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【エロ文・ご依頼物・ソウルキャリバー】堕ちる仮初の聖女。 (Pixiv Fanbox)

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「っ! くっ……」

 ある村の近くに拠点を構えた盗賊団。

 その盗賊団の牢屋に数人の若い男と、どこにいても目立つだろう綺麗な金色の髪と、その髪以上に目立つ美貌の少女が閉じ込められていた。

 彼女の名前はカサンドラ、姉を探すために旅をする少女である。

 そんな旅の道中である村に立ち寄った際に、村人たちから盗賊団の話を聞いたのだった。

 ある時からどこからか流れてきた盗賊団が村の近くに住み着いた、と。

 そこはかつての廃村であり、そこの建物を利用して根城を気づいて、頻繁に村に来ては食料を奪い、女をさらっていく、と。

 その横暴な振る舞いを聞かされたカサンドラは、それを許すことが出来なかった。 

 最初、カサンドラが盗賊団を壊滅させに行くと言い出した時には村人は全力阻止をしようとした。

 それはそうだろう、彼女は可憐な美少女であり、強さと縁があるようには見えなかった。

 そんなカサンドラが盗賊団の元に向かえば、今まで攫われた村の女と同じく、数週間嬲り者にされた挙句にゴミのように捨てられるか、売られるか、最悪殺されるか、だろうと予測出来た。

 だからこそ、そんなことをさせまいと、村人たちは止めたのだった。

 止めながらも、村人たちもこれ以上盗賊たちからの略奪を看過することは出来ないとして、同じく被害を受けている近隣の村などから腕っぷしの強い若者を集めての討伐隊を組織していた。

 カサンドラには「その気持ちだけでありがたい、宿で休んでいてくれ」と告げた彼らだった。

 しかし―――。

 ―――。

 ――――――。

「…………やっぱり、私も行くわ。相手は何をしてくるかわからない奴らだもの、みんなを見殺しになんて出来ない」

 夜、村の集会場に集まった男たちの元にカサンドラはやってきていた。

 討伐隊は夜闇に紛れて盗賊の根城を襲い、奪われた物、そして女たちの救出をしようとしていた。

 そんな物騒な行為をしようというところに現れた可憐な少女に困惑していた。

 そして困惑しつつも村の男はあることに気が付いた。

「い、いや、だから、キミがきたところで……あ……」

 盗賊の討伐に参加するというカサンドラ。

 その彼女が片手に盾、そして剣を携えていることに、だ

 それは護身用と言うには武骨であり、かつ『使い込まれた』逸品であることにも気が付いた。

 昼間に会った時には、ただの明るく、快活で可憐な美少女であったはずの彼女。

 しかし、盾を持ち、剣を携えた今の彼女には『強さ』というファクターが追加されていた。

「あ……あなた、もしか、して……最近、いくつかの盗賊団を壊滅させ、村を救ったという……聖女様?」

 まだ困惑の残る中で、男たちの一人がある噂を思い出して口にした。

 それは、吟遊詩人などによって語られる物語のような噂。

 ―――剣と盾を携えた美しき聖女が人々を救う―――

 そんな噂が巷で流れていた。

 噂は救いを求める人々が生み出した幻想ではなく、事実を元に作り出された物語。

 事実というのは、カサンドラの実の姉であるソフィーティアという『聖女』を雛型に作られたものだった。

 彼女自身、その噂は聞いていた。

 自分の姉、心優しく、家族を愛するソフィーティアの噂がもはや伝説の様に語られた結果作られた聖戦士。

 それを自分のことだと勘違いされていることに気が付いたカサンドラは咄嗟に否定をしようと口を開いたが。

「…………っ」

 村人たちの視線に不安と期待があるのを感じ取った。

 彼らには必要なのだ、大きな敵に立ち向かう為の『御旗』という指導者が。

 それを理解したカサンドラは腰から剣を抜くと―――。

 ”ヒュンッ!”

 ―――見事な体捌きを見せ、男たちが夜襲を前に決起の意味で囲むテーブル、そこに載せられた空の酒樽を両断して見せた。

 その一撃、見事なまでの剣捌きに男たちは見とれ、一瞬の静寂。

 静まり返った集会場の中心で、剣を鞘に納めたカサンドラは静かに、しかりハッキリと告げた。

「私が聖戦士……カサンドラよ」

 その言葉。

 その宣言。

 それを聞いた村人たちは全員が息を呑んだ次の瞬間。

 歓喜の声をあげた。

 安心、安堵、自分たちの元に救いが届いたというその声。

 村人たちに少しでも安心を与えようとしたカサンドラその発言に、彼女自身驚くほどの効果があった。

 さっきまでは、決起の意味で酒を飲む彼らはこれから行うことへの恐怖で手が震え、どれだけ飲んでも「酔えない」と震えた声を出していた。

 それが嘘のように晴れやかな顔になり、聖戦士、聖女が救いをくれると笑顔を見せていた。

 何かに縋りたい、縋り付きたい程の緊張と恐怖から解放された彼らは、カサンドラへの感謝の言葉を繰り返し述べていた。

 中には涙を浮かべるものまでいて、最初は姉に対する申し訳なさ、村人を騙す罪悪感があったカサンドラも、彼らの希望にならなくては、そう気を引き締めたのだった。

「絶対に全員生きて戻りましょう……! 必ず!」

 そう剣を掲げ誓ったのだった。

 ――――――。

 ―――。

 その誓いを胸に村人たちと共に盗賊のアジトへと向かったのだが、ある種それが災いしたとも言える。

 もし、カサンドラが一人で乗り込んでいれば問題はなかった可能性はあるが、多人数であり、かつ戦闘の素人でもある村人たちを連れていること、そして『全員生きて返さねば』という気負いが彼女を追い詰めた。

 盗賊に見つかり、カサンドラが応戦している間に村人たちが襲われ、そちらに意識が散っていく内に全てが手遅れになっていた。

 捕らえられた村人を人質にされれば、カサンドラは逆らえるはずもなく彼女自身も捕らえられてしまったのだった。

「おら、出ろ、お前だけだよ!」

「くっ……!」

 村人たちと共に捕らえられた檻からカサンドラだけ連れ出される。

 傷つきながらも誰よりも自分たちの為に戦ってくれた彼女を慮る村人たちは、「聖女様に手を出すな!」と憤っていた。

 その言葉に盗賊たち、20人以上は裕にいる男たちは「聖女?」「最近噂の聖戦士ってやつか? こいつが?」「偉いベッピンだけど、まだガキに見えるぜぇ?」とジロジロとカサンドラを見ていた。

 向けられた視線を煩わしそうにカサンドラは顔を背けるも、盗賊たちに囲まれて、かつ村人たちが檻の中に捕らえられている以上は下手なことは出来ない。

 顔をそむけるくらいが彼女にとって今できる抵抗でもあった。

 何よりも武器も取り上げられている以上、屈強な男たちを相手に出来ることなど無いに等しい。

「へぇぇ❤ 噂の聖女さまってやつがこんなにイイ女だったとはなぁ……❤ こりゃ楽しめそうだ」

「だなぁ❤ 村から攫ってきた芋臭い女にも飽きちまったしなぁ❤」

「そーそ、あいつらぁロクに腰も振れねぇし、売っても大した金になんねぇし、最悪だったよなぁ」

 カサンドラをエロい目で舐めまわす様に見ていく盗賊たち。

 彼女は剣と盾は奪われてはいるものの、服はそのままではあるが、健康的かつスタイルの良い肉体が服越しにもわかる。

 そして、どこか気品のある美貌、気の強そうな瞳は村娘を弄び飽きた盗賊たちには魅力的に映っていた。

 あまりにも最低なことを言う男たちに村人も檻の中で憤り、当然カサンドラも「ゲスめ……!」と怒りをこもった視線を向けていた。

 その視線すらも楽しそうに受け止める盗賊たちは「聖女様に睨まれちまったよ」「こえ~」などと小馬鹿ににしていた。

 そして、檻からカサンドラだけ出したのはそんな風にバカにするだけの訳もなく、盗賊の一人が当たり前のようにズボンを脱いでチンポを取り出した。

「ぅっ!? な、なにを……!」

「ぁん? 聞いてなかったのかよ、これからお前を楽しませて貰うって話❤」

 チンポはそれなりの太さ、そして長さであり、そう目立つものではないけれど、立派であり雄の臭いを強く垂れ流していた。

 カサンドラは怯えたような声を漏らすものの、状況を直ぐに飲み込んでいく。

 盗賊たちはニヤニヤと笑い、チラッと檻へと視線を向けているからだ。

 その視線の意味を理解できないほどカサンドラはバカではないそれはつまり―――。

 『村人に手出しをされたくないならお前が相手をしろ』

 ―――ということだった。

「…………っ、本当に最低の男たちね……反吐が出そう」

「おお~ぅ、聖女様にそんなに思って貰って感謝の極み、ってかぁ? ゲハハハ❤」

 理解して、覚悟を決めるカサンドラを茶化すようにチンポを取り出した盗賊は笑い、周りもそれに釣られたように品の無い笑い声をあげていた。

 盗賊たちからしたら、聖女を弄べる興奮、何よりも『イイ女』で楽しめる興奮でテンションが上がりきっているようだった。

 その様子に村人たちは「やめてくれ!」「俺たちはどうなっても良い、聖女様に手を出すな!」「聖女様、私たちのことなんて気にしないでください!」と檻の中で必死に懇願をしていく。

 自分たちの為に捕まってしまったカサンドラ、その彼女に対する心配の声、そして短い時間ではあるけれど触れ合ったことで知った彼女の純真な性格を知り心から助けたいと思っての叫び。

 それすらも盗賊たちは場の余興扱いで笑っていき、カサンドラは彼らの本心の叫びを理解したからこそ、『彼らを無事に返さねば』という強い覚悟を持った。

「……約束して、私が言いなりになったらあの人たちを村に返すって」

「そりゃお前の態度次第だな❤」

「…………わかったわ」

 盗賊たちに交渉を持ちかけるが、曖昧な答えで濁される。

 しかし、これ以上下手に問答をすれば村人たちに危害が加えられる可能性があると目を瞑り深く息を吐いた。

「好きに……しなさい……」

 覚悟を決めて自分の身体を差し出すことを決意したカサンドラに盗賊たちからの下品な笑い声、拍手、口笛が出迎える。

 それらの陰では村人たちの「やめてください! 聖女様!」「私たちなら大丈夫です!」という必死に声も混ざっていく。

 必死の叫びを聞きながらカサンドラは改めて盗賊たちを見渡していく。

「………………っ(20、21、22、23……30人はいない、くらいね…………20人、以上……)」

 しっかりと確認したからこそ20人を超える盗賊に身体が震えてしまっていた。

 カサンドラは処女ではない、村人たちは聖女という呼び名、何より彼女のその純真な性格から生娘だと信じていた。

 経験があるからと言っても20人の男たちに弄ばれることは恐怖なのは間違いない。

 旅の中での経験もあり、過去に恋人もいたカサンドラだが、基本的にはノーマルな行為しかしてきていない。

 そんな彼女が今日、20人を超える男たちに抱かれる。

 性行為、交尾の名を借りた私刑にも等しい行為。

 それを理解しているからこそカサンドラは緊張するし、村人たちも必死に声をあげて「自分たちを殺せ!」と訴えかける。

 そして、その叫びを鬱陶しがった盗賊の一人が、内側から檻にしがみ付く村人を脅す様にその檻を蹴り飛ばすと―――。

「っ! するなら早くしてよね……! 遠慮なんてするつもりないでしょう?」

 ―――カサンドラは、村人に危害を加えさせてはいけないと盗賊を急かす。

 そして、盗賊たちも我慢限界の様でまずは先にズボンを脱いでチンポを取り出した男がカサンドラに近寄っていき、村人の「やめろ!」という言葉も無視しながら、彼女の可憐な唇に押し付ける様なキスをし始めた。

「ぶちゅぅ……❤ れろろ、じゅるるる❤ うっは、聖女さまの唇うんま❤」

「っ……! ちゅじゅる……れろぉ……じゅちゅる……んんっ!(タバコ臭い! 酒臭いっ……最悪!)」

 ヤジが飛ぶ中で下半身裸の盗賊は、やや右曲がりのチンポをビクつかせながらカサンドラの唇を奪っていく。

 その口は、酒と、質の悪いタバコの臭いがこびりついていてカサンドラからしたら不快ではあるものの、拒否はできない。

 拒否すれば村人たちが酷い目に合うかも知れない、だとしたら自分の身体で受け止めるしかない、そう考えていた。

「れろぉ……おぉお❤ じゅるる……❤」

「んんっ! れる……んっぁ……!(口の中かき回されて……!)」

 カサンドラの非常に柔らかい唇に興奮したのか、盗賊の男のキスは激しく執拗だった。

 彼女の歯を舐めるようにして、舌、上唇などを徹底して舐めて刺激していく。

 口の中をマーキングするようなキスにカサンドラは少し抵抗するように、男の身体を緩く押したらその手を掴まれた。

「ぷふー……ふーっ。よぉし……おら、キスだけで満足するガキだと思ってんじゃねぇぞ? 手コキくらいしろや❤ 聖女さまよぉ」

「んっ! はぁ……はぁ……っ……わかったわ……っ(結構、立派なサイズ、ね……っ)」

 キスだけなんてことはありえない、そんなことはカサンドラ自身分かっている。

 掴まれた手を股間に、チンポへと導かれるとカサンドラは男のナニを扱いていく。

 それなりに慣れた手つきでシコシコと刺激をしていくと、盗賊たちは「上手いじゃねぇか」「聖女さまってのはチンポも助けてくれんのかぁ?」なんて品のない野次が飛んでいく。

 しかし、そんな野次を無視しながらもカサンドラは手コキをしていく。

 細い指を絡ませるようにして、過去の経験、その辺の村娘よりかは経験があり、『相手を喜ばせる』為の技術を覚えていて、それを活用していた。

「ぉっぁお、結構上手いな……❤」

「…………っ!(ガチガチに勃起して、カウパーまで垂らして……汚らわしい……!)」

 ここでやる気なく、手を抜くのは簡単だが、カサンドラは盗賊たちを自分に引き付けておこうとするために、その技術を使っていた。

 村人に見られているる前で、まるで娼婦の様に巧みな手つきを見せるのは恥ずかしいが、全ては村人の為だった。

 手コキをしながら、また改めて男のキスをされていく。

 まるで恋人か何かの様にキスをしながらの手コキ。

「ん……ちゅ……じゅるる……んんっ……❤ れるぅっ❤(っ! 早く、射精でもなんでも、しな……さい!)」

「ぶちゅれろぉっ❤ うっひ、たまんねぇ……❤ じゅるる❤」

 垂れてくるカウパーを潤滑油代わりにして、竿からカリ首までを”にっちゅねちゅ❤”と音を立てて扱くカサンドラ。

 深くキスをしていき、嫌なのに口内を舌で舐め回される刺激に顔は真っ赤になってしまっていた。

 こんな男たちの言いなりになるのは屈辱であるのはもちろんだが、それを置いても女として反応はしてしまうのだった。

 それを恥じ入りながらも額に汗をかいて見世物のように盗賊たちの輪の中で行為を続けるカサンドラに、違う盗賊がまた近寄っていく。

「おぅ、オレにも回せや❤」

「れろぉ……ぁあ? 今俺がやってんだろ」

「手は二つあんだから行けんべ?」

「あ~……」

 カサンドラの背後から寄ってきた男、先の奴よりも長めのチンポを見せつけていく。

 それを彼女の反対の手に握らせると、キスをしていた男から奪うように自分の方にカサンドラの顔を向けさせた。

「ぶちゅぅ❤ じゅるるる……❤」

「んんっ!!? ちゅ……れる……じゅるる……❤(っ! 人をモノみたいに……!)」

 いきなりキスをされて睨みつけながらも、カサンドラは両手のチンポを扱いていく。

 それぞれの長さや形を見もしないで手の感覚だけで把握して上手く刺激していた。

 そのテクニックに、長めのチンポの男は「ぅお、こいつ上手ぇな!」と声をあげた。

 男の言葉にまた周りから「どんな聖女だよ!」などと野次と、品のない笑い声が溢れていた。

 その言葉も無視して、カサンドラはとりあえず男たちを満足させようと、手をやや回転させるように捻っての手コキをしていく。

 男のチンポから精液を搾りだすためのテクニックを見せつけ、自分のスベスベでタイツに包まれた太ももに擦りつけていき、早く射精させようとしていたが―――。

「お、乳も結構ありやがんな❤」

「ひぅっ❤❤ っ!」

 ―――キスを奪われた最初の男がカサンドラの胸を揉みだした。

 柔らかく形の良い胸、服の下には下着は着けていないために、刺激は半ばダイレクトに伝わっていく。

 更に胸の刺激に手コキのペースが乱れると、キスをしていた男が、彼女の尻を”ぱぁん!”と叩いて―――。

「ひぐぅっ!?」

「ぶちゅじゅるる❤ おら、サボってんじゃねぇぞ聖女さまよ❤」

「っ……れろっ❤ ……じゅるるるっ……❤(私のことを馬か何かだと思ってるわけ?)」

 ―――しっかりやれと指示を飛ばす。

 またそれを睨みつけながらキス&手コキをするが、男たちはカサンドラがテクニックを乱すのが楽しく、良いアクセントになるし、見ている仲間も盛り上がるからとその手で彼女の身体を刺激していく。

 胸を揉み、乳首を指先でカリカリ刺激をされつつ、タイツ越しにまんこを指で擦られていく。

「ひぅっ❤ じゅちゅぅ❤ ひぃっ❤(やめっ❤ 胸と、おまんこ、一緒はダメ!)」

 刺激に腰をくねらせていく彼女の口、そこに男たちは交互にキスをしていく。

「ほれ、次はぁ俺の番だろ❤ ぶちゅぅうう❤」

「んむぐっ! んんっ……ちゅじゅるる……れろぉ❤」

 二人の手により身体を敏感に刺激されてしまい、その快感だけでも腰砕けになりそうなのに、キスも交互にされると、男によって攻め方、味の違うキスに彼女はもう酩酊してしまうようであった。

 酒の味もあって、それにより微かに身体に熱が灯っているのだがカサンドラ自身、それは興奮だと思っていて、恥じ入りながらも必死に手を動かす。

「んちゅ……じゅるる❤ んんんっ❤(早く、射精、しなさいっ! ずっとビクビクさせてる、くせにっ❤)」

 溢れるカウパーを指に絡ませての手コキ、その巧みな手の動きを続けていけばすぐにでも射精に至るが―――。

「そっちばっかに集中してんなよ? まんこ湿りだしてんぞ❤」

 ”くにくに❤”

「ひぅっぅうう❤❤(やめっ! だめぇっ❤)」

 ―――二人の手、武骨な手で入るイタズラのような責めに決め手を欠いてしまっていた。

 まんこを太い指で擦られ、情けなくも腰をカクカクさせていき、そこを狙うように形の良い胸も服越しに揉まれ、乳輪周りを爪の先でカリカリと刺激されるとまた感じてしまっていた。

 テクニックはあっても二人同時に責められればカサンドラも形無しであり、腰をくねらせ、交互のキスを繰り返していく。

 その姿に村人が「申し訳なさ」に顔を伏せようとするも、盗賊たちはまた檻を蹴って「しっかり見てろ! 目ぇ逸らしたら聖女さまをめちゃくちゃに犯して売っぱらうぞ」と脅していけば見るしかない。

 自分たちの為に身体を張る聖女が―――。

「よぉし、今度はオレの方だ❤ しっかり舌絡めろよぉ? ぶちゅううぅ❤」

「はぁ、はぁ、待って、呼吸が、ぁああ! ちゅじゅるるっ❤ ふぐぅうう❤(クラクラ、するっ……!)」

「しっかし、ほんとにイイ女だよなぁ❤ 乳首つまんでやるよ❤」

 ―――キスをされながらの手コキをしていき、まんこを擦られ、また乳首を摘まみ上げられて「ひぅんっ❤」と甘い声を漏らす姿を見続けるしかないのだ。

 そのエロさに盗賊たちは野次りながらも興奮していき、「早くしろ!」「かわれ!」なんて言葉も出てきていた。

 それを受けて、キス&手コキを楽しむ二人は「このままじゃ勿体ない」としてカサンドラをしゃがませた。

 そして、わざと村人たちに見せつける為に檻の正面まで連れていくと、そこでM字開脚をさせる。

「ほんじゃ、しゃぶってくれや聖女さま❤」

「音立てろよ? 下品な音させなかったら檻の中のバカどもの指の骨へし折るからなぁ?」

「…………っ!」

 指で責められて濡れたおまんこを晒すような姿を見せながら、盗賊たちの脅し文句に歯を食いしばっていく。

 自分はどうなったとしても、村人だけはという気持ちから足を開いたまま、左右の男のチンポを改めて握り、扱きながら舌を伸ばした。

「ぅ……くさっ……っ! れろ……❤ ちゅぅ……❤ れろぉ❤(早く終わらせて……隙を見て皆を助けないと……!)」

「聖女さまはチンポ舐めるのは初めてかぁ? ああ?」

「うる……さい……れろぉ……❤ んちゅぅ❤ れるれる……れろ❤ ちゅっ❤」

 左右二人、両方のチンポを握って優しく、さっきまでとは少しだけ強さを変えてカサンドラは扱いていく。

 扱きながら片方のチンポをの先端に舌を這わせていく。

 唾液で濡れた綺麗な色の舌でチンポを舐めまわしている彼女、それを見ていた他の盗賊も近づくと、広げられた足の付け根、おまんこに手を伸ばしていく。

「聖女様はすげぇパンツはいてんなぁ? こんなん男を誘惑するためのもんだろ、なぁ?」

「っ! や、やめてっ……ひぅっっ❤ さ、触らない、でっ❤」

 左右のチンポに集中しているときにおまんこを下着越しに刺激されてカサンドラは上ずった声をあげる。

 男の言葉通りに、カサンドラの下着、パンツはセクシーなもので肌が透けて見える様なものだった。

 タイツ越しに見えるその下着は非常にエロく、セクシーであり、それだけでもエロさを感じさせる見た目であった。

 それを村人に、盗賊に見せつけるようにして股を開いてのダブルフェラ。

 恥ずかしさに顔を赤くしながらも、全ては村人を救うためと諦めてチンポを交互に咥えていく。

「ぁむっ❤ んちゅぅ……❤ れる……❤ んんっ❤ れろぉ❤ ちゅっぽ❤ んっぅ❤」

「ぅぉっ……っっ、手コキもだったけど、口もっ……こりゃ、ぉおっ❤」

 M字に足を開いた状態で、まんこ弄られながらのフェラチオ、舌の音をどんどん激しくしていくと盗賊たちらは興奮していく。

 興奮しながらも、交互にチンポを舐められる二人は、そのフェラテク、気持ち良いところを狙ってくるような刺激に「こいつ、フェラ初めてじゃないぞ?」と気づきだしていた。

 村人から聖女と崇められているカサンドラがまさかのフェラ経験者だとは思いもしてはいなかったようだけれど―――。

「ぅぉ……っ!」

「れろ❤ あむっ❤ ちゅぱちゅぽっ❤ ちゅぅうう❤ はぁあ❤ 次、こっち……ぁむっ❤ はっぷ、ちゅぅう❤」

 ―――絶妙な手つきでチンポを扱きながら、チンポに舌を這わせて舐めていくそのテクニックに腰を震わせながら疑いの目を向けだしていた。

 そんな目で見られていることも知らないで、カサンドラは足を広げたまま、まんこを弄られる刺激、時折アナル周りも指で刺激されて腰をくねらせながらチンポをしゃぶっていく。

「敏感なまんこしてんなぁ❤ ……ちっとタイツが邪魔だな……」

「れろぉっ❤ んんっ……やめ、て……! ちゅっじゅるる❤」

 カサンドラのまんこを弄る男は少し触れるだけで敏感に反応する彼女を笑いながら、片手でタイツを破いていく。

 まんことアナルを触りやすくするようにそこを広げていき、改めてそこを刺激する。

 タイツ一枚とは言え障害がなくなったことで言われたように敏感なカサンドラはさっきまで以上に感じ出してしまっていた。

「んっ……❤ ふぅう……れるる……❤ んんっ❤」

 興奮と、チンポの味、決してカサンドラは淫乱という訳でもないけれど年頃の女の子であり、色々な経験はしてきていることもありこの状況にも多少の興奮をしだしてしまっていた。

「れるぅ……ちゅじゅるるるぅ❤(そう言えば……久しぶり、かも……❤ 最後にしたのは宿代がなかったとき、だっけ?)」

 屈辱的であることは間違いないし、場合によっては捕まっている村人たちの命の危機に関係する状況でありながらも、チンポを二本も同時にしゃぶることに興奮していた。

 そこに加えてのまんことアナルを解すような、予想以上に柔らかい刺激。

「んっぅっぁ❤ っ! じゅちゅる……❤」

「しっかり解してやるからなぁ? ここにいる全員のチンポ咥え込むんだから、痛い思いはしないようにしといてやるよ❤ 俺って優しいねぇ……❤」

 エロいと言えるような透ける下着越しに指で擦られ、押されていく度に走る快感にゆっくりとマン汁を垂らしてしまっていた。

 その快感に合わせてのフェラ、更には―――。

「聖女さまよぉ、妙にしゃぶり慣れてないかぁ?」

「こんな乳してるからってよぉ、男漁りしてるわけじゃねぇよなぁ?」

 ―――左右の男たちが身をかがめて、カサンドラの胸を揉んでく。

 形良く、サイズも立派なそれを揉まれるとじんわりとした快感を覚えてしまっていた。

 揉まれながら「どうなんだよ?」「チンポ漁りしてんのか?」なんて言葉をかけられていく。

 その男たちの品のない言葉にカサンドラは感じてしまう。

 別に彼女自身『清楚』を看板にした記憶はないけれど、聖女という名乗ってしまった肩書、それ故に自分のこのテクニックに目を付けられてしまう羞恥心はある。

「れろ……ちゅっ……知らない……ぁむっ❤ じゅちゅ……ちゅじゅるるるるっ❤」

 否定ではなく答えることを拒否しながら、片方のチンポを咥え込むと音を立てて強めに吸い付いていく。

 先端から溢れるカウパーを啜り、その男臭い味に興奮しつつ、亀頭を優しく舐めていく。

 その刺激に男は呻いてしまうほどの快感。

 カサンドラはここで下手に抵抗するよりも、さっさと終わらせて次にいかないと、という気持ちが強くあった。

 盗賊全員を相手にする以上、ここで手間取っていけば後々の体力がなくなっていくだろう、という気持ちで必死にフェラをしていく。

 ただでさえ、胸を揉まれ、まんこもアナルも刺激されている状態。

 盗賊たちが面白半分にカサンドラをイカせようとしだせば、その時点でアウトだ。

「れるっ❤ れろぉ……じゅるる❤(私にフェラなり、手コキなりをさせてた方が楽しいって思わせないと……)」

 長めのチンポの先端を舐めつつ、反対の手では手コキだけではなくキンタマへと手を伸ばして優しくコリコリと刺激をしていく。

 弄ばれて何度もイカされれば、脱出する体力すら奪われてしまうことになる。

 それだけは避けねばという気持ちで、カサンドラは手も、舌も緩めることはない。

「このチンポしゃぶりのテクニックっ、はぁあ、街の娼婦でもいねぇぞ、ぉっ❤」

「じゅるっ❤ じゅちゅるる❤ れろぉ……❤ れるる❤(どうでも良いからさっさと射精しなさいってのっ!)」

 カサンドラのテクニックに喜ぶ盗賊、その姿に苛立ちつつも彼女はカリ首の溝を狙って舌先でくすぐっていく。

 ”チロチロ❤”と音を立てて小刻みに舐めていきつつ、チンポの根元を扱くその刺激に、カサンドラの想いが届いたように、盗賊はビクッと震えた。

「ぅ……ぉっ!」

「っ……ぁむっ❤(来た……!)」

 男の射精など慣れているカサンドラは、チンポの震えで予兆を即座に察知して、柔らかい唇で咥え込んでいく。

 咥え込み、根元を扱きながら―――。

「ちゅじゅっ❤ じゅちゅるるるるるるぅうう❤❤」

「ぉっ!? おっ……ぉおお! こいつ、マジか、ぉおお❤」

 ―――強めのバキュームをしていく❤

 射精させる気満々、射精の予兆を決して逃すことのないフェラテクを見せつつ、反対のチンポもやや早めに扱いていく。

 片方が射精しそうだからって、片方を決してないがしろにはしない、複数の男の相手も慣れ切っている姿を見説ながら、頭を揺らして唇でチンポを扱けば―――。

「くっぁ! この、っ❤ 聖女名乗ってるビッチが、ぁっ……ぁ!」

 ”びゅるるっびゅるっ!”

「んんんっっ❤ んっ……❤」

 ―――盗賊は声をあげながらもカサンドラの口の中に射精していく。

 溜まっていたのか、それとも美少女のテクニックに対する興奮か、かなりの量の精液を口の中に吐き出していた。

 それを彼女は「ゴクンっ❤」と音を立てて、言われるまでもなく飲み込んでく。

 普通なら吐き出してしまうところだろうけれど、彼女からしたら慣れたものでもある。

「っ……ぁ……(こっちも?)」

 精液を飲み込んで余韻も終わらぬままに、ほとんど意識しなくても扱いていた反対側のチンポもビクビク震え出した。

 それを感じて即座にそっちのチンポも咥え込んでいく。

 長さも太さもそこそこのそれを柔らかい唇と舌で包み込むようにしゃぶりながら、こっちは―――。

「おおおっ……玉責めもっ……ほんとに、聖女かよっ……❤」

「じゅちゅるるるるるる……ちゅじゅる❤ じゅぷぷぷっ❤ くぷっ❤」

 ―――両手が開いているので片手で扱きつつ、片手はキンタマを揉んでいた。

 村人たちは未だに「聖女様を汚さないでくれ!」なんて叫んでいるが、盗賊たちはカサンドラのその慣れ過ぎた手つき、娼婦より上手いテクニックに彼女が聖女かどうかは置いておいて、非処女であることを確信しだしていた。

 そうなると、面白いネタを見つけた、というような表情にシフトしていく。

「ぉっ! 出るっ……ぉおっ……!」

「んっぅ❤ ん……❤(何とか……二人っ……!)」

 その視線にも気が付かないで、射精を口で受けたカサンドラは精液を飲み込んでいく。

 口の中に吐き出された二人分の精液はそれなりの量であり、カサンドラの経験の中でも「多い方」に当たると言えた。

 粘つく様なそれを飲み込んで、何とかひと息をつくカサンドラ。

「はぁ……はぁ……っ……」

 ねちっこくまんこを弄られながら、口から吐く息に精液の臭いが混ざっていることを恥じ入るカサンドラであったが、その少しだけ気を抜いた瞬間―――。

「ぁっ……ふぷっ! げふぅぅうううっ❤❤ ……あっ!」

 ―――盛大にゲップをしてしまった。

 慌ててカサンドラは片手を口元に当てるけれど時すでに遅しとはこのことだった。

 大きな音を立ててザーメン臭いゲップをかましてしまった彼女は顔を真っ赤にしていき、盗賊たちの視線が大いに集まってくる。

 その視線を浴びながらの数秒の沈黙の後に、口を手で押さえた下から「けぷっ❤」と可愛らしい小さめのゲップの音が聞こえると男たちは爆笑していく。

「おいおいおいおいおい❤ 聖女様がザーメンゲップかよ!」

「ギャハハハ! 聞いたかぁ? すげぇ音だったなぁ!」

「よくもあんな音出せたなマジで!」

「そんなに精液にがっついてんじゃねぇぞ?」

 手を叩いて笑う盗賊たち、カサンドラは顔真っ赤にして顔をそむける以外のことは出来ないでいた。

 ゲップをしてしまったのは事実であるし、それを否定するのもおかしな話、そう考えた彼女は盗賊たちに笑われるがままになっていた。

 フェラしながら空気が大分胃の中に入ってしまい、そこに加えて精液を飲む際にもかなりの空気が入り込んだ結果の下品とも言えるゲップ。

 大音量のそれは女の子としても恥ずかしいし、しかも精液を飲んだことによる『ザーメンゲップ』であるから、羞恥は比ではない。

「っ…………!」

 カサンドラはただただ必死に無言で、盗賊たちが笑い飽きるのを待っていた。

 自分が笑われていれば村人に危害は加えないから、これは良いこと、なんて言い聞かせながら羞恥で暴れ出したい気持ちを必死に抑え込んでいた。

 しばらくは笑われ、バカにされるが、それも緩やかに落ち着いてくる。

 そうなると、ある種の休憩とも言える時間が終わり、盗賊たちは改めてカサンドラで遊ぼうとニヤニヤと笑みを浮かべだしていく。

 何にしても二人を終わらせたとひと段落していた彼女ではあるが、笑われている間もまんこへの責めは変わらずであり、大勢いる盗賊の中でまだ二人だけだと気を引き締めていくのだが―――。

「聖女様よぉ、言われずともザーメン飲み込んだとこ見ると飲み慣れてんのかぁ? しかも、あんだけ立派なザーメンゲップまでかましてんだからなぁ?」

「精液飲み慣れてる聖女ってなんだよそりゃ❤」

 ―――射精した二人の盗賊はそこで引っ込むことなくカサンドラをからかうような言葉を投げかけていく。

 その言葉に彼女は口元を拭って無視しようとするが―――。

「そんだけ慣れてんならよ、俺らのザーメン、どっちが美味かったか教えてくれよ❤ ザーメンで舌の肥えた聖女様ならわかんだろ? なぁ❤」

「はぁ? なに、言ってるのっ……?」

 ―――盗賊らは、カサンドラに卑猥な言葉を言わせようと、精液の味比べをしろと迫る。

 しかも、二人はしゃがみ込むと、さっきまでのように片手間じゃなくて、しっかりとその胸を揉んでいく。

「おら、さっさと答えろよ❤」

「どっちの精液が良かったかこいつらにも聞かせてやれよ❤」

「っ…………!? なに……言って……!」

 一人の盗賊がカサンドラの顎を掴むと、目の前の檻を改めて見せつけていく。

 捕らえられた村人たち、その顔を見ながら精液の味比べをしろという完全に悪ふざけでしかない行為。

 カサンドラは拒否したい気持ちはもちろんある、自分のことを『聖女』だと慕ってくれている村人を裏切るような行為をしたくない、と。

 だけど、ここで下手に抵抗すると、それは村人の命の危機に直結することも理解していた。

 つまりは、今ここでカサンドラに逃げ道はないということだった。

 胸を二人の男に揉まれ、後ろの男にまんこも刺激されながら村人の顔を見せられる。

 その状態で彼女は真っ赤な顔で―――。

「あ……ぁ、後の方が……良かった……」

 ―――そう答えて見せた。

 カサンドラとしては必死に絞り出した言葉であった。

 彼女の経験では精液をリップサービスで「美味しい❤」等と言った経験はあっても、味比べなんてしたことはない。

 そんな、彼女が必死になって出した言葉、綺麗な顔を真っ赤にして告げたそれなのだが―――。

「ああ? そうじゃねぇよ、もっと味について言うことあんだろ、なぁ?」

「は……? あ……味っ? っ❤ そんな……」

 ―――盗賊らはそれで満足などしない、求めるのは味についての感想。

 飲んだ精液の味を言えと、「どんな風に良かったのかを言え」そう迫っていた。

 その言葉にカサンドラは歯を食いしばって一瞬だけ睨みつけるも、目の前の村人たちを見てその怒りを抑える。

「ふぅ…………(変に恥ずかしがってたらこいつらの思うツボね……こいつらは私を玩具にしたいだけ……!)」

 身体を、胸を集中的に触られて、息を荒くしながらもカサンドラは深く息を吐いて冷静になろうとする。

 盗賊たちはニヤニヤと笑い「早く精液の味を教えろよ」「聖女様のお好みの味は~?」「もうゲップすんなよ?」などと周囲から野次が飛ぶ。

 不安そうに見てくる村人たちを前に、真っ赤な顔をしながらキリっとした表情を作ったカサンドラは、脚をガバっと開いた情けない姿でありながらも―――。

「後の方の精液の方が味が濃く感じて美味しかった、わ……そのっ! ドロっと濃くて……生命力を感じた、とでもいうのかしら、ね……!」

 ―――極力恥じらいなく感想を述べて見せた。

 その堂々たる発言に一瞬盗賊たちは静かになるが次の瞬間、ザーメンゲップのときのように大声で笑いだしていった。

「ヒャハハハ! 聖女様は濃い精液が好きってかぁ?」

「ザーメン飲み慣れてる発言だなこりゃ」

「聖女様じゃなくて”性”女さまってかぁ? ガハハハ!」

 酒の勢いもあるし、何より元から低俗な盗賊たち。

 大口を開けての爆笑にカサンドラは顔を真っ赤にしながら目を伏せていく。

 その姿に村人たちは「自分たちを守る為に恥を晒している」と感じ、より一層カサンドラへの感謝を重ねていく。

 そして、胸を揉んでいた一人の男、先に精液を飲ませた盗賊は笑いながら―――。

「俺のザーメンは薄かったかぁ? 悪ぃなぁ、ブスな村娘に昨日出し過ぎちまったからなぁ、お前みたいなエロ聖女様が来るってわかってればとっといてやったのに❤」

 ―――などと言ってカサンドラの頭を雑に撫でていった。

 その刺激、完全にバカにされて笑われていることに彼女は悔しさを覚えつつも「次からはそうして?」と気にしていないフリをして見せていた。

 実際、先の男の精液は薄くはないもののそこそこであり、後の男の精液が濃かったからこそ盛大なザーメンゲップに繋がっていた。

 取り繕って見せても顔は真っ赤であり、羞恥に悶えるカサンドラであった。

 必死に呼吸を整えようとしていくが、その際に吐いた息から精液の臭いを感じ取ってしまい、また羞恥と認めたくない興奮を覚えてしまっていた。

 そんな彼女を盗賊たちはニヤニヤと見つめていき、その視線には「この聖女は未経験じゃないようだぞ?」という楽しい玩具を見つけたという意味合いが混ざっていた。

 最初は「聖女様の処女を馬鹿どもの前で奪って笑ってやるか」とか考えていたのだが、テクニックではカサンドラに圧倒されていて、彼女が『非処女』であることに確信を持っていた。

「ほんじゃぁ、そろそろ本番だなぁ❤」

「お、やっとか? 待ちくたびれたぜ❤」

「壊れるまで犯してやっからなぁ……」

 カサンドラを囲む盗賊たちはさっきまでの行為はあくまでも前座のショーでしかなく、ここからが本番だと笑みを浮かべていく。

 その姿にカサンドラは改めて気を引き締める、途中で意識を失わぬように、この男たち全員を相手にしても余裕を持たねば、そう考えていた。

 盗賊たちは酒を飲んでカサンドラを嬲り者にしている、となればこの宴が終われば何処かで隙が出来るはず。

 その際に逃げ出せるように体力を残しておかねばならないと彼女は考えていた。

「…………ふぅう……(20人以上……っ……ダメ、弱気になっちゃダメ、私が倒れたら皆を救えない。私は、私は聖女なんだから、そう、名乗ったんだから……!)」

 呼吸を整えて、改めて誤魔化しの利かない大人数を前に流石にカサンドラは冷や汗をかいていく。

 それでも、みんなを安心させるためとは言え、聖女を騙った以上は最後まで守り通さなきゃ、例え自分がどれだけ酷い目に遭わされてもみんなを助けなきゃと誓っていく。

 誓っていくのだが―――。

「オイ! お前らよぉ、この聖女様ってのは処女だと思うか?」

 ―――盗賊の一人は村人が閉じ込められている檻を無意味に蹴って恫喝しながらそんな質問を投げかけていく。

 その意図にカサンドラは一瞬理解できなかったけれど、直ぐに自分を聖女だと信じる村人の心を揺さぶる行為だと気が付いた。

 それに気が付いたところで何も出来ないでいるのだが、別の盗賊に背後から抱きしめられて村人の檻の前に立たされる。

 大きめの胸を服越しに”むにゅむにゅ❤”と揉まれて、反対の手は破れたタイツがセクシーな映える下半身に伸びておまんこを下着ごしに刺激していた。

「っ❤ く……ふ……っ❤(皆の前で……こんな……!)」

 村人たちにわざと見せつけるようにしての愛撫にカサンドラは顔を真っ赤にしながら目をそらして、何も言わない。

 盗賊たちが自分が処女じゃないことに気が付いていて、辱めようとしていることを察した。

 聖女と言えば文字通り『聖なる乙女』であり、清らかさを求められる。

 盗賊たちはカサンドラの強さから『聖女』であることの疑いはまだ薄い。

 しかし、その聖女が非処女であり性経験が豊富であることは確信しており、その事実を村人の前でハッキリさせて、彼らの心の支えを折ろうとしているようだった。

 カサンドラが本当に聖女であったとして、そこに処女非処女は関係ないように思える。

 事実、聖戦士と呼ばれるカサンドラの姉のソフィアは既婚者であり、することはしている。

 しかし、村人たちが信じる聖女とは『清らかな存在』そのものであり、そのような穢れとは無縁であると信じ切っていた。

 自分たちとは違う、高位の存在であり、そんな聖女がついているから「自分たちは大丈夫だ」と信仰することが出来る。

 そして、その聖女が自分たちと同じ人間、いや場合によっては卑下される娼婦のような経験とテクニックを持っていると知ればその信仰、心の支えは失われるだろう。

 今も村人たちの心は少しだけ揺らぎだしてしまっていた、ショックの連続ではあるものの、カサンドラが目の前で盗賊のチンポをしゃぶる姿をハッキリと見せられていて、その動きに『熟達した経験』をほんの少し感じてしまっていたから。

 言葉にはしない、決してしないけれど心のどこかで生まれた疑念は存在していた、していたが―――。

「ぁ、当たり前だろう! 聖女様は清くあり、人々を導き救う存在だ……!」

「ふざけたことを言うな! 今に神罰が下ると思え……!」

「聖女様をこれ以上汚すな!」

 ―――その疑念を吹き飛ばす様に村人たちは声をあげた。

 そんな疑念を自分たちに抱かせた盗賊たちへの怒りへと変換して、必死に声を上げていく。

 その姿に盗賊は「ほぉぉ、そりゃおっかねぇ」などとふざけて見せていた。

 そして―――。

「ほんじゃあ、聖女様には色々と聞かせて貰わないとなぁ?」

 ―――カサンドラの胸に手を伸ばして、柔らかく形の良いそれを揉みこんでいく。

 その刺激に彼女は声を出しそうになるのを必死に耐えると、村人たちを安心させるように微笑んで見せた。

 あくまで微笑むだけ、ここで「私が助ける」「今は我慢して」などと言ってしまえば盗賊たちを警戒させてしまうだろうと考えて優しい笑みを見せるのが精一杯であった。

 その笑みに村人たちは「やはり、聖女様は本物だ」と信仰を高める一方で、おっぱいとまんこを弄られながら腰をくねらせる姿に生唾を飲んでしまってもいた。

 美少女が色っぽい姿を見せている以上自然な反応とも言えたが、彼らからしたら「聖女様を淫らしい目で見て申し訳ない」という気持ちが強い状態でもあった。

 そんな村人たちの前で、カサンドラはこのまま犯されると思っていたのだが、盗賊から「剣と盾をつけろ」と言われた。

 不審に思いながらも、渡された片手剣と盾を腕に取り付ける。

 一瞬、「檻の中ならみんなは安全だし、この場で全員やっつけちゃおっか?」なんて考えを巡らせるが、檻に近い位置にいる数人の盗賊たちが笑いながら無言で、それぞれの手に持った長い槍を掲げて見せてきた。

 それはつまり、下手なことをすれば檻の中の村人たちを刺す、刺し殺すというアピールだろう。

「…………っ」

 強行突破を諦めたカサンドラは盗賊たちを見据える。

 剣と盾は装備しているものの、タイツを破られて下着丸見え、しかもその下着もまんこへの愛撫で濡れてしまっているから滑稽に見える。

「ま、処女(笑)の聖女様の為に媚薬香くらいは焚いてやっか」

 盗賊はそう言うと妙に甘ったるい匂いのお香に火をつけた。

 媚薬効果があるものだというそれをカサンドラは嗅がないように顔をそむけた。

 そして、一人の盗賊が床の上にどかっと座ると足を延ばしてそのまま寝そべり、チンポを見せつけていく。

 太さはそれなりだけど、かなり長めのそれを見てカサンドラは少しだけ面食らい、無意識に生唾を飲んでしまっていた。

「まずはケツの穴で交尾していくか、なぁ? 処女の聖女さまよぉ❤」

「…………っ(自分で挿れろってことね……)」

 男が寝そべったまま動く気がないのを見てカサンドラは察する。

 自分でアナルに挿入しろと、娼婦のような真似を村人の前でしろという無言の命令にカサンドラは覚悟を決めた。

 握らされた剣の柄をギュッと握り、一度目を閉じて開くと、形の良いお尻を突き出す様にしながらがに股で腰を下げていく。

 下着を盾を付けた片手でずらしていくが、片手は剣を掴んでいるし、盾も邪魔になるのでその先は自分の尻の動きだけでするしかない。

 それは非常に卑猥で惨めな見世物だった。

 美少女がそのプリプリとしたお尻を揺らして自分からアナルへとチンポを入れようとする芸とも言える行為。

「ふっ……ん……くぅ……!」

 もちろんそう簡単には入らない。

 長いチンポには挿入しやすい様にローションがまぶされているし、じっくりとアナル周りは解されているので挿入は可能ではあるものの簡単ではない。

 上手く見えない状態で腰を揺らして、お尻を振って、尻の谷間でチンポの先端を捉えたらその熱さとローションの冷たさにカサンドラは「ひゃんっ!」と情けない声を漏らしてしまっていた。

 そして、盗賊たちが―――。

「ケツ振ってばっかじゃ終わんねーぞ?」

「ストリップでもしてんのかぁ? ああ?」

「見せつけてると犯すぞ!」

 ―――等と野次を飛ばしまくる中で、ゆっくりゆっくりとカサンドラは真っ赤な顔で位置を調整し、アナルの窄まりと亀頭をピタッと合わせたら、「すぅ」っと息を吐いて挿入しようと腰を下ろそうとして―――。

 ”ずぬっぷぅ❤”

「ほっぉ!? ぉっほっぁおおおぉおお❤ ほへっ❤」

 ―――力を入れ過ぎて一気に”ズルリ❤”とチンポを挿入してしまい、あまりにも情けない声を漏らしてしまっていた。

 長いチンポの亀頭、カリ首がアナルの内部を擦る刺激、一気に挿入したことで与えられた快感に聖女にあるまじきというか、美少女に似つかわしくない声をあげていた。

 その声に当然盗賊らは「今の何だよ?」「聖女様のアナル交尾はそんな声出すんかぁ?」などと笑っていく。

 下卑た野次を一心に受けながらもカサンドラはグッと堪えて真っ赤な顔でゆっくりとがに股のまま腰を下げていく。

 手にした剣を握り、そこに意識を持って行こうとしていき快感を必死に忘れようとしていたが上手くはいっていないようだった。

「ふぐぅ……❤ ひっ❤ ぉほっぉ……❤(うううっ❤ このチンポ長いぃい……❤)」

 長いチンポを挿入していき、アナルを奥まで埋め尽くすような圧迫感に鼻の穴を開いて息をしていくカサンドラ。

 声を我慢しようとはしているけれど、下品な喘ぎ声が漏れ出てしまっている彼女がゆっくり時間をかけてアナルにチンポを挿入しきった。

 深くまで、奥まで挿入したチンポにカサンドラは快感の吐息を漏らしてしまう。

「っ……❤(そう言えば、後ろの穴でするのも、結構久しぶり……❤)」

 両穴開発されているカサンドラではあるが、普通のセックスは後ろを、アナルで行うことが多い。

 旅を続ける以上妊娠は避けねばならないし、避妊具もそう簡単には手に入らないし質も悪く妊娠のリスクはある。

 そうなると自然にカサンドラはアナルセックスが増えていき、また口や手を使った奉仕のテクニックもそれ故に鍛えられてきたのだった。

 しかし、ここ最近はセックスをしての交渉などはなくて、これ自体が久しぶりの行為となり、敏感なアナルは刺激に素直に反応して、嬉しそうにチンポを締め付けていた。

 盗賊らはそれを見ている村人らに―――。

「どう思うよ? 聖女様はケツ穴にチンポ入れ慣れてるぞ? 聞いたかよ、さっきのすげぇ声❤」

 ―――などと心を揺さぶるようなことを質問していく。

 しかし、村人たちの信仰は揺らがずに「聖職者が後ろの穴を使うことは不思議じゃない」とカサンドラを信じていた。信じようとしていた。

 その信仰心、カサンドラへの信頼に満ちた瞳で見つめてくる村人たちを「頭ん中お花畑かよ」などと笑いながら、盗賊の一人がチンポを見せつけながら迫っていく。

「グヒヒ、それじゃあ、まんこの方も使ってやんよっ❤」

「ぇ? ちょっと……一緒に!? それは……」

 アナルだけでも割と精一杯な状態になっているカサンドラ。

 息を整えている段階なのに二人目の男がやってきて、前の穴にも挿入すると言ってくると流石に狼狽えてしまう。

 村人たちの信頼を裏切りたくない彼女としては、この状態で二穴責めなどされてしまえば、どんな風な声を出してしまうか不安だった。

 その男のチンポもまたやや長めであり、少し右に曲がっているタイプで、奥まで挿入されれば真っ直ぐではないからこそ意図しない場所を刺激されそうな不安がった。

「お願い……ひ、一人づつにして?」

 カサンドラは懇願しながら抵抗していく。

 剣と盾を装備しながらアナルにチンポを入れて男の跨っている状態で、非常に惨めで滑稽な姿であったが、村人たちの心の支えとしての自覚がある彼女は必死に頼み込んでいく。

 行くのだが、そうなれば盗賊たちは面白そうに笑い、カサンドラの『必死』を玩具にしていく。

 「おーい、商人から奪ったランプ、あれ持ってきてくれ!」とカサンドラを犯そうとしていた男が声をかけると、仲間の一人がやや古ぼけたランプを持ってきた。

 それにカサンドラも村人も「?」と首を傾げた。

 このタイミングで持ってきたもの、ロクでもない物の可能性が高いとカサンドラは首を傾げつつも警戒していると、そのランプに勝手に火が灯った。

「マジックアイテム……?」

「グヒヒヒ……これは面白ぇぞ?」

 警戒するカサンドラ。

 マジックアイテムのようなそのランプ、それを盗賊がどう使うのかと不安に覚え、もしそれで村人への攻撃をするのであればと剣を握る手に力を込めるが、アナルにチンポを入れたままだった。

 そして、その盗賊は檻の中の村人に視線を向けると一人の村人に声をかけた。

「おぅ、お前妹いるか?」

「は? ……ぃ、いるけど、それが、どうした……!」

 質問の意図が分からないままに村人は答える。

 言葉には不安と警戒が籠っていた。それと怒りだった。

 この村人はその妹をこの盗賊たちに拉致され、犯された経験があるので「よくもヌケヌケとそんなことを言えるな!」という怒りを混じらせていた。

 怒りには気が付くこともなくの村人の言葉に満足したように盗賊は頷くと「今度はいないって答えろ」と命令した。

 何が何なのか理解出来てはないけれど、村人は警戒しつつ頷いた。

 そして改めて盗賊は「お前妹はいるのか?」と質問し―――。

「いない…………え? ランプの灯が……え?」

 ―――村人が否定したとき、盗賊が持ったランプの灯りがオレンジの火から、数秒間だけ青に変化した。

 そしてまた元の色に戻っていく。

 それは『相手の嘘を見抜くランプ』、であった。

 嘘だった場合はランプの灯りが数秒間だけ青に切り替わるというものだ。

 村人は驚き、なんなのかと目を見開くばかりであった。

 カサンドラは少し驚いたけれど「そんなに珍しいものではないわね」と安心しようとして、何で盗賊がそれをわざわざ今持ち出したかってことに理解が及んで苦々しい顔をした。

 カサンドラが理解したことに気づいた盗賊は楽しそうに笑うと―――。

「聖女様たるもの嘘はいけねぇもんなぁ?」

「………………っ」

 ―――嘘を見抜くランプを近くのテーブルの上に乗せて村人にも見えるようにして改めてカサンドラに向き直った。

「もちろん、答えないように黙ったりしてみろ……あいつら殺すからなぁ?」

「っ! …………最低っ」

 無言の抵抗すら許さないという盗賊の脅しにカサンドラは睨みつけていく。

 睨みつけていたら―――。

「いつまで止まってんだぁ、よ!」

 ”べちんっ!”

「ひぃいいん❤❤」

 ―――ただアナルに挿入しただけの状態になっていた男がカサンドラのお尻を引っぱたいた。

 ハリのある尻はかなり良い音がしてその刺激にカサンドラは甘い声を漏らしてしまい、更に不安定な姿勢で男に跨っていたのでそのまま尻もちを搗くようにして尻を一気に下ろしてしまうと―――。

 ”ずぷぅっ❤”

「ぅほっほぉおおっ❤❤」

 ―――深くチンポが入り込んだ快感に再びはしたない声をあげてしまっていた。

 アナルへの快感に身体をぞわぞわと震わせてしまい、必死に足に力を入れてなんとか立ち上がろうとしていた。

 その姿を見て盗賊は一つ質問をした。

「聖女様に質問だぁ❤ ケツ穴で交尾するのは初めてかぁ? ああ、そうだって答えろよ?」

「っ……!」

 アナルセックスの経験を聞かれて、カサンドラがどう答えるか迷っていると、「肯定しろ」という命令が飛んだ。

 その意味はつまり―――。

「は…………初めて、よ……!」

「お、ぉい、あれ、ランプが……!」

「せ、聖女様……?」

 ―――ランプの灯を青い色に変化させてわかりやすく嘘だとアピールさせる為だった。

 カサンドラが「アナルセックスは初めてだ」という発言の嘘を感知したランプが青く変わるのを見て村人たちは困惑していく。

 聖職者がアナルで処理するのは珍しくはない、とは言ってみたものの聖女であり、何よりもまだあどけなさの残る美少女がアナルでの交尾経験があるという事実にショックを受けているようだった。

 カサンドラは自分の経験を白日の下に晒されるような行為に顔を真っ赤にして、無駄な抵抗と知りながら男を睨み、睨みながらも―――。

 ”ぬっぷ❤ ぬっぽ❤”

「ぉおお、いいぞ、その調子だ❤」

 ―――またお尻を叩かれないようにと形の良いケツ上下に揺らしてフリフリとさせていた。

 剣と盾が改めてより一層滑稽に見えるカサンドラを前にした盗賊はチンポを揺らして見せつけて「聖戦士様に剣の稽古でもつけてもらうかなぁ?」などとふざけて見せる。

 そのチンポを前にして、二穴挿入への快感への緊張をしていくカサンドラだが、それより前に、村人の信じる処女信仰が破られる瞬間にもまた緊張していた。

「グヒヒ、いやぁ、聖女様の処女を貰えるなんて嬉しいなぁ?」

「…………そう……」

 挿入されるということでカサンドラは腰を振るのを止めて完全に下の男の上に座る様にして足を開いた。

 そして、下着をずらされるとそこには濡れそぼったまんこが待ち構えていて、メスの匂いがプンプンと漂っていた。

「随分濡れてんじゃねぇか❤」

「…………(媚薬焚いといて何言ってるのよ……)」

 この程度の辱めは何でもないという顔をしているカサンドラ。

 彼女がチラリと檻の中へと視線を向けると村人たちはカサンドラを心配しつつも、処女かどうかも気になって仕方ない様子だった。

 それに申し訳なさを感じる彼女だけれども、盗賊は待つ気もないのか、濡れた穴にやや右曲がりのチンポを押し当てていく。

「ぅ……❤」

 挿入される予感にカサンドラは無意識に足を開いておまんこから力を抜く。

 それは何回も経験してきた行為だからこその慣れであって、もはや身体に染みついた動きでもあった。

 そして、男はわかっていながらも―――。

「んじゃ、聖女様のまんこを中古品にしちまうぞってなぁ❤」

 ”ぬぷっ❤”

 ―――そんなことを言いながらわざとゆっくりと挿入していく。

 さっきまでは愛撫止まりである種焦らされていたカサンドラのおまんこにじっくりじっくりとチンポを挿れていく。

「はっぁ……❤ んんんっぁ❤(この、おちんぽ、曲がってるから、へ、変なとこに、あたるっ❤)」

 男のチンポは右曲がりであり、それ故に真っ直ぐ入ってこない。

 だからこそ当たる部分の予測が出来なくてカサンドラに普段以上の快感を与えてしまう。

 そして、挿入しながら男はにやにやと笑い、わざと檻の中の村人を振り返りながら―――。

「おお~? 聖女様の処女膜にぜんっぜんあたらねぇなぁ? な~、なんでだと思うよ、な~?」

 ―――などと分かっていながらその事実を告げていく。

 カサンドラは、村人が信じる聖女は処女ではないという事実を大げさに告げていく。

 そして、カサンドラの耳元で「なんか言ってやった方が良いんじゃねぇか? ほれ、あいつら絶望しそうだぞ?」などと囁いていく。

 それを聞いて、カサンドラは不安そうにしている村人に何か声をかけねば、そう思い口を開こうとした瞬間に―――。

 ”ずぷっ❤” ”ぬっぷぅっ❤”

「みんな! 私はっぁ、ほっひぃ❤ おほっ❤ うほぉおおっ❤❤」

 ―――アナル、まんこ両方の穴を同時に呼吸を合わせて二人は激しく突き込んでいった。

 その刺激、不意打ちの快感にカサンドラは村人たちの方を見て、目を合わせた状態で下品な声をあげていく。

「ひっほ❤ おほぉおお❤ や、やめへっ❤ うほぉおっ❤(両穴擦られて❤ ダメっ❤ だめぇえっ❤)」

 どうにか村人たちに声をかけたいカサンドラ。

 聖女であることを騙ったことを謝罪したうえで、彼らに希望を残したかったのに、二人のチンポが交互にアナルとまんこを出入りしていき擦られ行く快感に雄たけびの様な声を漏らしてしまっていた。

 その声は盗賊からしても驚きのあるもので「可愛いツラしてひでぇ声だしやがるな❤」と笑われていく。

 笑われたとしてもカサンドラにはどうすることも出来ないで快感に声を漏らして、マン汁、ケツマンコ汁を漏らして二人の男に挟まれるようにして手足を震わせていく。

 涙さえ浮かばせながらも感じているのは明らかで、村人たちはそんなカサンドラの姿に絶望を感じ出してしまっていた。

 別に、彼女が村人を助けようとしたことに嘘はなく、その実力も本物であったけれど「聖女」と名乗ってしまったことが落差となり、彼らの心の支えを奪っていった。

「ぁあっ❤ こいつのまんこすげぇな❤ かなりこなれてるくせに締め付けも、こりゃ……たまんねぇよっ❤」

「ひっ❤ ぃい❤ いぃいいっ❤ やめ、てっ……❤(右曲がりのオチンポ、これ、だめっ……❤ 変なとこにあたってっ❤)」

 長いチンポは子宮まで届くようで、奥の敏感な箇所を擦られてその度に快感の声をあげていく。

 それだけではなく、もちろんアナルからの刺激も強い、まんこに入れられているよりも若干長いチンポは深くまで挿入されていて、長いストロークでもピストンをされていき、その度に下品な声を漏らしてしまっていた。

「はっぁ! おっほっっぉお❤ ぅほっほぉおお❤ おっほ❤」

 美少女を台無しにしているとしか思えないアヘ声を上げていくカサンドラ。

 その姿に絶望する村人、ヒートアップする盗賊たち。

 更にランプを活用する為に、周囲からカサンドラに質問が飛ぶ。

「お~い、聖女ちゃんよぉ、交尾は好きかぁ? チンポは好きかぁ?」

 そんな最低な質問にカサンドラは真っ赤な顔で睨みつけながら―――。

「ひぃっ❤ き、嫌いに、決まってるじゃないっ! おほっ❤」

 ―――と必死に答える。

 両方の穴をズボズボと犯される快感に声を震わせながらも、立派に答えたのだが周囲からは爆笑と、村人からは絶望の声。

 カサンドラが「なに、なんなの?」と一瞬不思議がるも直ぐにその理由に気づいた。

「なっ……!」

 テーブルにおかれた魔法のランプは青を灯していた。

 「交尾、チンポは好きか?」の質問に対してカサンドラは「嫌い」と答えた、それを嘘だと証明する青い灯。

 それはつまり、カサンドラは「交尾とチンポが好き」だと表していた。

「聖女様はチンポがお好きってかぁ?」

「交尾大好きってすげぇ聖女もいたもんだ❤」

「チンポ好きで聖女名乗るとか無理あるだろ❤」

 飛んでくる野次にあまりの恥に顔を真っ赤にして身体を震わせるが、質問も二穴責めも止まることはない。

「あ~、そうだなぁ、今までに何回交尾してきたんだよ? 全部に違う、で答えろよ? 1回か?」

「………………ち、違う……(最低っ! この、最低っ!)」

 盗賊はカサンドラを辱めようと性経験をほじくり出した。

 そのやり口に彼女はもう敵意を隠さずに睨みつけるが、直ぐにまただらしなく声をあげていく。

 そして、盗賊はそのまま「2回か? 3回か? 4回か?」と質問を繰り返していき、それにカサンドラは全て「違う」と答えていき、ランプの色はオレンジの通常のままだった。

 それに対して質問をしていた盗賊は首を捻った。

 というのも、カサンドラの年齢、見た目の美少女さ加減から「まだそこまで経験はないだろう」くらいに思っていた。

 経験は、10行くか行かないかくらいだろうと、しかし質問にランプの色は変わらない。

 そこで盗賊は「20回以下か?」と質問したが、カサンドラの「違う」にランプの色は変わらない。

 その意味に他の盗賊も気づきだして、ニヤニヤと笑う中で―――。

「おい、聖女ちゃんよ、今まで交尾した回数は20回”以上”か?」

「っ……!」

 ―――そう質問を切り替えた。

 その意味にカサンドラも理解したまま、悔しさに歯噛みしつつも「……違う」と答えた。

 途端に―――。

「ははは。ヒャハハ! 見ろよ青だ青! 聖女様は20回以上も交尾してきてるんだとよぉ! すげぇなぁ?」

 ―――ランプの色は青に変わった。

 それに盗賊らは笑い、フェラを受けた二人も「どうりで上手いはずだ」と納得していた。

「ぅっくぅっ……❤ んんんぁっぁ❤」

 犯されながら悔しさと恥ずかしさに顔を真っ赤にしたカサンドラ。

 質問はその後も続いていき、彼女の性経験などをどんどん開示されてしまっていく。

 既に村人たちはカサンドラのことを清らな乙女とは思わなくなっているようであり、盗賊もまたビッチやヤリマン呼ばわりしていく。

「ふっ、ぉお❤ ビッチな聖戦士さまの振るヘロヘロの剣よりっ❤ 俺のチンポの方が立派な剣だよ、なっぁ?」

「ふぐぅううっ❤ お尻っ❤ 深くするの、やめてっ……❤」

 快感に声を漏らすのを必死に我慢するカサンドラ。

 彼女は強く剣を握り締めながら何も出来ないでいた。

「ふっぅっ❤ んんっ!(こんな、女を何人もの男で嬲り者にするようなゲスに良い様にされてしまう、なんて!)」

 剣を持って、盾も装備している。

 カサンドラがその気ならばこの場の全員を切り伏せることも可能ではあった。

 多少の疲労はあっても、盗賊の20人程度ならば訳なく勝てる、が、それは出来ない。

「おら! まんこもしっかり締め付けてろよ!?」

「ぁんっ❤ んああぁあ❤ はぁあっ❤ っ、早く、終わらせ、てっ❤(みんなを、助けないと……!)」

 娼婦でももう少しマシな扱いを受けているように犯されながらもカサンドラは耐えるしかない。

 みんなを守る為に、本来ならば倒せる相手に従い、娼婦以下の扱いをされても彼女は「全員生きて帰る」という誓いの為にその身を差し出していた。

 激しく彼女のまんことアナルを擦っていくチンポ、本来ならば一瞬で切り伏せられてしまような盗賊が、今はカサンドラを支配していた。

 それは犯す盗賊たちの興奮を煽っていく―――。

「聖女様はっ、剣一本じゃ物足りないんだよなぁ❤ 手に一本、まんことケツに一本づつ❤ どんだけ欲張りだぁ?」

「はぁああっ❤ ぁ❤ 奥で、こすれてっ❤ いぃいいっ❤」

 ―――もし一対一で戦えばまず勝てないようなカサンドラであったとしても、今は盗賊たちの言いなりになるしかない。

 自分たちよりも遥かに強い相手を弄ぶ快感に興奮していく。

 もし、村人を見殺しにする覚悟を決めればカサンドラはこの場から逃げ出すことは可能だった。

 しかし、それをしない彼女は剣を握ったまま男たちの嬲り者になって、情けない声をあげることしか出来ないでいた。

 圧倒的に強い女を弄ぶ快感と少しの恐怖に酔った男、まんこに挿入していた盗賊はピストンをやめるとカサンドラの剣を持つ片手を掴んで、その切っ先を自分の首に当てさせた。

「ほぉれ、自慢の剣でやれるもんならやってみろよ、その間チンポは動かさねぇぞ?」

「っ!!」

 少しの冷や汗をかきながらも、悪ふざけでそんなことを言い出した男にカサンドラの手に力がこもる。

 このまま剣を振れば目の前の開いての首を切れるだけど―――。

「聖女様……! 我々のことは気にしないでください!」

「聖女様だけでも!」

 ―――カサンドラは牢屋の中の村人を見ればそれを行動に起こすことは出来ない。

 自分が逃げられても村人は殺される。

「…………っ!」

 カサンドラが村人を見捨てられないと理解した上でそんな二択を迫っていく。

 しかし、カサンドラが見捨てるようなことはしないと思いつつも『万が一』を思って、男は少し冷や汗をかいていた。

 悪乗りで、90パーセント成功するとはいえ、もしカサンドラがその剣を振ったら、そう考えて盗賊はニヤニヤ笑いつつも生唾を飲んでいくのだが―――。

「っぁ……っ❤ はぁ……っんんっ❤」

 カサンドラは剣を引くと、無言で自分から腰を振りだしていった。

 それが何よりの答えでもあったことは間違いない。

 カサンドラは自分だけ逃げるなんてことはなしない、逃げられる状況であっても『聖女』は村人を見捨てないということを見せつけていく。

「へっ……へへへ❤ 逃げようと思えば逃げられるのによぉ、そんなに俺のチンポが気に入ったんかぁ? ああ?」

「そうね……そうかもっ、知れない、わねっ……!」

 剣を引いて、腰を揺らすカサンドラは強気にそう言い放った。

 そのときランプは青く光り、その言葉が嘘であることを示していた。

 カサンドラは快感などで縛られている訳もなく、村人たちの命を見捨てられずにいるということを誠実にその青さが示していく。

 カサンドラの心も身体も追い詰めていくような二穴責め。

 アナルへの刺激で、美少女らしからぬ声をあげて喘いでいく。

 そんな中で、まんこを犯している右曲がりチンポの男が奥まで挿入して子宮付近を捏ねながら、「俺とそいつ、どっちのチンポが良い?」とチンポ比べをするように指示を出した。

「そん……なっ……!」

 さっきの精液の味比べでも恥ずかしかったのに、今度はチンポ比べという最低の行為。

 それをしろと言われてカサンドラは身体を震わせて黙ってしまうが―――。

「おら、さっさとしろよ!」

「おへぇぇえ❤ おほぉおお❤ やめっ❤ ズボズボやめてお尻めくれるぅうう❤❤ 言う、言うからぁぁあ❤ うほぉおおぉおっぁ❤」

 ―――”ずっぽずっぽ❤”とアナルを激しく犯されててしまえば黙ってもいられない。

 まんこへの刺激は耐えられても、アナル弱めのカサンドラはそこを激しくされると耐えきれない。

 息を荒げながら身体を震わせて、そして少し考えた末にカサンドラは答えを出した。

「…………ぉ、おまんこに入ってるオチンポの方が良い、わ……❤ 少し曲がってるのが、その、気持ち良い……の❤」

 そう答えた。

 その言葉にその場のカサンドラ以外の全員がランプを見るが、色は変わらない。

 それはつまり、カサンドラが本心から選んだということに他ならない。

 本気でまんこに入っているチンポの方が右曲がりで気持ち良いと思っているということだった。

 下手に抵抗してランプの色が変わってしまえばまた笑わるのだが、本音で言ってそれが『本当にカサンドラの本音』だと証明されるのもまた強い羞恥であることに彼女が気が付いた。

 本気でそのチンポの方が好きだと言ってしまった羞恥に恥じ入る暇もなく、二人の男が腰を激しく動かしていく。

「こんなに俺のチンポ咥え込んでるのに、そいつの方が良いのかよ!」

「素直な聖女ちゃんにはたっぷりザーメン出してやっからなぁ❤」

 お互いに綱引きでもしているように交互にまんことアナルにチンポが出し入れされていく。

 休む暇のないピストンにカサンドラは「やめっ❤ お願い休ませ、おほぉお❤」と悲鳴じみた子をあげていく。

 気づけば片方の胸が露出していた身体を揺らす度に、その中々のサイズのおっぱいが揺れていた。

「はぁぁ❤ あひぃい❤ あぁあっぁんぁ❤ ほぉおっ❤」

 漏れ出す様に下品な声を上げていき、もう村人の視線を気にしている暇もなくなっていた。

 大きく絶頂し過ぎないように、体力を使い切らないようにしていきながら必死に耐えていき、そして―――。

「っしっ! そろそろ、出すぞっ❤」

「ケツの穴でザーメン受け止めろよ、ビッチが!」

 ―――長めのチンポの二人は同時に射精しようと腰を速めていく。

 小刻みなピストンにカサンドラは追い詰められ、快感に震えた瞬間。

 ”どびゅっ!”

 ”どぴっっびゅるるっ!”

 二人はほとんど同時にカサンドラのアナルに、まんこの射精していく。

「ふぐぅうっ❤ 出し過ぎっ❤ ぃ……❤」

 大量の精液にお腹と子宮を満たされてしまう、中出し、妊娠するかも知れないその射精。

 快感に震えながらもカサンドラは「妊娠いやぁ……!」と泣き言を漏らしてしまう。

 その言葉にランプは反応しない。当然、カサンドラと言えども妊娠は拒否したいことだからだ。

 そのまま射精を終えた二人はひと息ついて、まんこに挿入して交尾していた盗賊は既にフラフラのカサンドラを立ち上がらせた。

 アナルからチンポが抜ける際には”ぬぽんっ❤”と間抜けな音に合わせて「おほぅっ❤」とまた品のないカサンドラの声が漏れてしまっていた。

「はぁ……はぁ、な、に?」

 二穴責めでギリギリなカサンドラ、盾は手に括りつけているので平気だが剣を握る反対の手は今にも落としそうなほどに力が入っていなかった。

 いくらテクニックで優っていても、男の体力で追い詰めるように犯されればこうなってしまうのも仕方がないことだった。

 そして、カサンドラは精液を垂らしながら檻の前、村人の前まで連れてこられた。

 そこで、盗賊は彼女の片足の膝の裏に手を当てると、そのままグイっと持ち上げて見せた。

「は? っ!? きゃぁっ!? な、なにするの!?」

 いきなりのことに悲鳴をあげるカサンドラだが盗賊は気にもしないで足を上げさせた。。

 そうなると、彼女のまんこ、さっきまでチンポを挿れられていたそこが完全に丸見えになる。

 濡れ切ったいやらしい穴であり、そこから溢れる精液をまじまじと村人たちに見せていく。

「見ないで……っ……」

「しっかり見ろよお前ら!」

 まんこを晒すポーズをとらされるカサンドラ。

 目をそらして村人たちに見ないように懇願してもそれは無意味なことだった。

 アナルからも精液が漏れて床に垂れていくのは非常に卑猥であり、それに村人たちは生唾を飲んだ。。

 そのエロいところを見せるだけが目的ではもちろんなく、盗賊は「処女だったのなら血が出ているはず」という簡単な証明をして見せたのだった。

 既に村人はカサンドラが処女ではなく、聖女ですらないことに気が付きだしていた。

 それをハッキリと見せられて、一人また一人とその顔から抵抗の意思が抜けていく。

 それに満足したように盗賊は笑うと、「おら、まだまだ相手はいるんだからなぁ、嬢ちゃん❤」とからかうようにカサンドラを笑ってその胸を揉んで、仲間の輪に戻っていく。

 そうなると待ち構えるのはまだまだ一滴も精液を出していない盗賊たち20人以上。

 もちろん先に射精した4人だって一回じゃ我慢できないし、カサンドラみたいな極上のメス相手は2回も3回も射精したいと舌なめずりをしていた。

「さぁてとぉ、始める前に……ドクター! 来てくれ!」

「?」

 緊張しながら、これだけの人数に嬲り者にされて無事で済むのかという恐怖の中でカサンドラが身構えていると、一人の男を呼びつけた。

 呼ばれてやってきたのは盗賊とは思えないローブを着た男であり、ドクターと呼ばれていた。

「こいつはドクターって呼ばれてるやつでな、まぁ魔術師だ」

「どうぞよろしく」

 魔術師と言われてカサンドラは警戒する。

 力の入らない身体ではあるけれど、必死に力を入れて何かあれば対処できるようにしていくが、その心配はないと盗賊は言った。

「こいつが使えるのは限られてるんだよ……こいつが出来るのは排卵の強制くらいのもんだ❤」

「はいら、ん? 排卵……?」

 こともなげに告げられたその言葉にカサンドラは首を傾げた。

 言葉の意味を理解できないでいたのだが、直ぐにその意味を理解するに至った。

 排卵、女性に使うならば卵子を強制的に排出させて受精させやるくするというものだろう。

 その言葉にカサンドラは青ざめた、それはつまり妊娠する可能性がグッと上がるということに他ならない。

 受精して、それが着床してしまえばそれでもう妊娠だ。

 こんな盗賊たちの精液で妊娠するという恐怖にカサンドラは身体を震わせていき―――。

「い、いや、そんなの絶対嫌! 犯すんでしょう!? それだけで良いじゃない……!」

 ―――必死に拒否をする。

 しかし、その拒否こそが盗賊たちのをその気にさせていく。

 嫌がるからこそ遣り甲斐があるとも言えるだろう。

 ニヤニヤと笑う盗賊はグッと身体を寄せると、カサンドラに囁いた。

「……お前がどうしても嫌だってんなら、あの檻の中の馬鹿どもの命と引き換えに無しにしてやっても良いぞ?」

「!!」

 排卵を拒否するなら村人を殺すともとれる脅し。

 それにカサンドラは身を震わせる。

 聖女じゃない自分に失望してしまったとしても見捨てて良いわけじゃない、見捨てられるわけがない。

 そんなカサンドラには選択肢は無いに等しい。

 盗賊を睨みつけながら「好きにしなさい……」と答えた。

 その言葉だけでは満足しない盗賊は更にカサンドラの耳元であることを囁いた。

 囁かれた直後にカサンドラは吐き捨てるように「最低!」と言ったが盗賊からしたらそのリアクションは欲しかったものでしかない。

 予想通りでしかないリアクションを笑われながらカサンドラは一瞬だけ躊躇うと、檻の前に、村人たちにしっかり見える位置に移動した。

 そしてドクターを前にやや足を開いた腰を突き出す様なポーズをとると―――。

「お願いし……ますっ……! 排卵させて……くださ、さいっ!」

 ―――そう懇願してみせた。

 もちろん盗賊の命令だけれども、村人からしたらカサンドラからねだったように見えるだろう。

 更に続けて、顔を真っ赤にしつつ震えながら―――。

「私の卵を……皆様に捧げます、から……思う存分玩具にして受精……っ! 受精させて……くださいっ……ぐぅう……!」

 ―――そんな惨めな言葉まで言わされるに至った。

 あまりにも惨めで最低な言葉をおまんことアナルから精液を漏らしながら告げるカサンドラ。

 受精をねだる等という、本来ならば夫婦間で子供を作ろうとする際に告げる様な愛のあるその行為。

 しかし、カサンドラは、面白半分にそれを言わされていた。

 その時に、ランプの色は変わることはなく、つまりはカサンドラ自身、受精を願っているということを示していた。

 もちろん、妊娠したいなどという訳ではないけれど『これで村人が助かるなら』という気持ちがある以上、受精までなら、我慢できるという気持ちの表れだった。

 その姿を見ながら村人たちはさらに深く、失望の気配を匂わせていく。

 もちろんカサンドラはそれに気が付いていたけれど、自分が失望されてもみんなを助けたいと本心から願っていた。

 ここまで来たら自分はどうなっても構わない、娼婦の真似事でも性奴隷にでもなるからみんなを助けて見せるとまで思っていた。

 目に涙を浮かべて顔を真っ赤にしながらカサンドラは盗賊たちを睨みつけていく。

 そして、ドクターはカサンドラの下腹部に手を当てて呪文を唱えていく。

 薄暗い光が漏れて一瞬だけ、カサンドラの子宮の形が紋様のように浮かぶとフッと消えていった。

「……? これで終わり?」

 別に何が変わった訳でもないカサンドラは不思議そうにしていた。

 剣と盾を改めて取り上げられた彼女は、盗賊に「お前が排卵してぇって言うからやってやったんだからなぁ? 感謝しろよ?」等と言われて、食って掛かりそうになるのを堪えて感謝の言葉を述べていた。

「ん? っ……ぁ❤ っ……! これっ……❤ 卵っ……❤」

 屈辱の感謝の言葉を終えたあたりでカサンドラは下腹部を抑えて腰をくねらせた。

 彼女が感じているのは排卵の感覚だ、本来なら感じることなどないそれを感じてしまい、しかも快感にもなっていた。

「くぅう……❤」

 子宮が疼く様な感覚に息を荒くして、カサンドラはくびれた腰をくねらせて熱い吐息を漏らした。

 強制的に排卵されて、それに伴って身体が受精をする状態になっていて

 カサンドラが悶えている間に、ドクターはランプとは別のマジックアイテムを持ち出してきた。

 鏡のようなそれを発動させると空中に映像が映し出された。

 映像の中では3つの丸い球のようなものがフヨフヨと浮いていた。

 それが何なのかカサンドラも村人も理解出来ないでいたが―――。

「これは、そこのヤリマン聖女ちゃんの子宮の内部❤ この浮いてるのが可愛い可愛い卵ね?」

「な!? は……?」

 ―――ドクターは当たり前に様にカサンドラの子宮内だと説明した。

 その子宮内、卵子が幸せそうに浮かぶ中に、先ほど射精された精子たちが集まってきていた。

 どうにか受精させようとカサンドラの卵子を取り囲むが、そう簡単に受精はする気ないようで必死にその身を守っているようだった。

「しっかりと聖女ちゃんが受精する瞬間見られるからねぇ?」

 ドクターは最低な笑みを浮かべると、仲間の盗賊や村人が相手に、「カサンドラの希望での受精ショーを楽しもう」などと告げた。

 あまりにも悪趣味な見世物にカサンドラは呆然としていけば、更には盗賊らは酒を飲んでいたジョッキを村人たちのいる檻の中に放り込んだ。

「おい、お前らぁ❤ カサンドラちゃんが受精交尾するとこ見てシコって精液集めとけよ?」

 その上で告げるのは、オナニー指示。

 精液をジョッキに集めろなんていう発言で、その発言の意味、集めた精液を何に使うかは言わないけれどもロクでもないことになるのはカサンドラは理解していた。

 せめて村人には何の手出しもしないでと懇願しようとしたのだが、その前に彼女に盗賊の男が手を伸ばしていく。

「んひひひ❤ さっきから見てたけどめちゃくちゃチンポ入れてあげたくなってたんだよぉ❤ 交尾しようねぇ、聖女ちゃん❤」

「ひっ!? や、やめて……! お願い、ああああっ!」

 肥満体の盗賊の男がカサンドラを床に押し倒していく。

 本来なら何でもない相手でも今のカサンドラには難敵だ、敏感にさせられた卵子の刺激にまだ慣れないでいて少し動くだけでも快感を覚えてしまっていた。

 デブ男は興奮しながら仰向けに彼女を押し倒すと、そこにやや小さめのチンポを押し込んでいく。

「はぁあ❤ ぬるんぬるんで気持ち良いねぇ❤」

「ふぐぅうっ❤ っ❤ やめ、てっ、重いぃっ……!」

 小柄で細身なカサンドラを押しつぶす様にして腰を振っていくデブ男。

 周りからは「豚の精子で受精すんなよ?」などと野次が飛んでいく。

 そんな野次など気にしないでデブは「聖女ちゃんを受精させてあげるからねぇ?」などと気持ち悪い笑みを浮かべながら腰を振っていく。

 ”ずっぷずっぽずぽっ❤”

「おぉっ❤ この穴、さいこぉっ❤ ぶちゅうううぅう❤」

「あっぁあ❤ はあっ❤ んんっ!? やめ、ちゅじゅっ……んんっ! ちゅじゅるるっ❤」

 身体を押し付けるようにしてデブ男はキスをしながら腰を振っていく。

 ただでさえ肥満体に押しつぶされて苦しいところでのキス責め。

 口の中を舐め回されてロクに呼吸も出来ない状態での責めに手足をバタつかせていく。

 その姿に村人たちは檻の中で、まだまだ立ち切ってないチンポをシゴいていた。

「ぷはぁぁ! はぁ! はぁあ……っ❤ はぁぁ! んっ❤ あああっ❤ ねちっこいぃっ❤」

 キスから解放されて息を荒くしながら、カサンドラは野次の中で犯されていく。

 このデブはチンポ自体は小さめだけれども、カサンドラの反応に合わせて責める位置やタイミングを変えていた。 

 それにより気持ち良い場所を延々と狙われることになり、彼女は予想以上に感じさせられてしまっていた。

「気持ち良いぃ? 僕の赤ちゃん産んで欲しいなぁ? はぁ、あはぁ、ふひぃい❤」

「っ! っぁ❤ んんっ❤ 死んでも、イやっ!」

 感じてしまいながらもデブ男の妊娠願いに拒否を出すカサンドラ。

 流石にそれは嘘ではなく、ランプの色はオレンジのままだった。

 それを盗賊仲間たちは「豚の子供なんて欲しくねーとよ!」なんて笑っていた。

 カサンドラは別に、肥満の男が嫌という訳でもない、彼女は割と博愛主義の様であり、どんな相手とも肌を重ねてきた。

 人は見た目ではないと本心から考えているタイプである。

 だから、醜い肥満が嫌とかではない、シンプルに妊娠が嫌なのと盗賊の子供なんて真っ平ごめんだということからくる本心だった。

「はぁはあぁ! 酷いなぁっ❤ でもっ、絶対に、絶対に妊娠させるから、ねぇえ❤」

「っ! やめっ❤ ぁああ❤ ビクビクしてっ❤ 受精、いやぁあ❤ 動かないで、ぇ❤」

 拒否されてもなお、むしろ拒否されたからこそやる気だを出してしまったデブ男は腰を激しく振っていく。

 重量感のあるピストンにカサンドラは甘い声を漏らしてしまっていて、射精の予兆を感じ取ると卵子までも精液の予感に震えだしていた。

 そして、カサンドラの「受精は嫌」という言葉の反応して、魔法のランプは青く光っていた。

 それは、カサンドラが『単純に受精したがっているから』というものではなく、理性の中では受精を拒否しているが快感による本能が7:3ほどで受精を望んでしまっていたが故のものだった。

 そう卵子の役目は受精すること、その出番に興奮する卵子、そしてデブ男は小刻みに腰を振っていき―――。

「ぉっぉぉおお! 射精するよするよぉおお! おっ❤ おあぁあああ❤」

「っ❤ はっぁぁ❤ んぁあああ❤ だめっ❤ だめぇっ❤ 逃げてっ❤ お迎えしないでぇっぇ❤」

 ―――”どびゅる!”と濃くて重い精液をカサンドラのおまんこに射精していく。

 量はそれほどではないけれど、濃さはかなりのものでねっとりしたザーメンが吐き出されていった。

 そして、射精を受けると即座に卵子は待ち望んでいたように動いて、精液を待っていく。

 本来なら受精にも時間がかかるものだけれども、魔術をほどこされた子宮は精子の動きも早い。

 絶望的な声をあげるカサンドラの視線の先、村人含めた全員が見ている先には例の子宮の映像。

 プカプカと呑気にしていた卵子に、大量の精子が纏わりついていく。

 先にカサンドラの卵子を囲む、前の男の精子と合わさるとかなりの数が集まっていて、カサンドラの卵子を取り囲んで追い詰めていた。

「おおお、すげぇな」

「こんなのリンチだろリンチ❤」

「受精しちまうのかぁ? 豚の精子で一発かぁ?」

 映像を見ているだけでもおぞましい。

 カサンドラの子宮の中で起こっている大量の精子による卵子のまさにリンチ、集団暴行。

 我こそが受精しようととがった切っ先を押し当てていく光景に全員が夢中となる中で、カサンドラはデブ男に押しつぶされながら卵子がリンチされ行く姿をまじまじと見ていた。

「ふっぐぅうう……❤ っ❤ ひぃい……❤(卵子、虐めない、でぇえ……❤ こんなのっ❤ ぉおお❤)」

 自分の子宮の内部が見世物になっているという気が狂いそうな状況にカサンドラは歯を食いしばって声を漏らしていく。

 まだ精子たちはカサンドラの卵子を取り囲んでいるだけで受精には至っていないけれど、それを見ていた盗賊たちは焦りではないが「俺も!」という気持ちが芽生えていく。

 精子に取り囲まれたいる、カサンドラのガードの硬い卵子が浮かんでいくのを見ながら、満足そうなデブ男は引きはがされるようにして離されてって、次の盗賊が名乗りをあげる。

「俺の一発で受精させてやっからなぁ?」

「ひぃっっ❤ や……やめてっ❤」

 休む暇なく次の交尾❤

 カサンドラの「やめて」という言葉に誰も気が付かなかったが、またランプは青く灯かっていた。

 受精の快感、着床妊娠は拒否したくても、受精は女の本能、そして与えられた快感で「決して嫌ではない」という感情になっていた。

 それ故に「受精させないで欲しい」は『嘘』と判断されてしまったようだった。

 カサンドラも気が付かないままに受精の快感に虜になっている彼女を二人目の男はバックで犯そうとしていく。

 四つん這いにさせて形の良いお尻を突き出させるようにしたら、そのまま挿入していく。

「んんっ❤(さっきのより、大きいっ❤ それと、っ❤ 太い、かもっ❤)」

「おおっ、こりゃ、本当に良い穴だなっぁ❤」

 挿入されたのは平均的なサイズだけれども太さはなかなかのもので、カサンドラは自分のまんこが押し広げられる感覚に声を漏らす。

 快感に腰を震わせながら、パンパンとバックでピストンをされて、太いものが出入りする快感に声を漏らしていた。

 そして、四つん這いで犯されているところの一人の男が近寄ってくると―――。

「おい、口寄越せ❤」

「はぁあっ❤ あ……ん……ぃや……❤」

 ―――カサンドラの上半身を起こさせて、顎を雑に掴むとその唇にキスをしていく。

「はぁはぁ……れろぉ……ぶちゅっ……」

「んんっ❤ やめ、へ……❤ んちゅじゅるるっ❤ ちゅじゅるるるっ❤ じゅちゅぅ❤ んんっ❤」

 無理矢理のキスではあるけれどカサンドラは拒否はしない。

 受け入れるように舌を挿れさせて、入ってきたその舌に自分の舌を微かに絡ませていく。

 男はカサンドラの口の中を舐めまわす様にしていき、音を立てて唾液と唾液を混ぜる。

「んっふ❤ ちゅじゅるるるぅ❤ んんっ❤ はぁあ……❤(キスされながらおまんこ犯されるとっ❤)」

 上も下も塞がれている状態にカサンドラはクラクラとしてきていた。

 粘ついた唾液を押し込まれるようにして舌同士を絡ませる。

 カサンドラとしては入ってきた相手の舌を追い出そうとしているのだけれども、チンポが激しく膣内を刺激してその快感に声を漏らしていくと、舌の力も弱まっていく。

 その力の抜けた舌を―――。

「れろぉ……じゅるる……れるるる❤ ハァハァ……やわらっけぇ舌してやがんなぁ❤」

「ちゅじゅるる❤ んんっ……んぷっぅっ❤ さいていっ……❤」

 ―――絡め取る様に舐めまわされるていき、じんわりと広がる快感にカサンドラはまんこをキュッと締め付けてしまう。

 キスとセックス、気分の悪くなるようなゲスどもに口も舌も犯される感覚なのだけれども、心と理性に反して身体が反応してしまっていた。

 そして、時間をかけたキスで待ち切れなくなったのか、男は唾液の糸を引かせて口を離しズボンを脱いでいく。

 既に十分、それ以上に勃起したチンポを取り出すと、カサンドラの頭に手を当てて、身体を倒させるとフェラをさせようとしていく。

「はぁ……はぁ。たまんねぇな……❤ 俺の番になるまでしゃぶってろよ嬢ちゃん❤」

「っ! っ、ぁ……っ❤ んぁ、ぁむっ❤ れろぉ……じゅるるっ❤(ぅ……臭いがきついのね……❤)」

 ただでさえキスで蕩けてしまっている身体、理性を裏切る肉体の欲望にカサンドラは歯噛みしながらも、逆らうことはしないで受け入れていく。

 前と後ろからのチンポ、しかも前のチンポは包茎で臭いがきつめだった。

 顔をしかめつつも、その臭いにさえ興奮しながらしゃぶりついていく。

 前後で串刺しにされているような状況で、後ろから突かれつつ、段々と口の方も喉を使われるようになっていった。

「じゅっぷ❤ じゅるるっ❤ じゅちゅるる❤ ちゅじゅるるるぅっ❤ んんっ❤」

「ぅお❤ 本当にうめぇなコイツっ❤」

 カサンドラのフェラテクに感心する男。

 大きめのキンタマを揺らしながら包茎チンポを舐めさせて腰を震わせていく、

 そして、まんこを犯す男は彼女の腰をがっしりと掴んでホールドしたまま腰を打ち付けていく。

 小ぶりでピチピチしたお尻に何回も激しくピストンさせていき、その快感にカサンドラが震えていくとチンポがビクついていく。

 そしてそのまま当たり前のように射精していく。

「はぁあ! ぉっ❤ 俺ので、妊娠しろ、よぉっ❤」

「いやっぁ……! んじゅるるっ❤ ちゅじゅるるっ❤ んんっ❤」

 口でチンポをしごきながらの交尾。

 長さ的に奥までは届かないけれど太さで満足しながらカサンドラは興奮気味に腰を揺らしていく。

「っ❤ ぁああ❤ ダメっ……ぃくっ……!」

 何とか我慢していたカサンドラであったけれど、快感の蓄積についに陥落してしまう。

 ただでさえ大量の精子に囲まれて、それを必死にガードしているカサンドラの卵子。

 その卵子が耐えているのはカサンドラが絶頂していないからだということもある。

 しかし、三回目の中出しの予感、チンポの震えにガクッと震えていく。

「よ、っし、出すぞぉっ……!」

「じゅちゅるるるっ❤ ぷはっぁ❤ あっぁ❤ ダメっ❤ いま、ダメっ❤ ああっ❤ 今はっぁ❤」

 チンポをしゃぶっていたカサンドラのまんこへと、”どびゅる!”と思い精液が流し込まれていく。

 二人分の精子に囲まれて、受精を強制されている子宮。そこに追加された新たな精液にカサンドラは腰をビクンと跳ね上げさせ―――。

「ひぅっ❤ ぃ……ぃっ❤ イクぅううぅうう❤❤」

 ―――中出しの快感に声をあげて絶頂していく。

 そして、犯していた男が精液を吐き出すとみんなが投影されたカサンドラの子宮内を見守る。

 三人分の精子に取り囲まれることになったカサンドラの卵子、もはやどれが誰の精子かもわからない状態。

 大量の、本当に大量の精子、後一歩で受精させられずにいたけれど―――。

 ”つぷんっ”

「お……」

「あ……」

「いった?」

 ―――カサンドラの絶頂でガードの緩んだ卵子に一匹の精子が飛び込んだ。

 目の前で自分が受精する瞬間をまじまじとみたカサンドラは目を見開いていく。

「あ……っ! ああ……あ……(嘘……受精? 妊娠……?)」

 しかし、そんな本人の驚きを他所に、カサンドラの卵子は精子を取り込み、受精した事実は変わらない。。

 盗賊たちに見られていく中での受精、そして彼女は口の中に粘っこい、最初の二人よりも濃い精液を吐き出されてそれをゴクリと飲んで、小さめのゲップを吐いていた。

 「けっぷ❤」と可愛らしい声を出しながら

「お、空いたかぁ? それじゃ、俺ぁ、別に受精に興味もねぇし……ケツ穴で交尾させてもらう、ぞっとぉ❤」

「はぁ、はぁ……へっ!? あ、も、もうっ? 休憩、休ませっ……! んおぉお❤ ふとっ❤ おほぉおお❤」

 自分の卵子が受精する姿を見ながら、飲み込んだ精液の濃さに身体を悶えさせていると、次の男が直ぐにやってくる。

 盗賊は20人以上いるんだからそれも当たり前とも言えた。

 次の男のモノは一見普通だけれども亀頭だけが太めの珍しいタイプだった。

 それをアナルに入れられると、太いのは亀頭だけなので最初広げられてその後が細いというか普通なので、”ずるん!”と飲み込むような勢いで挿入される。

 その刺激にカサンドラはザーメン臭い息を吐きながら―――。

「ほぉおっ❤ ぉおおっ❤ これっ❤ さっきのとはまた違って❤ しゅごぃぃ❤ ぅほぉおお❤」

 ―――下品な叫び声と合わせて、チン比べを命令されてないのにしだしていた。

 どんどん興奮する身体に、カサンドラは酔ってしまっているようだった。

 彼女は「これは盗賊たちに従ってふりしてるだけ、何よりも媚薬のせい!」と内心で言い訳しながらもアナルを犯すチンポに声をあげていく。

「はぁ❤ はぁあ❤ 先っぽ太くて❤ アナルで一気食いしちゃったっ❤ おほっぉおお❤ うほっ❤ げふぅうっ❤」

「うへ、ザーメンゲップまでしてるぜ、こいつ❤」

 濃ゆい精液を飲んだ残りゲップをアナルを犯されながら発してしまうカサンドラ。

 そんなお下品な姿を見ながら村人たちはチンポを扱いてジョッキに射精を繰り返していた。

 カサンドラの淫蕩にふける姿に口にしないまでも「ビッチ」や「ヤリマン」と内心で罵倒しながらオナニーをして、どんどん精液をジョッキに溜め込んでいた。

 そんな風にオカズにされていることにも興奮しながらカサンドラはアナルを激しく出入りするチンポに感じまくっていく。

 アナル慣れしたカサンドラだけれども咥え込みやすいチンポの刺激に激しく、淫らしい声で喘いでいた。

「はぁぁ❤ んほっぉ❤ ほぉおおっ❤ ふかぁくまでぇええ❤ ひぃいいん❤ おっぉ゛❤」

 太めの亀頭が奥まで入り込んでくる刺激に腰が抜けそうになっていくカサンドラ。

 そのまま男はカサンドラの鍛えられ、くびれた腰を掴んでケツに打ち付けていく。

 激しく、”パンパン❤”と肉感的な音を響かせて、汗を飛び散らさせながら激しさを増していた。

「はっ! こんなにケツの穴使い込みやがってよっ❤ チンポ突っ込まれるのが好きで仕方ないんだろ、ああ?」

「おほっぉおっ❤ ち、がっ❤ 違ぉぉおおっ❤」

 激しくほじくられるように犯されるアナルは、既に汁で濡れ切っていた、普通のまんこ以上の敏感さを見せていた。

 カサンドラはアナル好きなことを必死に否定するも、その言葉の嘘はランプが青い灯りで否定していた。

 アナル好きだという、ある種の変態的な趣味さえも盗賊たちにバラされてしまいながら、彼女は否定したくても出来ないほどに感じてしまっていた。

「違わねぇよ! 普通ならケツの穴はクソする穴なんだからよぉ❤」

 男はむっちりとした形の良い尻に腰を激しく打ち付けていく。

 そして、アナルが非常に使い込まれていることについて罵倒を繰り返していた。

 「チンポを突っ込まれるのが好きで仕方ない」それは誤解でありながらも、旅を続けるうえで避妊の為にアナルの開発がされていたのもまた事実。

 本来ならば排泄にしか使われない穴を性処理に使われている事実を周囲の盗賊たちからも笑われていく。

「ふぐぅうっ❤」

 笑われる羞恥と恥ずかしさに身を悶えさせると、その身体の動きによってチンポを気持ち良く締め付けていくことになる。

「っ❤ 良い締め付けしやがって……! よぉっしぃっ❤ ケツマンコにっ❤ 一発、っ!」

「んぁああ❤ あっ❤ ぃっ! はああ❤ んほぉおっ❤ ぁあぁ❤ お尻、だめっ❤ ほぉ❤ ぉお゛❤  っぁ❤ ぅほぉおおっ❤」

 何とか声を抑えようとするカサンドラだが、追い詰めるようにアナルを激しく犯されていく。

 そして、精液がたっぷりと注ぎ込まれていく。

「ふぃぃい……ケツ穴もいいなこいつ……❤」

「ひぃ……❤ ひぃいいっ❤」

 射精した男が、先端太めのチンポを”ズポっ❤”と引き抜くと、そのままの形でアナルはぽっかりと開いてしまう。

 亀頭が太いが故の光景で、その広がったアナルも一瞬で直ぐに”キュッ❤”と窄まり、その際に精液も漏らしてしまっていた。

「はぁ❤ はぁあ❤ はっぁ……❤ ああっ❤」

 休みない交尾。アナルから引き抜かれたら、次の男が直ぐにやってくる。

「やっと俺の番だな❤ おら、立てよ!」

 ぐったりとしているカサンドラは無理矢理引き起こされると、床に寝た男の上に跨る様に命令された。

 最初の様に騎乗位で腰を振れと、今回はまんこで、ではあるが。

「はぁ……はぁ……っ❤ んんっ❤(反り返っててっ❤ Gスポット、擦ってっ❤)」

 反りが強いチンポ、これもまた普段とは当たる場所が違うが故にカサンドラは快感に腰を震わせながら挿入していく。

 なるべくゆっくりと腰を下ろす姿に、男は「俺のチンポ、そんなに気持ち良いのかぁ?」などと野次っていく。

 それにカサンドラは咄嗟に、「ぜんっぜん!」と首を振るのだが、直ぐに自分の失態に気が付いてしまった。

 盗賊たちの視線はランプに向かっていて、そのランプは『嘘』を示す青を煌々と灯していた。

「良かったなぁ聖女様にチンポ気に入られてんじゃなねぇか!」

「本当にとんでもない淫乱だよなか、こいつ❤」

 気持ち良いという本音を暴露された結果になったカサンドラは、笑われ、真っ赤な顔のまま無言で腰を振っていく。

 亀頭が上手いことGスポットをこするような形の刺激に彼女は小ぶりなお尻を振るわて髪を振り乱していく。

「あっぁ❤ んっ❤ ……ぁあっ❤」

 声を我慢しようとしても気持ち良いとどうしても漏れてしまう。

 快感に悶えて腰をくねらせるカサンドラにまた男は質問した。

「どぉだぁ? 気持ち良いかぁ?」

「っ!!」

 ニヤニヤ笑いながらランプをチラッと見る盗賊。

 周りの男たちも「カサンドラちゃん素直になれよ?」「ビッチ聖女さまはチンポ好きだもんなぁ?」などと野次って行く。

 その最低な野次の中でカサンドラは小さく深呼吸をしたら腰を振りながら「気持ち良い、わよ……!」と吐き捨てた。

 ランプの灯りに変化は無くて、それはカサンドラの言葉が真実であるという証明だった。

 それにまた大きな笑いが起きていく。

 嘘をついても笑われて、本音で語っても笑われる。

 そんな状況にカサンドラは歯を食いしばりながら腰を振っていく。

「っ❤ んっぁ❤ んんっ❤(足腰立たなくなるまで絞ってやる……!)」

 そんなことを思いながら、鍛えた下半身を連動させてがに股で腰振りをしていく。

 激しく上下に腰を動かして、更に腰をくねらせ、回すような動きをしてみせる。

 かなりの熟練娼婦のセックステクニックにさっきまで余裕を見せて野次っていた男も「ぉっ❤ おおっぉっ!」と焦りの声をあげていく。

 そして、カサンドラが絶頂するよりも先に限界を迎えて射精いく。

 あふれ出た精液、その行方にまた男たちはカサンドラの子宮の中身の映像を楽しんでいく。

 残り2つの卵子を受精させるのは誰だとワクワクして、見世物として扱っていた。

 カサンドラは卵子が精子に嬲り者にされる感覚を直に味わって、そこでも感じてしまい絶頂までしていた。

 そして、チンポをがに股で引き抜くと、抜く際にもGスポットを擦られて情けなく感じた声を漏らしてしまっていた。

 既にカサンドラの足はがくがくと震えているけれど、まだ一回射精しただけの男でも半分にもいっていない。

 まだまだ本番はこれからという状況に彼女はゴクリと震えていく。

 それと同時に彼女自身の興奮も高まってきていた。

「っ……(媚薬のせいもある、わね……❤)」

 彼女の判断では自分がここまで興奮してしまっているのは、媚薬のお香。

 薬に翻弄されていると自覚する彼女は、「下手に逆らうよりかは従った方が危険がないのは確か」と改めて認識していく。

 盗賊たちは抵抗すればするほど押し付けてくるものだと理解しているカサンドラ。

 あくまでも『演技』として盗賊たちの言いなりになっていた方が相手を油断させられる、そう判断した彼女は―――。

「はぁ……❤ はぁあ……❤ 次はどっちに、するの?」

 ―――四つん這いになりお尻を向けると片手でお尻を広げて、片手でおまんこを広げて見せた。

 広げると中に溜まっていた精液が漏れ出てきて実に淫靡な光景になっていた。

 そのカサンドラからの誘惑に盗賊たちは当然興奮する。

 乗り気になってきた美少女のエロさに逆らう気もなく、次の男が迫っていく。

「ツラぁ見ながらケツの穴犯してやんよ❤ 嬉しいだろ?」

「…………❤」

 アナルを犯されると聞いてカサンドラは無言のまま小さく頷く。

 その返答にランプの色は変わらない、つまりは嘘ではなく本心からの言葉だということだ。

 本心からアナルを犯されることをねだっているというカサンドラに興奮しながら、男は正常位で挿入していく。

 ザーメンをローション代わりに奥まで挿入すると、腰を振っていく。

「おら、ケツ穴良いか? ケツの穴に精液欲しいんか? 欲しいなら欲しいって言え❤」

 腰を振りながらカサンドラにおねだりをさせようとしていく。

 その誘いに内心では「仕方ないから付き合ってあげるわ」くらいの気持ちでカサンドラは答えていくのだが―――。

「お゛❤ おほっ❤ いいっ❤ アナルっ❤ ケツ穴ぃいっ❤ ザーメン❤ 精液だひ、てっ❤ ケツの穴ザーメンで満たして❤ たっぷたぷに❤ おほぉ❤ ぅほぉお゛っ❤」

 ―――だらしない顔で感じながらどんどん自発的におねだりをしていた。

 どんどん乗っていくカサンドラに、盗賊たちはチンポを固くしていくし、村人たちも激しくオナニーしていく。

 精液の臭いが満ちていくようなそこで、アナルを犯す男は腰の振りを速めていく。

「しっかり! ケツ穴締めて、おけよっぉ❤ お前のケツの穴はチンポしごく穴なんだからなぁ❤」

「わ、かったからぁっ❤ 締めるっ❤ ぉほっ❤ チンポの為にっ❤ ケツの穴っ❤ しめっ❤ んんぉおおぉ❤」

 白目剥きそうになるようなはしたない顔で喘いでいくカサンドラ。

 チンポの為にアナルを締め付けるとまで宣言していたが、その際にもランプの色は変わらずに、それは半ば彼女の本心となっていった。

 そのまま男がアナルに射精して、引き抜いたチンポを口元に持っていくと自分のアナルに入っていたそれさえもあっさりと舐めていく。

 その姿に「こんな淫乱中々見たことねぇぞ?」や「どんでもねぇビッチもいたもんだな」などと罵倒が飛ぶ。

「じゅるるるっ❤ ちゅぱっ…………っ。媚薬で、人をおかしくさせといて酷い言い草ね……」

 流石に我慢しきれなかったのはカサンドラは小さく反論をした。

 自分がこんな風に感じているのは媚薬のせいだ、と。

 本来の自分はこうではないという主張だった。

 それに対して盗賊たちは「あ~、そんなことも言ってたっけ」と思い出したようなリアクションを見せていた。

「?」

 そのリアクションを不思議に思いつつ、何か不安な気持ちになるカサンドラ。

 そして、盗賊の一人が「ランプよーく見とけよ?」と告げてから口を開いた。

「媚薬のお香とか言ってたけど、あれ、ただの甘ったるい匂いのする香ってだけだからな? 行商人から奪った荷物に入ってただけなんだよ」

「……………………うそ」

 告げられた言葉にカサンドラは目を見開く。

 そしてすぐにランプを見るも、ランプの色は変わらないつまり『嘘』をついていない。

 それはつまり―――。

「お前は、媚薬も何もなくただただチンポ欲しさに発情してただけだっつの❤」

 ―――ということになる。

 あまりのことにカサンドラは固まってしまう。

 あんなに気持ち良さに感じまくっていたのは全て媚薬ではなく、自分の身体が淫乱だっただけ、そんな事実をいきなり受け入れるには無理があった。

 そしてカサンドラが何かを言おうとする前に盗賊の一人はお香が乗っていた器を手に持って見せた。

「火の付け方が甘くてとっくに消えてるしな」

「な……!? あ…………」

 そこにはロクに燃えずに鎮火したお香があった。

 まだ微かに匂いは残っているけれど、媚薬だったとしてもこれで効果があるとも思えない状態だった。

 カサンドラがただただ固まってしまい。喘ぎ、おねだりまでした自分を強く恥じていく。

 村人たちの方を見ることも出来ないほどの恥だった。

「ま、これでわかったろお前はただの淫乱だってなぁ?」

 嘲笑う声に肩を震わせるカサンドラだったが、そこに―――。

「ビッチちゃんよぉ、喉かわいたろ? これでも飲むか?」

「は? ……ぁ……!」

 ―――差し出されたのはジョッキ。

 混乱というか、自分で勝手に発情してしまっていた恥に頭がクラクラしてしまっていたカサンドラ。

 恥に震えつつも少しでも休憩が出来るならとそれを手に取って、中身が『飲み物』ではないことに気が付いた。

 それは先ほど村人たちに射精をさせていたジョッキ。

 大量の精液が注ぎ込まれたものだった。

 それを渡されて「これを飲むの?」と絶望的な表情を見せるカサンドラ。

「ぐひひひ❤ もちろん飲めるよなぁ? あいつらがビッチちゃんの為に集めたもんだからなぁ?」

「おいおいおい、無理強いは良くないだろ? もし迷惑なら言えよ聖女ちゃんよ❤ あいつら俺が殴っとくから」

「女の子に嫌がらせはいけねぇからなぁ?」

 カサンドラの顔を見て最低な笑みを浮かべた盗賊たちは遠回しに「飲まないなら村人を殴る」と告げていく。

 その卑劣な取引に、カサンドラは震えながらもそのジョッキを持ち上げる。

「ぁ、ありがとう、わ、私、これ……好き、なの……❤(どうせ、私はとんでもない淫乱って思われてるんだしこれくらい!)」

 盗賊たちはもちろん、村人たちにも媚薬なんてないのに自分からセックスをおねだりする淫乱だと思われているのだからと覚悟を決めた。

 迷惑なんかじゃない、だから村人に危害を加えないで、どんな意思を込めて笑顔を浮かべた。

 それに盗賊たちは「流石ヤリマン!」「クソビッチ聖女は違うな」などと嘲笑っていく。

 その嘲笑の中で、カサンドラはたっぷりとしたジョッキに口をつけてゆっくり傾けていく。

 どろっと濃いめ、しかし盗賊たちのものよりかは薄く、垂れてくるそれを―――。

「んっ❤ んんっ! んっ❤ ごくごくごくっ❤ ごっきゅごくっ❤ んんんっ! ごくっ❤ んぐっ❤ ごっきゅごきゅっ❤❤」

 ―――躊躇うことなく一気の飲み干していく。

 喉を鳴らして、一滴も零すことなくザーメンジョッキを飲み干すと―――。

「ぷはぁあああ…………ふぅう……!」

 ―――震えながらも笑顔を浮かべて、青い顔をしていく。

 精液のジョッキのみなんて行為に気持ち悪くなりかけているカサンドラ、何か言わないと、と口を開こうとした瞬間。

「ぐぇぇぇえぇぇぇえっぷっ❤ げふぅぅぅぅぃぃいいい❤❤❤ っっぁぁああ~~~❤」

 最低の重低音を響かせてゲップをかましてしまっていた。

 最初のザーメンゲップなんかよりも遥かに大きくて重い音。

 凄まじいザーメンゲップに全員が硬直して、そして爆笑に繋がる。

 笑いに笑われたカサンドラは、顔を真っ赤にしていく。

 ゲップ癖がついてしまっていることを恥じつつも。閉じた口から「けぷ」と小さなザーメンゲップを漏らしていた。

 大量の精液を飲み干したカサンドラに笑いながら盗賊は「あいつらの生搾りザーメンは美味いか?」などと聞いていく。

 チラチラと魔法のランプを皆が見ているの見てカサンドラは素直に―――。

「……っ! そう、ね……少し薄くて、でも、それが飲みやすくて美味しいわね❤ ごくごく飲めて、すっごく興奮したわ❤」

 ―――なんて笑顔で返事をしていた。

 それを盗賊たちが「流石ビッチ聖女」などと笑う前に少し意地悪な笑みをカサンドラは浮かべた。

「あんたたちの精液はドロドロで腐ってるみたいで飲めたもんじゃないわ❤」

 と、挑発するように告げていった。

 その発言含めて魔法のランプに色の変化は無し。

 つまり、村人たちのザーメンが美味しかったのも、盗賊たちのがまずいのも本音だ。

 ぶつけられた本音に盗賊たちのプライドも傷つけられる。

 笑いながらも怒りを滲ませると盗賊は「一人づつだと埒があかねぇな」と言って二人でカサンドラを挟んでいく。

 それはある種の脅しであり、壊すという合図でもあった。

 生意気を言ったクソビッチを二穴犯してぶっ壊すという威嚇。

 それにカサンドラはスルーして「したいならすれば?」とでも言うように誘って見せていく。

 まだ精液のゲップを断続的に出していく彼女、カサンドラを床の上で仰向けで寝た男の上に跨らせての騎乗位をさせる。

 そして、盗賊の男はそのままゆっくりと立ち上がっていき、駅弁の体位になる。

「ふぐぅっ❤ んっ! これ、奥までっ❤」

 持ち上げられる形になり、カサンドラのおまんこにチンポが自重で深く挿入されていく。

 さっきまでとは違う場所にあたる感覚に彼女は足をピクピクと震わせて荒い息を吐いてしまう。

「はぁぁ! はぁあ❤ ぁあんっ❤ んん……❤」

 深く入り込むチンポの快感に震えるカサンドラ、そのアナルへともう一人がチンポを押し当てる。

「こっちも、一緒に気持ち良くさせて、やんよっ……❤」

 まだ慣れない快感に息が荒くなってしまっているカサンドラを追い詰めるアナルへの挿入。

 解されていても敏感で締め付けしっかりしているそこは、深く挿入されるだけでまたはしたない声を漏らしていく。

「はぁあっ! ほっぉ❤ おひっぃ❤ ひっ❤ 長っぁ❤ おぉお゛❤ うほぉぉおおっ❤」

 挿入されたのは、それぞれ盗賊たちの中では一番の長さを誇るチンポ二本。

 それがカサンドラのおまんことアナルを深くまで抉っていく挟み撃ち。

 奥の奥まで入り込んだチンポに精液臭い喘ぎ声をあげていた。

「おらっ! これで受精させて、やっからなぁ!」

「ひぉおっ❤ ぉおお❤ おほっ❤ 受精っ❤ させへっ❤ 長チンポでずんずん受精、させへぇええ❤」

 長いチンポで子宮をゴンゴンを叩くようにピストンされての交尾。

 赤ちゃんを作るための場所を玩具にするような刺激。

 二つの穴を同時に責められる強い快感に、もう美少女台無しの顔をしていた。

 台無しの顔のまま「受精おねだり」していくも魔法のランプに変化は無い。

 また本音で受精をねだるカサンドラ。

 そのアナルもまた激しく、根元までずっぷりと挿入させられて、チンポを扱いていた。

「ほへぇええ❤ おっぉ゛ぉおっぉ゛ぉっほぉ❤」

 もう何を我慢する気もない喘ぎ声をあげて、両方の穴をほじられる度に悲鳴じみた喘ぎ声をあげていく。

 敏感になっているまんことアナル、その二つを責められると、激しすぎる快感にカサンドラはただただ、当たり前のように絶頂してしまっていた。

 快感に悶えて、気持ち良いか聞かれれば即座に―――。

「いひぃい❤ おぉおお゛❤ おほぉおっ❤ ケツまんこめくれりゅぅぅうう❤ ぅほぉおお❤」

 ―――素直に快感の雄たけびをあげていく。

 盗賊の男二人に挟み込まれての玩具扱いのセックス。

 まんことアナルの間の壁が擦られる快感、二つのチンポが与えてくれる気持ち良さに白目を剥きかけながらも声を漏らしていく。

「ほぉお❤ ぉほぉおお❤ おっぉおおお❤ うほぉおおぉっぁぁあ❤ ひほぉおお゛❤ ぁおあおあ❤」

 もはや人間の言葉すら忘れたケダモノのようにカサンドラは叫んでいく。

 綺麗な顔を台無しにするほどの顔を見せながら、二つの穴を深く犯される。

 ゴリゴリと両方の穴を同時に刺激される快感に悲鳴、もはや雄たけびの様な声を漏らして痙攣していた。

「まともに、喋れねぇのか、よっ❤ ほれ、舌出せ❤」

「ほおぉおっぉ゛❤ おほっぉおお❤ んんっ❤ んっ! ちゅじゅるるぅ❤」

 まんこも、アナルも穿られてイクのが止まらなくなってしまっているカサンドラ。

 彼女の精液臭い口に男はキスをしていく。

「れろぉ❤ じゅるるる❤ じゅるっ❤ へっ、キスされて舌絡めてくる聖女がどこにいるんだよ!」

「ちゅじゅるるぅ❤ ほへぇぇっぁ❤ おっ❤ おっぉ゛ぉお❤」

 もう快感に理性まで溶けかかっているカサンドラは、挿入された舌を受け入れるようにしていき、舌と舌とを絡めていく。

 口の中に残る精液の味、息を吐くだけで立ち上る臭いにクラクラしながら、三つの穴を全部犯される快感に震えていた。

「ぷはぁ……! おらっ❤ もっと締め付けろ!」

「ケツの穴も緩めるじゃねぇぞ? ケツマゾ聖女ちゃんよぉ!」

 ”ずっぷずっぽっ❤ ずっぷ❤”

 激しい音を響かせる二人のピストン。

 男二人の身体に挟み込まれて潰されるようにして与えられる快感に―――。

「もっ❤ っぉおお❤ ぉおぉおおお❤ うほぉおおお゛❤ おおおぉおんっ❤」

 ―――最低で下品な声をあげていく。

 まんこからも、アナルからも汁をどんどん漏らしていき、村人に見られていることも忘れて大きな声をあげて喘ぐ。

 唇を離すと、男は大量の精液を飲んで吐く息までザーメン臭い彼女を嘲笑う。

「ザーメン臭ぇ息吐きやがって、よぉっ❤ おらっ! もっと惨めにイキまくれっ❤」

 ”ずっぷぅっ❤”

「ひほぉおぉお゛❤ うほっぉっぉおお❤ おっおおおっ❤❤(脳みそっ❤ 焼き切れるっ❤)」

 快感に次ぐ快感にカサンドラの身体は限界に近くなっていた。

 理性のない叫び声をあげていき、痙攣しながらも必死にチンポを締め付けて自分からも身体を揺らして奉仕していく。

 何回も何回もイカされてしまいながらも、カサンドラは必死になって二つの穴を絞めつけていく。

 むしろ、イケばイクほどの強い快感を得てしまっているようでもあった。

「はっぁ! はぁ……っし、そろそろ、出すぞっ!」

「ケツにも、たっぷりくれて、やるっ!」

 カサンドラの使い込まれた名器とも言える両穴の快感に盗賊たちも長くはもたない。

 彼女の細い身体を壊すような勢いで腰を振っていき、そしてそのまま―――。

 ”どびゅぅっ!”

    ”びゅるる! びゅっ!”

「っっっ❤❤❤」

 ―――それぞれの穴にたっぷりの精液が注ぎ込まれていく。

 その快感にカサンドラはビクンと震えて、そして―――。

「ほっぉ゛ぉおおぉお゛❤ おほっ❤ ぅほぉおぉおおおおぉおおお゛っぉ゛❤ お゛っぉぉおお❤❤❤」

 ―――イキ雄たけびをあげて激しく絶頂していった。

 身体をガクガクと震わせての射精。

 メスを犯し、征服する為にそれ。

 たっぷりとした射精、二つの穴を満たす精液にカサンドラはぐったりと息を漏らして「さいこぉ……❤」と幸せそうに感じていた。

 気絶しかけの彼女の視界には投影された子宮、そして二個目の卵子に精子が飛び込んでいく姿だった。

 自分自身が遺伝子レベルで犯され快感にカサンドラはだらしなく笑みを浮かべていた。

 ―――。

 ――――――。

「ほれ、入れ!」

「は……ぁ❤ ぉっ❤ おほぉ……❤ んぉっぁ❤」

 数時間にも及ぶ連続の行為。

 20人を超える男たちに嬲り者にされたカサンドラは明け方になってようやく檻に戻された。

 休憩すらなく、延々と犯されて全身ザーメン塗れ、交尾の余韻にイキながら子宮に2つの受精卵を抱えた彼女。

 村人たちは逃げ出さないように、何かを隠し持っていないようにと服を全て取り上げられて全裸でそこにいた。

 ボロボロのカサンドラを見て、その胸中に浮かぶのは申し訳なさであった。

 彼女が聖女ではなかった、処女でなかったことで村人たちは「騙された!」という感情を覚えてしまっていたのだ。

 しかし、自分たちを守る為にと盗賊たち全員の相手をして精液まみれになった彼女、そこに聖女だとか違いということは無関係であった。

 そう、カサンドラはその身を挺して村人たちを最初から最後まで守ってくれたのだ。

「本当に一人で俺ら全員の相手するとはなぁ、とんでもねぇビッチだよこいつは❤」

 眠そうな盗賊は嘲笑うかの様に告げると、その場を後にして残されたのは村人とカサンドラ。

 ボロボロの少女を前に村人たちは「ありがとうございます……」「あなたのおかげで私たちは今生きております!」と感謝の言葉を述べていく。

 そして、聖女という言葉に、カサンドラという少女に縋ってしまっていたことを恥じて、改めて自分たちの力で盗賊を倒すことを決意していく。

「こんな女の子がここまでしてくれたんだ……!」

「ああ……今度は俺たちの番だ、せめてカサンドラさんを助けないと……」

 涙ながらに、聖女という幻想ではなく『カサンドラ』に感謝をしていく。

 そして、どうにかカサンドラを助けようと、一応与えられた少量の飲み水を使い彼女の身体から精液を落とそうとしたりしていく。

 大したことも出来ないまでも、カサンドラは最初は余韻で「おほっぁ❤ おっ❤ ぉお❤」と痙攣絶頂を繰り返していたけれど、ゆっくりと寝息を立てるに至った。

 身体が落ち着いてきた証拠に村人たちは安堵していた。

 そして、そこから更に少しした頃にカサンドラは目を覚ました。

「ん……ぁ……あれ? ここ、は…………ひっ?!」

 目を覚ましてカサンドラはまずは目の前に裸の男たちがいることに怯えた。

 それほどまでに20人超えのセックスは強烈だったのだ。

 逃げ出そうとした彼女だったけれど、それが村人たちだと気が付くと一息ついた。

「………………」

 一息ついたのちに、カサンドラは申し訳なさに胸がいっぱいになっていた。

 彼女は自分を責めていた、自分がもっと強ければ村人たちをこんな目に遭わせなかったのに、と。

 それに彼女が謝罪する前に村人たちは―――。

「我々の為に本当にありがとうございました……!」

「申し訳ありませんでした、あなたに頼りきりで……!」

 ―――深々と頭を下げての感謝と謝罪をしてきた。

 カサンドラは慌てて「頭を下げないで! 私が勝手にやって、勝手に聖女名乗っちゃっただけなんだから!」と村人たちに顔をあげさせた。

 どんな罵倒でも受け入れる覚悟でいた彼女からしたら予想外の彼らの行動に胸を打たれた形となった。

 そして、その後村人たちが勃起していることに気がついた。

 自分の身体のせいで彼らが勃起している、しかし気絶しかけても犯してきた盗賊たちと違い献身的に看病してくれたということにカサンドラは優しく微笑んだ。

「ね……そんなだと辛い、よね?」

「え……な、なにを?」

 微笑みかけたカサンドラはそっとリボンに手を伸ばした。

 そこには隠し持っていた避妊薬、かつて貴族の相手をした際に貰った高級品で、平民の間に出回っているものよりかは遥かに質が良い。

 ただし、本来は事前に服用するもので、受精を阻止する効果のモノなので、既に受精しているカサンドラにどこまでの効果があるのかは不確かであった。

 それでも、彼女は飲まない選択肢はなかった。

 薬をゴクリと飲み込むと、股を開いて、下腹部に力を込めていく。

「んっ……! ぁ❤ お尻からも出ちゃった……」

 ”ぼびゅるっ❤”

 情けない音がして両方の穴から大量の精液が溢れ出していく。

 全てを出し切ることは出来なかったがある程度は綺麗になったのを確認してカサンドラは改めて村人たちを見つめる。

 彼女の視線を受けつつ、村人たちは生唾を飲んだ。

 広げられたおまんこ、盗賊たちのものを受け入れまくって開いてしまっているその奥にある子宮口。

 そして思い出すのは、彼女の子宮内の映像で浮かんでいた卵子は三つ、結局最後まで三つ目の卵子は受精しなかった。

「…………」

「…………」

「…………」

 村人たちは無意識にゴクリと生唾を飲んでいた。

 カサンドラの子宮に残っている最後の卵子、かつ避妊薬を飲んだ後である以上確率は下がる。

 それでも、自分たちも彼女を受精させたいという欲望が溢れてしまっていて、チンポがビクビク震えていく。

 そのやる気満々のチンポを見てカサンドラは優しく微笑んだ。

「全部、私が受け止めてあげる……❤ スッキリしてからまた頑張ろ?」

 そう誘ったのだった。

 村人たちは躊躇いは一瞬だけ。

 極上の美少女であり、ずっと何時間も犯される姿を見ていて「自分たちも」などと思っていた相手からの誘惑に逆らえるはずもなく、その身に手を伸ばしていくのだった。

 ―――。

 ――――――。

「ん……❤ あっぁ❤ は……❤ あっ❤」

「聖女さ、あ、すみません、カサンドラ、さんっ……」

 あれから少しして、精液で汚れたカサンドラは牢の中で村人たちとの行為を楽しんでいた。

 盗賊たちは全員が寝てしまっているようで見張りもいないような状況故に、カサンドラたちは今の時間を楽しんでいた。 

 村人たちは非常に綺麗な美少女相手、しかも散々目の前で犯される姿を見ていた相手とのセックスに夢中であり、既に何人もが射精したほどであった。

 もちろん、中出しも行われていて、まんこにもアナルにも口にも新たな精液が注ぎ込まれていた。

 今も村人が、既に精液でドロドロのまんこへと正常位で挿入して必死に腰を振っていた。

 カサンドラを聖女と呼んでしまったことを謝罪する相手に、彼女は優しく微笑んで、キュッとあそこを絞めつけていく。

「ぅっ……!」

「気にしなくて良いから……❤ もっと好きなだけ犯して? ね❤」

 村人の優しいセックス故に、盗賊にされたときよりも余裕があるカサンドラ。

 チンポのサイズも全員が盗賊以下であり、彼女を追い詰めるほどでもない。

 テクニックもなく、夢中でありつつもカサンドラを傷つけない優しい行為を彼女自身楽しんでいた。

 激しく、ただただ壊されるように犯されるだけでもないセックス、交尾ではなく優しさと愛のあるセックスを楽しむ彼女にまた村人は射精していく。

「ぁ……はぁ……はぁあ……」

「ふふふ❤ たっくさん出たわね? ん、ちゅっ❤ 精液臭くてごめんね❤ と、……次は……?」

 中出しをされて、相手に優しいキスをしたら次の相手を求めていく。

 その声に反応するようにやってきたのは、一番年若い男だった。

 カサンドラを真っ直ぐ見ることも出来ないほどに緊張した彼がモジモジしている。

「あ……もしかして……初めて?」

「っ!!」

 モジモジしっぱなしの男を見て察しがついた彼女はそれを質問していく。

 男は一瞬震えて躊躇いながらも「はい」と答えていた。

 それを聞いたカサンドラは―――。

「こんな……使い込まれた私で、良いの?」

 ―――と確認していく。

 自分のような何人ともネタ女で大切な初めてを捨てて良いのか、と。

 それに対して男は躊躇いなく頷いて、「カサンドラ、さんで童貞卒業できるなんて夢みたいです」とハッキリ答えていた。

 その言葉に応えるように優しく微笑んだカサンドラは、大きく足を広げて精液でドロドロのおまんこも指で左右に広げた。

「それじゃあ……あなたの童貞…………❤ 私にちょうだい?」

「っ! は……はぃっ!」

 エロすぎる、下品とも言えるアピールに男は興奮しつつ鼻息を荒くしていく。

 そして、皮の被ったチンポを広げられた穴に押し当てていく。

「っく、あ……! んんっ……」

「うん、そこ、そのまま❤ 挿れて? うん……❤ あっ❤」

 緊張に震えながらもチンポを挿入していく。

 カサンドラの使い込まれた名器に”ずるんっ❤”と挿入し、そしてその時に仮性包茎の皮も”ぶりゅんっ❤”と剥かれていく。

 その快感に男は震えながら、カサンドラに体重をかけるようにして、精液塗れの彼女に密着して荒い息を吐いていく。

「はぁぁ! はぁ……はぁあ!」

「っ❤ 童貞卒業……おめでとう❤ ん❤ 好きに動いて、ね?」

 耳元で囁かれたカサンドラの言葉にゾクリと身体を震わせながら、男はぎこちなく腰を振っていく。

 その、ある意味一人前の男になって彼の姿を、聖女に相応しい微笑みでカサンドラは見つめていた。

 優しい視線を浴びせながら、腰を振る男に―――。

「ぁ❤ んっぁ❤ ぁん❤ うん、上手、だよっ❤」

 ―――と優しく声をかけていくのだった。

 男も夢中になって腰を振っていく。

 カサンドラを感じさせたいというよりかは、興奮のままに暴走した勢いでの腰振りだったが、彼女からしたらまだまだ物足りないもの。

 それを受け入れながらカサンドラは優しく男の身体を抱きしめていく。

 射精した後も、しっかりと密着して「ありがとう❤ 気持ち良かった……❤」と囁いていくのだった。

 そして、村人たちがそれぞれ3回づつは出した頃に一人、また一人と寝息を立てていった。

 カサンドラは壁に背を預ける形で座り、乱れた髪を撫でつけると反対の手で子宮を撫でて、そっと自分も目を閉じた。

 全員が寝静まった頃、ドクターが設置した鏡のマジックアイテムが一瞬だけ起動してカサンドラの子宮を映し出す。

 そこには、三つの受精卵が浮かんでいたのだった。

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