優しい穂波ちゃんをラブホテルに連れ込んで気持ちよ~くパコる話 (Pixiv Fanbox)
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「すみません、シブヤ駅ってどっちですか?」
「えっ」
バイトのない放課後、シブヤに佇む某巨大ビル近辺。
穂波に話しかけたのは、賑わう人通りからするりと顔を出した青年だった。短く切られた黒髪は清潔感があり、爽やかな笑みを浮かべた彼は初めて出会う人間に不快な印象を与えることはないだろう。
そんな彼が口にした疑問は穂波にとって解決することなど朝飯前。有名な場所ではあるがこの人込みだ。写真や映像で見るものと、実際に自分の足で向かうとなると感覚も違う。困っている人を放っておけない穂波が彼を追い払うはずもなかった。
「えっと、あそこの四角い建物の…」
「あっ、地下鉄の方に行きたいんです」
「地下鉄…」
成程、それならばなおさら辿り着きづらいのかもしれない。申し訳なさそうに訂正した青年は穂波の正面から隣に移動し、スマートフォンの画面を見せる。どうやら地下鉄に乗りたいのではなく、そこへ向かう途中にある店舗に行きたいようだ。あまり穂波に馴染みのない店舗だが、今日はバイトもない。道案内程度なら、と青年を見上げてほほ笑んだ。
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「あの、えっと…」
気が付くと穂波と青年はラブホテルがひしめき合う通りにいた。
まだ日が射しているにも関わらず、周りのカップルは腕を絡ませそれぞれ近くのラブホテルへ吸い込まれていく。甘い言葉を囁きあう彼らを横目で見ながら穂波は俯いた。
私服である青年はいいが、自分は制服のままなのだ。
「とりあえず…あの路地から表通りに出ませんか?」
「うーん、でも地図を見た感じそんなに遠くなさそうですよ」
青年はこの場所の空気に気づいているのかいないのか、スマートフォンの画面を注視したままである。仲間たちとのバンド活動に励む穂波でも、ここが自分にとって居心地の悪い場所であることぐらいはわかっている。まさか一歌たちがこんなところに来るとも思えないが、それ以外の知人が何らかの用事で通りすがる可能性もある。徐々に高まる羞恥心に耐え切れなくなる直前、ようやく青年が周りを見渡した。そしてすぐに穂波の肩を抱き、ラブホテルの敷地内へと連れ込んだ。
「えっ、えっ!?」
「すみません、あんなところに立ってたら恥ずかしいですよね。気づくの遅くてごめんなさい」
「いや、そうじゃなくて…」
どうやら青年なりの心遣いだったらしい。そもそもこの通りから逃れたかった穂波は残念なような、ひとまず好奇の目であれ以上晒されるのは防がれたのだと安堵のようななんともいえない心情だった。肩を抱いた腕は青年に抱いた印象通り力強く、わずかに体温が伝わってくる。
何を隠そう、青年はナンパ目的で穂波に声をかけたのであった。道案内をしてくれないかと人情に訴え、ある程度足を進めてから食事なりホテルなりに誘う。青年は歩くたびゆさゆさと暴れる穂波の胸に内心ガッツポーズをしていた。早くこの巨乳をもみしだいてやりたいという一心でラブホテルひしめく通りに誘い込んだのだ。
一方、穂波は心の底から人助けをするつもりで青年の横にいた。天下の都心で道案内など最近はナンパの定番ではあったが優しい仲間たちと過ごす穂波にそんな知識もあるはずがない。そしてこれだけあからさまな通りに誘い込まれても「なんだか気まずいな」と膝をもじもじすり合わせることしかできなかった。穂波にとってナンパとは、やけに明るい茶髪でだらしない服装の男が「オネエサ~ン、お茶しな~い?」とにやけ面で声をかけてくることなのだ。
「歩きっぱなしで疲れません?」
穂波の肩を抱いたまま、青年は囁く。先ほどまでより少し低い声に穂波は反射的に体をはねさせた。肩を抱かれているせいで必然的に耳元に言葉を直接流し込まれたような感覚。穂波は女子校に通い、同性の幼馴染たちとバンドを組み、セカイのバーチャル・シンガーとも適度な距離感を過ごし、家政婦のバイト先で黙々と作業する。少なくとも自分より身体の大きな青年にラブホテルへ連れ込まれる経験などなかった。
「オレのわがままで歩かせちゃってるし、ちょっと休んでいきましょう」
「こ、困ります!」
なんとか絞り出した一言は震えていた。恥ずかしさに顔を赤く火照らせながら懸命に離れようとする姿はまさに健気。不幸にも、青年はそんな少女の体に下品な程の快感を教え込むことを生きがいとしていた。
優しく、しかし決して肩を離すことはなくラブホテルの受付へ歩みを進める。穂波は助けを求めて従業員を探すが無情にもそのラブホテルは無人受付のようだった。無感情に白く光る液晶画面はスムーズにひとつの部屋を表示していた。青年の手慣れた様子を見てようやく自分は騙されたのだと気づくが力はかなわない。ドラムを演奏するためにつけた筋肉は、下衆なヤリ目ナンパ男に敵わないのだ。
先ほどまでの羞恥はいつの間にか焦りにかわっていた。ほぼ引きずれらるようにエレベーターに乗り込んだ穂波の顔も青ざめていく。その肩におかれていた腕はなれなれしく腰へまわされたり、指先に至ってはついに大きな胸を揉むように包み込んでいた。頭上でチンと滑稽なベルがなれば、やはり引きずるようにおろされた。
人気のない廊下はわざとらしいほど豪華な絨毯がしかれており、普段硬い床を踏みしめるローファーが浮いているかのようだった。ヤリ目ナンパに慣れている女性であればここが結構お高いタイプのラブホテルであると気づき、これから青年の性をどう搾り取ってやろうかと舌なめずりをするだろう。しかし今ここにいるのは穂波という少女だ。香るムスクは甘く、間接照明に照らされる重厚なドアを開ける青年を止める術など持っていなかった。数個先にある角の奥からはやたら大きな女性の声が聞こえている。
唇を恐怖にかみしめながら青年を見上げると、優しくも威圧感のある笑顔で見下ろされた。入れと言っているのだろう。後ずさろうとしても青年のたくましい腕が逃してくれるわけがなかった。二人で立つには少し狭い入口から軽く背中を押され穂波はついに部屋へ足を踏み入れた。
顔を上げると、やたら大きなベッドが鎮座していた。圧倒されて固まる穂波をよそに、青年は淡い光を反射する革のソファに腰かける。手招きする青年はまるで穂波が逃げ出すことなど想像もしていないようだ。それならば、と踵を返し穂波はドアノブにつかみかかる。
しかしそれが動くことはなかった。
「な、なんで!?」
先ほどドアにカギをかけたような動きもなかった。しかし目の前のそれはガチャガチャと音を鳴らすだけ。
「オートロックみたいなもん、フロントに電話かけるかもうしばらくしないと帰れないよ」
いつの間にか背後に迫っていた青年の影に包まれる。馴れ馴れしくなった口調に穂波の鼓動が早まった。どうしよう、どうしようと上ずる声で囁きながら振り向けば、やはり青年がすぐ後ろに立っている。逃げられなければ自分はどうなる? めまいのような感覚に足元をふらつかせ穂波はついにしゃがみこんでしまった。青年の筋肉質な腕はいとも簡単に穂波を抱き上げ、いやらしさを醸し出すベッド…ではなくソファへ優しくおろした。
「何か食べる?」
「えっ…」
エレベーターに乗る時の有無を言わせぬ圧迫感はもうなかった。最初に道案内を頼んできたときのような表情で、青年は壁にかけられた巨大な液晶にリモコンを向ける。数秒おいてからついた画面にはいくつかの項目が表示されており、カーソルはAVだとか貸出だとかをスルーしお食事というバナーを選んだ。
やたらギラつくメニュー表であることを除けばそこには食欲をそそる写真が多く並んでいる。オムライスやパスタ、どうやらパフェまであるらしい。
「オレのわがままで来たんだから好きなの食べてよ」
やたら大きなベッド、ムードのある照明。視界の端にうつるそれらと食事メニューを楽しげにスクロールする青年はアンマッチだった。やがて青年の顔が穂波の視線を絡めとるように寄せられる。
「好きな食べ物とかある? 甘いものとかの方がいいかな?」
「け、結構です!」
慌てて顔をそむける穂波の腹から情けない音が響いた。これが学校やバンド練習中であれば笑いごとで済んだことだろう。帰りにコンビニにでも寄ろうかと誰かが提案し、それまで小腹を満たせるようなお菓子でもシェアして…日常のワンシーンとして忘れられていく。しかし今は青年に連れ込まれたラブホテルからなんとか逃げ出せないかと画策していた状況だ。青年からすればこれ幸いとここに居座らせる理由になる。
「ここラブホテルだけど、食べ物も結構あるし、カラオケとかでも遊べるよ。電話すればゲームなんかも貸してくれるし。何かとりあえず食べようか」
青年の操作するカーソルがどんどん画面を滑り落ちていく。
「あっ!」
そこには穂波の大好きなアップルパイがあった。さすがにお気に入りのパン屋のものとは違うようだが、色艶ともに食欲をそそる写真だ。今にも香ばしさが香ってきそうなパイ生地、その隙間から除くリンゴのジャムを見て穂波は声をあげてしまった。
青年はじゃあこれを二人分注文しようか、とまたもやスムーズに注文を済ませてしまう。恥ずかしさに俯き膝の上でこぶしを握った。
「アップルパイ好きなんだ?」
「ええと……はい……」
「反応がすごいよかったからオレも食べたくなっちゃってさ」
ラブホテルにいることを除けば青年とのやり取りはまるでデートのよう。カフェのテラス席で仲睦まじく時を過ごすカップルであると誰もが思うだろう。実際話しかける青年の態度は最初の好青年に戻っており、きっとすぐに〇められるのだと想像していた穂波自身もわずかに安心してしまった。注文したアップルパイが届くころには気恥ずかしさとわずかな楽しみを抱いた穂波から己の名前、そしてバンドをやっていることを話してしまった。もちろん仲間の名前を漏らすことなどしなかったが、あれだけ逃げ出そうとしていた穂波が声をあげて笑うほど青年とアップルパイに心を開いているのは確かだった。
あっという間にアップルパイを平らげてしまった二人はすぐにカラオケを楽しんだ。穂波が照れくさそうにマイクを握れば青年が合いの手を入れ盛り上げる。CMで見知った曲を選べば、青年が動画サイトで振り付けを探しだしふたりで見様見真似で身体を動かした。
穂波が肩を揺らせば品のある制服のスカーフを下から大きな胸が揺さぶり、ステップを踏めばすこしばたつく足先に連なって太ももが弾む。その上にあるデカ尻を頼りなく隠すだけのスカートは程よく閃いていた。
「結構汗かくな~」
「おにいさん、やっぱり慣れてますね。何かやってるんですか?」
「まあ大学では運動系のサークルだから基本は自信あるよ。シャワーでも浴びようかな。穂波ちゃん先にあびなよ」
青年はテキパキと穂波にタオルとバスローブを持たせるとバスルームへ押し込んだ。すっかり汗ばんだ髪は肌に張り付き、確かにシャワーを浴びれば気持ちいいだろう。穂波は服を脱ぐという行為でようやくここがラブホテルであることを思い出す。慌てて振り返ると青年はすでにバスルームを離れ、ソファに腰かけるところだった。てっきり何かいやらしいことを強いられるのではないかと焦ったが、拍子抜けである。
少し悩んだものの、穂波は思い切って制服を脱いだ。普段の柔らかな笑みが逆に淫靡に思われるほどの巨乳が現れる。身にまとうランジェリーは淡い色合いであるが、長くみずみずしい谷間のせいでまるで下品に見える。
シャワーの湯温を調整し指先から濡らしていく。湯気のたつバスルームは思わず鼻歌を奏でてしまいそうなほど快適であった。汗を流すためゆっくりシャワーヘッドを髪に押し当てる。気泡を含む構造なのか、水流はやわらかくマッサージを受けているかのよう。休憩に入ったラブホテルのシャワーでがっつり髪まで洗ってしまう、穂波はそんな純粋な少女であった。
刺繍の入ったタオルで身体を拭き、髪の水分を吸い取るようにそっと挟んだ。まだすこし湯気のたつ自分を鏡越しに眺め、いつもの風呂上がりに着るパジャマを探す。しかしここはラブホテル。はっとした穂波は汗ばんだままの制服とふわふわのバスローブを見比べ、迷った挙句バスローブを手に取った。念のため同じランジェリーを身に着け、腰のひもを強く結ぶ。バスローブになど縁のない穂波の着方はかなり間違ったものだったが、それに気づくこともできない。膝上のバスローブからショーツが見えないよう気をつけるあまり、すこし角度を変えるだけでまたもや長い谷間が丸見えになることにも気づけない。
「おにいさん、お待たせしま…」
「ああ~出る出る出るッ!!❤イクッッ!!❤❤❤」
穂波がバスルームから顔をのぞかせると同時に、青年は黒光りするヤリちんぽから精液を勢いよく飛ばした。穂波の意識と表情はかたまり、それ以上しゃべることもできなかった。静寂はすぐに巨大な液晶画面から流れるわざとらしい喘ぎ声でかき消される。青年はそのまま数回ちんぽを扱き、大きく息をついた。そこでようやく困惑する穂波に気づく。
「…えっ!? 穂波ちゃん、シャワー出たんだ!? ごめんね、オレもすぐ入るから…!」
青年はこれまで数多のまんこを食い散らかしてきたちんぽをしまい、アンアンと鳴り響く声を急いでリモコンで消した。電源ごと落とされたせいでわずかに青年を青白く照らしていた光も消滅する。そして立ちすくむ穂波の横を通り、バスルームに消えていった。
穂波は先ほど見た光景を受け入れられず、しばらくバスルームの外で立ち尽くしていた。男性の体におちんちんがついているのはさすがの穂波でも知っている。いくら純粋に育ってきたとしても、幼いころは父親や弟と風呂に入っていた。しかし記憶の中のそれとは色も形も大きく異なっている。
覚束ない足取りでソファに歩み寄ると、先ほど青年と平らげたアップルパイの空き皿が目に入った。そうだ、もう一回アップルパイを頼もう。先ほど注文時に見た金額は割高ではあったが、払えない金額ではない。変な空気になってしまったが、お風呂上りにすっきりしてまた美味しいものを食べれば、青年も気まずくなくなるんじゃないか。落ち着いているつもりの穂波は震える手でリモコンを拾い上げ、お食事メニューを選ぶべく電源をつけた。
“アァ~ン❤だめぇ❤イっちゃうのぉ~❤❤❤”
“でけえケツ振ってるくせに嘘つくな!おらッ!”
またもや穂波は動きを止めた。先ほど青年が止めたのはあくまで液晶画面の電源であり、AVチャンネルはそのままだった。そこでまた電源をつければ流れるのは当然AV。止め方もわからない穂波を責めるかのように画面の中のAV女優は相変わらず嬌声を張り上げていく。
「どうしよう、どうしよう…っ!」
手当たり次第ボタンを押してしまおうとひらめいたものの、次々表示されるのはジャンルが異なるだけのAV。安っぽい制服に身を包んだAV女優、ちんぽを丸出しにしてAV女優にインタビューするAV男優、目を閉じて跪くAV女優に精液をぶっかけるべく迫るちんぽ…。チャンネルを変えるほどエスカレートしていっているように感じ、ついに穂波は諦めてリモコンを置いてしまった。幸運にも今画面に残っているのは女性向けAVであり、先ほどまでのいきりたつちんぽやまんこのアップはされないようだ。おとなしそうな女優と甘い顔立ちの男優がひとつのソファに座り、ついばむようなキスを繰り返している。
これくらいの描写であれば最近のドラマでも見た。穂波は一度深呼吸を挟み、そこからどうにかお食事メニューへ行けないか奮闘した。女性向けAVとよくわからない設定画面を往復し、ついにはAVで画面が固定されたらしい。奮闘している間にすっかり電源を切る目的も頭から抜けてしまい、この画面なら青年に見られてもそこまで恥ずかしくないだろうと穂波は諦めてしまった。
やることもなくぼんやりと画面を眺めていると、ついに画面の中の男優は女優の股間へゆっくり手を伸ばした。女優が小さな喘ぎ声をあげ
ると、男優も同じく小さな声で「気持ちいい?」と囁く。それをうけて女優はこくこくと頷く。
純粋な穂波ではあったが、健康である証拠としてオナニーをしたことがあった。それも画面の中でまさしく行われているように優しくショーツの上からクリトリスを擦り、やがて訪れるじ~ん…という痺れにも似た感覚に息を漏らすやり方だ。
女優の呼吸が早まり、男優にしがみつけば優しく抱き寄せられる。互いに名前を呼びあいまたキスを繰り返す。そして女性はか細く絶頂を告げ足を震わせた。
「……」
穂波も思わず自分のクリトリスへ手を伸ばす。ショーツ越しに触れるそこはわずかに硬くなっていた。
AVの内容はどんどん進展し、巧みなカメラワークで直接的な場面は隠されているものの挿入に至ったことがなんとなく感じ取れた。軋むベッドの音、わずかな嬌声、息遣い…気づけば穂波は釘付けになっていた。今日たまたまあの青年と足を踏み入れてしまっただけで、いつか自分は互いに思いあう恋人と身体を交えるのだろう。きっと新婚旅行の思い出のホテルで、永遠に忘れられない初夜を…。
「穂波ちゃん?」
「!!」
まるで先ほどと真逆のシチュエーションだった。バスルームから覗く青年と、ソファで自慰にふける穂波。しかし湯気をまとった青年は穂波と違い、迷うことなくソファへ歩み寄った。慌ててはだけたバスローブをしめなおす穂波の腕をつかみ、青年が囁いた。
「何してたの?」
「何も…してないです…」
すぐにわかる嘘だったが、何も返さなかった。そのまま液晶画面を見るとそこにはいつの間にかピロートークが始まっていた。理解したのか否か、青年は腕をゆっくり離す。そしてその手は穂波の膝を割り開いた。戸惑う穂波は何度も青年の顔を見上げる。
「ああいうことしたいの?」
「……」
否定も肯定もせず、先ほどまで自慰にふけっていた穂波のクリトリスは痛いほど張りつめていた。パステルカラーの布地はわずかに張りつめ、愛液によって濡れた箇所を示している。そして青年の短く切り揃えられた爪先が……
―カリカリッ❤
「ぉお゛…ッ!!❤❤❤」
クリトリスを布越しに引っかかれた穂波は、これまで出したこともないような低い声を出してさらに股間を突き出した。ねだるように揺れる下半身は鳥肌が立っている。のけぞるように喉をさらし、ふ~っ…❤ふ~っ…❤と唇を尖らせた顔は快感に染まっていく。
青年は焦らすように今度はクリトリスを避けて触ったり、不意をついてそこを高速で擦ってやる。そのたびバスローブが少しずつはだけ、穂波の下品な長い谷間が露わになっていく。無理な体勢になってもそこを懸命に支えるブラジャーは今にもはちきれそうだ。そんな胸の谷間に一筋の汗が流れた。
液晶画面には次のAVが流れていた。相変わらず女性向けAVの中では女優が可愛らしい声をあげながら身もだえている。先ほどまでは穂波がそんな女優たちをオカズにいつかの初体験を妄想していた…。しかしそんなオナニーはまんハメに慣れたヤリチン青年から見ればただのお遊戯だったのだと教え込まれてしまった。恐れながら行うおまんこ擦りごっこと、まんこをイかせる為だけの性欲むき出しでありつつ紳士的なクリ責め。
―カリカリカリ…❤
「だッだめッ…!❤そんなにカリカリしちゃだめッです…❤」
「なんで?気持ちよくないの?」
「気持ちいいです!!❤気持ちいいからッダメなんですッ❤ダメダメダメッッ!!❤❤それお股じんじんしちゃうんですッ!!❤お願いしますやめてください!!❤」
「やめない」
―ぎゅう~~ッ!!!!❤❤
「んぉ゛ッッ!!❤❤」
ショーツ越しにクリトリスをつままれ穂波はアクメせざるをえなかった。勢いよく伸びた足がぶるぶると震えている。ひとつのソファに身体を預け、自分より大きな青年に抱き寄せられクリトリスを責められる。身体を震わせ、青年に縋りつく腕はか細い。まるで女性向けAVのようなシーンだったが、当の穂波は女優も真っ青なド下品低音喘ぎで唸っていた。
汗ばむ太ももを通しショーツを脱がされる間、穂波が抵抗することはなかった。これまでのオナニーより明らかに強い快感に息をするので精一杯なのだ。
青年が穂波の足の間へまた手を伸ばす。丸出しになったまんこは熱気を持ち、ぱくぱくと口を開いていた。女の扱いに慣れたヤリチン様の指を求めているよう。
「穂波ちゃん、おまんこに指挿れたことある?」
「な、ないです。なんだか、指を入れるのは怖くって…」
「きっと今指挿れておまんこほじったら、すっごい気持ちいいよ」
ごくりと唾をのむ穂波は明らかに期待していた。しかし自分から情けなくお願いします❤ヤリチン様のかっこいいお指でわたしのガチ処女おまんこほじほじしてください❤など年頃の少女が言うのは恥ずかしいだろう。そんな穂波にとって、眉尻を下げ媚びるように青年の胸板に擦りつくのは恥ずかしくないらしい。
甘えられらた青年は優しく微笑み、穂波の唇をあっさり奪う。穂波のファーストキスだった。
「あっ、おにいさん、今…」
―ぬぷ~…ッ❤❤
「のお゛ぉ…ッ!?❤」
驚いたのもつかの間、ぬるぬるになったまんこへ中指が滑り込んでいく。青年の指先が優しくGスポットを撫でたと思えば、手持ち無沙汰だった親指がむき出しのクリトリスを擦り上げる。ファーストキスの余韻に浸ることも許されず穂波はガクガクと痙攣した。そして身体を駆け抜ける快感を処理できないまま仰け反ることしかできなかった。
青年はそんな穂波を優しく抑え込み何度も指で中を擦り上げる。いとも簡単に奪ったファーストキスに何の価値もなかったと教え込むようにキスを同時に繰り返す。一方穂波は青年が手マンしやすいよう懸命に震える足を開いた。
「初めてだったのにッ❤わたしッキスしたことなかったのに…ッ!!❤❤❤」
「こんなエロいおっぱいしてるのに、彼氏とかいないの?」
「いません、そんなの…❤なのにひどぉい…❤❤❤」
口ではひどいひどいといいながら、自分のおまんこを容赦なく気持ちよくしてくれる青年の機嫌を取るため、穂波はバスローブを自らはだけさせる。媚びるように谷間を強調し、男の人を興奮させてしまうこのエロ乳を好きにしてくださいと言わんばかりに押し付ける。ブラジャーのカップからついにこぼれた乳首は触れてもいないはずなのにビンビンに尖っていた。青年が空いている手を伸ばしその乳首をまたやさしくひっかく。
「おっ❤おっ❤おっ❤おにいさんッすごいですッ❤おにいさんに触られたとこッ全部気持ちいぃ…❤」
「本当?オレ女の子の身体気持ちよくするの大好きなんだよね。そういう人のこと何ていうか知ってる?」
「え…?えっと…わ、わからないです…教えてください❤」
「ヤリチン、っていうんだよ。ほら、穂波ちゃんも言ってみて」
「や、やり…チン…」
乳首もまんこも既に丸出しな穂波でも、おそらく男性器を揶揄するような単語を口にするのは恥ずかしいらしい。確かにこれまで彼女の人生にそんな下品な言葉は関係なかった。つらい思い出や悩みこそあれど、性交を悪戯に繰り返すような青春は送っていない。複数のまんこに形を覚えこませ、ちんぽに物を言わせるような男と触れ合う機会などなかった。
それが今はどうだ。時折疼く熱を誤魔化すためショーツの上から擦っていたクリトリスも、誰も触れることのなかった膣も、周りより大きく育ったことを心のどこかで恥じていた胸も、既に初対面のヤリチンに明け渡してしまった。
「ヤ、ヤリチンッ!!❤ヤリチンのおにいさんに、お股いっぱい触られて気持ちいいですッ❤❤」
「もっとエロい言い方してくれたら、もっと気持ちよくしてあげる」
「なんて言ったらいいんですか…ッ?❤」
健気に教えを乞う穂波の髪をなで、青年は耳元で囁く。
「穂波ちゃんの、大きくてやわらかくてあったかい胸は、デカ乳。
そのデカ乳の先っぽでもっとカリカリして~❤ってうずうずしてるのが、エロ乳首。
今オレの指をぬるぬるのまん汁で包んでるのが、おまんこ。
指をずぼずぼされて穂波ちゃんがおん❤おん❤って恥ずかしい声出しちゃってるのが、手マンだよ。
今オレが教えた言葉で、すっごくエロいこと言ってほしいな❤」
穂波の知らなかった言葉が脳をとかしていく。こんな言葉はまともな人生に必要ないはずなのだが、初めての膣いじりが百戦錬磨ヤリチンの手マンであることがすべての間違いだった。
普段は教室で誰かの隣で優しく笑い、柔らかな物腰でまた誰かを癒す。穂波はそんな存在として周りに愛されていた。バンド仲間とは切磋琢磨しあい、最後には笑顔でまた明日と手を振る。バイト先ではテキパキと作業をこなし、雇い主とも穏やかに会話を交わす。家に帰れば愛犬と散歩に出かける。移り変わる四季に目を細めながら、歩みを進める。
昨日まで小さな幸せを噛みしめていた穂波が今一番欲しいのはもう変わってしまった。
「わたしはッ、今日初めて会ったヤリチンおにいさんにあッだめッ!❤今頑張って喋りますからッ!❤❤❤手マ、あッだめだめだめ❤言わせてくださいッ!❤❤❤おぉンッ❤手マンされてますッ!❤❤おッ!❤おぉ゛…ッ!そこ気持ちいいッですッ❤おまんこ丸出しにしてッ、デカ乳見せつけてッ、エロ乳首いっぱいカリカリされてッ、わたしのエロエロおまんこをきもちよくしてもらってますッ❤❤❤」
「よく言えたね、いっぱいイっていいよ」
―ぬちぬちぬちぬちッ!!❤❤❤
青年のすべての指が、穂波を絶頂させるためだけに蠢く。ラブホテルで淫語を叫び、これまで積もり積もった快感から期待していた穂波の歯はがちがちと音を立て、やがてそれは訪れた。
「うお゛おぉぉ…ッ!❤イ…………ッぐぅッッ!!!❤❤❤」
勢いよく伸びたムチムチの足は空を蹴り、ブラジャーから既にこぼれていたデカ乳がその反動でぶるんと波打つ。仰け反った喉からはまたもや唸るような声をあげ、すっかり乾いた髪の束が散らばるように暴れる。ぬるぬるでありながら青年の指をつよく締め付けるまんこは何度も収縮し、例え穂波が野太い声でイく宣言をしなくとも絶頂をしていることは明らかだった。数秒間が永遠に感じるような幸福にすっかり穂波は虜となり、少しでも快感が長続きするよう、青年が触れていない方の乳首を自分でつよく引っ張っていたらしい。
穏やかで優しい少女は既に死んだ。イくという行為がヤリチンの手マンで上書きされた穂波は、もう性欲を抑えきれないケダモノといっていいだろう。絶頂の余韻を味わいながら膝をパカパカ開き、ぬるテカまんこをアピールする。おにいさん❤おにいさん❤わたしのエロまんこはここですよ❤と口ではなくまんこで呼び込んでいるようだ。
青年は忙しなく誘う両膝をつかみ、穂波の身体をソファーの座面へ完全に横たわらせる。手早く外されたブラジャーからは甘酸っぱいメス臭が香っていた。
「穂波ちゃん、気持ちよかった?」
「はいッ…❤ すごく気持ちよかったです…❤」
羞恥心はもう捨て去ったのか、穂波が足を閉じることはなかった。覆いかぶさる青年を上目遣いで見上げ、横たわったことで広がってしまった胸を寄せる。カラオケ中の振り付けで揺れてしまったものとは違い、明らかにヤリチン様へ媚びることを目的にした動きだ。自分はこんなに魅力的なメスだとアピールを忘れない姿を愛おしく思い、青年は谷間に顔を埋める。
「おにいさん、わたしのデ…デカ乳、どうですか?」
「好き。マジ好き。エロすぎてちんこやばいよ」
「やばい…?」
自分が快感を味わっていた頃、目の前の青年はどうやら苦しんでいたことを知った穂波は不安げに眉尻を下げた。興奮すると男性器が勃起することは保健体育で習うが、それはあくまで身体に起こる現象を記したものであり、下着を身に着けたままの男が自分の手マンに悶えるメスを目の前で堪能するといった状況は想定していない。青年がおもむろに黒光りヤリまくりちんぽをさらけ出すと、穂波の太ももに我慢汁が垂れる。普段ドラムペダルを踏みしめるそこに垂れるものは汗しか知らなかったのに、今日一日でこの身体は性欲むき出しのエロ女として一皮も二皮も剥けてしまった。きっと探せば同じクラスにセックス経験のある子ぐらいいるだろうが、ここまでヤリモク丸出しナンパでずぶずぶと飲み込まれていった生徒は他に見つからないだろう。バキバキに勃起したちんぽを見つめる穂波はまさにその選ばれし一人であり、まるでトロフィーでも眺めるかのようにうっとりしていた。
しかし青年が無理やり挿入することなく、穂波を優しく見つめていることに気づく。
「あの…お、おちんちん、そのままでいいんですか?」
「ファーストキスもらっちゃったんだもん、処女までもらうわけにはいかないよ。穂波ちゃんみたいに素敵な子にはきっとぴったりな恋人ができるだろうから、その人と出会うまで大切にした方がしな」
「そ、そんな…」
残念そうな表情で穂波がたじろぐ。そんな穂波を見下ろしながら、青年のちんぽはぴくぴく上下した。
「あの…」
「ん?」
「さっき、おにいさんがわたしに…その…手マンしてくれて、初めておまんこの中でイけたんです。だから…お返しできることがあればお手伝いさせてもらえませんか?」
「お手伝いか~。でもこれ以上は穂波ちゃんにさせられないよ。おまんこにちんぽ挿れられたらまずいでしょ?」
「そ、それって…エッチですか?」
「違うよ」
「?」
穂波のなけなしの勇気はあっさりとかわされる。かわりにゆっくり穂波の耳へ唇を寄せ、悪魔が囁く。
「オレがしたいのは、セックスだよ。
穂波ちゃんのぬるぬるホカホカおまんこにオレのエロちんぽが侵入して、誰も使ったことない大切な膣をちんぽの形にしちゃう、エロエロセックス。
Gスポットから子宮口まで何度も勃起ちんぽで擦って、穂波ちゃんがおまんこイクイク~❤ 怖いよ~❤ って叫んでもやめない。
下品にベロを互いに舐めまわして、デッケぇ乳揉みまくって、穂波ちゃんのデッケぇお尻にオレのザーメンぎっちり詰まった金玉何度も叩きつける性欲むき出しの猿みたいなセックスがしたいんだけど、穂波ちゃんはそんなことしたくないもんね?」
流し込まれる、これまで誰も教えてくれなかった淫語。当の穂波は真っ赤な顔でうわごとのようにセックス…❤ セックス…❤と繰り返した。
「セックス…❤ おにいさんと、セックス…❤」
「オレは穂波ちゃんとセックスしたくて声かけたけどね」
「そんなぁ❤ わたしは道案内頼まれて、おにいさんが困ってると思って…❤」
「歩く度デカ乳揺れまくって、周りの男はみんな穂波ちゃんとセックスしてぇ~❤ ってズボンの下でちんぽ硬くさせてんだよ。オレが話しかけなかったら他の奴がきっとナンパしてたよ」
「…お、男の人ってみんな手マンできるんですか?」
青年は穂波の質問にふきだした。
「手マンしてもらえるならだれでもいいかな~って?」
「違います! わたし、おにいさんに手マンされてすっごい気持ちよくて…ええと…」
「ううん、ごめんね。ちょっと意地悪しちゃったね」
「もう…」
火照る顔を隠しながら穂波が身をよじる。まんこをほじられておん❤おん❤叫びながらの思いっきり足ピンアクメを教え込まれた今、この目の前にいる青年のテクニックは皆が当たり前に身に着けているのかどうしても知っておきたいと思うのは仕方のないことだった。しかし世の中には手マンどころか魅力的な女の子をスマートにエスコートできない男もいることをそのまま説明され、穂波の決意は固まった。この青年と出会ったのはきっと必然だったのだろう…。
そしていつもドラムスティックを力強く振る穂波の指が、己のぬるぬるまんこを思いっきり広げる。
「わたし、おにいさんと下品なセックスしたいです…ッ❤ おにいさんのおちんぽをここに入れて、あったかまんこで気持ちよくなってください…❤」
―ビキビキビキッ!!❤❤❤
青年のちんぽはこれまでが甘勃ちだった事実を叩きつけるが如くさらに勃起した。Gスポットをこそぐためだけに存在するかのように張り出したカリは赤く膨らみ、幹に張り巡らされた血管が強く脈打つ。金玉は急激に精液を製造し、先ほどとはやはり桁違いの量の我慢汁を鈴口からトロトロと垂れ流した。
「うおぉッエッロ…❤ 穂波ちゃんのセックスおねだりエロすぎ❤❤」
「えへッ…❤ え、えろいですかっ? おにいさんが喜んでくれて嬉しいですっ❤」
「もっと言ってほしいな~❤」
「んふ❤ お、おちんぽ挿れてくださ~い…❤ わたしの大きなお尻に、き、金玉、エロ金玉ッ❤ エロザーメンいっぱいつまったタマタマッ❤❤ いっぱいうちつけて、ほかほかおまんこ気持ちい~❤ってしてください…❤ ……うう、恥ずかしい…」
「穂波ちゃん、ありがとう…❤」
百戦錬磨のヤリチンすら暴発寸前まで追い込むおまんこ献上おねだり。思わず跳ねるちんぽを抑え、青年はベッドサイドテーブルへ腕を伸ばした。ソファーの上からぎりぎりつかめたそれはコンドームだ。慣れた手つきで開封しちんぽに装着すると、そのコンドームは偶然にも穂波のステージ衣装にもよく用いられる赤色をしていた。
そのまま太ももを抱え上げ挿入しようとしたが、穂波が慌ててそれを拒む。
「あっ、あのっ…」
「どうしたの? やっぱりやめる?」
「違くて…その、初めてはやっぱりベッドがよくて…」
ラブホテルの一室、セックスをするためだけに設置されたやけに大きいベッド。穂波はこのソファーではなくヤリモクエロベッドでの挿入をご所望らしい。青年が快く頷くと穂波がほっとしたように顔を綻ばせる。しかし青年の腕が穂波を抱き上げ、厚い胸板に包んだ。まるで親が小さな〇〇にするような"抱っこ"に思わず男らしさを感じ、穂波は完全に安心感に包まれた。自分とは違ってどこもかしこも硬く、力強い青年に身をまかせ、首に腕をまわし目を閉じる。
―ぬぷっ❤❤
「お゛うッ!?❤」
急いで目を見開くも、穂波のぬるぬるまんこには下から青年のちんぽがずっぽりと刺さっていた。状況を把握できないながらも指とは違う熱量のちんぽをまんこは迎え入れ、皮肉にも青年の細やかな力加減により執拗にGスポットを刺激される。張り出したカリがぞりぞりと出入りするたび、穂波の口からはオットセイのような間抜けな声が漏れ出た。穂波が願ったベッドでの初体験は叶わず、ソファーからベッドへの数歩以内にあっさりと挿入を許してしまった。
「おぉ゛~…ッッ❤ お、おにいさんッッ…!!❤❤❤ ひどいですッ❤ ベッドでおちんぽ挿れてくれるって言ってたのにぃ…ッッ!❤❤❤あッあッあッだめおまんこッ…イッ………ぐッ!!❤❤❤」
それを理解すると同時に、穂波は絶頂した。己の間抜けさ、青年の無慈悲さ、そして硬~く勃起したエロちんぽを食いつくさんとばかりに収縮するまんこの快感、すべてが一気に結合部から脳へ走り抜ける。V字にピンと伸びた足はぶるぶると震えていた。すっかり青年の胸板で押しつぶされたはずのデカ乳の先ではエロ乳首がかたくなっている。青年がそんな穂波の耳元へまた唇を寄せる。また下品な言葉を教え込まれてしまうのだ。そう予想するだけで穂波のまんこは勝手にちんぽをしめつけてしまった。
「気持ちいいっていう感覚をやっべ❤ とかすっげ❤ とか言うのもエロくて好きだなぁ」
「ふーッ❤ ふーッ❤ ち、ちんぽやっべ…?❤❤❤」
「穂波ちゃんは覚えたことすぐ実践できて偉いね。そこ気持ちいい~ってオレに教えたいときはそこキク❤って言ってくれない? ほら、身体のツボとかお薬とかでも効くっていうでしょ?」
「おおうッ❤ そこキ、キクッ…❤❤ おにいさんのちんぽすっげッ…❤ ちんぽ入ってくるとこの、まんこの浅いとこ、そこッ!❤ 今ッちんぽがゆ~っくりなぞってるとこッ❤❤❤そこやっべッ❤」
ゆるく結った髪は青年に揺さぶられるうちにほどけ、かろうじて汗でうなじに張り付く。そのまま背中を優しくベッドに落とされまたキスを降らされる穂波はされるがままだ。穂波はまたもや足をぱっか~ん❤と開いた間抜けな姿で青年に見下ろされていた。ベッドの高さに合わせて少し屈んだ青年が焦らすようにちんぽを出し入れすると、その下で待ち構えるまんこからはぶっぴ❤ぶっぴ❤と空気を含んだ音が鳴る。ロングピストンをこなしてもちょっとやそっとでは抜けない青年ロングちんぽと、ふっくらふわふわでありながらもまん汁ぬるぬる水分含有量多め穂波まんこだからこそ奏でられる音だ。穂波はドラムスティック捌きだけでなくちんぽ捌きも覚えてしまった。唯一の救いは彼女が女子校に通う生徒であることだろうか。しかし男性教師や外部の男子生徒、音楽イベントで対面する男どもがヤリチンによって最上級アクメを教え込まれた非処女に打ち勝てることは今後ないだろう。ヤリチンにキスをねだる為に懸命に伸ばした舌で言葉を綴り、ヤリチンに挿入をねだる為にまんこをくぱぁ~❤とした手でドラムを演奏する。ドラムペダルを踏むムチムチの足はもう既に青年の腰を引き寄せるために既に絡みついていた。吐息が多めの甘い声色は青年に教え込まれた淫語を繰り返す。
「う゛ぉ…ッ!❤ まんこ、キクッ…❤ おにいさん、わたしのおまんこッ❤ 気持ちいいですかッ?❤❤」
「気持ちいいよ。今までセックスしてきた子の中で一番気持ちいいかも」
「うれしい…ッ❤ わ、わたしもっとおにいさんのおちんぽ、気持ちよくしたい…ッ❤❤❤」
「そしたら、今度はね…」
青年のちんぽがずるりと抜けるのに合わせて穂波がまた低い声で短く呻く。小さく痙攣する太ももと程よく柔らかい腹の肌はぶるぶると震え、青年の目を喜ばせるのに十分に思われた。しかし青年の汗ばんだ手は迷うことなくそんな穂波をうつぶせにした。
「やだッ…、おにいさん、これ顔が見えないから怖いです…」
「大丈夫、すぐくっついてあげるからね」
「……はい❤」
その言葉を信じ穂波は大人しくされるがまま。二人が乗っても余裕な大きさのベッドでもわずかに軋む音をたてた。
青年が穂波のデカい太ももにまたがり、尻たぶを思いっきり開く。今自分の肛門が丸見えになっているのだと穂波が気付き流石に青年を止めようとした瞬間……
―ずぷぷぷッ❤
「お゛お゛ぉぉ~……ッ!!?❤❤❤」
再びちんぽが挿入された。いわゆる寝バックだ。先ほどとは違った角度で与えられる刺激に穂波は思い切り仰け反ろうとした。しかしすぐに覆いかぶさった青年が上からその身体を押さえつける。中途半端に捩った上半身はただ乳首をいじりやすいようスペースをあけたにすぎない。穂波の髪がまとわりつく首筋に青年は顔をうずめ、シーツと上半身の間で柔らかさ故に形の歪んだデカ乳へ指を伸ばす。またもやかたくなっていたエロ乳首は瞬く間に見つけ出され、罰かご褒美か、何度も爪先で甘く擦られる。たまらない刺激に穂波はシーツに伸ばしていた足から快感を逃そうと、膝をぱかぱか開く。今となっては誰も見る者はいないが、結合部がまるだしになったそこからは強オスと弱メスのフェロモンが強く香り、思春期に入ってから女体に触れたことのない童貞が一目見ようものならノーハンド射精間違いなし。うつぶせになったことでより近づいたシーツをまん汁でびしょ濡れにしている。
「乳首、エロ乳首だめですッッ!❤❤❤ おまんこセックスしながらッエロ乳首すりすりしないでくださいッお願いします!❤❤ それ気持ちよくてすぐまたイク❤イク❤しちゃうんですッ❤❤❤ やだやだやだおまんこイクイクするのやだッ!!❤」
「なんでやなの? 気持ちいいんでしょ?」
とどめでも刺す気かと思うほど猛烈なピストンを受け止めながら、穂波の尻は波打った。白くやわらかな肌に浮かぶ汗はすぐに弾け、シーツへ吸い込まれていく。青年が乳首を時折強く引っ張ればそれに呼応するように低い吐息で答える。既に熱く火照った身体は貪欲に快感を貪り、次に来るものは何か何かとまんこが探していた。
「気持ちいいけどッ❤ わたしばっかり気持ちいいのはッいやなんです❤❤❤ おにいさんのエッ、エロエロおちんぽが気持ちいい~❤ってなってほしいッ❤」
「穂波ちゃんは優しいね~。でもオレもすごい気持ちいいよ」
「う゛ッ❤ う゛ぅ~嬉しい…ッ❤❤❤」
「でも穂波ちゃんがそこまで言うのなら、オレの大好きなヤツお願いしちゃおうかな」
「しますッ❤ おにいさんが大好きなヤツ…ッ❤❤」
圧倒的に雄としての力を称える寝バックもそこそこに、青年は穂波の身体からどいた。そしてそのまま穂波を優しく枕へ誘導する。紳士的な振る舞いとその下でたくましく勃起するちんぽで何人ものメスを喰ってきた。今日も片手間に可愛い巨乳JKをつまむかなどと思っていた青年の期待を背負い、エロポテンシャルを秘めていた穂波はへそを見せる犬のごとくあっけなく仰向けになる。まん汁はいまだ途切れず少し泡立ち、挿入待ちアピールを欠かさない。
「穂波ちゃん、指を輪っかにして口の前にもってきてくれる?」
「こう、ですか…?❤」
「そうそう、上手。そしたら今度は指の間からベロ伸ばして…」
そして出来上がったのは、愛溢れる正常位をしながらフェラ素振りをするメスの姿。今日出会ったばかりの青年に教えられるがまま、穂波は青年のちんぽを気持ちよくするためだけに媚びる。
「あぁ~エッロ…穂波ちゃんエッロいよ…ッ!❤❤❤」
「あッあッあッ!?❤ ちんぽすごッ、オ゛ッすっげ❤❤ おにいさんッ❤❤❤ おにいさん見てッ…これって、エッチな動きなんですよねッ?❤ わたし、おにいさんにまたエッチなこと教えられちゃった…❤ 恥ずかしいです…ッ❤❤❤」
「穂波ちゃん、恥ずかしがってるのも可愛いけどッ❤ オレの目見てもっとベロ伸ばしてッ❤」
「は、はいッ❤❤❤ んん…ん~ッ❤ んぇ~~~ッ❤❤❤」
―れろれろッ❤れろッ❤
恥じらいながらも、明らかに雄みを増していく青年の顔を見て穂波は舌の動きをより加速させた。自分の恥ずかしい動きでヤリチン様の金玉が煮え滾り、コンドームをつけた快楽目的セックス専用ザーメンを製造させているのだと理解してしまったのだ。柔らかくうねるピンクの舌は唾液に光り、艶めかしく誘う。
一方青年は、自分にとってインスタントセックスといっても過言ではなかったフェラ…のさらにその素振りをさせたことを後悔している。いつもはフェラ前の空気を盛り上げる為にさせていた「フリ」だった。互いにこれから起こることをなんとなくわかっているからこそ出来る時間を楽しみ、その動きをエロいエロいと持て囃す。そうすれば気分よくベッドに沈み込める…あくまで気持ちを盛り上げるため。しかし目の前の穂波はどうだ。なんとなくエッチな動きなのだろうと勘づきながらも、教えられたまま青年を喜ばせるために懸命に舌を伸ばす。たまに青年の様子をうかがうように目を細く開け、視線が合えば安心したようによりまた舌をうねらせる。健気さと淫靡さのミスマッチがこんなにも己の好みを打ち抜くことを今まさに知ってしまった。
「エッロ…!!❤ あ~やっべ精液出る…ッ!穂波ちゃんッエロセックス用コンドームちんぽからオレのザーメン出るよ!」
「れろッ❤ れろッ❤ 穂波のまんこもッおにいさんのちんぽですぐイキますッ❤ おちんぽピストンでまんこイクッ…❤ お願いしますッまんこ締めますッ❤❤❤ エロ金玉で作ったザーメン、おもいっきり、コッ、コンドーム越しにおまんこに出して…ッ!❤❤❤」
「やっべ❤ こんなのが現役JKとかマジかよあぁ~出る出る出る!!ッッ❤❤❤」
「お゛ッ!!❤ お゛ッ!❤ お゛ッ!❤❤❤ やっべ!❤❤❤ ちんぽで突かれてまんこ今イぎますッッ!!!!❤❤❤ んお゛ぉイグ!イッ……グ!!!❤❤❤」
金玉を激しくうちつけるピストンをピタっと止め、青年は射精すべく腰を穂波にぐりぐりと押し付けた。脈打つちんぽを支えるふりをして、まんこが貪欲に締め付ける。二人の身体に走る快感が結合部、そして背筋を走り脳天から抜けていった。腰が抜けるような感覚をかろうじて残し、セックスは終わりを告げる。
ヤリチンたる青年がゴム射にこだわるのは喰った女の子と後腐れなく別れるためであった。しかし今日このとき、青年は穂波という少女によってまた新たな性的欲望を見出していた。思春期たる乙女がなんとなく知っている避妊具であるコンドームをつけることで、この行為はあくまで快楽を得るためのものであると囁く。そしてエロいことをするときは相手に身体を委ね、自分の身体を余すことなく性的にアピールさせる。それらを身を持って教え込まれた穂波に対し、心の奥底でまた何度も抱きたいと思ってしまった。
「ふーッ…❤ ふーッ…❤」
「穂波ちゃん、無理させちゃったかな…? だいじょう…」
しかし年上たる自分がサポートすべきであることは間違いない。オナニーどころか、過去のどのセックスと比べるまでもなく最高に気持ちよく充実した射精をした青年はなけなしの力でデカ乳越しに穂波を見上げる。
「おにいさん、わたし、すっごい気持ちよかった…❤」
汗にまみれたまま、穂波がほほ笑む。あたたかく柔らかな身体は今だ激しく上下し、甘い吐息が青年の額を撫でる。
むわっとした室内の空気にあてられるように青年は口を開いた。
「あのさ、穂波ちゃん…」
「おにいさん」
穂波がベッドの上でゆっくり起き上がり、それに合わせてデカ乳が所定の場所へ戻ろうと互いにうちつけあいブルンと揺れる。悲しいかな、ヤリチンでありながらひとりの男である青年はその膨らみに目を奪われてしまった。んッ❤と艶めかしい声をあげながらいまだぬるつくまんこから少し力の抜けたちんぽを抜いた穂波。そしてまだ上気する頬を隠すように笑うと、青年にそっとキスをした。
「今日のこと、みんなには内緒にしてくださいね…❤」
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あれから一か月、青年は暇さえあればシブヤ駅の見える通りで穂波を探していた。後ろ姿、制服、髪色…似ている女の子に声をかけ、確かに傍から見れば可愛い子であるのに、内心ガッカリしながら笑顔で送り出す。自分は禁欲生活でも始めたのかと自嘲的に笑いながら来た道を戻っっていく。
ナンパすればまぁまぁの勝率、ヤリモクもそこそこいける青年が特定の少女を追い求めるなどこれまであり得なかった。弾むデカ乳とデカ尻、ほどよく筋肉と脂肪ののった太もも、それらをまるで自分はもっていないかのように清らかにほほ笑む表情。ひとりの青年にありったけのエロアピールを振りまく健気な姿…。
「あの~、すみません…」
「ごめんなさい、今人を探してるん…で…」
耳をくすぐるような甘い声。青年が振り返ると、そこにはあの日出会った穂波が立っていた。ほんの少し気づくまで間があったのは、彼女が制服ではなく私服だったからだ。しかしそれは悪い意味ではなく、見惚れてしまうような新たな魅力に圧倒され「こんな可愛い子に声かけられたなら、もう穂波ちゃんは諦めた方がいいんじゃないか」と思わざるをえなかったからである。
「穂波ちゃん…」
意味もなく触れていたスマートフォンをポケットにしまい、思わずその姿へ駆け寄る。青年より小さく、美しい曲線で彩られたボディラインは、あの日を彷彿とさせた。渇く喉をごまかして手を伸ばせば、穂波は優しくそれを絡めとる。
「もう、ずっと待ってたんですよ?」
「えっ、いつから? オレもずっと探してた…」
「20分ぐらいですかね…? おにいさん、全然気づいてくれないんですもん」
「20分? 今日だけ? 昨日はっ?」
「きょ、今日ですけど…」
こんなにも愛らしい穂波が無暗に野に晒された日がなかったことに安堵し、青年は感極まって彼女を抱きしめる。人通りの多いシブヤなだけあって、イチャつくカップルに慣れている都会の人間が面白がって囃し立てることはないが、すこし恥ずかしそうな穂波が道端へ誘導した。青年は自分との出会いが最初こそナンパだったことをすっかり忘れているらしい。そんな青年を愛おし気に見つめ、たくましい腕にそっともたれかかる。
「わたし、おにいさんに教えてもらいたいことがあって…」
「え、な、何?」
「シブヤ駅って、どっちでしたっけ?❤」
そう囁いて、穂波は上目遣いで青年を見つめた。
おわり。