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AnimazeへのLive2dモデルインポート覚書 (Pixiv Fanbox)

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作ったLive2dモデルをAnimazeへインプットするときのメモです

基本Pro版を元に書いてます

目次

1.live2dでモデルを出力する

2.Animazeでモデルの読み込み

3配信ソフト(OBS)で読み込む方法

1.live2dでモデルを出力する

1.1動き付けが終わったらテクスチャアトラス編集ボタンを押します

1.2新規テクスチャアトラス設定ウインドウが開くので、幅、高さを変更します

大きくしすぎると重くなるらしいので自分は幅2048px、高さ2048pxに設定してOKを押します

1.3テクスチャアトラス編集画面ウインドウが開くのでOKを押します

1.4メニューからファイル→組込み用ファイル書き出し→moc3ファイル書き出しを選択

1.5書出し設定ウインドウが出てきたら基本そのままOKを押す

(一応書き出しバージョンはSDK4.0に設定したほうがいいです)

1.6 好きなファイル名をつけて好きな場所を選び保存を押します

1.7こんな感じでファイルが4つ出力されます

1.8cc_出力名.cfg、ico_出力名.pngを用意します

(アニメーションをさせる場合はさらに設定が必要みたいですが、まだやったことがないので割愛します)

1.9pngファイルはAnimazeで一蘭表示するときのアイコンになります

自分は500x500pxぐらいで用意しています

1.10cfgファイルはAnimazeで読み込んだ時の初期表示位置やモーションや表情切り替えのショートカットを記載するファイルです

1.11各オプションの内容

set_friendly_name 出力名 'キャラ名'

・キャラ名に書いた文章がAnimazeで表示されます

set_avatar_skin_description 出力名 'キャラの説明'

・アバター・カスタマイズでiアイコンをクリックしたときに表示されるキャラの説明

set_cam_pos 出力名 0.0 -0.15 1

・モデルを読み込んだときの初期表示位置などの設定です

左から、左右位置 上下位置 表示倍率となっています

例:set_cam_pos 出力名 0.0 0.0 1と設定したときの読み込んだ時の表示がこうなっていた場合

一度モデルを削除してからset_cam_pos 出力名 0.0 0.3 1とした場合、読み込みなおした時こんな風にアバターが下に移動します

set_special_pose_param 出力名 'パラメータID' 0 1 1

表情やモーションの切り替えパラメータをAnimazeのショートカットに設定します

パラメータ名はLive2d上で設定した切り替え用のパラメータを右クリック→パラメータ編集を押したときに出てくるウインドウのIDに書かれている部分になります

0 1 1の部分は左から、通常時のパラメータ、変化時のパラメータ、ショートカットキーとなります

例えばこのキャラクターの場合、ジト目というパラメータがありますが、このパラメータの数値が0の時はジト目ではなく、1になったときジト目になります

なので0 1と設定します

ショートカットキーに1を設定した場合、1キーではなくQキーがショートカットキーとして設定されます

なので1234…と増やしていった場合、QWER…とショートカットが設定されます

このキャラの場合はショートカットキーを押すとこのように変化します

2.Animazeでモデルの読み込み

2.1SteamでAnimazeを起動します

2.2Animazeが起動したら左の一番上のアイコンをクリック、開かれたタブの下のほうにある自分のアバターのところにある+ボタンをクリックします

2.3エクスプローラが開くので、Live2dで先ほど出力したファイルがあるフォルダに移動し、jsonファイルを開きます

2.4そうするとこのようにモデルを読み込むことができます

2.5トラッキングする際のウェブカメラの設定

左の一番下にある歯車アイコンをクリック→設定タブが出るので動画のグラフィックをクリック

ウェブカメラの部分に顔を映すカメラを選択

ウェブカメラの解像度とFPSは640x480@30で十分です

3配信ソフト(OBS)で読み込む方法

3.1Animazeでバーチャルカメラを有効にするボタンを押します、そしてOBSを開きます

3.2ソース上で右クリック→追加→映像キャプチャデバイスを選択します

3.3ソースを作成/選択ウインドウが開くので、新規作成のラジオボタンにチェックを入れ、名前の部分を「Animaze」などに変更します

既存を追加の部分にすでに同じ名前がある場合、同じ名前はつけられないのでその時は別の名前をつけてください

3.4プロパティウインドウが開くので、デバイスで「Animaze Virtual Camera」を選択しOKを押します

それ以外の部分はそのままで大丈夫です

3.5クロマキーを設定します

映像デバイスを追加しただけではキャラの背景が緑なのでクロマキーを設定して色を抜きます

先ほど追加したソースを右クリック→フィルタを選択します

フィルタウインドウが出るので、エフェクトフィルタの部分を右クリック→クロマキーを選択します

基本的には初期設定で大丈夫だと思いますが、うまく色が抜けない場合は類似性などを変えてみてください

3.6キャラのパーツに緑色が使われている場合

クロマキーでキャラの色も抜かれてしまうので、Animaze側で背景を変更します

左の上から二番目のアイコンをクリックし、開かれた背景タブで背景を変更します

いい色の背景がない場合は+ボタンから自作の背景画像などを読み込みましょう

また背景色を変更した場合クロマキーの色機ーの種類も背景に合わせた色に変更しましょう

更新履歴

2022年8月20日 初版

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