音声作品台本.トラック2(聖騎士とぱふぱふ抱きしめ合い太ももコキ) (Pixiv Fanbox)
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……止まれ。
ここまでの馬車の護衛、ご苦労だった。
ここから先は、私が直々に、護衛を務めさせていただこう。
……失礼、馬車へと上がるが、よろしいか?
……ありがとう。
念の為の確認にはなるが、貴方がアルテミスが招いた人物……で、合っているな?
……ああ、そうだろうな。一目見れば、理解できる。
貴方は、確かに、女神の夫に相応しい人物だ。
では、まずは……ここまでご足労いただいたことを、心から感謝したい。
私は今日から、貴方の専属の騎士として、常に貴方を守護し、貴方へ奉仕する者。
戦の女神の依り代、そしてこの世で唯一、聖騎士を名乗ることを許された、神の剣そのもの。
名を、フェイルノートと申す。
お初にお目にかかる。よろしく。
……ああ、そうだ。
私もまた、女神の血を引く……貴方の、終生の伴侶となる者だ。
貴方の子種を受け入れ、次の代の女神を孕む。それが、私に課せられた、使命だ。
そして、同時に……貴方にも、同じことが言えよう。
貴方が、私に対して何を思おうが、必ずその子種を私に注ぎ、確実に孕ませていただく。
……その役目を果たすことができるのは、この世に貴方しか居ないとはいえ、そんな無理を押し付けてしまい、申し訳ないな。
連絡も突然で、貴方がここに連れられたのも、半ば拉致のような形になってしまったと聞く。
……女神の名を借りて、ここで一度、貴方には謝罪をせねばなるまい。
すまない。貴方には、貴方自身の暮らしがあっただろうに……。
……うん?どうした、何を縮こまっている?
……女神に頭を下げさせるなど、あってはならない、と?
……何を言うかと思えば。
確かに、貴方が昨日までのように、何の力も立場もない、ごく普通の一般人だったのなら、その言葉にも頷こう。
私は、戦の女神より絶対的な武力を与えられた、聖騎士だ。
世界を統べる聖女すらも、この絶対的な力をもってすれば、一刀の下に切り伏せることができる。
万が一のことがあれば、私はあの聖女が相手であろうとも、この世で唯一対等に、私は立ち向かうことができるだろう。
……この世界は、あえて言葉にするのであれば、聖女であるアルテミスと、聖騎士である私の、その二人をヒエラルキーの頂点として成り立っているのだ。
そして、そんな私でさえも。
……貴方にだけは、逆らうことはできない。
むしろ、女神である我々こそ、本来なら首を垂れて、貴方に感謝と忠誠を誓うべきなのだ。
きっと、アルテミスも話したことだろうが……貴方は、この国家において、なくてはならない、最上級の来賓。
どんな宝玉よりも、恭しく扱うべき存在と言えよう。
何故ならば……女神の力なくして、この世界は回らない。
つまり、この世で唯一、次代の女神を作ることができる貴方は、三柱の女神の誰よりも、尊重されるべきお方であることは明白だ。
それでもまだ、私の言葉に納得できないと言うのであれば……失礼、お手を拝借したい。
このまま馬車を出て、宮殿を少し、案内して差し上げよう。
そうすれば、我々が話した事の意味も、少しは理解していただけるだろう。
……こちらへ。
……如何だろうか。
私の趣味ではないが……それでも、実に荘厳で煌びやかな城門だ。
これも、貴方のためのもの。
貴方へ万が一にも危害が加わらないよう、外敵を寄せ付けない厳重さと、絢爛な豪華さを両立したものだ。
最も……私が一人居れば、世界中の全ての人類を敵に回したとしても、貴方には傷一つたりとも付けず、完璧に守り切ることができるのだが。
……とにかく。中へ、入ろうか。
城門、開け!
……どうした、腰が抜けてしまいそうか?
無理もない。披露宴ができるほど巨大なロビーには、天井一面に金箔張りの細工が施されていて……。
両脇には、これまた巨大な螺旋階段。
あの先には、貴方が妻や女中を侍らせながら入るための大浴場や、貴方の体の疲労を取ってくれるためのエステ、もちろん食堂だってある。
……どれもこれも、貴方の機嫌を損ねないように、ここで快適にハーレム生活を送っていただくための、言うなれば献上品。
……分かるか?この巨大な宮殿は、女神のために作られたものではない。
貴方に対して、この世の贅沢の限りを尽くさせる代わりに、三人の女神を孕ませてくださいと、そう懇願して、媚を売るための施設。
どんな願いでも、どんな欲望も叶えますから、どうか女神を捨てて出ていく事だけはご勘弁くださいと、世界の頂点である女神が、土下座をするかのように貴方に貢いでいる、それがこの宮殿だ。
……そう受け取っていただいて、構わない。
無論、宮殿そのものだけでなく、ここに住む者たちだって、そうだ。
この廊下ですれ違う、侍女や騎士、シスターに魔法使い……。
その誰もが、この国で最上級の才女にして、極上の美女だ。
……彼女たちがここで暮らしているのも、あくまで、貴方のためだ。
……ふむ、息が荒くなったな。
では……ここを真っすぐに進めば、寝室だ。
もちろん、この寝室だって……。
……貴方へ献上するため作られた、その最たるもの。
例えるならば、この部屋は、貴方の支配する、王国だ。
絶対的な権力を手に、女を侍らせ、好き勝手に食い散らかすための、玉座……。
さあ……この、巨大な天蓋ベッドに、寝ころぶといい。
……動くのも億劫になるほど、ふかふかで極上の寝心地だろう?
当然だ。これは本来、女神への献上品。
世界でも片手で数えられるほどの人間しか味わうことのできない、特注品のベッドなのだからな……。
ゆっくりと、堪能してくれ。
……とはいえ、キングサイズという言葉すら足りないほどに巨大な、そのベッドに一人寝ころぶのは、体が余って落ち着かないか?
それも、仕方のないことだ。
本来、そのベッドは、寝床などではなく……貴方が毎晩のように、好ましく思った女性を連れ込み。
好きなように抱き着き、まさぐり、種を付ける……。
そうして、性交を行うための、下敷きに過ぎないのだからな。
……そうだ。何度も言うが、この宮殿の全ては、貴方がなるだけ気持ちよく、そして負担なく、女を孕ませるためにある。
貴方自身に課せられた、その使命を、果たしやすいように。
……しかし、そうだな。
使命というものは、どれだけ理不尽であろうと、守らなければならない。
理屈の上では、そう理解してはいるものの……感情として、それが受け入れられるかといえば、また別なのだろうな。
貴方も、そう思うだろう?
……いや、独り言だ。忘れてくれ。
……む、あ、いや、それは違う。
何も私は、貴方と性行為をすることを、嫌がっている訳ではないんだ。
誤解、させてしまったか。
ただ……貴方の方が。
役目とはいえ、私などと交尾をするというのは、少々酷なことだと、そう思ったのだ。
……言っている意味が分からない、という事はないだろう。
私はあくまで、今まで騎士として、誰かを守るための武力を磨き続けてきた女だ。
だが、だからこそ……女性としての魅力には、やはり乏しいと言わざるを得ないだろう。
顔立ちだって、整ってはいるが、可愛らしい方ではない。
中性的、と言えば聞こえはいいが、こういう顔形は、男性よりかは女性の方が好むものだろう。
実際、白馬の騎士だの何だのと言って、女性からはよく黄色い声を浴びるし、恋文を貰ったことも一度や二度ではない。
それに……体つきも、アルテミスのように女性的ではないからな。
しかし、そのくせ……胸と尻だけは、やたらと豊満に育ってしまった。
同じ騎士団の女たちからは、理想的な肉体だの、完璧なプロポーションだのと、持て囃されることも多いが……男である貴方から、それもアルテミスの身体を味わった後に見れば、きっと不格好に映るだろう。
……少し、待ってくれ。鎧を脱いで見せよう。
ん、しょ……。
……ふう。どう、だろうか。
見られて恥ずかしいような、だらしのない身体ではないのだが……いかんせん、筋肉が付いてしまっているからな……。
腰も腹も、くびれていると言えば聞こえはいいが、無駄な肉が一つもなく、腹筋も割れてしまっている。
それに、やはり……胸が、な。
……いつも苛酷な鍛錬を積む故に、食事量は確かに多いとは思うが、毎日空になるまでエネルギーは消費しているから、脂肪がつく余地など残らないはずなんだがな……。
しかし、結果的には、こんなに不自然な体つきになってしまった。
バストサイズは……104センチ。
ヒップは102センチ、だ。
けれど……ウエストは、62センチ。
腹の脂肪は、こんなにも燃焼されて、筋肉もついているというのに、乳だけは牛のように大きくて、何とも不格好だ。
……まあ、メリハリが効いた体型、というのはその通りだろうな。
自慢ではないが、この肉体を芸術品や彫刻のようだと例えられることは、ままある。
女神の加護を受けた身体だ。それも当然のことだな。
しかし、これは……雌らしく、抱き心地がいい女体とは言えないだろう。
痩せた腹には肉がついておらず、そのくせ胸は大玉のメロンほども大きく、アンバランスだ。
しかし、他の二人ほど大きくはなく、この程度のサイズなら、せいぜい貴方の頭を、すっぽり包むのが関の山だな。
乳と尻だけ肥え太り、腰は細く、脚は長く、しなやかに筋肉がついた、女らしくもなく、騎士らしくもない、不格好な体形だ。
せめて、もう少し可愛げのある、無駄な脂肪の一つや二つをつけて、もっと女らしい体型になるか……あるいはもっと割り切って、この不自然に肥った胸や尻の脂肪も、落としてしまうか……。
どちらかに振り切っていれば、もう少し見てくれは良かったかもしれないが。
……そういう訳だ、貴方も、私に気を遣うことはないぞ。
こんな身体では、勃つものも勃たんだろう。
いつかは、私を孕ませてはもらうが……それも、気が向いたらで構わない。
私はあくまで騎士だからな、情婦として侍るよりも、貴方の身辺護衛をする方が、性に合っている。
……この宮殿に居る女性は、みな見目麗しく、女性的な体つきをしているだろう。
まずは、そちらと遊んできても、構わないぞ。
女神とまぐわい、その力を取り込んだ肉棒で、また別の女性を孕ませることで、女神の依り代たる我々だけでなく、民草たちにも少しずつ力は継承されてゆく。
貴方がそこらの女性と性交するのも、立派な仕事なのだからな。
…………。
……どうした。行かないのか?
……え、私は奉仕してくれないのか、と?
無論、可能ではあるぞ。
私などが、貴方に寵愛をいただけるのであれば、貴方のどんな命令にでも従順に従い、貴方のどんな欲望も叶えて差し上げたい、とは……思っては、いる。
だが……その上で、貴方が私を選ぶかと言えば、それは別の話だ。
そう、だったの、だが……え、と、どうして貴方は、そんなに物欲しげな目で、私を見ているのだろうか。
もし、私を抱きたいと言うのなら……まあ、それは何というか、こちらとしては願ってもいない、都合のいい事ではあるが……。
その、何度も言うが、気を使わせてしまったのなら、無理をする必要はないぞ。
それでも、どうしても私に種を付けたいというのなら……待っていてくれ、射精補助のために、もっと肉付きのいい女を連れてくるから……って……。
……ど、どうして、そんなに股座をいきり立たせているんだ……?
わ、私の裸でそうなった、のか?
う、む……?にわかには信じがたいが、しかし、その他に貴方を興奮させるものなど、ここにはないのも事実だ……。
そ、それならば、私としても都合がいい故、貴方に従うが……。
え、と……すまない。こういった事態は、予想できなかったから、心の準備ができていないんだ。
まずは……あの、どうすれば、よいだろうか。
とりあえずは、貴方の命令に従いたい。
……そ、そうだな。まずは、寝床に、失礼する……。
……う、当たり前だが、ち、近いな。
すまない、殿方とこうして、間近で話すというのは、経験がないんだ。
どうすれば、貴方悦ばせられるのかも、正直に言って、私には分からない。
だから、できればでいいのだが……貴方の欲望を、素直にぶつけてもらえると、助かる。
……うむ、そうだな。私はこうして、横たわっているから……私などの身体でよければ、好きなように扱ってくれ。
……うおっ……!?
……ああいや、問題ない。急に勢いよく抱き着かれて、驚いただけだ。
むしろ、もっと強くしがみついても、構わないぞ。私の身体は、貴方の腕力で苦しみを覚えるほど、ヤワではない。
しかし、それはいいのだが……これは、楽しい、のか?
まさに、文字通り、私の身体にしがみついて、よじ登るように、脚を絡めて……。
鼻息荒く、興奮しているようで、私としてはありがたいが……苦しくは、ないのか?
私の身体は、貴方よりも、ずいぶんと大きな体格をしている。
身長も高く、骨盤も発達している分、貴方の身体をすっぽりと覆うような体勢になってしまっているが……。
……その、頭が完全に、胸に覆われて、呼吸しづらくはないだろうか……?
特に乳房なんて、生のチーズのように柔らかく、もちもちしつつもしっとりと潤っていて、貴方の呼吸器に張り付いてしまうだろう。
……それがいい、というのなら、無論私は、それに従うまでだが。
……あの、その。
いや……えーと。
ついでに聞きたいのだが……乳の谷間は、臭くは、ないか?
まあ……流石は女神の肉体というか、私は体臭自体が特別匂うということはないし、むしろどれだけ汗をかいても、同じ騎士団の人間からは、さわやかな花の匂いがするとしか言われたことがないのだが……。
しかし、乳の谷間の匂いだけは、どうしてだろうか……妙に甘ったるい、砂糖をたっぷり加えた生クリームのような、そんな匂いがこびりついてるんだ……。
特に、汗で蒸れると、その乳臭い香りが、ひどく濃くなってしまうから、今の匂いはひどいものだろう……?
しかも私は、つい先ほどまで、通気性の悪い鎧なんてものを着込んでいた訳だから……かなり、汗をかいてしまっていると思うのだが……。
特に、乳房の間なんて、本当に暑くて、よく蒸れてしまうからな。
脂肪というものは、熱をよく貯めこむ……。乳の裏などは、特に汗だくになるから、その、あまり嗅がない方がいい。
……い、言ったそばから、そんな鼻を鳴らしてっ……。噎せたりしても、知らないぞ……。
……しかし、貴方はずいぶん、必死になって乳肉を嗅ぎまわしているな。
もちもちと、両手で乳房を鷲掴みにしながら、抱き寄せるように自分の頭に密着させて……。
べろべろと、無遠慮に汗まで舐めとるように、舌を這わせたり、ついばむように谷間に吸い付いたり……。
しかも、そんなに大きく深呼吸して……。口の中まで甘ったるくなる、あんな乳臭い匂いを、よくそんなに吸い込めるな……。
肺の中まで、乳肉の匂いがこびりついてしまうんじゃないか……?しばらくは、吐息まで甘くなりそうだな……。
私ですら、自分の下着を洗うとき、甘ったるい匂いがしすぎて、よく辟易とするものなのだが……。
どうして……貴方の勃起は、ますます熱く、固くなっていくんだ……?
これは、興奮してくれている……という解釈で、合っている、よな……?
貴方は……少し、変わった性的嗜好をお持ちなのだな……。
おっぱいの谷間に顔を埋め、甘ったるくてしつこい乳の匂いを嗅ぎ、細い胴に抱き着きながら、太ももの隙間に勃起をねじ込もうと、くねくねと腰を揺する……。
まあ、貴方がその行為を楽しんでくれているなら、こんな身体をしている甲斐があったというものではあるが。
所詮、貴方の頭を、後頭部まで軽く包んであげられる程度の乳肉では、少しボリューム不足かもしれないが……せめて、そうして喜んでくれると、私も騎士として嬉しく思う。
……ん、いや、この胸が小さいなんて、そんなことを思っているわけではないぞ。
ただ……あくまで三人の女神たちの中では、相対的に控えめだというだけだ。
……しかも、その上私は、身長だけは群を抜いて高く、ついでに顔立ちも中性的だ。
あんなに美人な女神たちと比べれば、あまり女らしくはないから、きっと貴方には、好んで夜伽の相手に選ばれることはないだろうと……ついさっきまでは、そう考えていた。
だから……せめて私は、平常時から貴方にとって都合のいい、貴方だけのお抱えの騎士として振舞い、騎士として影ながら貴方を支えようと、そう意気込んでいたのだが……拍子抜け、といったらおかしいかもしれないが、意表を突かれてしまったな。
……ん、そうだ、貴方だけの騎士だ。
貴方を守り、貴方の命令を聞く、貴方の手足。
ちょうど、このように……脱げと言われれば脱ぎ、抱かせろと言われれば抱かせる、絶対服従の存在。
私などを娶ってもらうには、世界の秩序を守る、神の剣としての私を、そっくりそのまま捧げ、付き従うしかないと思ってな。
常に貴方に侍り、貴方を守るだけでなく、どんなに下らない命令にも従う、従者にでもなれば、こんな私でも、貴方の気まぐれにくらいは子種を頂けるかと……そう、考えていた。
だから……これくらいのセクハラは、想定の範囲内どころか、それ以下だ。
むしろ、こんなにも早く、よく身体を許して下さったなと、驚いている。
……ああ。
だから……貴方が望むなら、こんなこと、いつでも命じるがいい。
私を抱きたければ、一言呼べば、いつでも馳せ参じ、貴方に身体をささげよう。
こうして、貴方を抱きながら、乳房で顔を包み、太ももを絡ませ、身体中を密着させるなど、容易いことだ。
むしろ、もっと我がままを言ってくれて、構わない。
騎士というものは、本質的には主人に付き従い、奉仕を行う、侍女やメイドに近しいものだからな……。
……ん?ああ、もちろん。身体など、いくらでも触ればいい。
許可などいらないぞ。元よりこの身は、貴方のものだ。
尻でもなんでも、撫でたければ撫でろ。
……とはいえ、本当に貴方は、遠慮なく触るな。
いや、気に障るなど、そんなことはない。
ただ……なんだか、赤ん坊に甘えられているような気分だと、そう思っただけだ。
……いや、手つきは卑猥そのもので、性欲にまみれたものなのだが。
ん、く……。尻の肌を、孕ませ心地を品定めするようにすり撫でる、こんな手つきが、赤ん坊のものであるはずは、ないのだが。
こう、私を恐れることも、遠慮することもなく、好き放題に身体をまさぐられるというのは……なんだか、甘えられているような気分だ……。
しかし、これがどうにも、言い表しようのない、よい、気持ちになる……。
貴方こそが、騎士としてお仕えすべき主人なのだと、覚えこまされるような……そんな手つき……。
何故だろうか……そんなセクハラじみた手つきが、少しも不愉快ではないどころか、もっとしてほしいと、浅ましく更に求めてしまいそうになる……。
勃起を押し当てられ、盛りのついた犬のように、ぐりぐりと腰を女体に押し付け、性欲を全身でぶつける姿も……何となく、愛らしいな。
原始的な欲求を、私に向けて、こんなに激しく向けてくれるというのも……私が、雌として肯定されているかのようで……少し、嬉しくなる。
無論、貴方は私の伴侶である、という事を加味したうえで、だがな。
……ああ、そうだ、私もまた、貴方の性欲を、肯定する……。
好きに抱き着き、まさぐり、ペニスを押し付けて、我慢汁を腿に塗り付ける……。
そうだな、貴方の行うべき役目を考えれば、私はそんな行為に心から感謝し、誉めて差し上げるべきだろう……。
いい子、いい子……。
……ああ、しかし、まるで、これでは私は、道具だな……。
貴方が好き勝手に抱き着き、ペニスを擦りつけるための、女の形をした抱き枕……。
腰を練りつけ、乳房を吸い、肌をべろべろ嘗め回しても、文句の一つも零さない、都合のいい肉人形のようだ……。
……ああ、もちろん、私は貴方の騎士だからな……。
神に与えられた絶対の武力をもって、貴方を危険から守るという、騎士として本来の役目でなく……細く抱き着きやすい胴にしがみつき、ペニスを押し付け、体温を貪るための、気持ちのいい雌肉の塊としてであっても。
貴方のお役に立てて、私はただ、嬉しい限りだ。
……ん、あ……♡
更に、手つきも腰つきも、遠慮が無くなったな……♡
神の剣である私に、何をしても許されるという安心感で、ストッパーが外れてしまったのか……?♡
ああ、もちろん、構わないぞ……♡
どんなに自分勝手で、相手のことを思いやらない、抱き着きオナニーであろうと、私はただ受け止めるだけだ……♡
太ももを締めて、貴方の顔中を、乳肌でねぶりまわすように、ずりずりと擦りつけて……♡
これではまるで、ナメクジの交尾だな……♡
お互いの体が、溶けて混じりあうような深い抱擁に、快感以外の全てを忘れて、恍惚をひたすら深めてゆく……♡
こんなにも深いハグで、身体を重ねあいながら……私の太ももで、ペニスをずりずりとすり潰されては、腰を跳ねさせて……♡
きっと、気持ちがいいのだな……♡
私などの身体で、そんなに陶酔した表情を、浮かべてくれるのだな……♡
ああ、何だか……私まで、酩酊するような、ふわふわとした気分になる……♡
できればこのまま、貴方と抱き合ったまま、ずっとずっと、過ごしてしまいたくなる……♡
だが……貴方もそろそろ、限界が近そうな、そんな顔をしているな……♡
いいぞ、貴方の好きなときに、貴方の好きなように、射精してくれればいい……♡
私はこうして、ただ貴方を受け入れよう……♡
さ、腰を振って、叩き付けて……♡
貴方の思うがまま、今だけは私のことなど忘れてしまっていいから、イくことだけを考えてくれ……♡
貴方が抱き着いて、レイプしているのは、ただの物言わぬ太ももまんこ……♡
無責任に、快感のまま種付けしても、勝手に孕んだりしない、余計なことも言わない、締め付けたっぷりの、優秀なオナニー道具……♡
だから、どれだけ手酷く犯してもいい……♡
腰をべちんべちんと、痛くなるくらい叩き付けても、構わない……♡
はー……♡はー……♡
イく、イくな……♡もう、すぐにイく……♡
背筋を反らして、口も半開き……♡
脚もぴんと伸ばして、抱き着く力、思いっきり強くして……♡
あ、イく、もうイく、イくイくイくイくっ……♡
ぁ……♡
うわ、あ、すご……♡
ぐびゅ、ぐびゅって、こんな音を立てて、こんなに熱くて粘ついたものを、こんなに大量に……♡
びく、びくって、腰を押し込めて、ペニスを跳ねさせるたびに、まだ精液が飛び出てくる……♡
あ、あ、すっごい蕩け顔……♡気持ちいい、ん、だろうな……♡
はー……♡はー……♡
……収まった、のか……?♡
え、と……とりあえず、お疲れ様、だったな♡
落ち着くまで、もう少しだけ、ハグしていようか……?♡
い、いかんな……♡これは、何故か私の方が、クセになりそうだ……♡
このままでは、貴方を抱きしめたまま、離せなくなりそうで、少し、怖い……♡
……悪いのだが、貴方が落ち着いたのなら、案内をするから、枢機卿のところに挨拶に行ってきてはくれないか……?
この宮殿の隅の、書斎に籠っているはずだから、私が部屋の前まで連れて行こう……♡
……そうして、キリをつけなければ、私の方が少し、昂ってしまっていて、貴方を抱きっぱなしになってしまう……♡
だから、あと十分……いや、五分だけ……♡
もう少しだけ、こうさせてくれ……♡