IF⑨懐妊END-ステンノ-高画質版 (Pixiv Fanbox)
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神であるステンノ様と俺はもはや誰もいない孤島にただ穏やかに過ごしている。
俺はステンノ様に尽くすことだけを考えて生きる。
「マスター私は今とても幸せよ あぁ、今が一生続いていくように……」
黄金に輝くススキの草原でステンノ様はそう俺に言った。
「俺も幸せです」
俺はステンノ様に寄り添い、その小さな肩を抱いた。
「マスターは私を愛しているの?」
ステンノ様が俺を見上げて言った。
「はい、愛しています」
俺はそう答えるとステンノ様は優しく微笑んだ。
そして俺の耳元で囁くように言った。
「私もよ、私の可愛いマスター……」
「愛しているわ……」
人類は滅んでしまったがステンノ様はそんなこと気に留めることはない。
俺もステンノ様がいれば何もいらない。