AnimeLineart自動着色テスト (Pixiv Fanbox)

「ええ～、アプデったってそんなに変わらんでござろう～？」と思って触ってなかったControlNet1.1触ってみたけど。実装されたAnimeLineartの自動着色が1.0のscribble着色と比較してかなり精度が上がってますね。これはなかなか使い物になってきましたわ。 1.0では細部形状が変化してしまうことが問題だったが、1.1では概ね線画を遵守している。やたら表情の変化が起こることは謎だが。 ただgifの着色例自体はかなりの成功例というか、私が予め色調ベースを作り込んだ上での自動着色なので、ポン出しでイメージ通りのハイクオリティ着色ができるかと言うとそこまで期待は持てない。 真面目に使うとなると思い通りの自動着色をするための素材作りや着色後の細部修正は必要だし、色々試したけどやはりAIが苦手な構図で生成の品質が著しく下がる。 「できることの精度はかなり向上したけど、できないことはそのまま」って感じですね。なのでAI使えそうにないシチュでは相変わらず使えないんだけど、使えるシチュでなら細部修正にかかる手間が半減した感じ。 こうなってくると解像度が制作の障害になる。私のVRAM8GBだと960*1600が限界なので最大解像度はエラー吐いて動かねぇ。やはり将来的なAIイラスト製作界隈は高級GPUでの殴り合い経済バトルになりそうなんじゃ。4070買おうかしら。