『現すばDBめぐみん一家編』(無料公開) (Pixiv Fanbox)
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今回はめぐみん一家についてです。こめっこは今後もわりとしっかりでてきます。
▷こめっことめぐみん
現すばのこめっこは4歳児にしてあり、原作より子供っぽくしてあります。これは半分は私の趣味ですが、もう一つはめぐみんをお姉ちゃんにするための措置です。こちらのめぐみんは中二病を卒業していて、原作のめぐみんより落ち着いた性格や雰囲気にしています。中二病卒業の過程は、今後の物語で詳しく描きますが、端的に言えば、まだ一人で何もできないこめっこは、子供のままではいたかっためぐみんの足枷のような存在です。両親が基本家にいないめぐみん家ではこめっこの面倒はめぐみんが見るしかなく、めぐみんの行動を制限するキャラとなっています。原作のこめっこは6歳(もしくは7歳)で、歳の割にとてもしっかりしてますが、あれはめぐみんがこめっこを1人家に残して旅に出るという暴挙を起こしても許される存在でなければいけないからです。普通、そんなちっちゃい子を残して家は出ません。現代ではなお許されません。しかも、こめっこは作中では同い年くらいの友達の存在も描かれていませんので、交友関係もよくわかりません。現代ではめぐみんがいなかったらひとりぼっちかもしれません。幼稚園に預けると言っても限界はあるでしょうし、めぐみんの行動の自由度を上げた方がもう少しカズめぐ系のお話は描きやすいのですが、やはり幼い妹をほっぽりだすわけにはいかないのです。そんな訳で、番外編などで、カズマとめぐみんがどこかでかけるようなシーンではこめっこが大体セットで付いてくるという訳です。
こめっこの言葉に関しては最近少しずつちゃんと会話ができるようになってきたレベルですが、やや片言ぎみです。ただ喋ることが好きなのでずっとなんか喋ってます。ただ、言葉は使えるとはいえ人間というよりはまだ動物感があり、好奇心旺盛で目を離すとすぐどっか行ってしまうので、めぐみんは外ではずっと手を繋いでいます。お留守番はできないわけではないのですが、屏風は穴だらけにされ、ひょいざぶろーが作った売り物の陶器を割りまくったことがあり、1人でのお留守番は禁止されています。
またかなり食いしん坊でことあるごとに食べ物をねだります。お昼ごはんは幼稚園のクラスの男の子たちに少しずつおかずを分けてもらい、最終的に3人分の給食を食べるという技を見出し、最近では何もしなくてもクラスの男の子がこめっこにおかずを分けにくるようになり、すでに魔性の女の子の道を歩みつつあります。
しかも食ったら即寝るという本能のままに生きており、夕飯も食べたあとすぐ寝てしまうのだが、そのせいで夜中に目が覚めてしまい、めぐみんが寝れなくなるという事態がよく起こっています。寝かしつけるのも一筋縄ではいかず、めぐみんはかなり体力を持ってかれます。そのため授業中はよく寝てます。
ゆいゆいは一日中パートに出かけておりひょいざぶろーも仕事でなかなか家にいないので家のことはめぐみんはやっており、当然、食事からお風呂の面倒などこめっこの世話はめぐみんが担当しています。味の好みはなくなんでも食べるため、食事の面倒は楽みたいですが、それ以外のことは年相応にしつけが大変みたいです。しかもめぐみんは早めの反抗期で幼いこめっこに辛くあたってた時期があり、そのせいか今はこめっこに甘く、こめっこのわがままは加速していく一方のようです。
そんな妹がいる以上めぐみんの生活はおおよそこめっこ中心に回ります。基本的にこの世界のカズマとめぐみんはスケジュールが合いません。休日もカズマはバイト。めぐみんは子守。めぐみんはスマホも持ってないし、カズマもめぐみん家の電話番号を知らないので、連絡をとったりもほぼしません。(火事の後アポ無しでめぐみんの家に向かったのはそのためです。)めぐみんがカズマのことを意外となんも知らない(例えばカズマが引きこもってたことやアクアのことなど)のもそのせいです。そのためカズマとの時間は子育てから解放される貴重な時間ともいえます。
続・カズマの1日でずいぶん遅くまでめぐみんは起きて勉強してましたが、あれは両親も出稼ぎに出てしまい、春休みは四六時中こめっこの面倒を見なきゃいけないからです。
かわいい年頃の妹はいるものの、なかなかヘビーな中学生ライフを送っているめぐみんでした。
▷ゆいゆい
実はかなりお気に入りキャラです。自分が学生時代アルバイトでおばさんが多いところで働いてたのでキャラ的にも動かしやすいです。正直、美少女は動かすのがだいぶ難しいので結構気楽に動かせて楽しいです。出稼ぎに出てしまうのでもう出番がほぼなくて悲しい。。。
ひょいざぶろーもですが、原作であまり出番があるキャラではないのでどんなキャラなのかわからないところの方が多いのが正直なところです。ただ、あのめぐみんの母親なので一癖も二癖もある性格だろうとは思いました。原作のめぐみんはカズマを手玉にとるような魔性なところがありますが、あれは母親譲りだと決めつけてかかりました。なのでゆいゆいとめぐみんのやりとりはゆいゆいが主導権を握ります。基本的にはめぐみんに輪をかけて“イイ”性格の持ち主です。
ゆいゆいは朝、めぐみんを送り出し、こめっこを幼稚園へ送ったらパートに出かけてしまい、夜遅くまで帰ってきません。もう少しゆいゆいが家に居れば先程こめっこのところで描いた問題も起こらないのかもしれませんが、子供が2人いて、夫の収入がほぼ見込めない以上、ゆいゆいは人一倍働く必要があります。なんせめぐみんの家は原作ではろくな飯も食えず、こめっこのマントはボロッボロで家も隙間風が吹きそうなほど荒んでます。ひょいざぶろーにちゃんとした収入があればそうはならないと思うので、おそらくひょいざぶろーの稼ぎはほぼないのでしょう。現代でもその背景はあまり変わらないのでゆいゆいは一日中パートで働いてるという訳です。
当然、家の財布はゆいゆいが握っており、めぐみんに必要な分を渡しています。めぐみんはめぐみんでそんな中から節約をして少しずつお小遣いを貯めますが、それもさいごはこめっこの胃袋におさまることが多いみたいです。
めぐみん一家はめぐみんとゆいゆいの連携プレイによって成り立ってます。
ひょいざぶろーはよくわかんないし、需要もないと思うので割愛します。
というわけで久々の現すばDBでした。次回はいつになるかわかりませんが、ダスリンの予定です。