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正義の少年ヒーロー・ブレイズレッド!年下敵幹部に弄ばれる正義の心 ① (Pixiv Fanbox)

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「ヒーローつってもガキはガキだ!」

「避けんじゃねぇよ、クソガキ!」

 真っ黒なスーツに全身を覆われた下っ端戦闘員たちは三下チンピラっぷりを存分に発揮していた。少年を取り囲み、次々にビームを射出していく。

「へっ! ザコ戦闘員の攻撃なんて効かねぇよ!」

 少年ヒーロー・ブレイズレッドが炎を纏う拳を突き出せば、戦闘員からの攻撃が霧散する。次々とあらゆる方向からビームが襲いかかるが、ブレイズレッドには傷一つ増えやしない。

「オレに勝とうなんて100年早いんだよ! こんなヘナチョコ攻撃、何てことないぜ!」

 所詮、戦闘員は戦闘員。下っ端がヒーローに適うはずもないのだ。ブレイズレッドは自信満々に笑ったあと、手指を絡ませて骨を鳴らす。

「そんじゃ、次はオレの番だな! 覚悟しろよ……!」

「て、撤退! 撤退だ、逃げぶげぇええぇ゙ッ!?」

 燃え盛る赤い軌跡を描きながら戦闘員たちを片付けていく。1人また1人と一撃で打ちのめして宙を舞わせ、戦闘員の山が積み上がっていった。反撃の隙を与えることもなく、瞬く間に勝敗は決せられた。

「いっちょうあがりっと! オレがいる限り街の平和は壊させないぜ!」

 真っ黒な山をバックに拳を掲げて勝利の喜びを示す。ヒーローといえどブレイズレッドはまだまだ子供。中学校に通う年齢であり、ふとした時に感情が溢れてしまう。薄緑のゴーグルの下では、やんちゃそうな顔付きが眉尻を上げた笑顔を作っていた。

 ツンツンとやや逆立っているようにも見える茶色い短髪。額から頬へと汗が滴る。激しい戦闘を代謝の良い体で行なったあとだ。首から下をぴっちりと覆う赤色のヒーロースーツ、体の輪郭が浮き立つ面々から熱気が昇る。

 腋から足の方向、体の側面に描かれる青のラインは引き締まりつつもやわらかい胴体を目立たせ、ややむっちりとした尻と太ももを強調している。

 肘から先を包む白いロンググローブに隠れるよう走る、肩の部分から二の腕の前面に存在する黄色のライン。こちらは可愛らしくも逞しさを感じさせる力こぶを際立たせていた。

 そして下半身。太ももの中腹から下を覆う黄色はブーツを履いているようにも見える。やや肉厚でぷにっとした下半身は元気溢れる少年の豊かさを示していた。

 変身の際に用いる腰ベルトのバックルには胸部と同じくエンブレムが描かれ、陽光を浴びてキラリと輝いている。

 極限まで活動効率を求めたヒーロースーツは皮膚と一体化したかのように肉体へ貼り付き、胸のエンブレムの左右にはぷっくらとした乳首が、ベルトの下では成長過程の膨らみが思いきり主張している。人によっては羞恥心を抱いてしまいそうな姿であるが、ブレイズレッドは特に気にしていない。ただ街の平和を守るために戦う、まっすぐな少年なのだ。

「……まだ敵が残ってるのか!?」

 鼓膜を刺激したのは助けを求める声。自分よりも幼いであろう声の主を救うため、ブレイズレッドは大地を蹴る。風を切って高く跳躍すれば、転んだ少年に襲いかかろうとする戦闘員を視認できた。

「コソコソしやがって……一撃で仕留めてやるからな!」

 そのまま角度を付けて急降下。煌めく焔の流星となったブレイズレッドが地上へと降り立った瞬間、戦闘員は情けない悲鳴をしながら吹き飛んでいった。ブレイズレッドは振り返り、もう大丈夫だと親指を立てる。

「ありがとう、ブレイズレッド!」

「気にすんなって。みんなを守るのがオレの使命だからな!」

 危機が去り、明るい笑顔が芽吹く。小学校中学年ぐらいだろうか。助けを求めていた黒髪の少年は瞳がクリっとしていて、小動物のような愛らしさを持っている。

「……あっ、そうだ!」

 何度も感謝の言葉を紡ぐ少年は、ふと何かを思い出したようだ。手に持っていたビニール袋を漁り、1本の缶ジュースを取り出した。

「えっと……お礼! 受け取って! ブレイズレッドの好きなジュースだったよね? 助けてくれて本当にありがとう!」

 緊張しながらも感謝を伝える少年を見て、ブレイズレッドの太眉が緩やかな弧を描く。

「サンキュ! 遠慮なくもらうぜ!」

 ヒーローネームも好物も覚えてもらっていることが嬉しくて心がむず痒い。ヒーロー活動の賜物にブレイズレッドは頬を赤らめる。自然と手が鼻下を擦り、照れの感情でいっぱいだった。

 受け取ったジュース缶はよく冷えており、火照った肉体には心地よく感じられる。プルタブに指を引っかければプシュッと爽やかな炭酸の香りが広がった。ブレイズレッドは明るい笑顔のまま、缶を口につけて喉を鳴らし始める。

(ブレイズレッドのお兄ちゃん、強くてカッコいいなぁ)

 美味しそうにジュースを一気飲みをするヒーローを見て、少年も笑顔になる。いつものように敵を打ち倒し、大好物をもらったブレイズレッドは上機嫌。ゴクゴクとジュースを流し込んでいく。

「ぷはぁ……っ! おいしかったよ、ごちそうさ、ま……ぁ……っ? あ、あれ……っ?」

 ジュースを飲み干した瞬間、ブレイズレッドの意識がまどろみ始める。まぶたが異常に重くなり、体が重くなってぼんやりとしていく。

「変……だな……、うぅ……ん……っ……」

 手から落ちた缶が転がり、ブレイズレッドも倒れてしまう。深い眠りに囚われて寝息をたてるヒーローを見下ろしながら、少年は鼻歌を紡ぎそうな上機嫌さを見せた。

「かわいいなぁ。こんな簡単に騙されちゃうなんて……」

 少年の髪が白銀色になり、衣服は黒を基調としたものへと変貌する。姿はヒーロースーツに近いが、立場は全く異なる。彼こそはヒーローたちが相手にしている悪の組織・ブラックディザスターの幹部なのだ。ブレイズレッドは罠にかかってしまったのである。

 大量の戦闘員が突如として現れたのはブレイズレッドを誘い出すため。戦闘が一段落したころに「助けて」と叫べば、大急ぎでブレイズレッドが到着してくれる。状況を整理する隙を与えることなく、確実な会遇が可能となるのだ。つまり、幹部の少年は一般人に扮し、戦闘員に襲われたフリをしていた。

「いっぱい楽しませてもらうからね、お兄ちゃん♪」

 少年の目的は単純。ブレイズレッドで思う存分『遊ぶ』ことだ。もちろん、平和的な意味ではない。

「いっぱい耐えて、頑張って、我慢して……かわいいところ、たっくさん見せてほしいなぁ。僕をガッカリさせないでね?」

 少年が指を鳴らせば、2人は黒い闇の中へ消えていく。少年ヒーローはあっさりと連れ去られてしまった。

 果たして、ブラックディザスターのアジトへ連行されたブレイズレッドは『遊び』に打ち勝つことができるのだろうか。負けるなブレイズレッド! ヒーローとして生き続けられるかどうか、命運は君自身の心が握っている!

 ◆ ◆ ◆

「くそっ……外れねぇ……!」

 身じろぎしても両手足首の束縛は解けず、戦闘員たちの笑い声が響くだけ。ブレイズレッドは『大』の形をした磔台に拘束されていた。両腕は肩の高さで水平に、股は軽く開いた体勢だ。磔台の背部には支柱があり、その最下部には車輪がついている。惨めな捕縛姿のままブラックディザスターのアジトを連れ回されて嘲笑を浴びたあと、怪しげな機械やモニタのある部屋に到着したのだった。

(こんなザコ戦闘員……いつもなら一発なのに……!)

 ヒーロースーツを着用したままだが、なぜか力が湧かない。嫌な汗が頬を伝う感触が気持ち悪い。敵意を剥き出しにしたブレイズレッドの目の前には、あの少年が立っていた。

「そんなに怖い顔しないでよ。これから一緒に遊ぶんだからさ、お兄ちゃん♡」

「オレはお前と遊ぶ気なんてない! 卑怯なヤツの言いなりになってたまるかよ!」

 正義の心を利用されたブレイズレッドは強く吐き捨てる。威勢に乗って唾が飛び散るが、少年は可愛らしい笑みを携えたままだ。

「大丈夫! お兄ちゃんの意思なんて関係ないからね♡」

 口調は純粋無垢な子供だが、言葉の節々に残虐さが垣間見える。好きな子に度の過ぎたちょっかいを出したり、好奇心のままに虫を潰すような。残酷な無垢さを黒く煮詰めた感情は、ぺろりと舌を出して。

「たっぷり拷問するから頑張って耐えてね。お兄ちゃん♪」

 明るく発せられた『拷問』という言葉には敵意が感じられない。敵幹部の少年は遊び=拷問だと本気で思っている。鼻歌交じりにモニターを操作する指は、今にも踊り出しそうだ。

「オレが簡単に屈すると思うなよ!」

 こんな時こそ、ヒーローは強く在るべきだ。何てことないとばかりに口角を上げて心の強さを見せつける。ブレイズレッドは数々の組織を倒してきたヒーロー。少年ながら実力と経験は折り紙付きだ。

「いっぱい遊んでくれるってこと!? ありがとう! やっぱりブレイズレッドはカッコいいなぁ……」

 言葉を歪めて受け取った少年は嬉しそうに飛び跳ねる。こんなに素敵な遊び相手は初めてなのだ。

「僕のことはルストって読んでね! 本当の名前じゃないけど気に入ってるんだ!」

「ルスト……覚えたからな! お前の名前も、顔も……!」

 恨み節たっぷりの言葉ですらルストには正しく届かない。無視でもなく罵倒でもなく、ちゃんと返事をしてくれるブレイズレッドが嬉しくて可愛くて仕方がない。ニコニコと体を揺らしながらモニターをピッピッピッ♪と操作していった。

 周囲の壁に穴が開き、機械音を伴ってアームが飛び出した。3本指のオモチャじみたソレをブレイズレッドは睨むが、当然ながら無機質なアームは何も答えない。大抵の場合、拷問とは激しい苦痛を伴う行為だ。未知への恐怖が僅かに増幅する。

「最初はコレにしよっかな。ポチッと!」

 ブレイズレッドの感情とは正反対の様子で、ルストはモニターをタップする。ヒーローの正面に来ていたアームの形状が変わっていく。先端が丸みを帯び、長細い球体になる。いくつものイボイボ突起が表面を覆い、棍棒じみた姿となった。

「これでオレをぶん殴るって拷問だな? それぐらいでオレがやられると思うなよ! 怖くも何ともね……ぇ……っ?」

 余裕ぶっていたブレイズレッドから戸惑いの声が漏れてしまう。アームの行動は予想を大きく外れた。棍棒は振りかぶられることなく、彼の股間へゆっくり押し当てられたのだ。ヒーロースーツの上から、竿と玉袋の付け根がぎゅうううっと圧迫されていく。

「しゃせーしちゃったらお仕置きだよ。強くてカッコいいおにーちゃんなら我慢できると思うけど、ねっ!」

「しゃ、射精!? お前、何言って、ぇ゙ッ、お゙ぉ゙ォ゙ぉ゙ぉ゙ォ゙ォ゙ォ゙~~~~~ッ!!?♡♡♡」

 ブブブブブブッ!と振動音が轟き、ブレイズレッドは目を見開いて叫ぶ。成長過程の真っただ中である彼にとって、その刺激はあまりに凶悪だった。ルストが称した拷問とは肉体を痛めつけるものではなく、精神や尊厳を傷つける快楽責めだったのだ。性器も玉袋も小刻みに振動し、激しい甘さが下半身から全身へと響いていく。

「ふぐッ、ゔゔッ、ゔぐぅ゙ぅ゙ぅ゙~~~~ッ!!♡♡ 何して、んだよ、お、お前、お前えぇ゙ぇ゙ッ♡♡ ふぎ、ぉ゙ッ、ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙……ッ、ぉ゙ぉ゙ぉ゙……ッ♡♡」

「うっわぁ、ひっどい声! カッコいいお兄ちゃんからそんな声が出るなんて、か~わいい♡」

「うるせ……ぇ゙ッぎぃひぃい゙いぃ゙ぃ゙ッ!?♡♡」

 意識は掻き乱され、口の端から泡立った涎が漏れ出る。ヒーロースーツの中では未熟な性器が暴れ回っていた。

「次はこっちで気持ちよくなろうね!」

「や゙め゙……ッ!!♡♡ ン゙お゙ぉ゙ぉ゙ォ゙ッ!!?♡♡♡ たま゙ぁ゙ッ、タマ゙のほう、くッ、来んじゃねぇ゙ッ、ひ、い゙ひぃぃ゙ぃ゙~~~~ッ♡♡♡」

 アームの先端は性器の付け根から下へ、ぷにぷにとした金玉袋のほうに移っていく。ブレイズレッドは歯をガチガチと鳴らしながら何度も拒絶を叫ぶのだが。

「ぽぎぎ゙ぃ゙い゙ぃ゙ぃ゙ぎぇ゙ぇえ゙ぇ゙ッ♡♡♡ た、たまぁ゙ッ、キン゙ッ、タマぁ゙……ッ!!♡♡♡ あ゙ッ、ががッ、ふン゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ッ、ちゅぶ、へぇぇ゙ッ♡♡♡ ぐふぉ゙ぉ゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙~~~~ッ!!♡♡♡」

「ほらほら、しゃせーしちゃったらお仕置きだよ~?♡ お兄ちゃんのタマタマはどれぐらい丈夫かなぁ?♡」

 毎日と大量の子種を製造する若い金玉はザーメンを煮立たせていく。あっという間に射精を迎えそうだが、それではルストの言う『お仕置き』が待っている。逃れるためにも、強烈な快楽が押し寄せる下半身に意識を集中させて吐精を耐えなければいけない。

「あ゙がががガガがぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ!!♡♡♡ どめろ゙止め゙ろ止め゙やががが゙ぁ゙ァ゙ぁ゙ぁ゙ぎいぃ゙ぃ゙ぃ゙~~~~ッ♡♡♡ ぎほッ、お゙ぉ゙ッ、たま、タマぁ゙、やめ゙え゙ぇ゙ぇ゙ッ♡♡♡ や゙めでぐれえ゙ぇ゙ぇ゙~~~~~~ッ!!♡♡♡」

 筋肉と脂肪のついた太ももが痙攣する。足首が拘束されていなければ、脚が振り回される間抜けなダンスを披露していただろう。脳味噌が金玉に移動したかのように、むず痒く気持ちいい痛みが思考を侵食するさなか、アームが位置を変え始める。

「お兄ちゃん凄いね! これで我慢できるんだ?」

「はぁ……はぁ……ッ♡ ヒーローの強さ、なめんじゃねぇよ……ッ!♡♡」

「じゃあ、次はおちんちんだね!」

「はっ、はぁ゙ッ!? 待て、やめろ……!そっち、は……ッ♡♡ ソコはやめ゙……ッ、お゙お゙お゙ぉ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ーーーーーーッ!!♡♡♡」

 今度は竿の中腹をなぞってから亀頭付近にアームを押し付けられる。性器への直接刺激を受け、ブレイズレッドの頭の中が掻き回された。舌がピンと突き出て涎を零し、鼻水まで噴き出る始末だ。すぐに子種を漏らしそうになるが、狂いそうな理性がどうにか堪えている。

「すっごい顔~! おちんちん気持ちいいよね♡ ぐりぐり潰されて嬉しいんでしょ?♡ いっぱい汁が出てきてるよ♡」

「うれぢぐねぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ッ!!♡♡♡ ふン゙ぉ゙ぉ゙ォ゙ッ、ぐヒッ、ぃ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ァ゙ァ゙ーーーーーッ!!♡♡♡ お゙ぉ゙ぉ゙ッ、ぐ、ぐるぢッ……いたい゙ぃ゙ぃ゙ッ、ぎぼぢぃ゙ぃ゙ぃ゙ッ♡♡ ちが、違ゔッ、ぎぼぢよぐ、なんか……ねぇ゙ッ!!♡♡♡ ふォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙~~~~ッ♡♡♡」

 股間の膨らみを中心として、ヒーロースーツには失禁じみた跡が広がっていく。尿道を塞ぐ勢いで押し潰してくる振動が嫌なのに気持ちいい。歯を噛み締めても涎は止まらない。鼻水が提灯のように膨らんでは破裂する。半狂乱のブレイズレッドに与えられた責め苦は時間にして数分にも満たないが、思春期まっさかりの彼にとっては悍ましすぎるものだった。

「はい、いったん終わりだよ~! しゃせーしなくて偉いね、お兄ちゃんは凄いよ♡」

 アームが離れ、ブレイズレッドはようやく責めから解放された。全身の力が抜け、手足首の拘束がなければ尻餅をついていただろう。

「はへ……ぇ゙……ッ♡♡ この……ヘンタイヤロー、がぁ゙……ッ♡♡」

「そうかなぁ? ちんちん潰されて気持ちよくなってたお兄ちゃんのほうがヘンタイだよ?」

「……ゔゔっ、ゔぅうぅ゙ぅ゙~~~~ッ!」

 憤怒と羞恥が湧き上がり、汗ばんだ全身から湯気のような熱が昇る。人間の手の形をしたアームに頭を撫でられたブレイズレッドは、真っ赤な顔で涙ぐみながらルストを睨んでいた。

「もっと遊ぼうね! 次は別のところにしようよ!」

「つ、次って……もう止めろよッ! 意味わかんねぇことしやがっ……へげぇ゙ッ!?♡♡♡」

 間抜けな声が飛び出るのも無理はない。そこを他者に刺激されるのも初めてだ。細長いアームがブレイズレッドの胸に押し当てられる。その先端は親指程度の球体になっており、艶のあるピンク色だ。

「お胸で気持ちよくなろうね♡ こっちでしゃせーしてもお仕置きだから頑張って耐えよう!」

「は、はぁ゙ッ!? オレが胸で気持ちよくなるわけないだろ、ふざけるのもいい加減にしろよ!」

「スイッチ、オンっ♪」

「ン゙ぉ゙ぉ゙ほォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ッ!!?♡♡♡♡」

 アームが振動を開始すれば、ブレイズレッドの表情はすぐさま崩れて鼻の下が伸びる。スーツに輪郭を映していた乳首が陥没させられ、両胸全体に振動が響く。脳がじんわりと甘く温かい信号を生み、性器責めとは異なる感覚に支配されていった。

「ひゴッ、ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ッ♡♡♡ ん゙だよ、こ、これぇ゙ッ、い、意味、わっかんねぇ゙……ッ♡♡ 変な、感じ、ぃ゙、ひぐぅゔゔぅ゙ぅ゙ッ♡♡ お゙ッ、ぉ゙ぉ゙ッ、ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙~~~~ッ♡♡」

 性器ならまだしも、胸で快楽を得るはずがない。そう考えていたブレイズレッドは大きく裏切られた。陸に揚げられた魚のように唇をパクパクさせている。アームが乳輪をなぞって円を描き、乳首に触れる寸前の絶妙な距離で責められる。嫌なのにもどかしい、悔しくてじれったい。複雑な感情が燃え上がり、ブレイズレッドは呻いていた。

「あれ? あんまり気持ちよくないのかなぁ。じゃあ、もっとも~っとしてあげる!」

 先端の小さな球が吸盤じみたものに変形する。じゅぱじゅぱと音を立てる異物にブレイズレッドは侮蔑の目を送る。散々と未知の快楽を浴びせられ、頭がどうにかなりそうだった。

「そもそもオレは遊びたくなんかねぇんだよ……ッ!♡♡ さっさとこんなことやめて、オレと戦、え゙ッぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙~~~~~ッ!!?♡♡♡」

 新しい刺激を与えられれば、語尾が壊れて台詞は締まらなくなる。ぢゅううぅ〜〜♡と、乳首に覆い被さった吸盤が音を立てた。ヒーロースーツ越しでも生で嬲られているに等しい密着具合。敏感になっていた乳首を吸い上げられ、ブレイズレッドは喚きながら頭を振り回す。

「やめろやめ゙ろや゙め゙ろ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ッ♡♡♡ あ゙ッ、あ゙ぁ゙ぁ゙~~~~ッ!!♡♡♡ ちくびッ、乳首ぢぎれる゙ッ、おがぢぐなるから、やめろ゙よぉ゙、ぉ゙ッ、ォ゙ほォ゙ォ゙~~~~ッ♡♡♡」

 強烈な叫びを聞いたルストの胸は高鳴っていく。少しだけ年の離れたヒーローであるブレイズレッド。敵ながら彼の強さには憧れじみた感情を持っていた。そんな彼を自分の手で捕縛し、たっぷりと遊び相手になってもらう。それは素晴らしく楽しく、嬉しいことなのだ。

「これでもしゃせーしないんだ……やっぱりお兄ちゃんは強くてカッコよくて、かわいい……♡」

 ゆっくりと吸引が弱まり、ちゅぽんっ♡とアームが離れる。乳首はスーツ越しでもぷっくら腫れており、外気に触れただけでも痺れに覆われる。

「は、がひっ、ぉ゙ぉぉ………っ♡♡ どうだ、ぁ゙……耐えてやったぞ……ヘンタイ、ヤローがぁ゙……ッ!!♡♡」

 ブレイズレッドは玉のような鼻水を垂らしながらも態度を変えない。その瞳には未だ正義の炎が宿っているが、漏れっぱなしだった先走りのせいで股間は酷い有様だ。近付いたルストが耳元に息を吹きかければ『ん゙あぁ゙ぁあァ゙ッ♡♡』と愉快な反応が返ってくる。楽しい気持ちが加速して、ルストはとびっきりの笑顔を作った。

「えへへ、次は両方だよ!」

「……嘘……だよな……?」

 顔を引き攣らせたブレイズレッドの頭を優しく撫でる。手のかかるペットを愛でるように、毛髪の間をやわらかな指が通ってわしゃわしゃと。しかし、ブレイズレッドが安らげるはずもない。視界では複数のアームがどんどん変形していった。

「そっちがその気なら……何が何でも耐えてやる! オレはヒーローなんだ……!」

 語尾に甘さを含ませながら吠えるも、じっとりとした絶望が体の節々に迫りくる。股間に近付いたアームはイボだらけの棍棒を膨らませ、竿の先端から中腹部、そして金玉袋を圧迫し始めた。胸を狙うアームは吸盤の内側にぷにぷにとした触手が生え、緩やかな回転音が聞こえてくる。

「何秒耐えられるかなぁ?♡ いっぱい、い~っぱいかわいいところ見せてね、お兄ちゃん♡」

「かわいいかわいい言いやがって、カッコよく耐えきってやるよ、バーカ!」

 耳のそばで囁かれ、口汚く言葉を返す。そうしたところでルストの心をくすぐるだけなのだが知る由もない。

「それじゃ、よ~い……ドンッ!♡」

 ルストが開始を宣言した、その直後。

「ふぐぅぅ゙ゔぅ゙ぐグぉ゙おお゙ぉ゙ォ゙ォ゙お゙ォ゙ーーーーーーッ!!?♡♡♡ グひッ、ぉ゙ッ、ぎい゙ぃ゙ォ゙おお゙ォ゙あ゙ぁ゙ぁ゙~~~~~ッ♡♡♡ ぢ、ぢんぽッ、ぢんぽ、ぢんぽ壊れ゙ッ、ぎッ、ぃ゙ッ、ぢぐび、ぃ゙……ッ!!♡♡♡ お゙ッ、お゙がぢぐなる゙~~~~~ッ!!?♡♡♡」

 上と下の神経を快楽で混ぜこぜにされて引っかき回される悍ましい衝撃だった。亀頭部分から玉袋までを思いきり潰しながらブブブブーーーーッ♡♡と振動するアーム。つま先にまで到達する強烈な震えを直に感じている股間が無事に済むわけがない。

「あがガガが、がぁ゙あ゙ヒぃ゙ぃ゙いい゙ぃ゙ィ゙~~~~~ッ!!♡♡ こ、こんなの゙、で、ま、まへ、ねぇ゙ッ、負けねぇぇ゙ぇ゙……ッ♡♡ オ゙ッ!?♡♡♡ お゙っぎょォ゙ォ゙ーーーーーッ♡♡♡ ぢ、ぐび……ぃ゙ッ……ぢ、ぢぎれ、ぇぇ゙ッ、ほヘェ゙~~~~~ッ♡♡」

 焼き切れそうな思考の中で『負けてたまるか』と意識を昂ぶらせるが、吸引された乳首を触手がくすぐれば一瞬で崩壊する。いっそプライドを捨ててしまえば楽なのだが、負けず嫌いな性格と強い正義感を併せ持つブレイズレッドには酷な話だ。どんどんと湧き上がる射精欲求に苦しみながら、無様なオホ声を吐き散らすしかなかった。

「鼻水に涎に、涙まで出ちゃってグチャグチャな顔もかわいいなぁ♡ 乳首もちんちんもすごいでしょ?♡ 頑張れお兄ちゃん♡ 負けるなお兄ちゃ~ん♡」

 事の元凶は無邪気に見える明るい応援を続けていた。ブレイズレッドはルストを睨もうとするが、すぐに黒目が上を向いてまぶたの後ろに隠れてしまう。

「ンあ゙ぁ゙ぁあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙~~~~ッ!♡♡♡ ふぅ゙ッ♡ ふぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ッ♡♡ からだ熱い゙ぃ゙っ、おがぢ、ぃ゙ぃ゙ぃ゙~~~~ッ♡♡♡ オレが、こんな゙ッ、こんな゙、あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ!!♡♡♡ や、ばい、やばいぃ゙ッ、ぐ、ぐゔゔぅゔぅ゙ぅ゙ぅ゙ン゙ッ!!♡♡♡」

 いくら中学生という幼い年齢であろうとも、今の状況は性的なことをされていると理解できる。だからこそ信じたくないのだ。あっさりと、それも敵の手で快楽を得てしまっていることを。『オレは、ヒーローだから、耐えないと……!♡』という気持ちが『ぎもぢいぃ゙、射精したい……ッ!♡』に侵されていく。

「もうそろそろ限界かな? 頑張ったね~♡ お耳も気持ちよくしてあげようね♡」

「ひィ゙ぐぅ゙ぅ゙お゙ぉ゙おお゙お゙ォ゙ォ゙~~~~~ッ!?♡♡♡ ひ、ひぃい゙ぃ゙ィ゙ィ゙ッ♡♡♡ ふぎ、ォ゙ッ、やめろやめろ゙やめでぐれぇ゙ッ、もッ、出る、出ぢまゔからぁ゙ぁ゙ッ!!♡♡♡」

 ブレイズレッドの耳をルストの舌が這う。ぞりぞり♡ぬめぬめぇっ♡とした熱が穴をほじり、粘ついた水音が間近に伝わる。限界に至った脳味噌はブレイズレッドの理性を貫通する射精命令を放った。乳輪を撫でられ乳首を揉み吸われている上半身から、半ば潰されながら凶悪な振動に覆われている性器、金玉が悶える下半身へと。抗うことのできない電流が走った。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ッ!!♡♡♡ いやだ、嫌だぁ゙ッ、い、イ゙グぅ゙ッ、でりゅ、出る゙ぅ゙……ッ♡♡♡ あ゙ぇ゙ぇ゙ッ、ぁ゙ッ……♡♡ ん゙ぉ゙おお゙ぉ゙ぉ゙ォ゙ォ゙ぉ゙ぉ゙~~~~~ッ!!♡♡♡」

 ヒーロースーツを貫く大射精に脳細胞が焦げていく。最初はアームに圧迫されていたため、びゅぶぶぶぶぅぅ゙ッ♡♡と飛沫を散らしていたが、アームが離れればブビューーーーーーッ♡♡と白濁のアーチが架かる。とんでもない量の子種は快楽を受け取っていた証だ。舌を突き出し、涎まみれの口からは『お゙ォ゙ォ゙っホォ゙ォ゙ォ゙ーーーーーッ♡♡♡』とケダモノじみた声が溢れ出る。耳を這う舌が刺激を与えるたび、小刻みな鳴き声に変わるのが滑稽極まりなかった。

「あーあ、お仕置き決定になっちゃった♡ 頑張ったのに残念だね、お兄ちゃん♡」

 そう言いながらルストは室内のモニターをいじり始める。ブレイズレッドは焦点の合わない目で呻くばかり。その顔には悔しさが滲み出ていた。

「はひ……ぃ゙……♡♡ ぇ゙、がぇぇ゙……ッ♡ ぢぐ、しょう……ッ♡♡ ぢぐしょぉ゙……っ♡♡ ぉ゙ッ♡♡ ぉ゙へ、ぇ゙ぇ゙……っ♡♡」

 自分でいじるだけでは決して得ることのできない快楽。敵組織の存在にイカされたことを悔いながらも、腰はヘコヘコと動いたままだ。

「簡単にお漏らししちゃうお兄ちゃんにピッタリなものは……これだねっ♡」

 モニターが電子音を発したあと、ブレイズレッドのヒーローベルトが奇怪な熱を持ち始める。このベルトは変身の際に用いるものだ。装着者が命じればヒーロースーツが装着され、戦闘態勢に入ることができる仕組みだ。

 そんな、ヒーローにとって大切なベルトを改造する術をブラックディザスターは得ていた。ルストはブレイズレッドのヒーロースーツに新たなパーツを付け加えたのだ。

「あ゙……っ? あ、あ゙ぁ゙ぁ゙……ッ!!? どこまでも、ふざけ、やがってぇ゙……!! このぉ゙ッ、ヘンタイエロガキヤロー……ッ!!」

ーーー

ということで今回は「Skebで貰ったSSがめちゃくちゃ良かったので挿絵付けちゃおう」のコーナーです(何そのコーナー?)

欲望の赴くままにリクエストしたら予想以上のものをいただけたので、これは描くしかないと挿絵を描いた次第です。ここまででもめちゃくちゃ満足感が高いのですが、まだまだ続くので描き次第アップしていきますよ〜〜〜!!!

ちなみに「挿絵はどうでもいいから早く続き読ませろやォラアン!!」って人はねじぐるいさんのSkebページ(https://skeb.jp/requests/1210761)に全文載ってますのでぜひどうぞ!どこが挿絵になるか予想するのも楽しいかもしれませんね。

色々立て込んでいますが、ちょこちょこと描きながら全編通して挿絵付けていこうと思いますので、気長にお待ち下さいませ〜!!

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