【エロ文・ご依頼物・オリジナル】とある田舎の旅館の話~仲居の中卒デカパイ美少女は孕まされる~ (Pixiv Fanbox)
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「おはようございまーす!」
とある地方にある寂れた温泉街に響くのは元気な声。
声の主は長く綺麗な黒髪を持った巨乳というか爆乳、デカパイの美少女。
名前は湯桜 柚乃(ゆざくら ゆの)、通っていれば高校生と呼ばれる年頃の少女である。
清楚で真面目、そしてややクールな印象を持つ美貌持ち主だ。
その柚乃は、着物姿にたすき掛けをして朝早い時間から実家である温泉宿の前の道路を箒で掃いて掃除をしていた。
掃除をしながらも道行く人に挨拶も欠かさない。。
元気よく爽やかな挨拶。
それが寂れた温泉街の木霊していく。
こんな場所にいるのには似つかわしくはないとさえ言えるようなデカパイ美少女、グラビアアイドルクラスの93センチGカップの胸を揺らして仕事に精を出していた。
その姿に近所の人たちは―――。
「本当に柚乃ちゃんは良く働くねぇ」
「あそこは奥さんが亡くなってから旦那さんが引き継いだけど、ほとんど柚乃ちゃんが回してるようなもんだからねぇ」
「ああ、あそこの旦那さんは宿を閉めたいとか言ってるが、ほら、柚乃ちゃんはお母さんが作った旅館を潰したくないって高校にもいかないで働いているからねぇ」
―――彼女の境遇への同情もしながらも、その健気さを見守っていた。
そう、柚乃は中学時代は学業優秀であったが、家の仕事を手伝うために進学はせず旅館の仲居さんとして働いていた。
父親としては「柚乃は優秀なんだから、今からでも高校や大学を目指した方が良い」と思っているし告げているが、彼女はそれに頷かなかった。
数年前に死んだ母が作り上げた旅館。
歴史にも何も浅いそこだが、柚乃からしたら大切な生まれ故郷。
その温泉宿を潰すなんてことは出来ないとして、懸命に働いていた。
「ふぅ……こんなもんかな……?」
まだまだ早朝から額に汗をかき掃除を終えた柚乃。
少しツリ目できつそうな印象を与えるけど間違いなく美少女である彼女。
長く綺麗な髪は今は後ろで縛ってポニーテールにしている。
そんな彼女は掃除を終えると、宿の看板なども磨きその前で自撮りをする。
そしてそれをSNSにアップしていく。
「これで……よし……っと、少しでもお客さん増えてくれると良いけど……」
それなりに自分の容姿に自覚的な彼女は、宣伝になればと宿のアカウントを作りそこに自撮りを交えた写真をアップしているのだ。
露出の少ない自撮りかつ、美少女仲居と言う話題性でそれなりにアカウントは賑わっているが、それなりでしかない。
むしろ時折届く『子供を働かせる親は虐待だ』というようなメッセージに溜息をつくことが多いほどだった。
SNS経由の客は来ても、地盤自体が寂れた温泉街でしかなく、売りもなく交通の便も悪いのでリピーターにはつながらない。
町全体が緩やかに死んでいくような空気を発していた。
「…………っ」
その空気を感じながらも柚乃は、この町が好きだったし、母親が残してくれた宿を守っていきたいと本気で思っていた。
折れそうになる心に活を入れるように、両手で頬を軽く叩くと改めて「仕事仕事!」と腕まくりをしていく。
「お、柚乃。今日も朝から精が出るね」
「ん? あ……! タカ兄……これから学校? 早くない?」
「いんや、その前にバス停のベンチを直しに行くところ」
気合を入れた柚乃に声をかける男性―――タカ兄と呼ばれた少年が一人。
工具箱を自転車に積んだ彼はタカユキという名で、この町の組合長の息子であり、柚乃の2歳年上の少年だった。
純朴そうな少年であり、短くそろえた黒髪と浅黒く日焼けした肌をしていた。
そんなタカ兄ことタカユキと柚乃は、子供の頃からの付き合いである。
同じ町に生まれて、遊び学んで育った2人は友人と言うか兄妹のような関係であり、またここ数年はどこか甘酸っぱい雰囲気を感じさせていた。
「あ、ベンチの板割れてたってそういえば聞いたかも……。タカ兄、昔から工作得意よね」
「ん……まぁ、俺が出来ることってこれくらいだし、な」
「それが出来るのが凄いの……尊敬してるのよ? これでも」
「…………さんきゅ」
甘酸っぱい雰囲気を出して入るこの2人は共に故郷である寂れた温泉街を愛する仲間だった。
温泉街。とは言うものの温泉旅館はどんどん廃業して町に活気などない。
進む少子高齢化の問題もあり、いずれ温泉街だったことも忘れられて町すらなくなってしまうかも知れない。
そんな危機感を前に、この街を愛する柚乃とタカユキはせめて自分たちでできることをしていこうと思っている同志でもあった。
「……ふー、さて……と、それじゃ俺はそろそろ行くよ」
「ん……頑張ってね?」
「そっちこそ、美少女仲居のアカウント、もっと人気出るといーな」
「む……人のアカウント勝手に見ないでよ……はずいんだからさぁ……」
子供の頃からずっと一緒で同じ目標を持つ2人。
まだ、あくまでもまだ恋愛感情ではないかもしれないけれど、どこか意識し合っている2人はそんな軽口を叩いてそれぞれ動き出した。
と、自転車に跨ったタカユキは思い出したように柚乃に声をかける。
「今度さー、オヤジが町の活性化にコンサルタントの人を雇うとか言ってたからさ……少しでも活気が戻るといいな」
その言葉に柚乃は笑顔を浮かべる。
この町を離れる人はいるし、自分の父のように宿を畳みたい人はいる。
しかし、それとは逆にこの町を愛する、どうにかしたいと思っている人もいる。
その事実に柚乃は年相応の愛らしい笑みを浮かべて、自転車で去っていくタカユキを見送るのだった。
―――。
――――――。
「ふー、久しぶりに都会に出ると疲れるわね、人酔いしたかも……。タカ兄は学校向こうだし、慣れてるの?」
「いや、俺もそんなに慣れてる訳じゃないよ、人が多いと疲れる」
数日後。
客の予約もなく、ほとんど開店休業のような日に柚乃はタカユキと共に都会の方へ出かけていた。
都会と言っても、温泉街よりかマシ、程度の都会ではある。
普段はずっと仲居の仕事をしていて休みなんてなく暮らす柚乃だが、時にはこうして普通に出かけることもある。
父親から「たまには休みなさい」と再三言われていることもあり、客もいないしとタカユキにエスコートを頼んでのお出かけをしてきていた。
「ふぅ……」
ゆっくりと走る帰りのバスの中で溜息をついた柚乃。
彼女は綺麗な長い黒髪はストレートに下ろし、細身のデニムにノースリーブのブラウス姿。
そのシンプルな服装はやや目つきのキツイ美少女顔もあってか、モデルのようにも見えて街中でも目立っていた。
何よりも、歩く度に揺れる93センチのデカパイは男たちの視線を多く集めていたのだ。
デートではないまでも、タカユキは子供の頃から年下の柚乃をずっと意識していたのでこの手のお出かけの度にドキドキしてはいる。
また柚乃の方も、タカユキのことは悪くなく思っているが、宿のことが精一杯で恋愛にリソースを割くあまり余裕がないようでもあった。
現に、都会へのお出かけも買い物というかは柚乃が「何が流行っているか調査しましょう」などと言って、色々な店を見て回るに務めた。
帰りのバスの中でもずっと―――。
「あの唐揚げ、あれならうちでも出来そうよね? 町全体で唐揚げ推しでもしてみる? あとはペットというか地域猫、みたいな形もありだと思うのよ、私は」
―――どうしたら町を活性化できるかトークをしていた。
と言っても柚乃も『恋愛にリソースを割く余裕があまりない』というだけであり、0ではないのだ。
自分と同じ思いで、ずっと同じ町で一緒に育ってきたタカユキのことをそれなりに意識はしている。
町の為に行動する彼をずっと見て来て、そこに尊敬の意味合いが強いけれど好意は当然のようにもっているのだ。
お互いにまだ男女の関係に踏み出せない2人。
そんな2人は時刻は夕方よりまだ少し早いころ、バスで温泉街へと戻ってきた。
「ふぅ…………」
「…………」
バスを降りた2人は少し無言となる。
季節的にまだまだ明るいそこ。
硫黄の、温泉の香りがゆるりと届いて来ていた。
「ぁ…………タカ兄、ベンチ綺麗に直したのね……」
「ん、ああ………………少し、座らない、か?」
「…………うん」
柚乃が気が付いたのはバス停のベンチ。
それは数日前にタカユキが直したものだった。
素人の少年が直したとは思えないほど綺麗に修復されているベンチ。
そこに2人は並んで座る。
2人の間は握りこぶしで二つ分ほど空いている。
「…………」
「…………」
お互いに無言。
お互いに意識はしている、それは理解出来ている。
柚乃にとってタカユキは兄のような存在で、町を愛する同志であり、それ故に気になる存在でもある。
タカユキも同じくそうでありつつ、可愛く、そして美人に成長して胸も大きく育った柚乃は魅力的で仕方ないのだ。
そして、これから先。
この町に根を張って暮らすのであれば、町を愛してくれる相手が良いと2人は思っていた。
そう、お互いに想い合っていた。
しかし、距離が今まで近すぎたが故に触れ合えていなかったのだ。
そんな2人がゆっくりと近づいていく。
「…………っ……柚乃……」
「……っ!」
生唾を飲む音すら聞こえる緊張感の中、タカユキは握り拳一つ分身体を柚乃に寄せた。
それを理解した彼女は、綺麗系美人な顔に緊張の色を乗せて頬を赤く染める。
普段は宿をテキパキ切り盛りする彼女だが、今は何も言えないで固まってしまっていた。
そして、タカユキがもう一度距離を詰めようとしたとき―――。
”prrrrr”
「ぇ? ぁ……私だ……ん……咲子さんから?」
―――柚乃のスマートフォンが着信の音を鳴らした。
表示された名前は『咲子』それは柚乃の実家である温泉宿で働く年上の女性だった。
母の代から働いてくれている姉のような存在からの電話。
柚乃はチラリとタカユキを見てからその電話に出た。
「はい、柚乃です……ぇ? お父さんが、ぇ? お客さんを怒らせて、はい、はい……わかりました、直ぐに戻ります……!」
さっきまでは頬を赤らめて甘酸っぱい雰囲気を見せていたがそれは直ぐに塗り替わっていく。
柚乃はベンチから立ち上がり電話を切ると、タカユキに一言謝罪をすると宿に向かって走り出した。
「ぁ……柚乃…………ぁ……」
残されたタカユキは緊張感からの強制的な開放で脱力し、大きくため息をついた。
「はぁぁあぁ…………コンサルタントが来て町おこしが始まったらお互い忙しくなるだろうし、その前にって思ってたんだけどなぁ……はぁあ……」
何年間も兄のような存在、妹のような関係で停滞していた2人の仲を一気に縮めようとしたタカユキだったが見事に失敗で終わってしまった。
いや、決して失敗ではない。
お互いの距離は間違いなく縮まった。
ただ、決定的なラインを超えることはなかった。それだけだ。
「って……足速っ…………町興しが成功したら……今度こそ……」
勉強も出来たが運動も出来た柚乃。
その彼女の背中が一気に小さくなっていくのを見つめながら、タカユキは次のチャンスを待つのだった。
そのチャンスが巡ってくることがあるかは……不明であるが。
―――。
――――――。
「戻りましたっ……! お父さんっ! だいじょうぶって……お父さんっ!?」
実家である温泉宿に戻ってきた柚乃。
手早く仲居の正装―――仕事着である着物に前掛けスタイルに着替えた彼女。
長く綺麗な黒髪はポニーテールにして、従業員の控室になっている畳敷きの部屋に向かった。
そこには柚乃の父親が鼻にティッシュを詰め、腫れあがった頬を氷嚢で冷やす姿がった。
鼻に詰めたティッシュには血が滲み、近くにゴミ箱には大量に赤く染まったティッシュが捨てられていて相当出血したのが見て取れた。
柚乃は心配そうに父親にかけより声をかける。
「お父さんっ!? …………な、なんで……なに、ぇ?」
「柚乃……せっかくの休みの日なのにすまんね……いてて……」
「無理しないで……なにが……何があったわけ?」
この宿の行く末においては意見が割れている柚乃と父だが、仲が悪い訳ではなく怪我する父を当然娘である彼女は心配し話を聞いていく。
父は口内にも傷があるようで、痛みに途切れ途切れになりつつもことの経緯を説明していく。
その内容は―――。
「コンサルタントの人が、来たの? それで、お茶を零したからって、なんで……殴るなんて……!」
―――理不尽とも言えるものだった。
数日前にタカユキが話していた町興しの為に雇ったコンサルティング業を仕事にしている男がこの宿にやってきたのだという。
その男は柚乃の存在を知り、美少女仲居、美少女女将として宣伝に使おうということだったらしい。
しかし、柚乃は出かけていて不在、そのことで腹を立てたその男は父や他の従業員に罵声を浴びせかけた。
男は「娘が戻ってくるまで待たせてもらう」と宿の部屋に勝手に居座りだしたが、町おこしの為に組合長が雇った相手と聞いて追い出すわけにもいかない。
とりあえず茶と、茶菓子でもと父が部屋まで運んだのだが緊張となれない作業で盛大に転び相手に茶をぶちまけることになったのだ。
その結果が暴力と恫喝。
この宿は町興しから外すとまで言われたのだった。
「…………っ、私、私に会いに来たんだよね? その人は……」
「そうは言ってたが……柚乃……無理はしないでくれ、宿は畳めばいいんだ。でも、お前に何かあったら母さんになんて言えば……」
「大丈夫、今までも色々なお客さん相手にしてきたんだし、うん」
父親の言葉を遮るようにして柚乃は立ち上がった。
人を殴るような相手。
本来なら警察に通報するのが当たり前だけど、相手は組合長がこの町の為に呼んだ男だ。
この町が生まれ変わる為に必要な相手ならば、問題は起こしたくはない。
柚乃は覚悟を決めると怯えながらも男が陣取っているという部屋に向かった。
「タカ兄…………私、やる、頑張るから……」
まだ少し残る甘酸っぱい空気の思い出を振り切ってその部屋の前。
恋心ではないかもしれないし、そうかもわからない感情。
その感情を勇気に置き換えて、もしここでコンサルタントを怒らせて帰らせてしまえば町の活性化は立ち消える、それだけはさせられないと柚乃は深く息を吐いた。
そして、その部屋襖に手をかけたとき―――。
「はぁはぁ……し、失礼しまし、たぁ……ぁ!! 柚乃ちゃん……」
「咲子さん……ぇ? ぁ……」
―――中から1人の女性が着物をはだけた状態で出て来た。
彼女は、柚乃に電話をくれた従業員だ。
それなりに美人な彼女は頬を赤く染めて髪と服を乱して、明らかに『何かあった』後だった。
その姿に柚乃は驚きつつも「あとは……私が対応しますから、父をお願いします」そう言って部屋に入っていった。
―――。
――――――。
柚乃が部屋に入り数分後。
やや荒れた部屋というか荒らされた痕のある部屋、男と女の臭いの残るそこで柚乃は―――。
「この度は……まことに失礼いたしましたっ……! どうか……どうかお許しください……!」
「…………ふぅぅぅ……」
―――タバコを吸う男の前で土下座をしていた。
その男、町おこしの為に招聘されたコンサルタントの矢島 昂輝(やじま こうき)
灰皿も使わずにタバコを畳みで何本も押し付けて消している彼。
スーツを着てはいるが、髪は銀色に染めてあり浅黒く日焼けした筋肉質ながっしりした肉体を男だった。
そんな見た目であるが学歴、経歴、能力は一流を自負し認められている人物。
その男の前で柚乃は身体を丸めるようにして土下座をしていく。
後ろでまとめた長く綺麗な髪を畳みにつけるようにしての誠心誠意の土下座、だが―――。
「なぁ゛? オレの時間無駄にした上によ、あのおっさんに茶ァぶちまけられたんだけどなぁ」
「…………っ……申し訳ございません」
―――昂輝はその姿を見下す様にしているだけで許すという仕草は微塵も見せない。
木造建築なので防火の為、そして利用者への配慮で禁煙になっているこの旅館。
しかし、昂輝は躊躇いなくタバコを吸い、畳にそれを押し付けて消していく。
「…………っ……!」
柚乃はそれを見て「畳は交換すればイイ」という思考と「母さんが残してくれた旅館に何を!?」という怒りが混ざり合っていた。
そこに謝罪をしなければいけないという想いも混ざり複雑な心境で必死に頭を下げるも相手は相手にもしない。
「お前みたいなよぉ、低学歴の低能でなにも生み出せないようなメスガキの時間とオレの時間を一緒にするんじゃねぇぞ? なぁ、おい」
「も……申し訳ございません……」
「せっかくよ、売りのパーツの一個になるかと思えば待たせるわ茶は零すわ、女のまんこはガバいわ、最低にもほどあんだろ、ここ。潰せよ、いらねぇよ」
「…………っ!!」
繰り返される罵倒。
まだまだ子供である柚乃の心を踏みにじるような言葉の連続。
それに人によってはキツそうに感じられる美貌、その瞳に薄っすら涙を浮かべる柚乃。
母親が残してくれた旅館を「潰せ、要らない」と言われることが彼女にしたら何よりも辛いのだ。
しかし、ここでこれ以上相手の機嫌を損ねる訳にはいかないと理解している彼女はただただ一途に頭を下げていく。
「申し訳……ございません……」
「ああ? それしか言えねぇのかよ、クソ無能。中学卒業してすぐに働きだしたとか聞いたけどよ、その結果がこの潰れかけのクソ旅館ってか? 無能にもほどがあんだろ」
「…………申し訳ございませ、ん……っ」
「だからぁ、他のこと言えねぇのかよ、ああ? botの方がまだ語彙あんぞ? 大学どころか高校にもいってねぇ低能は会話の能力も低いんか、ああ?」
罵倒されても謝罪する以外の行為は柚乃にはなかった。
相手はこの寂れた温泉街を復興させるために雇われた男。
そこには色々な人の思いが詰まっているし、温泉街が復活すればこの宿も潰さずに済むかも知れないことを柚乃は理解していた。
だから、謝るしかない。
「申し訳ございません……!」
「ふぅぅぅ……マジで頭悪すぎんだろ、お前」
煙を吐き出すと、そのタバコを再び畳に押し付けて消していく昂輝。
土下座を続ける柚乃を見下していく彼は―――。
「ま、どんだけ頭下げようがこのクソ旅館は街復興のプランからは外しだ。オレの予定を乱すようなゴミを計算に入れる理由はねぇ」
「っ! そんな……!」
―――柚乃の守ってきた旅館をコンサルタントからは外すと宣言。
流石にそれは看過できずに彼女は顔をあげた。
後ろでまとめた長い黒髪を揺らし、どこかクールな印象を感じる美貌に汗を見せる。
その際に、ずっと身体を丸めていたのもあり、従業員の制服である着物の胸元が緩み90センチオーバーのデカパイが”たっぷ♥”と揺れて谷間を見せていた。
しかし、それに気が付かないというか気にしている余裕がない柚乃はそのデカパイの谷間を見せながら懇願していく。
「申し訳ございませんっ! なんでも……なんでもしますので……どうか……この旅館は亡き母が残してくれた大切な形見なんです……どうかっ……!」
頭を下げる柚乃。
「…………ほぉ……♥」
その姿には昂輝は何も感じていなかった。
その視線は柚乃が顔を上げる度に見えるデカパイの”むっちり♥”した谷間。
ただそこだけに向けられていた。
「どうか……どうかっ……! なんでもいたしますから……どうか……!」
必死に頭を下げて「何でもする」なんて言い出すデカパイの美少女。
そんなものを目にした昂輝は最低な笑みを浮かべた。
「ふぅぅぅ……仕方ねぇなぁ……んじゃ……条件付きでここも復興のパーツに入れてやんよ」
「っ!? ほ、本当ですかっ! ありがとうございますっ!」
昂輝の言葉に条件も聞かされる前から感謝の言葉をして頭を下げる柚乃。
その健気な彼女に対して昂輝は―――。
「ああ、本当だ……♥ ただ、生ハメセックスの為にまんこ差し出したら、な」
「…………………………ぇ?」
―――非道な条件を突きつけた。
その条件は『生ハメセックス』
生真面目で旅館のことばかり考えている柚乃でも人並みの性知識はある。
経験はなくてもその言葉の意味程度は理解出来た。
「生ハメ……って……ぇ……ぇ?」
「頭に栄養いってねぇの丸出しのクソデケェ乳してやがっからなぁ、バカらしくポコポコ馬鹿な男のガキ産むくらいならオレの優秀な種くれてやんよ♥ って話だよ」
「デカ、って、ぇっ!? な、なにを言ってるのっ!?」
昂輝の発言に、咄嗟に顔を真っ赤にして柚乃は自分の胸を腕で隠すように抑えた。
色恋沙汰には疎く、タカユキともじれったい関係を続けている彼女は当然処女。
自分が美人な自覚はあっても、『エロい目で見られている』ことへの自覚は薄い。
そのあたりから派生した初心さで顔を真っ赤にしていく柚乃。
「な……生ハメって……っ、あ、会ったばかりの人と……そんなこと……」
胸を抑え、抑えながらも着物の合わせ目から谷間を”むちむち♥”と見せる柚乃。
そんな彼女に対して「他の条件はねぇぞ?」とニヤニヤ笑って突き放しながらタバコを吸っていく。
「…………っ……」
ギュッと胸を抑えながら柚乃が考えるのはこの旅館のこと、そしてタカユキのこと。
恋人ではない、しかしお互いの思いはわかっている。
ほんの少し前の空気を思い出していく柚乃。
これまで積み重ねて来た2人の空気を思い出す柚乃。
「………………」
タカユキに対しての恋心をハッキリと自覚した柚乃。
何年もハッキリとしていなかった想い。
彼女はそれを今この瞬間に理解、自覚した。
その自覚と同時に迫られているのは初対面の男との『生ハメセックス』だ。
「…………(タカ兄……)」
柚乃の頭の中にはこれまでの、子供の頃からのタカユキとの思い出が流れていく。
いくつもの彼の笑顔が脳内を流れていく。
そして、彼への想いを完全に自覚した柚乃は―――。
「………………わかり、ました……私でよろしければ、ご相手させていただきます……っ……なので、どうか……(……タカ兄、ごめん)」
―――数秒間の迷いの後に決断した。
躊躇いは数秒。
数秒だけれども、それはかなりの重い思考を重ねた末の決断。
自覚した恋心を投げ捨てるような感覚。
それを言葉にして吐き出すと再び柚乃はその場で頭を下げ―――。
「どうか、この旅館をよろしくお願いいたします……っ……!」
―――そう懇願した。
彼女の必死の思い、願い、それらが乗った姿を前に昂輝は実に楽しそうに笑うと立ち上がった。
そして、まるで当たり前のように慣れた動作で人の頭を―――柚乃の頭を踏みつけた。
「ハッ! 低学歴の無能は出せるもんが身体しかなくて惨めだなぁ? あ~、笑える♥」
「っっ……!」
頭を踏みつけられながら、それでも柚乃は耐える道を選んだ。
旅館の為、この町のため、そして恋人ですらない年上の男の子のために、柚乃はその身を捧げることにした。
―――。
――――――。
「ぃやっ!? やめてっ……やめてください、ちょっとっ! 自分で脱ぐから、ちょっとっ! いやぁぁあ!」
「トロトロしてんじゃねぇよデカ乳♥ おら! もったいぶるほどのもんでもねぇだろって……おほ、マジかよ、でっけ♥」
この旅館もコンサルタントの枠内に入れる条件としての『生ハメセックス』を了承した柚乃。
彼女は、まずは身体を清めようと「シャワーを浴びてきます」とい言って立ち上がったのだが昂輝は―――。
「ああ゛? まんこ穴犯すだけなんだからよ、んなもんいらねぇよ、とんでもなくくせぇ穴じゃなきゃ我慢してやるよ」
―――などと言い放って柚乃の手を掴んで乱暴に着物を脱がしていく。
わざと乱暴に、恐怖を与えるように脱がせていき下着姿にするとそれすらも剥ぎ取るように脱がしていく。
脱がしながらも、大きく揺れる柚乃のデカパイには女慣れしている昂輝も興奮しているようだった。
その乱暴な行為、あからさまな性欲の中で脱がされ、敬語を使うことすら忘れて柚乃は片手でデカパイを隠し、反対の手で剥き出しの股間を隠す。
目に涙を浮かべて「ふーふー!」と警戒しながら距離を取っていく。
「なんで……こんな! シャワーくらい浴びさせなさい……よ……!」
「いらねぇっつの、愛あるセックスじゃなくてオレの性処理なんだから、よっ……! おら、その辺でケツ突き出せ、よ!」
「きゃぁぁああっ!? っ!? 布団、押し入れに布団あるからせめて……っ!! なんで、いや、いや、いやぁぁあああ!!」
昂輝は柚乃が敬語を使わなくても気にする様子はない。
むしろ、その方が楽しいとさえ思っているようで手を掴むと”グッ!”と引っ張り乱暴に、半ば投げるように畳の床に押し倒した。
「ぅっぁ!? っつ……! 布団くらい……っ!」
布団を敷くことすらしないで犯すつもりのようだった。
「いった……ぁ……!」
乱暴に押し倒されて痛みに呻く柚乃。
背中を打ったようで仰向けに倒れたまま「けほっ!」と咳をしていた。
その柚乃の前で昂輝も服を脱いで全裸になる。
鍛えられた細くも筋肉質な身体を晒し、既に勃起しているかなり立派なサイズのチンポを取り出してみせる。
「はぁはぁ……けほ……って、きゃ…………ひっ!?」
浅く呼吸をしてデカパイを”たっぷ♥”と揺らしていた柚乃、息が整った頃に昂輝のチンポを見て悲鳴をあげそうになるが、それよりも何よりもそのサイズに恐怖し青ざめていた。
「な、は……ぇ、ぇ……っ……? は……っ……!」
身体を起こしてお尻が畳で擦れるのも構わず後ずさりする柚乃。
チンポを見て「きゃー!」なんて悲鳴をあげる段階を通り越したサイズに震えてしまっていた。
歯をカチカチ鳴らして震える柚乃。
その彼女を追い詰めるように昂輝はゆっくり近づいていくと―――。
「そんじゃ、無駄に守ってきた処女膜、綺麗にぶちやぶってやるから……なぁ♥」
「ひっぃ……い、いや、いっ……! いやぁあぁああああっぁあああ!!」
―――ロクに抵抗も出来ない彼女を押し倒して、無理矢理に腕力で足を開かせると、そのまんこにチンポを押し当てた。
「っと、流石に濡れてねぇけど……ぺっ! 唾でも引っかけとけばいいだろ……」
「やめて……いや、やめてっ! いや、こんな、なんで、せめて布団、なんで、ぁぁあぁぁああ!」
まだ濡れてもいない柚乃のまんこ。
うっすら毛は生えているも少し処理も甘いそこ、その割れ目に昂輝のデカチンが”ぴとっ”と押し付けられていく。
「さぁてとぉ、低学歴のまんこはどんなもんかなってよ~♥」
雑に唾を引っかけられただけのそこ、愛撫もなくローションすらない状態でまんこにゆっくりとチンポが挿入されていく。
「いやぁぁぁあぁあ゛! いたっ! 無理、やめ、いっぃい゛っ!?」
「あ~あ~っ、うっせぇなぁっ……っ♥ さっすがにきっつ……ぉ、入るか、ぉ!」
「ぐひっぃっ!?!!」
無理矢理の挿入。
完全にレイプのそれ。
太くて長いチンポが柚乃の未使用まんこを押し広げて入っていく。
その痛みと苦しさに、柚乃はクールな美貌はどこにやらといった顔で口をパクパクさせていた。
涙を流し、身体を痙攣させる度に90センチ超えてるデカパイが”プルプル♥”と魅惑的に揺れていく。
「お~♥ マジでデッケぇ、AVでも出た方が儲けられるだろ、これ♥」
”むにゅっ♥ もみゅっ♥”
「ひっぁ……ぁ……っ!」
揺れるデカパイを片手で”もみもみゅ♥”と揉みながら、柚乃の処女マンをぶち破ってチンポを押し込んでいく。
それに柚乃は悲鳴をあげることすら出来ずに、ただただ震えていた。
そんな痛みと苦しさに震える彼女のことを気にもしないで腰を振っていく昂輝。
”ずっぷ! ずぼっ! ずぶっ!”
「あ~……穴的には、そこそこ、だなぁ……ま、悪くはない、程度、か……ったく低能なりにまんこくらいもう少し気合入れておけっつの……♥」
「ぐっぃう!? ぃ、っ! な、んで、こんな、酷い……っっ!!」
雑なピストン。
しかし雑でもそのサイズは長大。
長くて太いものでまんこを奥まで無理矢理犯されるのは苦痛。
涙を流しながら畳の上での初体験をしてしまっていく柚乃。
綺麗系美人。クールな美貌を涙で濡らしながらも昂輝を睨みつける。
「ふっぅ……! ひぃ……! 早く、済ませなさい……よ……っ! 満足したら……っ終わりに、して……っ! 仕事あるんだから……っ! あんたが汚したこの部屋、掃除、しないとっ……!」
「ぉ、マジか? へぇえ~…………♥」
ただただ従うのではなくて意思の強い瞳を向ける柚乃。
その視線に昂輝は怒るのではなく実に楽しそうに笑った。
従順も良いし、抵抗されるのも良い、ただただ泣き続けるのも悪くないが、意思の強さも見せられるとそれを折りたくなるのがこの男だった。
「ふぅん……掃除、ねぇ?」
”ずっぷ!”
「ぐっぅっぅっ……!」
睨みつける柚乃の両手首をそれぞれ掴んで引っ張りながら昂輝が腰を振る。
引っ張られた腕に挟み込まれる形になった柚乃のデカパイがピストンに合わせて”たっぷゆっさ♥ ゆさ♥”と揺れていく。
「ひっぃっ!? っ! っか……はっぁ……! ぐぅぅう……!」
揺れに合わせて苦痛に顔を歪ませるが、強い視線で睨みつけるのはやめない柚乃。
「ぐっぅ……ひぅっぁ……!」
乱暴な挿入、まだまだ未成熟なまんこをかき回される痛みに涙を流す。
畳の上で犯される初体験。
本来ならばベッドの上で優しく行われるはずだったそれだが、柚乃に訪れた最初の行為は布団もない畳の上だ。
「はっぁ! はぁ……はぁあ……ぐぅ……っ……!」
背中が畳に擦れる痛みを感じながらも柚乃は気の強さを押し込めたような瞳で昂輝を睨んでいく。
その視線を楽しむように相手は怯みもしないで腰を振って、奥へ奥へとチンポを挿入し続けていた。
そんな無理矢理まんこを押し広げられる苦痛にすぐには慣れはしないが、脳と肉体は度重なる痛みにゆっくりと順応してきていた。
「ふっ……! 部屋の掃除なんてもんはお前みたいなド底辺にお似合いの仕事、だよなぁ……っ! どんな馬鹿でも出来るようなっ、仕事だよ、なぁっ!」
”ずっぷっ! ずぼっ! ずぷっ!”
「んんっ!! くっぅ……ぃっ……! っ……!」
罵倒されながらのセックス。
痛みの伴うそれ。
男が腰を振るたびに痛みが産まれていたが、それがじわじわと緩和されていく。
まんこを守るためにマン汁が大量に分泌され、それに合わせて昂輝のピストンもスムーズになっていく。
「ぉ、まんこ穴濡れてきやがった……かぁ? っと……♥ 感じてんのかよ、デカパイちゃんよ♥」
「はぁはぁっ! んっぁ! っ! 生理現象、よっ……っ!」
雑な挿入がスムーズになり、響く音も”ぬちゅぬちゅ♥”とエロい音をさせていく。
この段階では柚乃の言葉通り、濡れているのもただの生理現象であり、感じてなどはいない。
しかし、だんだんと昂輝のピストンが変わっていく、腰使いが、狙う位置が変わっていく。
「っ……ぁ! っ……? っ……ぅっぁ……っ!」
痛みではなく快感を引き出すピストン。
昂輝は苦痛よりも快感の方が柚乃に屈辱を与えられると判断したようだった。
彼女の両手を掴んで引っ張る様にしながら正常位で腰を振り、その度に腕に挟まれる形になったGカップのデカパイが”たっぷっ♥ ぷるっ♥”と揺れていく。
そして、じっくりした腰をの動きの末に―――。
「ふーっ……! くっぅ……っ! っんっぁ♥ っっっっっっ!!!」
「ぉ、案外早かったなぁ♥」
―――柚乃の口からは甘い声が漏れてしまった。
自分の口から出たその声に彼女は驚き、顔を真っ赤にしていく。
当然、声を出させた昂輝は実に楽しそうに笑うと腰の動きを変えていく。
”ずっぷっ♥ ずっぽっ♥”
「っ~~~っ! ちょっと、も、いいでしょっ……っ、っ! やめっ……ぇっっ!」
昂輝のピストンは柚乃のまんこの弱点を狙っていく。
ただただ弱点を刺激するだけではなくてタイミングをずらして焦らすような快感も交えてのピストン。
その刺激にデカパイを”ぷるんっ♥”と揺らしながらも必死に声を漏らさないように耐える柚乃。
一応は合意の上とは言え、畳の上で半ばレイプのようなセックスで感じる訳にはいかないと彼女のなりの理性で耐えていた。
「っ……! っ!(タカ兄……っタカ兄っ!)」
ピストンされる度に増幅する快感に必死に耐える柚乃。
幼馴染であり、この温泉街の組合長の息子でもあるタカ兄ことタカユキのことを必死に思い浮かべていく。
まだ恋人ではないけれど、好きな人の顔を必死に思い浮かべていくが―――。
”どっちゅっ♥”
「ひぃんっぃ♥ っ……ぁ……っ!」
―――恋心はデカチン♥ には勝てなかった。
柚乃は、太くて長いチンポでまんこの奥を叩かれて情けない声を漏らしてしまっていた。
その声を聞いて、追い詰めるようにピストンを速めていく昂輝。
”ずっぷずっぽずぼっ♥”
「ちょ、っとっぁ♥ っ♥ やめ……ひっぃっ♥ や、めっぁっ♥」
一度崩された理性はそう簡単には立ち直れない。
太くて長いチンポでまんこを奥までかき回されて、もう知り尽くされた弱点を狙われて柚乃はGカップのデカパイを”ぶるんっ♥ ぶるんっ♥”と揺らしながら―――。
「ぁ♥ ぁぁあっ♥ ぁっぃっ……っぅっ♥ ぁ♥ ひっぁぁぁああっぁ♥」
「ぉ、初レイプで初イキ♥ マジかよこいつ♥ どんだけスケベだよ♥」
―――背中を反らして絶頂してしまっていた。
その姿、一応の同意はあるとはいえ無理矢理犯されて絶頂する姿を昂輝は嘲笑う。
「ハッ! マジでどうしょうもねぇ淫売だなっ、ド低能の低学歴女らしい股の緩さだなっ♥」
「だ……誰が、っぁ♥ ぁ♥ そこっ♥ んんんっ♥」
「誰がぁ? てめぇ以外にいねぇだろ、デカパイ低学歴のクソビッチが♥ こんなクソ宿潰してコンパニオンでもやってろ無能がっ♥」
あざ笑い見下しながら犯す昂輝。
既にデカチンはスムーズ過ぎるほどスムーズにピストンしている。
その度に揺れるデカパイの乳首は完全に勃起していた。
「くっぅ……ぁ♥ んん♥」
それでも必死に、耐えられてはいないが耐えようとする柚乃。
クールな切れ長な瞳が魅力的な美人顔を台無しにするように歯を食いしばって鼻の穴を広げてでも耐えていく。
だが、そんなものは昂輝からしたら『玩具』でしかない。
我慢しているその姿を笑いながら、掴んでいた柚乃の手首を開放すると、今度はその両手で90センチオーバーのデカパイを揉みしだく。
”むにゅっ♥ ぼにゅぅっ♥”
「んっぁっ♥ やめ……てっ……胸、敏感な、ぁっぁ♥」
「うっせぇよクソまんこ♥ こんなデカパイ目の前で揺らされたら揉むしかねぇだろ♥ うっぉ、マジででけぇ♥」
まんこにデカパイにと責められる度に声を漏らしてしまう柚乃。
”むにゅぼにゅ♥”と揉まれる度に柚乃は「ぁ♥ ぁ♥」と情けない声を出してはまんこを締め付けていく。
「っ……♥ ぁ! っ♥ ん……っぁ♥」
声を出すのは必死に我慢する柚乃、そのエロい身体はしっとりと汗で濡れてエロさを見せていく。
ポニーテールにした長い黒髪もまた汗で少しの湿り気を帯びて色気を滲ませる。
「はぁはぁ……ぁ♥ んんっ♥」
デカパイを”むにゅぅ♥”と揉まれながらまんこの奥を”どちゅっ♥”と突かれるとそれだけで声を漏らしてしまうほど無防備になっている柚乃。
一度イってしまったことで身体のガードも緩くなり精神も緩んでいる、そこに昂輝は―――。
「なぁ、デカパイちゃんよ♥」
「……その呼び方、やめて………………なによ?」
「お前がもしオレのガキを孕んだらよ……優先的にこの宿をコンサルティングしてやるが…………どうするよ?」
「っ!!!」
―――魅力的な餌をぶら下げた。
『優先コンサルティング』
それは柚乃には魅力的過ぎるものだった。
この町全体のコンサルティングであれば、この宿も『恩恵に授かれる』というものであるが、ここが優先されるのであればそれは宿の『安泰』を意味する。
「………………それ、本気?」
「…………ああ、本気本気♥ チュー卒のバカ女にはまんこくらいっきゃ使い道ないだろうからよ、そのまんこに対する報酬だよ♥」
「…………」
妊娠すれば自分の宿を優先してくれる。
そして繁盛すれば父親も宿を閉めようとは言わなくなる、そう柚乃は思った。
そうすれば母との思い出の宿はずっと、ずっと残り続ける。
「…………っ……(タカ兄……)」
手を伸ばしてしまいそうになるのを躊躇わせるのは倫理観と、タカユキへの想い。
妊娠、そう軽くはない決断だ。
しかも相手は初対面で自分をバカにする相手。
そんな相手の子供を妊娠するなんてありえない、ありえないのだが、柚乃にとっては何より優先されるのはこの宿なのだ。
「…………わかったわ……その、妊娠、する、わ……」
「…………」
苦虫を嚙み潰したような顔でグッと堪えて受け入れる柚乃。
しかし―――。
”べちぃんっ!”
”どっちゅっ♥”
「きゃっ!? っ!? ひぃんっ♥♥」
―――昂輝は彼女にビンタをした後にそのまんこの奥をチンポでぶっ叩いた。
痛みと快感のショックに目を白黒させる柚乃。
「な……ぇ? なん、ぇ……?」
理解なんて出来ずにフリーズしている。
そんな彼女に対して昂輝は言い放った。
「妊娠するわ、じゃねぇだろ……妊娠させてください、だろ? なぁ? 低学歴の無能のゴミ卵子を孕ませてください……だろ、ああ?」
「っっっ!!」
それはどこまでも柚乃を惨めなものへとする言葉。
『妊娠させられる』のではなく、『妊娠をさせてもらう』というもの。
自分からねだって妊娠をしなくてはいけないというその惨めな状況。
自分の身体、卵子、妊娠という神聖なものを踏みにじられる屈辱に柚乃はまたキッと強くに睨みつける。
「…………っ」
睨みつけるもそんなことをしても意味がないことを理解した彼女は悔しそうにしながらも口を開いた。
「…………て、低学歴の、無能……ゴミ卵子を、エリート精子で、孕ませて……くださ、ぃ……っ!」
自分でアレンジまでしの妊娠おねだり。
惨めにもほどがあるその言葉に昂輝は実に、実に楽しそうに笑った。
そしてチンポを挿入したまま柚乃を四つん這いにさせた。
胸ほどではないけれど大き目の尻から細くくびれた腰のライン。
エロく美しいその腰を掴んだ昂輝はチンポをギリギリまで引き抜いてから―――。
「しっかたねぇからなぁ、身体売るしか芸のねぇ低学歴女のゴミ卵子……オレのエリート精子で孕ませてやる……よぉっ♥」
”ずっぷぅっ♥”
―――一気に根元まで挿入していく。
「っ! っ! んっぁあああ♥ っ♥ これ、さっきとは違うところにっひぃ♥」
バックでの挿入ではチンポの当たる角度がかわる。
その差に甘い声を漏らしてデカパイを”ぷるんっ♥”と揺らしてしまう。
ポニーテールにした黒髪も尻尾のように揺らしていく。
「はっぁ♥ ぁ♥ っ♥ んんんっぁ♥ はぁ……ぁああぁあ♥」
がっしりと腰を掴まれてのピストン。
もうかなりチンポに慣れてしまった柚乃のまんこ。
長く太いチンポを根元まで咥えこんで、ついさっきまで処女だったとは思えないエロさをみせていく。
「はぁあ♥ んんっ♥ 奥……叩きすぎ、ぃっ♥ それ、ぁ♥ ピリピリしてっ♥」
「ふっぅ! ふ……! ああ? 初日からまんこの奥で感じるとか……どんな、淫乱だよっ……♥」
「ぃ、淫乱じゃにゃ、ひぃぃいっ♥」
激しいピストンに合わせて揺れる爆乳。
ただただ潰れそうな旅館で眠らせておくには惜しいサイズのデカパイ♥
それがピストンに合わせて”ぷるんっ♥ たゆんっ♥ たたぽゆんっ♥”と揺れる。
「んっぁあ♥ 奥……んんんっ♥ だめぇ……っ♥」
甘い声を漏らすたびにデカパイも大きく揺れていく。
マン汁はどんどん溢れていき、畳に垂れていく。
布団すら使って貰えない状況でのセックス、ほとんど交尾のようなケダモノファックで柚乃を感じていた感じまくっていた。
”ずっぷっ♥ ずぽっ♥”
「ふっぉおっ♥ んんっ……っ♥ なんで、ぁ♥ そんな奥ばっかりぃっ♥ んんっ♥」
まんこの奥を狙われるとたまらないようで、クールそうな美貌台無しなオホ声を漏らしてヨダレとマン汁を垂らす。
快感に震え、デカパイを”ゆさゆさっ ♥”揺らしていく柚乃は顔を畳みに押し付けるように突っ伏していく。
「はっぁ♥ は♥ っぁあぁ♥ んんんっ♥」
おまんこの奥を叩かれる快感に四つん這いすら維持できずにお尻だけ高く上げて感じていく。
感じて、声をあげて、マン汁を漏らす牝っぷりを見せる柚乃。
「ふっぅっぁ♥ ぁぁああ♥ 抜くときぃっ♥ っ♥ だ、だめだめぇえ♥ ぞりぞり、おまんこの中を引っ掻いて、ぉっ♥ おへっ♥」
長くて太いチンポ。
そのチンポが引き抜かれる際には亀頭でまんこを擦られてしまい、快感に腰を震わせていく柚乃。
顔を畳みに押し付けるようにして処女を失ったばかりとは思えない淫乱さを見せていく。
「あ~っ、このスケベまんこが……♥ マジで、風俗かコンパニオンでもやれっつのっ!」
「だ、ぁ♥ 誰が……ぁ♥ 私はこの旅館を、ぉぉ゛ぉ゛♥ そこ、ぉ♥ ぉ゛♥、だめ、ぁっ♥ ぁ♥ ぁぁぁぁあ♥」
旅館の為と言うお題目は守りながらも感じていくデカパイ美少女。
そのまんこを堪能するようにピストンをしていく昂輝は、くびれた腰をがっしりと掴むと―――。
「っし……んじゃ、このまま出してやるから……なぁ! おら、妊娠させてくださいって媚びろ低能っ!」
―――射精すると宣言して”ごちゅっ♥”と子宮をぶったたく。
「ほへっぇ♥ っ♥ ……に、妊娠させて、孕ませてっぇ♥ 中卒おバカ女の無能卵子をエリート精子で孕ませてぇぇええ♥」
子宮を叩かれる快感に情けない声を漏らし、最低にもほどがあるおねだりをしていく。
その言葉に昂輝は興奮し、ピストンを早くしていき―――。
「っ! ぅっらぁっ! 低能丸出しのバカの口みてぇに子宮口広げて……ザーメン欲しがってろ……!」
”びゅっ! びゅるるっ! びゅるるるるるぅうう!”
「っ♥ ぁ♥ ぁぁぁあ♥ ぁ♥ 出てるっ♥ ぁ♥ うそっ♥ ほんとに妊娠、ぁ♥ ぁ♥ ぁっぁあああ♥」
―――チンポを一番奥に押し付けるようにして射精していった。
柚乃の未使用子宮を精子で埋め尽くすような勢いで射精。
遠慮なんてあるわけなく、”どぷどぷ♥”とザーメンを吐き出す。
それを受けて柚乃は腰を震わせ、90センチオーバーのデカパイを”たっぷゆさ♥”揺らしてイってしまっていた。
初体験のその日。
初対面の男に中出しをくらい、孕まされるかも知れない状態で彼女は―――。
「ぁっぁ♥ ありがとうございまぃぃいイクぅうぅうううう゛♥」
―――感謝しながら絶頂していった。
精液を出し切った昂輝はチンポを挿れたままタバコに手を伸ばし、それを吸い煙を吐いた。
「ふぅぅう……さぁて、孕んだかぁ?」
妊娠という重大な案件をまるで遊びか何かのようにニヤニヤと笑っていくのだった。
―――。
――――――。
―――――――――。
「いらっしゃいませ~!」
「もう宿はお決まりでしょうか?」
「はい、おみやげ物はこちらでどうぞ~!」
「バスのお客様はみなさんこちらにー!」
あれから数か月。
わずか数か月で温泉街は大きく変わり、賑わいを見せていた。
昂輝のコンサルタントとしての能力はホンモノであり、古き良き温泉街の空気を残しつつ見事な観光地へと生まれ変わっていた。
そこかしこに客であふれ、新たな店もゾクゾクと増えるし、昔からあった温泉旅館は老舗としての貫禄を見せていた。
そして、柚乃の宿もまた繁盛していた。
SNSでの発信もしていたのが、アカウントのフォロワーも急増し、美少女仲居……ではなく美少女女将の居る宿として有名になっていた。
「いらっしゃいませ♥ あ、咲子さん、お料理の配膳、手伝ってもらっていいですか? あ、誰か酒屋さんにビールの追加貰ってきてもらえる? 多分このペースだと足りないから!」
客が増えたことで従業員も増え、その中心となってテキパキと働く柚乃。
相変わらずのクールで知的さを思わせる美貌に、長く綺麗な髪は仕事で邪魔にならないようにポニーテールにしている。
そのポニーテールを尻尾のように揺らして働く柚乃のおかげもあり連日満室である。
当然、髪だけではなくデカパイも揺らして元気に働いていた。
そんなあまりの忙しさに、タカユキとは会う事も少なくなっていたがそれを気にしている余裕もないようだった。
彼もまた自分の実家周り、そして学校のことで精一杯になっているからだ。
「ぉーう、やってるかぁ?」
と、忙しく働く柚乃の元にやってきた柄の悪い男。
スーツ姿が似合っていないようで割と似合っている、浅黒く日焼けした銀髪の男―――昂輝。
この旅館、この街を立て直した有能なコンサルタントである。
そして、柚乃を半ばレイプして中出しした相手であり、その男に対して柚乃は―――。
「いらっしゃいま……ぁ♥ 昂輝さん♥ お疲れ様です♥ ん……♥ 今日は……お泊り、ですか?」
「ああ、そのつもりだけどよ、部屋はあいてっか?」
―――どこか甘えたような甘ったるい声で出迎えた。
ちゃきちゃき働く有能女将から、一気にメス顔になった柚乃。
小走りで昂輝に近寄っていくとその手をそっと両手で包み込むようにしつつ、指先で彼の手の甲をなぞる様に撫でていく。
「満室……ではありますが、私の部屋……空いておりますので……♥ ね?」
かつて強い目で昂輝を睨みつけていたとは思えないようなメスの顔を見せる柚乃。
彼女は今や、昂輝の現地妻と言うか愛人のようになっていた。
あの日のレイプでは結局妊娠できなかった柚乃。
しかし、中出しセックスを受け入れたことで怒りを鎮めた昂輝によりコンサルタントは柚乃の旅館を含めて問題なく行われて今に至っていた。
その手腕を見て、柚乃は昂輝のことを―――。
「今日こそ……子種を…………♥(絶対、絶対、逃がさない……♥)」
―――『使える男』と判断していた。
恋愛とかそんなものではなく、見事に街を復興させた昂輝の腕前に惚れこみ、決して逃がすまいとしていたのだ。
その為に定期的にやってくる昂輝相手に媚びて、妊娠をおねだりするようになっていた。
甘い声、愛らしい顔で上目遣いをしながら柚乃は、そのデカパイ昂輝の腕に”むにゅぅ♥”と押し付けると―――。
「今日……危険日……です♥」
―――そっと着物の胸元のずらして、デカパイの谷間を見せてアピールをしていくのだった。
そのエロ過ぎるアピール、元から美少女だったがそこにメスの魅力も加わった柚乃のエロさの昂輝はやや、のめり込みだしていた。
宿泊自体はタダであり、柚乃もタダマンさせているとはいえ訪れる回数も増えだしている。
その彼の手を柚乃はギュッと掴んで「また夜に♥」と口だけでキスの動きをして仕事に戻っていった。
―――。
――――――。
それから一か月後。
まだ早朝。
従業員も寝ている頃に柚乃は妊娠検査キット片手にトイレに来ていた。
そしてそれのチェックを行った彼女は―――。
「ちぇっ、またダメか…………あの男種無しなんじゃないの?」
―――舌打ちしながら呟いていた。
ただただ理想を追い求めていた頃よりも明らかに強くなった柚乃。
トイレから出て身だしなみを整えた彼女は今日も、母の残した旅館の為に懸命に働いていく。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
_(:3 」∠ )_〈コメントしてくださったのに失礼しやした!
_(:3 」∠ )_〈テキストだと文字数制限で入り切らないの上げ直しです!