが再来した!!

競技人口は瞬く間に増え続け、小学生からプロレス教室に通う女子も増え続けた。中学、高校と様々な大会が行われたが・・・・・・

リングに上がる女の子達は皆ここを目指すのだ・・・・・

それは新年度に東京代々木体育館に設置された特設リングで行われる、女子大生達で行われる学生プロレスの頂点こと・・・・・

大学対抗女子プロレス選手権 in 代々木

厳しい予選大会を潜り抜けた猛者達しかリングに上がれない学生プロレスの頂点であるのは言うまでもない。

簡単に言うと3人1組のチーム戦である。説明にもある通り後者に強者を置けばと言う単純なものでなく、選手が学生でありまだ未熟な面も併せ持つ為、オーダーが勝利に大きな影響を与えるのだ。

そして・・・・・・ついに時は来た!!

第1試合 青川学院VS創花大

下馬評は圧倒的で前回往生の青学有利であった、先方戦はあっさりと青川が創花の先方から3カウントを奪った。そしてこのまま青学が当然の様にベスト4に進出すると考えたが

第二試合で波乱が起きた・・・・・・

Cランクの創花が特Aランクの青学の中堅をマットに沈めた。動揺だらけの会場と青学陣営・・・・しかし最後は青学は絶対エースの仲山千里(4年)が控えていたので間違いはないはずであった・・・・・しかし創花の森下エレナ(3年)が仲山の右腕を必要に攻め立てて試合を有利に運ぶ。仲山の右腕が痛めつけられ異様な色に腫れ上がる。脱臼骨折のおそれもあったが引き下がらない仲山の右腕を森下がアームロックで破壊した!!

仲山千里(青川学院)× VS 森下エレナ(創花大)〇

アームロック⇒ドクターストップ負け 20分37秒

創花の2勝という結果により創花大が優勝候補の筆頭校青学をくだし、準決勝に駒を進めた!波乱にまみれた試合だった・・・・。

第2試合 桃園学院 VS 西洋大学

青学と同じくAランクの西洋の圧勝であろうと考えられたが、第1試合でまさかの昨年の覇者である青学がマットに沈むという波乱で西洋大陣営も苛立ちと不安を隠せなかったが

西洋大1年生の宮澤花梨(1年)がすべてを払しょくする試合を見せた!!

西洋の宮澤は高校生で空手で全国高校大会で優勝を成し遂げた猛者で大会優勝後、猛烈な西洋大のスカウト後にプロレスに転向した。

得意の打撃特に蹴りはエゲツナイ破壊力で様々な有名大学の選手を1年にしてマットに沈め続けてきた。一方、桃園学院の平沢由梨(4年)は恵まれた体格で実績は宮澤劣るが大学大会でも良い成績を誇り、粘り強い試合で勝ちを収めてきた強者だった。

しかし試合開始10分程するとガードしてる平沢の身体の至る所が腫れ上がっていた。宮沢の打撃はガードを貫いてダメージを与える。

そして宮澤の膝蹴りが平沢の腹を捉えマットに倒れ込もうとする瞬間・・・畳みかけるように宮澤の蹴りが平沢の顔を捉えた・・・・・・

そして宮澤は容赦のないストンピングを落とし続けた・・・・・・・・

平沢は苦痛の顔で耐え続けた・・・・・しかし、しばらくすると桃園陣営からタオル投入で試合終了。レフェリーが止めるも宮澤は物足りない模様であった。そこには痣にまみれ苦痛に顔を歪める平沢が横たわっていた・・・・。

端正な顔立ちをしているが、試合が始まるとエゲツナイ打撃で喧嘩混じりで試合を運ぶまさに人間凶器の宮澤花梨・・・・他大学にも脅威の1年生として全国に名を轟かせた事だろう。

平沢由梨(桃園学院)× VS 宮澤花梨(西洋大)

ハイキック⇒ストンピング連打⇒TKO負け 12分10秒

そしてこの後も圧倒的な力で2本目を奪取し西洋と桃園の3試合目は幻に終わった。そして西洋が準決勝に駒を進めた。

そして激戦は第2体育館へと移る・・・・・

第3試合 駒里大学 VS 早世大学

駒里は文句なしのAランクで間違いなく本年度の青学の対抗馬に当たるが現在はBランクに落ち着いているが古豪の早世。早世も元々名門校でAランクの実力に相当するが近年エース級と呼ばれる選手が現れず平凡な成績を残し勝ちだった。

しかし1年生から実力をつけ続け3年で化けたと言われる成瀬唯(3年)が早世には居たのだ。

3年からの成瀬の成績は素晴らしく名実共にエースへと躍進した選手の1人だった。

先方、中堅共に両校1勝1敗で迎え大将戦・・・・・・・・

しかし相手は駒里の大エース古城あかね(4年)である。実力は間違いなく拮抗するだろうと思われたが、成瀬の動きが悪かった。リング上で何度も足がもつれたり、腕に痛みがある様だった。1度ドクターから治療が行われた・・・・

大学の女子プロレスは中高に比べ身体が完全に出来た選手同士のぶつかり合いで過激な試合になりがちであり、万全の状態で必ずリングに上がれない事も多い。宮澤も秋大会で負傷をしていたのだった。

成瀬も万全の状態で挑んだつもりだが、相手が悪い。県大会程度の選手ではなくあの駒里の古城が相手なのだ。

古城の強烈な攻めに成瀬の身体が痛みを思い出す!古城も名門エースをはってる選手だ。当然負けられない!リングの上では容赦はしない。

古城のみちのく・ドライバー2で成瀬の身体がマットにめり込んだ!成瀬は右腕を抑え声にならない悲鳴をあげ泣き叫んだ!!

そしてゴングが鳴らされた。

結果はまたもドクターストップという結末であった。

古城あかね(駒里大)〇 VS 成瀬唯 ×(早世大)

みちのく・ドライバー2⇒レフェリーストップ 26分04秒

大学プロレスの過激さが問題視される試合であった。成瀬もエースの自覚が目覚め団体戦に出ないという思いがあったのではないかと推測される・・・・・

今後は選手の状態を一層ケアする必要があるという学生プロレスの問題が浮き彫りになった。

そして駒里大学がベスト4に名乗り出た。

第4試合 中部大学 VS 南海大学

中部大、南海大どちらも実力校ベスト8に常連である2校であるが優勝戦線には至らずという成績を残していた。

実力伯仲の両校は1勝1敗で残すは大将戦だ。中部の駒川遥(4年)も最高学年になり好成績をあげ続けている猛者で対する南海の瀬戸めぐみ(3年)は全国高校女子プロレス大会で準優勝を勝ち取るも大学時代は故障で2年までリングに上がれる事はなかったが3年で傷は癒え再び活躍し始めた。

両者の実力も伯仲しており正統派のプロレスが展開され一進一退の攻防がリング上では繰り広げられた。全4試合の中では地味な試合に見えがちだが両者の確かなレスリング展開が繰り広げられある意味学生らしい試合で良かったように思えた。

駒川遥(中部大)× VS 瀬戸めぐみ〇(南海大)

ジャーマンスープレックスホールド⇒3カウント  23分49秒

そして王道のレスリング対決を制したのわずかに自力で上回る南海大であった。

以上の結果より

創花大、西洋大、駒里大、南海大がそれぞれ準決勝に駒を進めたことになる。

激戦の1日目は終了であった。大きな波乱もあり、王道通りの展開、下馬評通りの試合等、大人と言えども彼女達は女子大生で精神的には未熟であり学生らしくモロイ一面と激しい感情を持つ・・・・・

それも学生女子プロレスの良さではないだろうか?

そして大会は更なる激戦の2日目に突入する・・・もしよければ、貴方も女子学生の熱量の高い試合会場に足を運んでみてはどうだろうか?? (了)

       

                           

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遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。昨年度は皆様方にはお世話になりました。私事ですが、年末年始少し多忙のためDM等返信等出来ませんでした。あと年賀状も頂けれ嬉しかったです。お返事が出来ないのですがこの場を持ってありがとうございます。

すごい大事に読ませてもらっております。

さてさて年末にモニターが故障してしまい新モニターで少し戸惑いがありまして、練習がてらに女子大プロレス描きましたが元ネタは箱根駅伝です。今年は波乱があって面白くて往路復路共に見ておりました。漫画にしたいけどなんか色々大変過ぎますのでプロットとイラストという形にしております。あまり内容は煮詰めてないですが・・・まぁいつかネタになるかもしれないですしね(笑)

ただその間モニターが届かないのでなんも出来なかったのとちょっとバタついておりました。

今年もコロナに振り回され、緊急事態と大変かと思います。私自身もそうですが多くの皆様方に影響が出るかと思います。そんな時少しで楽しみになれるような場所に出来ますように精進したいと思います。至らぬ点ばかりですが精一杯頑張っていきたいと思います。

簡単な挨拶で恐縮ですが以上とさせてもらいます。

本年もよろしくお願いいたします                どんべ

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