人間に擬態した触手生物に襲われる少女(8ページ) (Pixiv Fanbox)
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夜道を帰る朱里(あかり)の前に突然飛び込む人影。
変質者の類かと身構える朱里であったが、
その正体はもっとおぞましく恐ろしいものだった。
帽子やコートにシルエットを似せた外皮の中に生えたおびただしい数の触手。
その容貌が与える生理的嫌悪感と本能的恐怖は彼女の思考を止めるには充分であった。
刹那、触手生物は外皮を広げ、その身体を覆うように飛びかかる。
悲鳴を上げながら抵抗し、必死に助けを求める朱里だったが、時すでに遅し。
その間にも内側から延びる無数の触手が彼女の身体をからめとらんと巻き付いていく。
首元から伸びる二本の触手が目的のものを探すように彼女の頬を撫でるように這っている。
その企みに危機感を覚えぎゅっと口を結ぶ朱里であったが次の瞬間、彼女の脳に未知の衝撃が走った。
死角から忍び寄っていた触手が耳の穴から脳内へと侵入し特殊な電気信号を発信。
彼女の命令はキャンセルされ、触手生物に都合の良い命令だけが優先的に各部に伝達される。
それによってあれほど固く閉じられていた口はだらしなく開かれ、
頬を擦りつけていた触手たちが待ってました言わんばかりに口内へと侵入していく。
朱里は何が起こったのかわからず、必死に口を閉じようとするが彼女の意思に身体はピクリとも反応しない。
身体の主導権を奪われ戸惑う彼女を他所に、口内に侵入した触手が強力な媚毒を含んだ体液を彼女の喉奥に注ぎ込んでいく。
抵抗を強制的にやめさせられた四肢は力なく垂れさがるのみで、間髪入れずに外皮が完全に彼女の身体を包み込む。
裏側に生えたイソギンチャク状の触手が乳房を飲み込む。
時には優しく時には力強く乳房を揉みしだきながら、内部の無数のイボのついた窪みが乳首を扱き上げ、複合的な刺激が与えられる。
侵入を阻むものがなくなった秘部へは男性器を思わせる無数の突起のついた触手が深く突き刺さる。
激しいピストンで膣内を責め上げる触手、尿道を穿り回す触手、クリトリスをブラシ上の先端部で執拗に磨き上げる触手。
思い思いの方法で、彼女の身体の性感帯すべてに熾烈で執拗な愛撫が行われていく。
生物でありながら機械的に徹底された、対象を絶頂させるためだけに行われる無慈悲な快楽地獄。
しかも触手によって脳を弄られ強制的に快楽物質を生み出させられ続けている今の彼女が受ける快感は何倍にも何十倍にも増幅させられている。
無抵抗な状態で一方的に、容赦なく送られてくる暴力的なまでの快感は、彼女に数えきれない絶頂と失神を与えた。
触手たちの責め苦が止んだのはそれから数時間経っての事であった……