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【お絵かき研究】今日は池袋晶葉ちゃんのお誕生日なのでそれを口実にグリザイユ画法の研究がした~い♥の巻 (Pixiv Fanbox)

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6月10日は池袋晶葉ちゃんのお誕生日ですね。

当日0時からさっそく池袋晶葉ちゃんつよつよ絵師の皆さんが

絵を投下しているわけですが

当然僕は用意していませんでした。

イベントが終わって早1ヶ月

なんもやっとらんのですわ。(そして今日はコミケの当落発表)

今日絵を描かない言い訳はいくらでもできるんだけど

たとえどんなウーンな絵でも今この瞬間1枚描くことが重要だと思うので

今から描いていきます。

で、その過程で気づきが1億個くらい出てきたので、それをまとめておきますわよ。

(今回のテーマです)

絵を描く初っ端が難しい

どういうモチーフの絵を描くか

どうラフを作るか、どう彩色するか、そしてどう見せるか

みたいな前段階での検討、やろうと思えば無限にできてしまうので

結局描かないみたいなこと、あるあるですな。

でも結局まずは手を動かして描いてしまうが一番丸い気がします。

神絵への挑戦で挫折するくらいなら、微妙絵でも描いちゃったほうがいいんですよね。描く過程で課題も出てくるし、細かいところで挑戦もできると思うので。

はい

ということでラフです。

こんな感じで~とモワッと描いたものが左、それをある程度整えたものが右になります

(レイヤーは1枚)

ところで

お皿に乗ったケーキを描く

この形にしようと思うだけで無限に難しいですね。

お皿を持つ手の作例を手持ちの教本から調べるも、逆手しか載ってないというね…。

ウー

さらにここにケーキを乗せると考えると

その調べ物もしないとなので難しいところです。

アー

なんとなくで描いてみたけど…まあ…という感じです。

あと最近の気づきなんですが

ラフの段階でお顔が可愛く描けないと、その後どんだけ頑張っても駄目という気がします。なので、お顔だけは納得行くまで描きなおしたほうがいいようです。

今回はこのままアップするつもりだったのですが、当然色をつけたほうが見栄えがいいので、ラフにそのまま色付けをしてみることにします。

いつも挑戦しては失敗しているグリザイユ画法に挑戦しますわよ。

まず上で描いたラフをグレー化して(左)

そこに固有色を新規レイヤーで作りました(右)

この間買った教本通り

ラフをグレーの乗算で塗りつぶし(左)、上からオーバーレイで先程の固有色の乗ったレイヤーを重ねました(右)

暗くなってしまうんやな…。

いつもはここで挫折してしまうのですが…。

今回はやり方を変えて(フロリダちゃんのtipsを参考にしました)

ラフの上から固有色レイヤーを

下乗算、上ハードライトでミックスしてみることにしました。

(上の絵は、肌レイヤーを左乗算、右はその上からハードライトをかけたものです)

今まで

オーバーレイ(固有色)

乗算(グレー)

グレーベース

だったのを

今回

ハードライト(固有色)※同じレイヤー

乗算(固有色)※同じレイヤー

グレーベース

としました。

上のやり方で全部に色をのっけたのが左です。

うーむ…明るくなったのではないので???

そして一番上からラフレイヤーを乗算しました(右)

本当は線画レイヤーを作って乗算が一番良いんだけどまあしゃあない。

教本に乗ってたグリザイユ画法のやり方は左

右は今回試したもの。

右の方が明らかに明るい!

あとは適宜カラーを調整して、一番上のレイヤーにディティールを追加しました(右)

おお~ええやん

グレーラフ1枚でこれだけ色がつけば満足です。

なんでこんな回りくどいことをするのか

なんでこんな描き方をするのか、ぶっちゃけ今の自分も言語化出来ないのですが

やっていくうちにおぼろげながら理解してきたことがあってそれは

ラフ→下書き→ペン→彩色→仕上げ

この基本的なお絵かきの描き方、実はめちゃくちゃ神絵師でないとハマらないのではないか…と思いはじめているからです。

いや普通やん、普通の描き方やんって思うのですが

上のフローで割と流されているのですが

→仕上げ

ここが多分、ラフの段階から見えてないとどんだけ頑張ってもうまくいかない

んですよね。

なので

色含め最終的な絵の着地点をまず作る(見せ場もあらかじめ確定させておく)→そのままグレーベースで絵を描く→乗算ハードライトで固有色を乗せる(イメージの調子をあわせる)

が最終的に早く、かつイメージ通りの絵が描ける気がします。

最終的な着地点が見えてないものをラストの仕上げで絵にするのはめちゃくちゃ時間がかかる(そもそも狙いが絞れていない)ので

まず何を見せたいのか、粗密、明度差などでメインとサブの視点を絞る→その上でラフなりグレー描画→あらためて固有色を置いていくという工程が必要だということです。

あと、もう一つ気づいたことがあってそれは

固有色が全体的なトーンを上回ることはない

です。

彩色の前にレイヤーを分けて、そしてそこに固有色を乗っけるやり方

仕上げの段階でその固有色って効果に上書きされてしまいますよね…という。

そしてその効果というのは最終的な完成形から逆算されてかかってますよね

なのでやはり

まず重要なのは最終的な着地点の確定で

そここそに時間をかけるべきなのではないか…ということです。

それが色ラフなんダルルオ???

まあ確かに今回描いた絵の最終出力が色ラフみたいになってるの

そうなんだけど、しかしピントの外れた絵を100枚描くよりこちらを模索したほうがなんぼかマシという気がしています。

難しいですわね

おわり

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ところで長らく愛用していたサブスクサービス アニュータが

6月末だかでサービス終了になってしまうそうです。

困りましたな。amazonmusicあたりを契約しようかしら…。

なんかいいサブスクあったら教えてください…。

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