夏休みメイド1(ラフ) (Pixiv Fanbox)
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夏休みに向けてアルバイトを探していた少年が、実は御曹司な友人の実家で住み込みのお手伝いとして雇われることになるも、制服と称してふりふりメイド服を着せられて働くことになる……という感じの漫画。
どのくらいのペースで進むかは不明ですが、明日にペン入れを(できれば下塗りも)済ませ、明後日に仕上げられればいいなと思っています。
ついでなので雑設定。
実は少年が着せられたメイド服には、「このメイドは私のお気に入り(平たく言えばお手付き)だから手出ししないように」という意味があり、襟のリボンの色によって囲っている人の立場が分かるようになっている。具体的には、以下の通り。
・引退した当主:紫
・現在の当主:青
・次期当主(既婚):赤
・令息、令嬢(未婚):黄色
兄弟などで複数いる場合、リボンにラインを入れて区別する。また配偶者(奥様)がメイドを囲う場合には、夫の立場の色を薄くしたものが使われる(現当主の奥様であれば水色)。なお例外的に、婿養子に対してはメイドを囲う権利は認められていない。
基本的に「お手付きメイド」はその本人の専属となり、本人の部屋(といっても複数の部屋があるため、文字通りの同室という意味ではないが)で起居を共にするケースがほとんどである。仕事としてはお茶を入れる、部屋の掃除をするなどの雑事から、主人への取次や、秘書のようなことをすることもある。部屋の外に出ることは少ないため、煽情的なデザインのメイド服であっても問題はない。男性の場合は愛人としての意味合いを含むが、女性の場合は「気心の知れた相手」として身の回りの世話を頼む場合が多い(もちろん例外もある)
この家は服飾デザイナーとして財を成した家柄であり、特に当主たちの場合、「お手付きメイド服」のデザインは囲う本人が行う場合が多い。今回少年が着せられているのも、「坊ちゃま」自らがデザインしたもの。
当主が交替し立場に変動があった場合、「お手付きメイド服」の色もそれに合わせて更新される(例えば「坊ちゃま」が結婚して「若旦那様」になった場合、少年は赤のメイド服を着せられることになる)
ちなみに他のメイドは紺(ベテラン)または黒(新米)のロングワンピースに白のエプロン。リボン無しはフリー、既婚のメイドは黒、未婚でも囲われたくない場合には白のリボンを結ぶ決まりになっている。