【エロ文・リクエスト・かぐや様は告らせたい】藤原書記のワクワクAV鑑賞会。 (Pixiv Fanbox)
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「うわ~、AVってこんなことまでしてるんだー」
「あはは、すご、これで幾ら貰えるの? 十億とか?」
「無理でしょ、いいとこ10万とかじゃない? なんか、ふふ、安っぽい女優だし…………ね、藤原さん?」
どこかのマンションの一室。広いリビングの大きなテレビの前に秀知院学園に通う女子生徒たちがいた。
ソファに座りながら彼女たちがその大きなテレビで見ているのはAV。
エロい目線と言うか、ネタにしている感じで楽しそうに笑って鑑賞している彼女たちの中でただ一人ぎこちない笑みを浮かべている少女が一人。
薄っすら桃色がかった長い髪にリボンを付けた巨乳の美少女。藤原 千花。
秀知院学園の生徒会で書記を務める彼女は顔を青くしながら画面を見ていた。
千花含めた女子生徒の視線の先。大きくハッキリ映し出された映像の中では―――。
『は、はーい♥ しゅ、秀[ピー]院学園生徒会のデカパイ担当、藤原[ピー]花でーっす♥ おっぱいのサイズは96cmのおバカサイズなんですぅ♥ 見て見て~♥ あはぁん♥』
―――『薄っすら桃色が勝った長い髪』に『リボン』を付けた『巨乳』の少女が全裸でその自慢のおっぱいを揺らしておバカな挨拶をしていた。
映像には一応目線は入っているし、音声にもピー音は入っているのモノ、それはどこからどう見ても藤原千花そのものだった。
「あはは♥ 秀ピー院学園の生徒会だってさー、どこの学校なんだろうね?」
「こんな変態バカ女が入れる学校だし超底辺でしょ♥」
「いやーでも、ほら、このおバカちゃん身体はエロいしハニトラやったかもよ? ……どう思う、藤原さん♥」
音声に入っているピー音もほとんど役に立っていないし、目線もかなり薄くバレバレ。
実際、女子生徒たちは映っているのが千花だとわかっている。わかっていながら知らないフリをして彼女を嘲笑っているのだ。
千花はある弱みを握られて、脅迫の末にAVに出演させられていた。
そして、それをどこからか手に入れた彼女たちに呼ばれAV鑑賞会に招かれていたのだ。
どう見ても、どう考えてもバレバレなのだけど女子生徒たちはそれを口にしない。
だからこそ、千花は『まだバレていない』というほとんど0の可能性に賭けるしかないのだった。
「あ、あは、あはは、ど、どうなんでしょう、ね~、あはは……」
話を振られても冷や汗かきながら曖昧に答えるしか出来ない。
その姿を女子生徒たちは楽しそうに笑って観察していた。
そして、映像は進んでいき、シーンはフェラチオ。
AVならばあるシーンなのだが、画角は顔のアップとなり大型テレビに千花のおしゃぶり顔がハッキリ映される。
薄い目線はあるけれど、アップになるとそれすら透けてしまってほぼほぼ丸見えだ。
『じゅるる♥ れろぉ♥ じゅるるぅう♥ はぁ♥ っぁ、えへへ、[ピー]原千花はぁ、チンポおしゃぶり大好きの変態デカパイ女でーっす♥ あは、恥ずかしいですよぅ、この挨拶……♥』
顔アップでの自己紹介。更にはピー音がさっきとは違う位置に挿入されていた。
これで名前も隠していないのと同じになってしまっていた。
「……っ……! っ……」
緊張と恐怖固まってしまった千花はガクガク震える身体を抑えるので精一杯。
いつ、誰が『これって貴女じゃない?』と言い出すのかと不安に怯える彼女は浅く早い呼吸を繰り返していた。
「あ、見て藤原さん♥ これ、誰かに似てない?」
「っぇ? ……っぁ…………っ!」
声をかけられて画面に視線を向けた千花が見たのはチンポをバキュームして頬を凹ませている自分の顔。
しかも、目線がズレて鼻の位置にいっているので目元も完全に露出していた。
そのタイミングで停止ボタンを押したらしく、画質の良い映像故にくっきりと画面に映し出されていた。
「ひっ……」
声にならない悲鳴を漏らして歯を”カチカチ”鳴らす彼女の恐怖を弄ぶように女子生徒たちは楽しそうに笑っていく。
「あ~、見たことあるかも~♥」
「てことは秀知院の生徒? え~、誰だろ~♥」
「生徒会って言ってなかった? ってことはー、一年の子とか?」
まるで猫が獲物をいたぶるかのような状況。
いたぶられている千花は気が気ではなく今にも倒れそうになっていた。
その彼女に女子生徒たちはニヤニヤ笑いながら視線を向けた。
「藤原さんも生徒会だったよね? 心当たりあったり……する?」
そう言って女子生徒は停止したあったAVを再び再生し始めた。
千花が何か言おうと口を開いた瞬間に重なり―――。
『しゅ、秀知[ピー]学園生徒会のぉ♥ デカパイビッチ書記の[ピー]原千花でーっす♥ 好きなモノはチンカスとザーメン♥ もー、臭いだけでおまんこ濡れちゃいまーっす♥』
―――大きな声の挨拶が響いた。
チンポをしゃぶりながら横ピースでの挨拶。
その声。その言葉が広いリビングに響いていく。
千花は肩を震わせ、真っ青な顔で―――。
「だ、誰。でしょう、ね……ぁ、あはあ……」
―――そう漏らすのが精一杯だった。
震える千花だが、まだまだAVの再生時間は2時間以上もあるのだった。