【エロ文・リクエスト・食戟のソーマ】敗北の女王。 (Pixiv Fanbox)
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_(:3 」∠ )_〈部活つぶしをしていた頃のえりにゃんです。
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そのニュースは遠月中を駆け巡った。
『女王・薙切えりな食戟にて敗北!』
あまりの大きなニュースに驚きの声に遠月学園が震えたほどであった。
薙切えりな。
遠月学園総帥の孫であり、神の舌の持ち主。
その上で天才的な調理技術を持ち、最年少で遠月十傑の選ばれるほどの実力者。
成功を約束された天才にて、麗しいほどの美貌の持ち主だった。
その彼女が食戟に敗れ、その際に彼女が賭けていたのは―――。
『そうね、私の全てなんてどうかしら? その代わり、私が勝ったらあなたも、あなたに関わる人間すべてを破滅させてあげる♥』
―――というもので、正式に食戟として受理されていた。
遠月において食戟―――料理の勝負は絶対である。
現にえりなは食戟にて『自分の理念に反する』部活や同好会を取り潰していたのだから。
それは、たとえ十傑でも、遠月学園総帥の孫でも覆らないものだった。
その日からえりなは、十傑の立場を追われ、学園でも最下層の存在に落とされた。
それは学年関係なく、時には中等部、年下相手であってもえりなは逆らうことが出来なくなってしまったのだ。
―――。
――――――。
「ちょっとー、遅すぎなんですけど、ブタちゃん?」
「ぜっはぁ、ぜぇ……はぁあ……も、もうし、わけ、ございま、げほ、はぁ、はぁあ……せん……はぁあ……」
遠月学園中等部。そこの一年クラスに所属するついこの間までランドセルを背負っていたような女の子の前でえりなは息荒く土下座をしていた。
場所は中等部の中庭のような場所で、ベンチに座る女子生徒の野外で頭を下げるえりな。
その彼女は「ブタちゃん」などと呼ばれており、それは遠月学園においての最下層の呼び名。
後輩でも誰にでも敬語を使うことを定められているえりな。
その首には首輪と『ブタ』というシンプルなネームプレートがつけられていた。
そんあ彼女は顔を真っ赤―――それを通り越して青白くさせて足を震わせている。
それも当然というか、何があったかというと―――。
「ジュース温くなってるじゃん、最悪」
「はぁはぁあ……申し訳、ございま、せん……げほっ!」
―――後輩女子の命令で『パシリ』をさせられていたのだ。
しかも、遥か遠くの自動販売機まで走っていけと言われて、だ。
運動慣れしていない彼女には過酷なパシリ行為。
必死に買ってくれば年下相手に怒られて、即座に土下座。
最初は反発していた彼女だったが、既にこの生活に順応し学習していた。
「これはお仕置きだよね~?」
「っ!? そ、それはっ!?」
そう、何か命令されてこなし、出来なければお仕置きされるのだ。
生意気なことを言えば当然罰はあるし、何もなくてもされることもある。
お仕置きは命令する生徒によって多岐に渡るが、えりなが一番恐れているのは女子であった。
「お、お願いしますっ……! お仕置きは、お許しくださいっ! どうか、どうかっ……!」
怯えてさっきまでよりも顔を青くして年下女子の足に縋り付くえりな。
彼女は知っていた、知ってしまっていた、学習していた。
男からのお仕置きや命令はまだマシだと。
何も知らない彼女は数か月で性的に成長させられてしまったけれど、男はその程度だ。
しかし、女の場合はそうはいかない。
えりなという才能も美貌もある女性に対して、女はとてもとても非情になれるのだ。
それを彼女は思い知らされてしまっていた。
「お願いしますっぅ……! どうか、どうかぁ、お慈悲を……!」
「…………♥」
惨めに、震えながら足に縋り付くえりな。
その姿を満足そうに少女は見下ろしていく。
本来なら声もかけられないほどの天上の存在である薙切えりながら足に縋り付く興奮。
許しを乞う姿に、少女は頬を赤らめるほどだった。
そして、少女は必死に媚びるえりなに対して―――。
「だぁめ♥」
「そん、な……ぁ……」
―――非情な宣告をしていくのだった。
―――。
――――――。
「ほら、ブタちゃん? 神の舌なんでしょ? 早くテイスティングしなさいよ」
「ぃ、いや……いやぁああ…………」
後輩女子によって、街中の公園まで連れてこられたえりな。
動画をスマホで撮影されながら、彼女は男子便所の小便器を舐める罰を受けていた。
「さっさとやれ、ブタ。やらないならもっとひどい目に遭わせるからね?」
「そん、な……ぅうう……なんで、私が……ぁ……!」
綺麗な顔に涙を浮かべたえりな。
震えながら舌を伸ばしていき、これ以上の罰は嫌だと黄ばんだ小便器を―――。
「ぺろ……ぉええ……」
―――無様に舐めていく。
その姿を後輩は楽しそうに撮影していく。
「ほら、そこ、毛もしっかり回収しなさいよ? 全部綺麗にするまで終わらないうからね?」
「はぁはぁ……わ、わかり、まひ、た……れろ……ぅえ……」
結局えりながそのトイレの小便器を全て綺麗に舐めるまで6時間を要した。
ちなみに後輩女子はスマホだけおいて、10分で飽きて帰ってしまったという。
そんなえりなの悲惨な生活は続いていく。
食戟をしたくても、ブタに調理は認められていない。
つまり、えりなはずっとこの生活を続けることになるのだ。